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ベルリンの壁を中心に市街観光+プラハ散策(チェコ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day6>

〜6日目 Berlin/ベルリン(ドイツ)・移動・Prague/プラハ(チェコ共和国) 2016/12/27〜

この日は、15時過ぎの列車でプラハへ移動することだけを決めた上で、ベルリンを軽く観光。その後の長距離移動と、夜のプラハ散策です。
この日は、15時過ぎの列車でプラハへ移動することだけを決めた上で、ベルリンを軽く観光。その後の長距離移動と、夜のプラハ散策です。

Berlin Mall/ベルリンモール

チェックアウト後は、まずは’Potsdamer Platz’駅の近くにあるUNIQLOへ。
ベルリンのユニクロ

デニムを一本購入し、その後はすぐお隣のベルリンモールに。

ATMでお金を下ろし、dm(マツキヨみたいな)でシャワージェルを買い、Lidl(スーパー)で1ℓの水を購入。
買いたいものは何でも揃いそうな感じのショッピングモールでした。

 

Berliner Mauer/ベルリンの壁

かの有名なベルリンの壁です。
ベルリンの壁

最寄駅は、S-Bahnの’Ostbahnhof’駅。

ただ、壁はS-Bahnと並行するように伸びているので、中央駅からの訪問であれば、一つ先の’Berlin Warschauer Straße’駅まで行って、壁に沿って’Ostbahnhof’駅に戻る形を取るのが良いかと思います。
壁は’East side gallery’という名前で現代アートの展示場のような感じになってます。
全長は500m無いぐらい。

ベルリンの壁、で調べると出てくるのは大抵はこの絵かと思います。
ベルリンの壁でいちばん有名な一枚

他にも色々と。

幾何学模様のアート
日本をモチーフにした壁画アート
ベルリンの文字が入ったアート

壁とは直接関係ない話ですが、壁の前に、詐欺グループと思しき4,5人組がいました。
動体視力を測るようなちょっとしたゲームをやっていて、その前を通りかかると女性が声を掛けてきました。
「どこから来たの?このゲーム知ってる?(話が唐突すぎ)」
「ほら、やってみてよ!」「(ディーラー役の人に向かって)ねえ! 私の友達なの、やらせてあげてよ!タダで!」
こりゃ、初めはタダでやらせてそのあと掛けさせてぼったくられる奴だと分かったので、無視して退散。
あとは、明らかに観光客じゃない、スリ師っぽいおじさん(目が合ったらすごく気まずそうにしてた)とかも居ました。
さすがは首都って感じ。笑

 

Alexanderplatz/アレクサンダー広場・Berliner Fernsehturm/ベルリンテレビ塔

‘Ostbahnhof’駅から一つベルリン中央駅に向かって戻ると、’Alexanderplatz’駅。

南西の出口を出るとすぐ正面にテレビ塔。
ベルリンのテレビ塔
登ろうかとも思ったんですが、20€近く取られそうだったので断念。
前もってネット予約すると10€と少しで登れそうな様子でした。

塔の裏側には、教会やら広場(クリスマスマーケットが開かれてました)やらが。
テレビ塔と教会

お昼を駅にあるチェーン店で食べたあとは、北東側の出口。
こちらがアレクサンダー広場。クリスマスマーケットが開かれてます。
テレビ塔裏の広場
どういう仕組みなのか分かりませんが、時計。

アレキサンダー広場の世界時計
‘Weltzeituhr(世界時間時計)’との事でしたが、日本の時間が明らかに合ってなかったのでまともに動いて無いんじゃないかと思われます。笑
 

あと、ここにも、花を無理やり観光客に渡して売り付ける輩(詐欺の一種?)がたくさん居ました。
適当に、冷たい目してナインナイン(Nein=No)言っとけばどっか行きます。

 

Hackescher Markt

時間があったので適当に降りた’Berliner Hackescher Markt’駅。

特に観光材料はありませんが、ユニクロと無印良品が隣り合ってました。
ベルリンにて、並び合うユニクロと無印良品
何処となく安心感が。笑
駅舎は、取り立てて派手なわけではないですが、煉瓦造りで立派でした。
ベルリンにあった、レンガ造りの駅舎を外から
駅舎を中から

 

