ベルリンのソニービルのクリスマスツリー

言わずもがなの大都会とクラシック音楽・ベルリン(ドイツ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day5>

~5日目 移動・Berlin/ベルリン(ドイツ) 2016/12/26~

5日目はドイツに戻り、首都ベルリンへ。

同月初めにはクリスマスマーケットでのトラックテロ事件があったものの、コンサートのチケットも取ってるし、行かないわけにもいかないので。
この日は、ベルリン・フィルのクリスマスコンサートと、ブランデンブルグ門周辺を徒歩のみでの散策です。

《移動》Amsterdam/アムステルダム(オランダ)→Berlin/ベルリン(ドイツ)

朝から移動。
7:00発の電車に乗らねばで、5:50に目覚ましを掛けたのですが、気付かず。
奇跡的に6:15に目覚めたので、急いで準備をし、6:40に宿を出発。
途中小走りしたりしながらアムステルダム中央駅へ。
到着時には開きっぱなしになって居た改札が閉まっていたのでどうなる事やらと思いましたが、近くの係員さんに、EU railpassの裏面のQRコードを読ませればいい事を教えてもらい入場。
出発2分前に、どうにか乗車。
ドイツ鉄道ICの乗り口
少し落ち着いたところで、それほど車内も混んでなかったので、貴重品だけ持って食堂車へ。
コーヒーと、よく分からん朝食っぽいものを注文。
ドイツ食堂車での朝食
計6.7€(1€=120円→804円[以下同レート計算])と少し高く付きましたが、生まれて初めての食堂車だったのでテンションはだだ上がり。
ICの食堂車

DB(Deutsch Bahn/ドイツ鉄道)のカップがカッコ良かったです。
ドイツ鉄道のカップ

そのあと席に戻って眠っていると、近くの席から、喚き声と座席をもの凄い勢いで叩く音が。
あとになって、酔っ払いやらヤク中やらのおっさんだった事が分かりましたが、DB車内でのテロも以前に起こっていたので、言葉に出来ない恐怖感。
車掌さん方が説得したようで次の駅で降りて行きましたが、なかなかの恐ろしさでした。
それの影響かは分かりませんが、その先の駅では、警察が車内を見回りに入ってきました。

 

そんなこともありながら、Hannover/ハノーファー駅でIC(Inter City)からICE(Inter City Express)に乗り換え。

ハノーファー中央駅の看板
6時間ほど掛けて、13:07の定時にBerlin HBf/ベルリン中央駅に到着。
ベルリン中央駅の看板

ベルリン中央駅はめちゃくちゃ大きいです。
構造が複雑で、20分ほどあっち行ったりこっち行ったり。笑
ベルリン中央駅の構内の様子
宿の最寄りがS-BahnもU-Bahnも通っていたので何を使うか悩んだわけですが、結局はU-Bahn(地下鉄)の55を利用しました。

ベルリンの地下鉄

 

《宿》DJH Jugendherberge Berlin-International

相も変わらずのユースホステル。

ベルリンのユースホステルの外観

一泊朝食込みで17.11€(1€=120円→2053円)。安い。
部屋は2段ベッド2台の4人部屋。
洗面だけ部屋にあり、シャワーとトイレは別。
物凄く大量に部屋があるようでしたが、居心地は良かったです。
全館Wi-Fi完備!を謳ってた割にTwitterの投稿がさっぱり出来ず、文句があるとすればそれだけです。笑

 

