地球を/自然を満喫した一日@オーストリア・インスブルック|地球一周旅記DAY47

朝4:30にインスブルック駅に到着し就寝は23:30と、アクティビティの多さもあり19時間フル回転だった一日。
街並み散策や教会見学等はしませんでしたが、ロープウェイにて二つの山に登り、その合間には動物園にも立ち寄り、たっぷりと自然を満喫出来ました。
(2018/10/5)

インスブルック到着〜宿へ

夜行列車にてインスブルックに到着。到着はam4:45でしたが、眠りがそもそも浅かったせいか比較的スッキリと起床。

閑散とする駅構内。

バスまで時間があったので椅子に座り、30分ほど。

バス乗り場に行くと、4123番と、僕が乗りたかった4125番とニアミスした番号のバスが。

出発時間も目的地もあってるけれど、一応不安なのでバスの運転手にこのバスであっているか尋ねる。

すると突然の激昂「時間が無いんだよ!時間が!いいから早く乗れ!!ほら!!」。

いやいや、念のため聞いてるだけなんですけど。。
と思いスマホを見せるも、何かを記入していて全く見向きもしてくれない。

時間が無いと言いながら運転手は一度降車し、コーヒーを購入して戻ってきました。

もう一度尋ねるも、「違う!!!このバスじゃ無い!!前のに乗れ!!(そもそも前にバスは居ない)」とまた、唾を吹っかけるような勢いでまくし立てられ辟易。

「まあ、時間も目的地も一緒だし、この運転手の言ってることは信用できないや」という事でそのまま乗車。

無事に宿近くのバス停には着きましたが、橋が工事中で歩道が無い。

朝5時台から随分痛い目に遭いつつ、6:00頃宿に到着。

もちろんチェックインは出来ないので荷物だけ置き、しばらく休憩。

お腹が減って居いて、朝食が食べられる場所を探すのも面倒だったので€6でホステルにて朝食ビュッフェを。

インスブルック観光

朝食後も少し休んだら、インスブルック観光へ。

インスブルックに関する情報はほとんど持っていなかったんですが、朝の時間を使って検索。

インスブルックカードという観光カードを購入すると良さそうだったので宿にて購入。

まずは一番の観光名所Nordketteに。

Nordkette

インスブルックの街並みを一望できるNordkette。
一望と言ってもタワーや展望塔では無く、山の上から。標高は2000m以上。

バスに乗って旧市街に出て、徒歩でケーブルカー乗り場へ。

遠くに見える小さな小屋が、恐らく最終到達点。

到着。


頂上までは、ケーブルカー、ロープウェイ、ロープウェイと乗り継ぎます。

ケーブルカーに揺られること10分ほどで、ロープウェイへの乗り換えポイントに到着。

ここからでも十分過ぎるくらい良い眺め。

ロープウェイはぎゅうぎゅう詰めで、5分強ぐらい。

到着。

とても綺麗!

放し飼いのヤギ(ヒツジ?)が沢山。


スキー場によくある、子ども用リフト。
夏場はそのまま放置。

カフェテラスもありました。

冬のマップと夏のマップ。

そしてここからさらに上へ。

山肌が岩に。

ここまでも十分綺麗な景色でしたが、これは絶景!!

少し登れそうだったので、散策。


スケールが大きすぎて距離感がおかしな感じに。


街からは見えない山の裏側。
地球に吸い込まれそうな感覚。

頂上(多分)。


頂上を遠くから。

かつてこの山も海の底だったんだ、という説明が。

丘から下る。

カフェがあったので一服を!

1時間半以上滞在し、ようやく下山。

山登りをした経験がほとんどなかったので、こんなに気持ちのいいものだとは思っていませんでした。

この長い旅のハイライトになりそうな体験でした。

ロープウェイとケーブルカーにて動物園へ。

アルペン動物園

インスブルックカードで無料で入れるのと、ケーブルカーの途中にあってアクセスが容易なことからアクセスを決めたアルペン動物園(“Alpenzom”)。

山から旧市街へと下るケーブルカーを途中で降車。


傾斜によって角度の変わるケーブルカー。ハイテク。

駅から見えた可愛らしい一軒家。

動物園まで、人間は4分。

小川が。

動物園に到着。

動物園には1時間ほど滞在しました。
写真にてさーっと。

カエル。

日本ではなかなか見られなそうな、ヤゴの展示。

天然光を上手く使った水族館の展示。

サケ。

魚ごとに餌がわかるパネル。

カワウソですが、

住まいが広いので所在不明。

鳥の展示がとにかく多い。

オオヤマネコ。

牛。


近い。

餌をあげる少年たち。

最後に見たクマが愛くるしかったです。

これにて動物園終了。
坂道が多くて辛かったの以外文句は無し。とても楽しめました!