Berlin Hauptbahnnof/ベルリン中央駅

乗る電車が15:04発で、駅に着いたのが14:00頃。
電車は好きなので、駅内を写真を撮りながらうろちょろ。
ベルリン中央駅のエスカレーター
ビジネスマン風のおじさんに、「写真を撮るのも良いけど、テロとか犯罪には気をつけなよ」と突然に言われたりしましたが、特に怖い目には会わず。
ベルリン駅、めちゃでかいです。しかも作りが立体的で面白い。

ベルリン中央駅に停車するICEの車両
ICE

初めは複雑だなと思いましたが、新宿駅の訳わからなさに比べればなんて事無いかと思います。

 

《移動》Berlin/ベルリン(ドイツ)→Prague/プラハ(チェコ共和国)

EC(国際列車)での移動。
チェコ・プラハ行きのEC
運行はチェコの鉄道会社。
Wi-Fi完備となってましたが、ドイツ国内では動かず、チェコに入ったら使えるようになりました。
普通の座席は見つけられず、6人がけの個室で移動。
3歳ぐらいの少年のいる3人家族と、ひとり旅中のドイツ人のおじさんと。
おじさんからは、プラハの観光情報色々や、Geocatching(ジオキャッシング)と言うゲームの布教を受けたりしました。

 

《宿》Hostel Advantage

プラハではこの宿に2泊。2泊で1895Kč(クロナ(26Kč=1€=¥120→¥8745))
プラハ中央駅(Hlavní nádraží)からは徒歩で20分ほど。

着くのが20:00頃だったので地下鉄に乗ろうかとも思ってたんですが、プラハにはもう4,5回行ってるという電車で出会ったおじさんに、「この距離なら歩けるね〜」と言われたので。
人通りは少なめでしたが大通りだったので、警戒しつつ。
宿に着くなり、陽気なおじさん(スタッフ)が「良いタイミングに到着したね〜いま丁度イベントをやって居て、グリューワインを飲んでいるんだよ〜」とグリューワインを。
チェックイン早々渡されても困るよなーと思いつつ、部屋へ。
部屋は8人部屋(シングルベッド4台、2階建ベッド2台)。
既に部屋にはドイツ人3人とアメリカ人1人が居て、すごく和気藹々とした雰囲気。
基本、宿では一人で静かにしてたいので(だったらドミトリーに泊まるな)、面倒な部屋に当たっちゃったな〜と思いつつ、街に出たかったのでささっと荷物をまとめて20:30頃一人街へ。

 

Prague/プラハ(チェコ共和国)市街散策

翌日12/28は丸一日市街散策をしたので、詳しくはそちらにまとめようと思います。
この日は、旧市街に出たものの通貨が違うので金銭感覚もわからず、言語もさっぱり分からなかったので、恐々しながら歩いてました。

夜のプラハの街並み
プラハ市街地の街並み
夜のプラハの橋

 

夕食(店名不明)

晩御飯は、中華料理を。笑
プラハの中華料理店
ドイツでも”中華料理”は食べるんですが、どこ出身やら分からない人の作った物なので、あくまで家庭の味って感じ。

なので、久しぶりに中国人の作った中華料理を食べました。
109Kč(クロナ(26Kč=1€=120円→¥503))
チェコで食べる中華料理

美味しかったです。
安かったし、とても満足。

 

おわりに

ベルリンについて。
訪問直前にテロのあったベルリンでしたが、そのことを全く感じさせない活気と警備の薄さでした。
駅に警官は居ましたが、「まあこれぐらいはテロ警戒とか関係なく居そうだよなー」って言うぐらいの数。
先の2国(ベルギー・オランダ)や次に行ったチェコでは、明らかにテロ対策の、ライフルを持った警官が駅にぞろぞろ居たりしましたが、この警備の厚さ違いは何故だったんでしょうか…?
一応クリスマスマーケットにはライフルを持った警官もいましたが、一応居ますよ〜程度。
初めてのベルリンでしたが、その規模の大きさと、洗練度には驚かされました。
経済大国ドイツの首都なんだからそりゃデカいに決まってるんですけど、道路の広さとか、ビルの高さとか。
観光名所らしい名所はそこまで多く無いですが、それはそれで東京も同じようなものだなと。
じっくり観て回るのであれば3,4日必要かもしれませんが、ざっと観て回るなら2日間。最悪1日あれば、最低限の名所は抑えられるかなと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。
旅行記はDay7に続きます!↓
天候悪くとも百塔の街並みは美し・プラハ(チェコ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day7>

言わずもがなの大都会とクラシック音楽・ベルリン(ドイツ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day5>

