『海へ注がるる月光』ウラジオストク沖・ロシア(2018/10/24)
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帰国しました|地球一周旅記DAY68
ついに、68日間の長きに渡って続いてきた地球一周旅も最終日。
前日に韓国・東海(トンヘ)を出発したフェリーは朝9:00に鳥取・境港に到着。
港から30分ほどでアクセスできる米子空港からは東京への丁度いいフライトが無かったので、鳥取空港へと移動して羽田へとひとっ飛び。
友人に羽田へと迎えに来てもらい、旅の〆は武道館でのライブ鑑賞と油そば。ひたすら移動の一日です。
(2018/10/26)
起床~境港着
前日に引き続き、日の出を拝むべく5:55に起床。
日の出の予定が6:23と前日よりも早めだったので、6:05にはデッキへ。
この日は到着予定が9:00と早かったこともあり、デッキには多くの人が。
税関書類を記入し、風呂に入り、荷物をまとめ、デッキにて到着を待ちます。
この日のお風呂はなかなか混んでましたが、お湯は40℃はあったように思います。
そして、境港に降り立ったのは9:05頃。定刻よりも5分早い到着でした。
境港~境港駅~米子駅
5分と掛からず入国審査と税関を通過。
日本の、すべての到着客に税関員が質問するのはなかなか独特ですよね。本来どこの国もそうあるべきなんだろうとは思いますが。
5分程でJR境港駅に到着。
ゲゲゲの鬼太郎推しの境港、駅前にも銅像が。
JR西日本!な感じの運賃表。
空港行きバスに乗車する倉吉駅までは1230円。
1時間に1本のダイヤですが、その割には明るく元気のある町だったなという印象。
フェリーで一緒だった日本人お二人と話しながら、米子駅へと45分ほどの道程。
米子駅~倉吉駅 コナンラッピング車両に乗車
米子駅で日本人お二人と別れ、列車までは30分ほどあったので構内の立ち食いそば店へ。
うどんと鯖寿司のセットを注文しようとすると、「いま混んじゃって、列車までに用意できないかもしれないです~」と。
久しぶりに見かける自動販売機。
実はモスクワでも日本式の自動販売機は目にしていたんですが、この商品の種類の豊富さには到底かなわないものでした。
そして乗車する列車へ。
快速とっとりライナー、コナンラッピングの車両!!
久しぶりの日本な上に久々の西日本ローカル駅。
自然カメラがあちこちを向きます。
日本に帰ってきて気が付きましたが、日本は空模様が豊富!雲の種類がたくさんで面白い!
昼食@倉吉”cafe SOURCE”
フェリーで一緒だった方が鳥取の出身とのことで、「倉吉で美味しいご飯が食べられるところないですか?」と聞いたところ教えてもらったお店へ。
“cafe SOURCE”。
ドリンクセットもたったの+100円。コーヒーもこだわりのものを用意しているらしく、とても美味しかったです。
鳥取で鯖寿司と大山鶏というご当地のものを思いがけず食べられ、大満足でした。
12:40にお店を出て、売店にてこれまたオススメされた「打吹公園だんご」をお土産に購入。
倉吉~鳥取砂丘コナン空港 コナンづくしの町
13:05発のバスに乗車予定だったので、12:50過ぎにバス停へ。
椅子に座って待つこと15分、13:04にバスは到着。
バスもコナンラッピング。
もう少し大きいのが来ると思ってましたが、マイクロバスでした。
料金支払いは降車時のためスムーズに乗車は完了。定刻の13:05に出発。
そして揺られること45分ほど、無事に定刻どおり鳥取砂丘コナン空港へと到着。
鳥取砂丘コナン空港~東京羽田空港
詳しくは搭乗記に書こうと思いますが、鳥取空港はとにかくコナン押しの強い空港でした。
名前を冠しているぐらいだからそこそこフィーチャーされてるんだろうとは思ってましたが、想像以上。
荷物預け。
出発時は8kgとかだった気がしますが、気づけば16kgに。笑
テイクオフ直前で風向きが変わってくれたおかげで、鳥取の町と砂丘が拝めました。
降機は定刻16:10の5分後16:15。遅延するとこの後の予定が詰んでいたところだったので、どうにかなって一安心。
旅〆 武道館での「けやき坂」 ソウルフード「武蔵野アブラ學会」
展望デッキで友人に対して少しく飛行機に関する講釈を加え、車にて日本武道館へ。
けやき坂46×きゃりーぱみゅぱみゅのライブ。
けやき坂は単独活動が満足に無くライブにも飢えていたので、帰国日にこのライブが開催されるということで、鳥取からすっ飛んで来たわけです。
そして大学近くで油そばを食べようと思っていましたが、金曜夜ということで混み合っていたため、代々木店へと移動。
旅の〆はソウルフードで!
