小津安二郎

横浜シネマリンという関内にある映画館で、小津安二郎監督の『東京物語』を観てきました。

小津作品を観るのは先週観た『浮草』に続いて2本目。

世界的にも知名度のある小津安二郎ですが、その存在を知ったのはつい最近。

チューリップを聴くようになって財津和夫のソロにも手を出したんですが、『白いシャツの君』の中に歌詞として出てきたのがきっかけ。

2019年の年が明けて横浜~伊勢踏破の旅を敢行したんですが、途中松阪にて豪商小津家の古家を訪ねたところ、小津安二郎はその家系の人間だと。

松阪市街にあった記念館に行く時間はなかったんですが、そのうち映画を観てみたいなあとその時には思ったわけです。

そんな折、たまたま横浜シネマリンにて小津作品の一挙上映があると知り、立て続けに『浮草』と『東京物語』を。

没入感を感じるというよりは、「演じられているもの」としての空気感といいますか、間だとかカット割りだとかがとても心地よく感じられました。


(2016/4 Shibarikyu-Tokyo)

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