~5日目 移動・Berlin/ベルリン(ドイツ) 2016/12/26~

5日目はドイツに戻り、首都ベルリンへ。

同月初めにはクリスマスマーケットでのトラックテロ事件があったものの、コンサートのチケットも取ってるし、行かないわけにもいかないので。
この日は、ベルリン・フィルのクリスマスコンサートと、ブランデンブルグ門周辺を徒歩のみでの散策です。

《移動》Amsterdam/アムステルダム(オランダ)→Berlin/ベルリン(ドイツ)

朝から移動。
7:00発の電車に乗らねばで、5:50に目覚ましを掛けたのですが、気付かず。
奇跡的に6:15に目覚めたので、急いで準備をし、6:40に宿を出発。
途中小走りしたりしながらアムステルダム中央駅へ。
到着時には開きっぱなしになって居た改札が閉まっていたのでどうなる事やらと思いましたが、近くの係員さんに、EU railpassの裏面のQRコードを読ませればいい事を教えてもらい入場。
出発2分前に、どうにか乗車。
ドイツ鉄道ICの乗り口
少し落ち着いたところで、それほど車内も混んでなかったので、貴重品だけ持って食堂車へ。
コーヒーと、よく分からん朝食っぽいものを注文。
ドイツ食堂車での朝食
計6.7€(1€=120円→804円[以下同レート計算])と少し高く付きましたが、生まれて初めての食堂車だったのでテンションはだだ上がり。
ICの食堂車

DB(Deutsch Bahn/ドイツ鉄道)のカップがカッコ良かったです。
ドイツ鉄道のカップ

そのあと席に戻って眠っていると、近くの席から、喚き声と座席をもの凄い勢いで叩く音が。
あとになって、酔っ払いやらヤク中やらのおっさんだった事が分かりましたが、DB車内でのテロも以前に起こっていたので、言葉に出来ない恐怖感。
車掌さん方が説得したようで次の駅で降りて行きましたが、なかなかの恐ろしさでした。
それの影響かは分かりませんが、その先の駅では、警察が車内を見回りに入ってきました。

 

そんなこともありながら、Hannover/ハノーファー駅でIC(Inter City)からICE(Inter City Express)に乗り換え。

ハノーファー中央駅の看板
6時間ほど掛けて、13:07の定時にBerlin HBf/ベルリン中央駅に到着。
ベルリン中央駅の看板

ベルリン中央駅はめちゃくちゃ大きいです。
構造が複雑で、20分ほどあっち行ったりこっち行ったり。笑
ベルリン中央駅の構内の様子
宿の最寄りがS-BahnもU-Bahnも通っていたので何を使うか悩んだわけですが、結局はU-Bahn(地下鉄)の55を利用しました。

ベルリンの地下鉄

 

《宿》DJH Jugendherberge Berlin-International

相も変わらずのユースホステル。

ベルリンのユースホステルの外観

一泊朝食込みで17.11€(1€=120円→2053円)。安い。
部屋は2段ベッド2台の4人部屋。
洗面だけ部屋にあり、シャワーとトイレは別。
物凄く大量に部屋があるようでしたが、居心地は良かったです。
全館Wi-Fi完備!を謳ってた割にTwitterの投稿がさっぱり出来ず、文句があるとすればそれだけです。笑

 

Philharmony/ベルリン・フィルハーモニー

ベルリン・フィル。
ベルリン・フィルハーモニーの建物の入口
数日前にネットで宿泊日の公演を調べてみたところ、15:30〜のものと20:00〜のものが。
バッハが聴きたかったので、15:30〜のものを、中の上ぐらいの席を34€(4080円)で予約。
当日は、チケットカウンターで予約画面と身分証を見せ、発券してもらいます。
宿からは徒歩5分強。
チケット。
引き換え後のチケット
入場後。
入場後のホールの様子
座席なんですが、BブロックにLINKS(左)とRECHTS(右)があることに気づいておらず、RECHTS側に座ってました。
開演10分前ぐらいに教えてもらい、正しい席へ。笑
観客の入りは8割ほどでした。
ベルリン・フィル、中ホールのホール内の様子
クリスマスコンサートだったので、メインの演目は、スワロフスキーの『Nussknacker/くるみ割り人形』。
くるみ割り人形に挟まれる形で、バッハの『チェンバロ協奏曲第1番ニ短調(BWV1052)』と『同第2番ホ長調(BWV1053)』の演奏がありました。
プログラム