これにて68日間の地球一周が終了しました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
行程詳細
5:55 起床
6:05 デッキ
6:40 風呂
9:05 境港着
9:15 シャトルバス乗車
《移↓動》
9:20 境港駅着
9:34 JR境港線(→倉吉駅 ¥1320)
《移↓動》
10:20 米子駅着
10:30 昼食@ホームの蕎麦屋(鯖寿司)
10:49 快速とっとりライナー
《移↓動》
11:45 倉吉駅着
11:50 昼食@cafe SOURCE
13:05 空港行き連絡バス(¥1200)
《移↓動》
13:50 鳥取空港着
14:55 ANA NH1202便(6000マイル)
《移↓動》
16:15 羽田空港着
《移↓動》
18:20 日本武道館
20:45 終演
21:15 大学
22:05 夕食@武蔵野アブラ學会 代々木店
3時間を満喫した束の間の韓国初上陸|地球一周旅記DAY67
この日は、前日ウラジオストクにて乗り込んだフェリーが韓国・東海(トンヘ)へと到着。
出港が2時間ほど遅れたこともあり、到着も2時間半の遅延。
そのため5時間ほど確保できそうだった下船時間は2時間半になってしまいましたが、それはそれで近場で美味しい韓国料理を食べられ満足でした。
夜は再び波に揺られます。
(2018/10/25)
起床〜日の出〜東海港
この日の起床は現地時間6:10。
日の出が6:41と案内があったので、せっかく船内で暇なので早めに就寝して、日の出を拝もうでは無いか、と。
デッキに出たのが6:25。
まだ薄暗く、仄かに輝く月。
疎(まば)らですが少し人の姿も。
一旦レンズを取りに帰り、月をズームで。
日の出も10分前になり、かなり月の姿も薄くなって来ました。
日の出を撮るのは初めてで、寄せ方によって色合いが変わるので難しい。
陽が本格的に出てくると目に悪いので、日の出の5分後には退散。
そしてその後はお風呂に。お湯が循環している様子はなかったので、6:00の利用開始直後が湯量も多く湯温も高いのでは?という仮説を元に。
先客は韓国人のおじさんが2人。
お湯はやはり多く、湯温も37,8℃はあったように思います。
2人とも出たので鼻歌を歌いながら10分ほど浸かり、退場。
脱衣所に土足のまま上ってくる輩(ロシア人)が居ましたが、どうせ英語は通じないので無視。まあ、文化が違うので仕方無しか。
そして13:20頃から下船開始。
通過に時間の掛からない韓国人から優先的に下船し、一時下船の外国人はその後で下船。
待機中。
14:35、韓国に上陸。
5分も待たされることなく入国審査を通過。
東海(トンヘ) 昼食&買い出し
船で一緒だったおば様、のりさんに「何か食べたいなら駅の方に行くといいわよ」と言われていたので、下船後はともかくも駅へと直行。
15分〜20分と言われていましたが、10分で到着。東海駅。
駅構内にもせっかくなので。
駅構内といい駅前の鄙(ひな)びた雰囲気いい、何処と無く祖父母が住んでいた串本を思わせるものがありました。
駅前のロータリーにあった、飲食店の並ぶ一角。
明らかにカードは使えなそうな雰囲気だったので、近くにあったセブンイレブンに入ってATMを。
手数料360円に躊躇いを覚えるも、中心街も遠く、ここで現金を作らないとウォンを手に入れるにはずいぶん苦労しそうだったので、手数料18%の現金引き下ろし。
そして、ついに昼ごはん!
