「[ドイツ]ケルン/Yellowcard解散ライブ遠征(2016年12月)」カテゴリーアーカイブ

《大聖堂とクリスマスマーケット》ケルン/Köln(ドイツ)

【場所】ケルン/Köln(英表記:Cologne)(ドイツ)
【期間】2016/12/9〜2016/12/11
【目的】ライブ鑑賞(Yellowcard)・観光・クリスマスマーケット
【同行者】友人1人(行き帰りは別)

ロンドンに引き続きの、ドイツはケルンです。
ケルン大聖堂を川向から橋越しに
ベビメタレッチリを観にロンドンまで行きましたが、今回はイエローカード(yellow card)。
ライブの事はこちらを。
2016/12/10 Yellowcard ~Final world tour@Palladium Köln~
日程としては、ひとまず、金曜日の夜がライブだったのでそこに間に合わせようと。
バスを探したら、ゲッティンゲンからの直通便はなく、一番安い選択肢はハノーバーからの夜行バスでした。
という事で、終電(22:09発→23:26着)でハノーバー中央駅に出て、3:00のバスまでひたすら待ちます。
最悪寒空の下で待つのも覚悟の上だったんですが、駅ナカの、バーガーキングはam3:00までの営業。マクドナルドは24h営業でしたので、マクドナルドへ。
ファンタSを頼み、2時間半粘り。笑
意外と人は入ってました。
バス待ちの人やら、飲み帰りで終電無くなった風の人やら、ホームレスの人やら…

2:45ごろバス乗り場へ移動。
ハノーバー中央駅から徒歩1分。
ボン行きのバスです。

片道13€(1€=120円→1,560円[以下同レート計算])。
3:00に出て、ケルン到着は7:50。
バスは2階建でしたが、2席に1人ぐらいの混み具合。しっかり睡眠。
ケルンは中央駅近くに高速バス乗り場が無いようで、中央駅からSバーンで15分ほどの’Leverkusen Mitte’駅にあるバスターミナルに到着します。

中央駅までは2.8€(336円)。
バスでも中央駅まで行けたんじゃ無いかとも思うんですが、いまいちよく分からなかったので、周りの流れに任せて電車をチョイス。
中央駅の北側は特に何もありません。今回泊まる宿があるぐらい。
ケルン駅にあった鉄道模型

ただ、南口を出るとすぐ目の前がこの風景。
ケルン大聖堂を横から

朝一であまり人はいませんでした。が、軽く散策。
クリスマーケットが見たくてケルンに来たのもあったので、まだ営業は始まってませんでしたが、下見。
ケルンのクリスマスマーケットの入口

その後は、夜のライブまで予定は無いので、ひたすら適当に、マップを見ながら散策しました。
途中ご飯を食べたり、無印を見つけたりしながら。あとクリスマスマーケットも少し。
ケルンの無印良品の店舗
クリスマスソングを演奏していたおじさん達。
ケルンの路上ライブ奏者
戦後のケルンの様子。
戦前のケルンの様子の展示
クリスマスマーケット。中央駅から少し離れた広場のところです。

ケルンのクリスマスマーケット
クリスマスマーケットの人形飾り
クリスマスマーケットのカーリング場
クリスマスマーケットのスケート場
ケルン内のクリスマスマーケットは4ヶ所ほど回りましたが、ここが一番規模は大きそうでした。

最後は、対岸に渡って中央駅までぐるっと一周。
対岸から観たケルンの街

中央駅に通じつる橋’Hohenzollernbrucke(ホーエンツォレルンブリュッケ)’。
ケルンの橋
この橋、南側の通りに端から端まで南京錠が掛けられてます。江ノ島なんかにあるのと同じやつ。
日本でそういう現場に立ち入ったことが無いんで比較は出来ないですが、すごいです、圧巻。
ケルンの橋の南京錠

ざっと計算したんですが、金網1面に横30個縦40個で1200個。橋の全長がざっくり250mで、金網1面は横1mほどなので、全部で250面。
という事で、単純計算で1200×250=300,000。
30万組ものカップルが南京錠をぶら下げて行ったわけですね、恐ろしいです。(ほんとにすごくザックリな計算ですが)