日本でそこまで頻繁にクラシックを聴きに行っていた訳では無いので詳しく色々は書けないんですが、ともかくも素晴らしかったです。
奏者の方々一人ひとりが生き生きしていて、それぞれの楽器が際立っていながらも、音に角がないので、楽隊全体としての音色が聴いていて凄く心地いい。
一応スーツ用の白シャツを着ていきましたが、周りの方々の服装は、日本の普通のコンサート(?)と同じような感じでした。

 

ベルリン散策(ブランデンブルグ門・クリスマスマーケット)

宿に戻ると、同じ部屋のスーダン人の青年(イギリスで建築系の院生をやってるとのこと)が、街に出るなら、良ければ一緒に行こうよ〜との事で、二人で街へ。
まずはブランデンブルグ門。

宿からは徒歩で30分掛からないぐらい。
工事中なのかよく分かりませんが、門自体は封鎖されてました。
そこまで大した事ないだろうな〜ぐらいのつもりで行ったんですが、やっぱりそんな感じ。
夜のブランデンブルク門
せっかくベルリン行ったし一応見ておくかぐらいで十分かと個人的には思います。
そのあとは、クリスマスマーケットへ。
ベルリンのクリスマスマーケット

開かれてた場所はここ。

入場料が1€(¥120)。
他の街のクリスマスマーケットでは見かけなかった、ピザのようなものを。
クリスマスマーケットで食べたピザ
グリューワインも飲みましたが、同行した青年は、信仰の関係でピザもお酒も食べ飲み出来無いとの事でした。
彼は、子供用のノンアルコールドリンクを。
グリューワインのカップ
その後は徒歩で宿へ帰還。
途中にあるソニーセンターのクリスマスツリー。
ベルリンのソニービルのクリスマスツリー

綺麗でした。
ソニーセンターは、LEGOワールドがあったり、映画博物館があったりと、なかなか面白そうな施設が揃ってました。

ソニーセンター
帰宅後は宗教談義と、日本のアニメやらドラマの話を。

彼はイスラム教徒。僕はほぼ無信仰という事で、日本人はどういう信仰を持ってるんだーやら、「伝道者こそ違うけれど、全ての大元は一つだと思う」という彼の意見を聞いたり。
アニメに関しては、初めてちびまる子ちゃんが面白いって言ってる外国人に出会いました。笑
文化が違うし、大して面白くないんじゃ?と聞いてみましたが、めちゃめちゃ面白いとのこと。
イケパラのドラマ(堀北真希)もネットで見たらしく、中津(生田斗真)のモノマネをしてました。面白かった。笑

 

そんなこんなで5日目終了です。

 

おわりに

この日は、朝から長々と移動してクラシックコンサートにも行ったりした割に、凄く内容が濃かったです。
何より、スーダンの青年と話せたのが面白かったし、クラシックコンサートも素晴らしかった。
電車移動でテロ紛いなアクシデントに遭遇したのもいい経験。笑
ベルリン・フィルはまた聴きたいので、またベルリンには行きたいなーと思ってます。
では、最後までご覧いただきありがとうございました。

↓旅行記はDay6に続きます↓
ベルリンの壁を中心に市街観光+プラハ散策(チェコ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day6>

日本での常識が粉々になる水の都・アムステルダム(オランダ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day4>

〜4日目 Amsterdam/アムステルダム(オランダ) 2016/12/25〜

前日に引き続きオランダはアムステルダム。

前日の記事はこちら↓
フランダースの犬の舞台・アントワープ(ベルギー)を経由しオランダへ移動 アムステルダム観光も!!<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day3>

性が観光材料になっていたり大麻が合法だったりと、「エモいな」という得も言われぬ印象を抱いたアムステルダム。
大そうなタイトルを付けましたが、常識を粉々に打ち砕いて頂いたのは主に前日のお話。
この日は、前もってネット予約をしていた’Heineken Experience/ハイネケン・エクスペリエンス’と’Van Gogh Museun/ゴッホ美術館’を中心に。

Heineken Experience/ハイネケン・エクスペリエンス

実はオランダビールのハイネケン。
ハイネケンの過去のロゴ一覧
かつてはこの場所も醸造所として稼働してたそうですが、規模が小さいので醸造所は移転。博物館のような、それこそハイネケンを’体験’出来る施設に作り変えたとのこと。
中央駅から歩いたら、恐らく45分ぐらいかと。宿からは20分。