4,5店舗同じような店が続いていたんですが、メニューの写真がデカデカと出ていたこのお店に。
最悪言語が通じなくても指差しで注文できるなと思ったので。
入店すると、テレビの通販番組を見ながらごろ寝しているお母さん。
「あらあら、お客さんね」と言った風にやって来て、「China?」と聞かれたので日本人だと答えると「オーニホンジンデスカ」と片言日本語。
表に写真があったので「ビビンバ」と言ってみると、通じた!良かった!
値段は壁にあったメニュー表を指差しで、7000ウォンは700円ほど。
あれやこれや調理をしていたようで、10分ほどしてビビンバ登場。
美味しそう。
後からキムチと謎の甘味噌和え(料理名が知りたい)も合流。
こりゃ美味い、大当たり。
お母さん辛味噌を持って来て「トッテモカライデスヨ?」と注意をした上で少しずつ投入してくれました。
注意はありましたが、そこまで辛くはなく美味。
食べかけの汚い写真でアレなんですが、このカボチャの種、豆、ゴマを甜麺醤とみりんで和えたような、何ものか。
すごく美味しくて気に入ったんですが、何という料理なんでしょうか。
あとは初めて本場のキムチも食べられ満足。完食。
お母さんの「サヨナラ〜」を背に心もお腹も満たされて退店。
猫エサの臭いがする、地元の食堂感たっぷりのお店でした。
2時間も無い韓国滞在でしたが、この食体験があったので100点満点でした。
そしてその後はセブンで買い出し。
買い出した品は、8000ウォンで夕飯朝飯お茶お菓子。
そして港の前のMINI STOPも偵察。
セブンイレブンはまるで日本のセブンイレブンでしたが、こちらは品揃えにも若干劣りが。
東海港〜乗船〜出港
まだチケットの発券窓口は開いていなかったので、大量の韓国人観光客に紛れて待合室のWi-Fiでインターネットを。
すると不意に、前に座っていたおじさんがみかんをくれました。ご馳走様です。
あとは、適当に買ったお茶を飲みながら。
韓国のものなのは分かるんですが、何茶かは結局よく分からず。
もっとターミナルにいても良かったんですが、ツアー客がどっと流れ込む前に、という事で出港の1時間以上前、16:00過ぎには出国手続きを済ませて船へ。
今夜は大部屋の一角でなく、8人部屋の一ベッドを与えられました。
「2等室」と名前はエコノミークラスよりも上級ですが、エンジン音がうるさいのでこちらの方が快適指数は低め。
飛行機雲が二本。高度が違うのは分かってますが、こう近くを飛行機が飛んでいると変な感じが。
出航後は本を読むなりして時間を潰し、夕食。
セブンイレブンで買ってきたカップ麺と、ピーナッツ。
ビジュアルからしてある程度辛いとは思っていたんですが、想像の遥か上を行く辛さのカップ麺。どうにか食べ切りました。
食後は読書で時間を潰し、22:30頃には就寝しました。
最後までお読み頂きありがとうございます。
行程詳細
7:00(現地時間6:10) 起床
6:20 デッキ 日の出
6:50 風呂
7:10 朝食(カップ麺・オレンジ)
7:30 二度寝
9:30 起床
13:30 東海(トンヘ)港着
13:45 入国審査通過 東海散策
13:55 東海駅
14:10 昼食@食堂(ビビンバ 7000ウォン)
14:50 買い出し@セブンイレブン(8000ウォン)
15:10 東海港着
16:10 出国審査通過 乗船
18:00 DBSフェリー出港(30分遅れ)
19:35 夕食(カップ麺・ピーナッツ・ビタミン剤)
22:30 就寝
国際フェリーに乗船し一路韓国へ|地球一周旅記DAY66
ロシアで過ごす最後の一日。
朝起きて、フェリー乗り場に向かい、フェリーに乗り、韓国へ。
2018/10/24
起床〜フェリーターミナル
12:00出発10:00チェックイン締切だと思い込んでいたので(2時間勘違いしてました)、9:00頃宿を出ようと7:00に起床。
シャワーを浴び、朝食は前日スーパーで買ったピロシキを。
モスクワで食べたものと違い、しっとりしていて美味!これは3つぐらいならペロリと食べられてしまいそう。