その後は、橋と大聖堂の間にある美術館に。
‘Museum Ludwig(ムゼウム ルードヴィッヒ)’。
ケルン ルードヴィヒ美術館の外観
基本は現代アートの展示です。
自転車を使った現代アート
入館料は11€(1320円)。学生は7.5€(900円)。
チケットを先に購入して見せると、クロークは無料で利用できます。
だらだら観て回ったら、所要時間は2時間半ほど。
結構量があります。
第2次世界大戦をモチーフにしたアート

順路がよく分からなかったのもありますが、序盤は現代芸術家の作品展示。後半終盤にピカソやなんかがあります。
ピカソ

結構ボリュームがあったので、7.5€払う価値は十分あったかと思います。
あまりにも歩き疲れたので、宿に戻ってネットサーフィンをし、18時ごろライブ会場へと出発。
今回の宿は’DJH Jugendherberge(Youth Hostel) Köln-Pathpoint’。

ケルンのユースホステルの外観

ケルン中央駅からは徒歩5分強。
男子4人部屋で、2泊65€(7800円)ほど。
部屋はこんな。
ユースホステル、ドミトリーの室内
ロッカーはめちゃデカイです。2€を入れて使うタイプなので南京錠は持参不要。お金は返ってきます。
ユースホステルのロッカー
コインの投入口

ただ、地下のロッカーは南京錠持参式なので、荷物をチェックイン前後にドロップしたい人は南京錠必須です。
水回りは部屋ごとに付いてます。
あとは、ロビーの所に大きなキッチンがあるので自炊も可能。
朝食は4€(480円)ぐらいで予約可能。1泊目だけ食べましたが、貧相なバイキングスタイル。
個人的には、これに4€払うなら、駅のパン屋で食べた方が満足度は高いかと思います。

ライブに関しては、こちらをご覧下さい。
2016/12/10 Yellowcard ~Final world tour@Palladium Köln~
1日目終了です。

~2日目 ケルン大聖堂・チョコレート博物館・クリスマスマーケット~
この日からはゲッティンゲンから友人(日本人)が来るということで、到着予定の13:30に中央駅前で合流。
まずは、ケルン大聖堂へ。
外観の写真を撮ったりとうろちょろ。
ケルン大聖堂を正面から
その後は、徒歩で30分弱、チョコレート博物館へ。

ケルン、チョコレート博物館の外観

チョコの歴史、カカオの生産について、チョコの製造工程なんかの展示があります。

カカオ栽培に使う船土曜日だけあってすごい人。
チョコレート博物館の入場口
生産ライン展示。
恐らく、ここで作られたチョコが入場時にもらえるチョコかと。
チョコレートを混ぜる機械
チョコレートを成形する型
溢れ出すチョコレート
昔のチョコの販売機。
ドイツの昔のチョコレート自動販売機

見て損は無かったかな~と思いますが、そんなにじっくり見るものでも無いかなという感じはしました。
入館料は、学生6.5€(780円)。1時間弱滞在しました
その後は、友人がZARAに行きたいとの事だったのでそれに付き合い、あとはクリスマスマーケットを転々と。
Innenstadt(中心街)だけで3,4ヶ所ほどマーケットがあります。
食べ歩きしながら、写真を撮りながら。。
ケルンのグリューワインのカップ
ケルンのクリスマスマーケットのクリスマスツリー
ケルン大聖堂とクリスマスツリー
オーケストラの出し物

三脚を持って行ってたので、随分のんびり撮らせてもらいました。
せっかくだからという事で、対岸からの「これぞケルン!」という写真も。
ケルン大聖堂を川向から橋越しに
裏から見た夜のケルン大聖堂

そのあとは、マーケットから外れてDöner(デュナー)を食べ、2日目終了。
ケルンのデュナーケバブ店
デュナーケバブ

~3日目 香水博物館・テルメ・クリスマスマーケット・帰路~
友人は別の宿での宿泊だったので、10:00に駅前で集合。
駅から5分ほど歩いたところにある香水博物館に向かいます。