当日券はアホみたいに並ぶとの事だったので、ネットで、Canal cruise(運河クルーズ)の付いたチケットを25€(1€=120円→3000円[以下同一レート計算])で購入。
12:30がクルーズ船の出航時間。「2時間前を目安にハイネケン・エクスペリエンスに到着して、館内を見て回って下さいー」との案内だったので、10:30の開館時間に合わせて到着。
ハイネケン・エクスペリエンスの入口
クロークに荷物を預け、チケット売り場をスルーし、入り口入って左の方向へ。
Eチケットを読み込んでもらい、リストバンドを受け取って入場。
見学終了後、このリストバンドと交換で、最上階のバーのようなところでビールがタダ飲みできます。
初めはハイネケンの歴史、受賞歴等の展示。
ビールを輸送した船のレプリカ
ハイネケンの創業者

原材料の説明があって、醸造施設の展示。
ビールの原料に関する展示
ビール醸造のための機械
ビールの運搬に重要な役割を果たしていたという事で馬の展示。
馬の展示
その後は、「ビールになって製造工程を旅する」というコンセプトのちょっとしたアトラクション、試飲コーナー…と言う感じの流れ。
ハイネケン・エクスペリエンスのアトラクション
水が飛んで来るので、カメラマンは若干注意を。笑
アトラクションの映像
試飲コーナー。
試飲のカウンター
ハイネケンのビール
その後は、スポーツ関連の展示やミニゲーム。
マルディーニのユニフォーム
ビールを注ぐゲーム
自分の好みのテキストを入力してオリジナルのハイネケンが作れるコーナーなど。
オリジナルのハイネケンをお土産に出来るコーナー
旅も序盤だったのでオリジナルハイネケンは作りませんでしたが、お土産にはもってこい。

全て見終わった後最上階へエレベーターで上がると、入場時に渡されたリストバンドと交換でハイネケンが一杯飲めます(購入は2.5€(300円))。
空になったハイネケンのグラス

 

Canal cruise/運河クルーズ

ハイネケン・エクスペリエンスの建物のすぐ前から出発します。
運河クルーズ船乗り場
ほんとに目の前なので、5分前までお土産コーナーで時間を潰したりしていても余裕。
アンネの家の横を通り、北上。
ハイネケン・エクスペリエンス専用のクルーズ船
アムステルダムの街並み
運河に浮かぶ家

A’DAM LOOKOUTの麓に着きます。

乗船時間は30分強ほど。
乗員の方が簡単な解説をしながら進んでいきますが、後ろのデッキに居たのでほとんど聞こえず。笑
少し出てきてくれました。
解説のお兄さん
12:30に出発して13:05分頃着いたんですが、「この船は13:30にハイネケン・エクスペリエンスに向けて出発します。お戻りになられる方はその時間までに。戻られない方は、フェリーで中央駅までお戻りください。」との案内が。
25分は短いな〜と思いつつ、A’DAM LOOKOUT最上階へ。
アダム・ルックアウトの建物
展望スペースへのエレベーター

お洒落なレストラン(バー?)がありますが、高過ぎて僕には到底無理な感じ。。
見晴らしはいいです!晴れればもっと良く、綺麗に見えたはず。
屋上からの眺め
屋上にも上がれます。風の吹き上げが凄いです。
屋上から見たアムステルダムの街

建物からせり出すブランコアトラクションがあります。
ブランコアトラクション
ヨーロッパで一番高いブランコ、との事。笑

ブランコの説明書き

20分で少し駆け足めに見て回り、船へ。

A’DAM LOOKOUTのお土産コーナーはそれほど充実してませんでした。
お土産コーナーにあった謎の作品。

帰りの航路は行きとは別。
船員さんによる解説はありませんでした。
曇っていてあまり映えた画が撮れなかったので、睡眠時間に。笑
帰りも30分強。
出発地と同じく、ハイネケン・エクスペリエンス前の船着き場に到着します。

 

Van Gogh Museum/ゴッホ美術館

アムステルダムで一番楽しみだったと言っても過言ではない(他にほとんど調べてなかったので)、ゴッホ美術館。
ゴッホ美術館の外観
ハイネケン・エクスペリエンスから徒歩10分弱の場所に。