9:00前に準備ができてしまったので8:40に宿を出発。
時差は1時間なので、東京の時間、間違っているような。。
フェリーターミナルに到着。
駅と隣接しているので、駅を越える形でターミナル内へ。
ターミナル内の窓口にチェックインのため向かうも「まだカウンターは開いてないわよ」と。
それもそのはず、10:00締切だと思っていたチェックインは10:00開始12:00締切でした。
10:00まで時間を潰し、チェックイン。
とは言え、Eチケットを見せて乗船券を手渡されただけ。
ここから1時間ほど時間を潰していると、見たことのある顔が。
誰かと思ったら、前日イルクーツク駅で声を掛けてきた日本人のおば様。
「このタイミングで到着って言うから、もしかしたら(同じフェリーなんじゃ無いか)と思ってたんですよ〜」と。
おば様曰く外国人は保険を掛けずに到着同日にフェリー×シベリア鉄道の乗継をしたりするらしいですが、やはり日本人は1泊クッションを入れる思考になるらしい。
おば様はイルクーツク一人旅の帰りらしく、楽しく2時間ほど旅の話やら日本の寒さの話やらを滔々(とうとう)と。
気づけば出発の14:00も迫っており、搭乗開始の案内が。
館内は工事中のようで、外で待たされる。
案内にわざわざ来た手前すぐ開くだろうと思ったら、ここで40分待たされる。どんな適当な仕事をしたらこんな事態になるのか。
その後、簡単な手荷物検査を抜けたらばチケットチェックに20分ほど、出国審査にも30分ほど並ばされる。
もう少し効率のいい仕事は出来ないのだろうかと思いつつも、週に1便しか無いのだから仕事が効率化されないのもある意味当然な気も。
DBSフェリー EASTERN DREAM号
この日の寝床。エコノミークラスですが、雑魚寝でなくベッドがあるのが有難い。
あとで入浴しましたが、脱衣所で遭遇したロシア人が共同浴場に慣れていない様子で服を脱ぐのにたじろいでいたのがとても面白かったです。
ビールが売られていましたが、対応は円のみ。値段は良心価格ですが、そんなに売れるんでしょうか、謎。
免税店で売られる大量のサロンパスと「ロイつぼ膏」という国内では見たことのない日本の薬品。
出港もしていませんでしたが、空腹が限界まで来ていたので昼食を。当然カップ麺。
そして乗船から40分、15:40に、定刻より1時間40分遅れて出港!
太陽と島々。
カモメが群がっている場所がいくつも有りました。それほど市街地からは離れていませんでしたが、美味しい魚が沢山いるんでしょう。
せっかく陽が出てるんだから、デッキに居なければ勿体ない!と寒さに凍えながら。
人影もまばらに。
17:30頃船内に入り、お風呂。
先ほどもお見せした、こんなお風呂。
頑張れば肩まで浸かれる程度の湯量で、お湯は37℃ぐらいだったでしょうか。
船の揺れで波が立つのがなんとも面白く。
その後はベッドで少し時間を潰し、カップ麺にて夕食を。
カップ麺にお湯を入れると、乗船まで一緒だったおば様(以下のりさん)と再会。
カップ麺を食べつつ、2時間近く談笑。
話題は旅の話を中心に色々でしたが、「ヨーロッパのケバブは素晴らしい」というところに話は落ち着きました。
ロシアでも店先の看板をメモしたりして後から意味を調べたりもするとのことで、こういう好奇心は失わずにいたいものだなと漠然と。
翌日に朝風呂→日の出のコンボを気持ちよく決めたかったので、22:00頃ベッドに戻り、少し読書をして就寝。
最後までお読み頂きありがとうございます。
行程詳細
7:00 起床
7:30 朝食(コーヒー・ピロシキ・オレンジ)
8:40 宿発
9:00 ウラジオストクフェリーターミナル
10:00 チェックイン
13:15 搭乗開始案内
14:00 手荷物検査
14:55 出国審査
15:00 搭乗
15:30 昼食(カップ麺)
15:40 DBSフェリー(ウラジオストク→境港 ¥22,000)
17:40 お風呂
20:00 夕食(カップ麺)
22:30 就寝