Philharmony/ベルリン・フィルハーモニー

ベルリン・フィル。
ベルリン・フィルハーモニーの建物の入口
数日前にネットで宿泊日の公演を調べてみたところ、15:30〜のものと20:00〜のものが。
バッハが聴きたかったので、15:30〜のものを、中の上ぐらいの席を34€(4080円)で予約。
当日は、チケットカウンターで予約画面と身分証を見せ、発券してもらいます。
宿からは徒歩5分強。
チケット。
引き換え後のチケット
入場後。
入場後のホールの様子
座席なんですが、BブロックにLINKS(左)とRECHTS(右)があることに気づいておらず、RECHTS側に座ってました。
開演10分前ぐらいに教えてもらい、正しい席へ。笑
観客の入りは8割ほどでした。
ベルリン・フィル、中ホールのホール内の様子
クリスマスコンサートだったので、メインの演目は、スワロフスキーの『Nussknacker/くるみ割り人形』。
くるみ割り人形に挟まれる形で、バッハの『チェンバロ協奏曲第1番ニ短調(BWV1052)』と『同第2番ホ長調(BWV1053)』の演奏がありました。
プログラム

日本でそこまで頻繁にクラシックを聴きに行っていた訳では無いので詳しく色々は書けないんですが、ともかくも素晴らしかったです。
奏者の方々一人ひとりが生き生きしていて、それぞれの楽器が際立っていながらも、音に角がないので、楽隊全体としての音色が聴いていて凄く心地いい。
一応スーツ用の白シャツを着ていきましたが、周りの方々の服装は、日本の普通のコンサート(?)と同じような感じでした。

 

ベルリン散策(ブランデンブルグ門・クリスマスマーケット)

宿に戻ると、同じ部屋のスーダン人の青年(イギリスで建築系の院生をやってるとのこと)が、街に出るなら、良ければ一緒に行こうよ〜との事で、二人で街へ。
まずはブランデンブルグ門。

宿からは徒歩で30分掛からないぐらい。
工事中なのかよく分かりませんが、門自体は封鎖されてました。
そこまで大した事ないだろうな〜ぐらいのつもりで行ったんですが、やっぱりそんな感じ。
夜のブランデンブルク門
せっかくベルリン行ったし一応見ておくかぐらいで十分かと個人的には思います。
そのあとは、クリスマスマーケットへ。
ベルリンのクリスマスマーケット

開かれてた場所はここ。

入場料が1€(¥120)。
他の街のクリスマスマーケットでは見かけなかった、ピザのようなものを。
クリスマスマーケットで食べたピザ
グリューワインも飲みましたが、同行した青年は、信仰の関係でピザもお酒も食べ飲み出来無いとの事でした。
彼は、子供用のノンアルコールドリンクを。
グリューワインのカップ
その後は徒歩で宿へ帰還。
途中にあるソニーセンターのクリスマスツリー。
ベルリンのソニービルのクリスマスツリー

綺麗でした。
ソニーセンターは、LEGOワールドがあったり、映画博物館があったりと、なかなか面白そうな施設が揃ってました。

ソニーセンター
帰宅後は宗教談義と、日本のアニメやらドラマの話を。

彼はイスラム教徒。僕はほぼ無信仰という事で、日本人はどういう信仰を持ってるんだーやら、「伝道者こそ違うけれど、全ての大元は一つだと思う」という彼の意見を聞いたり。
アニメに関しては、初めてちびまる子ちゃんが面白いって言ってる外国人に出会いました。笑
文化が違うし、大して面白くないんじゃ?と聞いてみましたが、めちゃめちゃ面白いとのこと。
イケパラのドラマ(堀北真希)もネットで見たらしく、中津(生田斗真)のモノマネをしてました。面白かった。笑

 

そんなこんなで5日目終了です。

 

おわりに

この日は、朝から長々と移動してクラシックコンサートにも行ったりした割に、凄く内容が濃かったです。
何より、スーダンの青年と話せたのが面白かったし、クラシックコンサートも素晴らしかった。
電車移動でテロ紛いなアクシデントに遭遇したのもいい経験。笑
ベルリン・フィルはまた聴きたいので、またベルリンには行きたいなーと思ってます。
では、最後までご覧いただきありがとうございました。

↓旅行記はDay6に続きます↓
ベルリンの壁を中心に市街観光+プラハ散策(チェコ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day6>

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