当日券は結構並ぶとの話だったので、前もってEチケットを購入。22€(¥2640)。
PDFをダウンロードしておいて、入場時にそのまま画面を見せればOK。(ハイネケン・エクスペリエンスも同様)
クロークに15分ほど並んで上着と荷物を預け、オーディオガイドを4€(¥480)でレンタル。
これがあると無いとでは充実度が全く違うと思います。
日本語版もあるので、レンタル必須(と、借りた身としては思います)。
滞在時間は2時間半ほど。
最後の方は駆け足になってしまったので、オーディオガイドを片手にのんびり回ると3〜3時間半は掛かるかと思います。(レンタル係のお姉さんは、じっくり回るコースが1.5時間半、ハイライト(有名どころ)だけ回るコースが45分って言ってました。)
作品の撮影はほぼ全体で禁止。
撮ってる人はかなり居ましたが、スタッフの目に止まると注意されてました。
音声ガイドの最初に「この美術館を見て回ることは、ゴッホの生涯を辿ること」との案内がありましたが、本当にその通り。
1階の自画像コーナーでの概説から始まり、階を上るごとに(ゴッホが齢を重ねるごとに)、彼の持つ画法が洗練されていくのが手に取るように分かります。
単発でゴッホの作品を観たことはこれまでにもありましたが、こういう形で観て回ることが出来たのはとてもいい経験でした。

 

夕食(店名不明)

18時からは、ブリュッセルの宿で同じ部屋になった日本人の友人と会うことになっていたので、ゴッホ美術館から王宮まで徒歩で。30分強。
駅前通りのお店で、ステーキ。
ステーキ
そこそこお値段しましたが、久々に良いもん食べたなと。笑
ビール込み、サービル料が加わって20.65€(2478円)。
アムステルダムのビール
お店の表に「スペシャルオファー!」ってのがあったんですが、それはただステーキの量が少ないから安いってだけだったようで、なんだか少し騙された感が…
美味しかったんでいいですが。

「観光客だから高めに金とってやろう。」って感じの雰囲気のお店が多いような雰囲気だったので、食事処は前もって調べていったほうが安心かもしれません。
 

その後は帰宅して、翌朝早かったので即就寝。
アムステルダム、終了です。

 

おわりに

アムステルダム、エモかったです。
性的なものにしろ、大麻にしろ、それを観光材料にする!?って言うものが全面に出てて、凄く面白かった。
オランダは特有の食事が無いと言うことでそれが少し残念でしたが、とにかく街に熱量を感じました。
上記したもの以外に加えて美術館やビール博物館などがあるのも、やっぱり面白い街だなと。
僕が沈没(バックパッカーが一か所に長期に滞在してしまう現象のことを言うらしい)するならここだなと思いました。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

↓Day5に続きます。↓
言わずもがなの大都会とクラシック音楽・ベルリン(ドイツ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day5>

フランダースの犬の舞台・アントワープ(ベルギー)を経由しオランダへ移動 アムステルダム観光も!!<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day3>

〜3日目 Antwerp/アントワープ(ベルギー)・Amsterdam/アムステルダム(オランダ) 2016/12/24〜

クリスマスイブ。
ぼっちでも、動き回ってれば寂しくないぞ!!と自分に言い聞かせつつ、ベルギーからオランダに向けて移動。

アントワープではフランダースの犬の舞台になった教会を訪れました。
アムステルダムでは、セ◯クスミュージアムや大麻店などディープ(?)な場所を観光しました。
では、ご覧ください。

《移動》Brussel/ブリュッセルからAntwarp/アントワープへ

ブリュッセルからアムステルダムへ向かう道中にある街アントワープ。

現地語表記はAntwerpen(アントウェルペン)で、アントワープの呼び名は英語に由来するとのこと。
日本語って地名が現地語読み(フィレンツェ、ミュンヘン、プラハ等々。どれも英語ではフローレンス、ミュニック、プラクと発音するので、日本語のまま発声すると伝わらない) のことが多いので、英語の”Antwerp/アントワープ”がしっくり来るのは少し不思議な感じがします。
美術系の学校が有名だったりするそうで、ゴッホもアントワープの美術学校に通ったそう。前日のゴッホ美術館で得た知識。
ブリュッセルからはIC(インターシティ)で1時間弱。予約は不要。
IC

8:15分ごろの電車に乗って、9:00少し過ぎの到着でした。
‘Bruxelles Noord’駅のホーム下通路を歩いていたらホームから奇声が聞こえて、「テロ!?死ぬ!?」と思い急いで奇声の出どころと違うホームに駆け上がったところ、隣のホームでタンクトップ姿の男性が警察官に拘束されてました。いかんせんテロのあったブリュッセルなので、少し冷やっとしました。。
アントワープ中央駅。