オーデコロン(eau de Cologne)はケルン発祥らしく、博物館とショップがあります。CologneってKoln(ケルン)の英語表記なんですが、’eau de Cologne’ってケルンの水って意味らしいです。
博物館はガイドの案内が無いと入場できないとのことで、ショップにだけ立ち寄り退散。
ケルン香水博物館
そのあとは特にする事ないよね~と話しつつ、温泉施設があるとの事だったので、僕の希望もあって、行って見ることに。

歩きで行けるっしょ!との事だったので歩きましたが、徒歩40分ほどかと。往復したので結構キツめ。笑
ケルンを走るライン川
施設自体には入らなかったんですが、施設の前に飲用の温泉がありました!!
ケルンの温泉施設

ドイツの飲用泉
飲んでみると、初めに塩味が全面に来て、直後に鉄分のエグ味が。
ドイツ、ケルンの温泉に関しての説明

ただ、エグさはそこまで残らずスッと消えました。「プールの延長みたいなもんだろ~?」とドイツの温泉施設をナメてたんですが、こんなに本格的な温泉が湧いてるとは思ってませんでした。次回ケルンに行く時には絶対に。

徒歩で中央駅に戻ったら、クリスマーケットを散策しつつ腹ごしらえをし、解散。
錠前を売ってる店を見つけました。笑
南京錠を売るクリスマスマーケットのお店

僕は15:15のバスでの出発だったので、14:00過ぎに宿に戻って荷物を回収し、S6で’Leverkusen Mitte’駅へ。
定時のバスで4時間、ハノーファーへ。往路と同じく13€(1,560円)。
ハノーファー中央駅で夕飯を。
ハノーファーの中華店
どこも高いので敬遠してたんですが、中華料理屋が比較的安かったので。
焼きそばみたいなやつ。
焼きそば

21;33発の電車で1.5時間。帰宅です。

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ケルン、前に行ったミュンヘンなんかよりも日本人観光客が多かった気がしました。
ただ、観光地化はされてますが、観光バスにアジア系の音声ガイドが無さそうだったり、そこまでアジア人に向いて観光地化されてる感じでは無かったように感じました。聖堂前には中国人おばちゃんの集団とかいましたが笑
デュッセルドルフからも電車で30分強なので、ラーメン食べるついでに軽く観光、温泉、とかもありかも知れないですね~。
僕は2泊しましたが、そこまでガッツリ博物館を見て回らないのであれば1泊で十分かと思います。
また、タイミングがあれば行きたいと思います。

クリスマスマーケットにいた女の子。
ドイツの女の子

2016/12/10 Yellowcard ~Final world tour@Palladium Köln~

12/5月曜日のロンドンBABYMETAL/RHCPに引き続いて、金曜日はYellowcard。
Yellowcardは、ポップパンク界隈では名の知れたバンド。キャリアは20年。
バンドイエローカードのアー写
名前は知ってたもののそれほど聴いてはなかったんですが、この度解散を決定し、”Final world tour”を催行するとの情報が。
Youtubeでサーッと漁ってみたところ、やっぱり好み。(当方のど真ん中はALL TIME LOW, We The Kings等など)

日程を見てみたら、12月唯一予定のなかった週末にケルンでライブがあると!
解散してしまったらその後「あの時行っとけば良かった~」と後悔するの必至なので、即決。
チケットは39.10€(1€=120円→4,692円[以下同レート計算])。
結果として、行って良かったです。

ライブへは、U-BahnのU18で。
会場は、’Palladium Koln’。

色々調べたんですが、個人的に一番良さげだったアクセスは、ケルン中央駅からU18で’Mülheim Wiener Platz(ミュルハイムヴィーナープラッツ)’駅まで出て(10分強)、あとは徒歩で20分ほど。それか、’Mülheim Wiener Platz’駅からTram(トラム、路面電車)で’Keupstraße(コイプシュトラーセ)’駅に出て、徒歩で15分ほど。
ざっくりですが、左下の赤丸が中央駅。右上の赤丸が’Mülheim Wiener Platz’駅。
ケルン路線図