Patscherkofel

この日は自然を徹底的に味わおうと決めていたので、朝登ったNordketteとは逆の南の山、Patscherkofelへ。

下りロープウェイの最終が17:00という事で時間はあまりありませんでしたが、ともかくもトライ。

まずはケーブルカーで旧市街へ。

そしてJのバスに乗りロープウェイ乗り場へ。

25分ほどで到着。この時点で下り最終の17:00まで1時間弱の16:05。

遠くにはNordketteが微かに見えます。

Nordkettebahnは30人ほど乗れるロープウェイでのまとめて輸送でしたが、こちらは小さなゴンドラでの大量輸送方式。


針葉樹林。

到着、かと思いきや、さらに高くへ。


スキーシーズンに向け、降雪機も準備万端。

到着。

街はNordketteからの眺めに比べてかなり遠くその点では劣りますが、それでも標高は2000m越え。素晴らしい眺望。

Nordketteは観光地感が強かったですが、こちらはスキーリゾートの色がより濃く、よりハイキング向きの場所のようでした。

頂上までは、ロープウェイの終着から片道50分とのこと。

自分としては楽しめましたが、観光に来ただけならばNordketteで十分かな、といった印象でした。

30分弱滞在し、下山。

田舎をゆくバス。

旧市街歩き&夕食ケバブ

旧市街に戻ったのが17:30頃。
全く街歩きをしていなかったので、少しだけ散策。

のびのびした感じがありつつ、綺麗な街並みもあり、新しい街並みもあり。

イン川。

街中で見つけたケバブ店にでドゥナー・ボックスを。

グリューワインにつられて入ったんですが、スタートは次の週からでした。

食事があまりにも偏っていたので、dmで100%ジュースを購入しビタミン補給に。

バスに乗り、

18:00頃ホステルに。チェックイン。

夜 イタリア人マルコとの出会いat宿

チェックインして部屋に入ると、坊主頭にちょび髭(濃い)、身長185cmはありそうないかつい青年が。
しかも僕の番号のベットを占有している。

「これは今晩難所か…?」
と覚悟を決めると、
「他は全部空いてるよ。昨日は一人だったし、一昨日までももう一人青年が泊まってただけだったんだ」
とご丁寧に。

お互い適当な感じに自己紹介は済ませ、ポケモンGOをやってるから、あとで「フレンド」になろうという話をし、いったんシャワーやらロビーでネットやらを。

部屋に戻り、テザリングをして貰ってポケモン「フレンド」に。
ポケモン交換を試したりして、その後は色んなお話を。

彼の名前はマルコ。イタリア人。25歳(には見えない)。
インスブルックでウエイターをしていると言うので「出稼ぎ?訳あり?」とも考えましたが、理由はもっとポジティブなもの。

彼はインスブルックで大学生になることを決め、今はアパート探しをしていると。
なぜ25歳かといえば、高校を出て直ぐに大学には入りたくなかったので、ワーキングホリデーでオーストラリア、エジプト、テネリフェ(スペイン)を渡り歩き、旅行をしていたんだと。

「それってイタリアでは普通なの?」と聞くと、「そんな事はない」とも。

「日本に行くのは棺桶リストの一つで、行くならば数週間じゃなく1年とか住み着いて生活を経験したいんだ」と言っていて、本当にこれは来そうだなと笑

彼の口ぶりからして大学でコンピューターサイエンスを学び、手に職つけて日本に来たいようでした。

その後も漫画の話やら日本語の話やら「イタリアの若者は〜」やら。

彼は仕事で朝早いとのことだったので先に眠り、僕は少しブログを書いてから23:30頃就寝しました。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

4:45 インスブルック中央駅着
5:35 バス乗車
6:00 宿 Jubend Herberge(€26 ×1泊)
8:00 朝食@ホステル(€6)
9:45 宿出発(インスブルックカード購入 €43)
10:25 ケーブルカー(Nordkettenbahnen)
10:40 ロープウェイ
11:10 ロープウェイ2
11:15 頂上(Hafelekar)到着 散策
12:15 コーヒー(€2.8)
13:00 下山開始
13:55 Alpenzoo(動物園)
15:00 退園
15:15 ケーブルカー乗車
15:40 バス乗車
16:05 Patscherkofelbahn乗り場着
16:25 Patscherkffel(頂上)着
16:50 帰路
17:05 下山・バス乗車
17:45 夕食@ケバブ店in旧市街地(€5.5)
18:05 買い物@dm(100%野菜ジュース等 €3.2)
18:25 宿着
23:30 就寝

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