立派な作りでした。
アントワープ駅構内
外観

駅舎自体も立派でしたが、ホームの立体構造も日本では見られらない面白い様式!
立体構造のアントワープ駅

荷物を4€(1€=¥120→¥480[以下同レート計算])でロッカーに預け、街へ。

 

Antwerp/アントワープ 街中散策

散策というか、聖堂への道中が中心街なので。。
ショッピング通りを真っ直ぐに。
そこまで大きい街だと思ってなかったので、ユニクロがあってびっくり。
海外、ベルギー・アントワープユニクロの外観
アントワープのユニクロ

ブリュッセルでワッフルを食べ損ねたので、途中のスタンドで。
街中のワッフルスタンド
ホイップクリーム付きで、2.5€(1€=120円→300円)。

ホイップクリーム付きのワッフル

スタバのアメリカンワッフルしか食べたことなかったんですけど、ワッフルってこんな美味しいんですね笑
店員のおじさんも優しくて、きっといい街なんだろうなと感じました。
ワッフル店の店員のおじさん
 

Cathedral of Our Lady Antwerp(聖母大聖堂)

中央駅から徒歩20分強で、大聖堂に。

アントワープはフランダースの犬の舞台らしく、この聖堂は、ネロとパトラッシュが亡くなるシーンに登場する場所とのこと。
との情報を前日に得たので勢いでアントワープに寄ったわけなんですが、この教会がすごく良かったです。
アントワープの教会の外観
教会前には、記念碑が。

フランダースの犬の記念碑

入館料は4€(¥480)。
日本人観光客が多いようで、絵画やなんかの展示も全て日本語対応してます。
日本語での解説内容
「荘厳」と言うよりは「絢爛」の言葉が似合う造り。
アントワープ、聖母大聖堂の内装
ケルンの大聖堂も凄かったですが、それよりも、こちらの聖堂の方が個人的に好みでした。
白基調なのが、居心地が良い。それに、人も少なめ。
謎の銅像。
教会内にあった人の像

この絵がアニメの関係で有名らしく、天皇皇后両陛下も「この絵の鑑賞に熱心だった」とか。(上画像の解説文参照)
教会内の絵画

 

昼食 Fritkot Max

フライドポテトはベルギー発祥ということで、これまた前日に食べ損ねていたので駆け足で。
ベルギーの、フリット店の外観

大聖堂から3分ほどの場所にあるお店。Fritkot Max。

セットメニューを注文。5.49€(658円)+コーラ1.8€(216円)。
セット
正直「これが発祥の地の味か!さすが!」って言うのは全くなかったですが、まあ美味しかったです。
話によると、2度揚げをするのが特徴のようです。
この大量のストックを、注文が入ると揚げなおしてくれます。
フリットを揚げる機械
確かに、食感がマクドナルドとは違ったような、違わなかったような…笑

 

《移動》Antwarp/アントワープからAmsterdam/アムステルダム(オランダ)へ

ベルギーからオランダへ移動する高速鉄道は乗車には座席予約が必要とのことで、予約をしようと試みたんですが、いかんせんクリスマスイブ。満席とのことだったので、予約不要なICで移動。
アムステルダム行きの列車

12:45の電車に乗るのに、かなり時間が厳しかったので、地下鉄移動(切符を買う間も無く、タダ乗り)。
アントワープの地下鉄
アントワープ滞在時間は3時間無いぐらい。
なかなかタイトにはなりましたが、立ち寄ってみて良かったです。
乗り換えを1本挟み、2時間弱でアムステルダム中央駅に到着!
アムステルダム駅ホーム、構内

 

《宿》 Stayokay Stadsdoelen

今回のお宿。

朝食付き2泊で47.14€(5656円)。12人部屋。
受付や朝食の雰囲気は良かったですが、引いた部屋が悪かった。
24時を過ぎても、ひたすら咳を撒き散らしながらキャッキャ言ってる中国人カップルやら、ブラックミュージックを流しつつ大麻(オランダ国内では合法)を吸ってるうるさい若者集団やらが部屋内に。
12人部屋ってのが悪かったのかも知れないですけど、もう二度とこの宿に泊まる事はないと思います。
シャワー室も寒かったですし。

駅と南部の中心地(博物館やなんかがある)の丁度中間ほどで、立地は悪くなかったと思います。

体勢を整えた後は、街の散策に!

