「[山口/愛媛/鹿児島/沖縄/長崎/和歌山]GOTOワーク一人旅(2020年10月~2021年2月)」カテゴリーアーカイブ

ひと月半の沖縄滞在(那覇 GOTO ワーク④ 1103-1108)

日本国内で、いちばん日常から遠い土地にきてしまった。

18才で大学生になってから、これまでに1都1道2府42県の地を、それなりの観光をともないつつ、踏むことができた。

みずからこう言いきるのはどうも虚しいが、自分にはリゾートというものが似合わないように思う。そのせいもあって、勝手に沖縄というものを自分の身から遠くはなれた場所に置いてしまっていた。

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より深みある砂蒸し|山川温泉(鹿児島)|温泉のすゝめ58

いわゆる砂蒸し温泉には、過去何度か入ったことがある。

別府は竹瓦温泉と、指宿は砂蒸し会館の二ヶ所。

①海が近く②浅い地層が熱を持っており③湯も沸いてなければならない という条件を満たす土地はそう多く無く、全国を見渡してもそれほど数のない形態の湯である。

2014年に砂蒸し会館を訪れて以来、指宿への愛着はなかなかに強い。

ふるさと納税をしに探すのは、まず指宿。

砂蒸しの没入感を愛しはしているものの、訪問の希少さから、どうしても砂蒸し会館を繰り返し訪れてばかりであった。

東京に暮らしながら6年で3度の入湯は我ながらなかなかの偏愛ではなかろうか。

しかしこの度は、砂蒸し会館とは別の、山川の砂蒸しを味わってみようではないかと。

中韓からの訪日客頼みだったこともあり、客足は平時の1/5ほどとのことであった。

人の極端に少ない中で適正なコトを書けるやら随分とあやしいが、つらつらと書いてみる。

深みのある砂蒸し体験

“深み”という言葉に、人はどうしても頼りたくなってしまうものである。

何でもかでも、「深いですねえ」と一言加えておけばモノを分かったかのように振る舞った気になれるのが「深み」の一番の功罪であろう。

所属ゼミの笹原老師は、口ずっぱく”深み”に逃げてはならぬと学生に忠告しておられた。

そう言われても、(相対的に)深みのある体験をしたな、というのが感想。

ここでは”深み”のタネを見つける旅に出ることにする。

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ラーメン狂の維新ゆかりの地巡り(鹿児島 GOTO ワーク③ 1011-1017)

鹿児島滞在半ばの水曜日、ホットペッパーでマッサージを予約し、ご新規60分3500円コースに身を任せることにしました。内容は普段行っている整体と大きく変わる物でもなく、全身の筋肉をびろんびろんに。

鹿児島のことを4章立てで書こうと思いますが、マッサージ店のお兄さんを60分間質問倒しにして得た現地の情報にも備忘録的に触れつつ。

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上質な掛け流し都市湯|銭湯・霧島温泉(鹿児島)|温泉のすゝめ57

風貌はなんてことのない”町銭湯”。

ただ、そこに注ぐ湯が掛け流しの温泉であると、ただそれだけ。

鹿児島が誇る温泉地、霧島の名を冠した公共浴場「霧島温泉」。

鹿児島で一番の繁華街、天文館から徒歩10分ほど。片道二車線の通りに佇む姿は、都会の建物群に囲まれ、どこかいじらしい。

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