‘Keupstraße’あたりからは、ライブに行く人がちらほら居るので、特に治安の心配等は要らないかと思います。
会場はこんな。
ケルンパラディウムロゴ
開演前の会場の様子倉庫をそのままライブハウスにしました!!っていう作り。
なんでこんな工場街みたいな町外れにライブハウス作るのやら…と思いましたが、新木場のスタジオコーストもよくよく考えればこんな感じだったなーと納得。
イメージとしては、ZeppTOKYOを縦に1.5倍して2階席を取っ払ったような感じ。正確な収容人数は分かりませんが、恐らく5~6000人程かと。
この時の公演は、4500人強の入りだったとのこと。
グッズ販売は入場後、奥。
イエローカードグッズ売り場
コインロッカーはなく、地下のクロークを利用します。2€(240円)。

宿を18時に出て、途中のSubwayで夕飯を食べて行ったので、到着は19時ごろ。
開演は19時半だったのでひたすら待ち。
19時半からOAが始まり、30分。転換30分。
よし、Yellowcard!と思ったら、またOA。30分。転換30分。
で、本編が始まったのは結局21時半。
こんなに遅くなるなら、OAで2時間使うのをもっと大々的に言っておいて欲しかったし、開演時間早めておいて欲しかったです。。

この3ヶ月でガーッと聴き込んだのでセトリは分かりませんが、序盤はキラーチューン連発。
後半はバラード曲中心で、アンコール2曲やって終了って感じでした。

後ろで大人しく観てようと思ってたんですが、PA宅横あたりも、結構人が動く!
そうなってくると波に乗って前に行きたくなってしまうわけで、前線へ。
モッシュピットが出来るか出来ないかぐらいの境目で、曲によってはピットに飛び込んだり飛び込まなかったりしながら観てました。ライブ中のステージの様子
面白かったのは、ドイツ人はサークルピットが作れない説。
如何にもサークル作ってぐるぐる~な曲が序盤4,5曲目ほどに来ました。で、ボーカルが、「ドイツのみんながサークルを作るのが苦手なのは知ってる。でも、これはこのツアーでの決まりなんだ。サークルを作って回れるかな!?」との煽り。
へ??と思いながら後ろから観てると、ピットは出来るも、上手く回れない。笑
真ん中にみんな集まって、ぐちゃーとなって終わりでした。笑
意外な一面を見れて面白かったです。

最後は11時半頃になってたんで、早めに帰りたいのも
あったので、アンコール前にクロークから荷物を拾って、アンコールは’Kölsch(ケルシュ)’を飲みながら。3.9€(468円)。
ライブ会場でのケルシュ
ケルシュは、ケルン特産のビール。
クリスマスマーケットに行ったりしてたんで、ケルシュを飲んだのは結局この1度きり。
味が薄いっていう訳ではないですが、さっぱりしてるのでゴクゴク飲めます。(ライブ後で喉乾いてたからってのもありますが)
最後の一曲はOcean Avenue。Yellowcardはこれで見納め。
最後の一曲
終演。
ライブ終演後の様子帰路は来た時と同じ道を。
夜道ですが、ライブ帰りの人が沢山います。
宿に着いたのは0時過ぎ。
勢いで観ることを決めたこのライブでしたが、観に行ってよかったです。
キャリア20年だけあって、歌い回し、パフォーマンス、演奏、全てにすごくキレがある。
それに、ライブ全体の強弱が、MCも含めてすごくしっかりしていて良かったです。身を任せておける感じ。
メンバーの話によると、このライブは当ツアーでの最大動員数、それと、ヨーロッパ本土でのyellowcardの最終公演とのことでした。
貴重なのを観たなーと思いつつ、また観たかったなーと。
東京大阪公演も2,3月にあるので、是非観に行ってみてください。最新アルバムとYouTubeの表題曲をしっかり抑えて行けば十分楽しめます。
最後までご覧いただきありがとうございました。