 

アムステルダム中央駅

アムステルダム中央駅、東京駅のモデルになったと言われてます。
アムステルダム中央駅の外観を正面から

けど、観光材料ってほど立派では無かったかなと。。
翌日撮った写真ですが、裏側(北側)はすぐ運河になってます。

裏から見たアムステルダム中央駅の外観

 

Red Light/風俗店街

観たいものだけネット予約して、特に深く調べずにアムステルダムに到着したんですが、地図を見てみると、観光地化された風俗街があるとのこと。。
どうせ暇なので、行ってみることに。
Red Lightの由来は即ち、こういう事。
レッドライトの外観

この写真は全てカーテン閉まってますが、接客中()以外はカーテンが開いていて、風俗嬢の皆々様が下着姿で男性達を誘います。
で、いい人が居れば、その場で値段交渉をして…というシステムのよう。
ただ、言うてしまえば観光スポット化してるので、このRed Lightを(外から見て)巡るツアーもあったりするそう。
観光地化しているレッドライト

ピンボケしてますが、女性の驚く様子。笑

観光客のカップル
すごく自然に街中にあるのが日本人としては驚きでした。

 

Sex Museum/セ◯クスミュージアム

文字通りな展示のある、セ◯ックスミュージアム。入館料は4€(¥480)。

カメラを向けるのが憚られるような、モザイクものの展示が大量にあります。
カップルや女子グループが意外と多かったんですが、日本人女子2人組がいたので、その2人からは極力離れて回りました。笑
写真はほとんど載せられませんが(自主規制)、なんか、凄まじいです。
これほど堂々と、あからさまに展示するのか!って言うのが感想。
かろうじて載せられるのは、ワンコインでポルノ画像が見られる、昔の器械ぐらい。
セックスミュージアムの展示
中央駅前のメイン通りにあるっていうのがまた驚きです。
セックスミュージアムの外観

 

夕食 Bon Appétit

セ◯ックスミュージアムの並びのお店で。

メニューを見ていたら声をかけられたので、「アムステルダムの有名な料理は!?」と尋ねると、「オランダはいろんな国の良いものを取り入れてるから、パスタとかーステーキとかー」と。
クレープも勧められたので、食事にクレープを食べた経験がなかったので試してみることに。10€(1200円)。
クレープで夕食

勧められただけあって、美味しかったです。
生地が少し甘いのと、チーズの塩味、トマトの酸味なんかが相まって、とても充足感。
クレープの中身の具

ビールは5€(600円)。
グラスビール
店員さんがすごく親切で、「注文はお済みですか?」「お味はいかがですか?」と度々聞きにきました。
カードで支払って、チップ箱に1€(¥120)入れて、退店。

 

Magic Mashroom Shop/大麻ショップ

オランダは大麻が合法で、街中にも販売店がちらほらあります。
大麻販売店の外観
30秒ぐらい入って見たものの、なんか怖かったのですぐに出ました。笑
店の前にはこんな張り紙とかが。
大麻の効能を説明する表

 

ファストフード店 FEBO

結構街中に点在しているファストフード店。
その特徴はこれ。
アムステルダムにある、ファストフードの自動販売機
ファストフード自動販売機!
機械の中は温かいので、商品も温かいです。
クロケットバーガーを。2.4€(¥288)。
クロケットバーガー
まあふつうに美味しい!
イメージ的には、コロッケの中身の大半をマッシュポテトに変えたような感じ。
揚げ物でしたが、商品がヘタってる事もなかったです。

これにて3日目が終了です。

 

おわりに

ブリュッセルの感想は4日目に回すとして、アントワープについて。
アントワープに行くことに決めたのは、ブリュッセル出発前日の夕方。詳しいストーリーは知りませんが、’フランダースの犬’に惹かれたのがアントワープ途中下車を決めた一番の理由。
そこまで「観光地!!」っていう感じがなかったのが、逆に好印象でした。クリスマスマーケットもやってましたが、地元の方々が多そうな雰囲気。
大聖堂も、閑散とまでは行かないものの、人は少なかったのでのんびり観られました。
全くノーマークのところに良さを見つける、旅の醍醐味の一つを味わえたかなと思います。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

Day4もよろしければご覧ください!
日本での常識が粉々になる水の都・アムステルダム(オランダ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day4>