終始北風向い風との戦いだった9時間の旅|浜松〜豊川(44.65km)|お伊勢参り路踏破の旅DAY9

距離が長かった上に向かい風(北風)が絶えず強く、体力をひどく消耗した一日。

途中で観光らしいこともしたりして道草も食ってしまったので、更に内容も大量に詰まっての重ーい記事になりそうです。

歩行ルートは以下。(2019/1/6)

舞坂宿(30/浜松市)

浜松志都呂を出発、7:05頃。

丁度陽が出てきました。

東海道に向かう途中、前日も通った新幹線ポイントに。

動画も含めてパシャパシャととにかく撮影。

10分ほど歩いて東海道に合流し、この日初めの解説文。
坪井村というところらしい。

出発から40分ほどで、浜名湖にせり出す弁天島近くに。

その前に松並木。

その下にあった碑にはそれぞれ東海道五十三次の絵が刻まれていました。

海の底に住み漁師に嵐の兆しを教えたという「浪小僧」。

いざ弁天島へ。

弁天島手前に位置する舞坂宿の入口に。

展示が懇切丁寧な舞坂宿。

脇本陣は当時の建物が残っているような様子でした。

8:10、浜名湖渡しの東の拠点だった舞坂宿の西端に。

渡し場「雁木」も利用者によって格があったようです。

港に。

ここからはしばらく新幹線と並走します。

途中のファミマで朝食を食べて暖をとり、9:40頃に新井宿に到着。

新居宿・関所跡(31/湖西市)

浜名橋を越えると、関所に。

この関所で入鉄砲出女が厳しく取り締まられたそうな。

初めは入るつもりもありませんでしたが、出発も早かったので息抜きに。

国内で唯一当時の面影を残す関所。

入場。

まずは資料館に。

写真撮影は基本禁止でしたが、当時使われていた物品の展示や関所の仕組みについての説明などが詳しく。

その後は関所跡地を拝見。

こわいひとたち。

捕縛に使われた道具。

女性の身辺検査を担当した女性。

門を出て、関所を通過。

関所のほど近くにある旅籠宿の展示は入らないつもりでいたんですが、年末年始なせいもありここまで歴史的展示に全く触れられていなかったので、衝動的に。

当時のお宿の面影が見られてしみじみしてしまいました。

五十三次の名物一覧も有難い。

紀伊国屋で勧められたので近くにあった明治期の建物にも。

こちらは明治大正期に「芸者置き場」として使われていた建物だそう。

3施設合わせて40分、思ったよりも長居してしまいました。

と言うわけで、先へ。
一里塚。

白須賀宿(32/湖西市)

30分ほど歩いて11:10頃、白須賀宿のマップが登場。

白須賀宿。

ひとまずはこれといった見どころ無く、坂を上ります。

海が綺麗に。

竹やぶ。

10分弱上ると休憩所が。

休憩所内には所長らしき(?)おじ様と雑談に来ていたおじ様の2人が。

なかなか東海道を通しで歩く人は居ないねぇ、だとか、その格好じゃ寒くないの?だの。
おじ様たちはケータイ料金と楽天ポイントについて気になっている様子でした。

館内には少し展示も。

15分ほどて滞在したら、足を先へ。

いかのおすし。

海がよく見えました。

明治天皇の小休碑など、碑群。

枡形の宿出口は幾つも見てきましたが、曲尺手(かねんて)についての説明は初めて。

白須賀の休憩所を出て1時間ほど、ついに愛知県に突入です!

二川宿(33/豊橋市)

二川宿に入る手前で休憩を入れたいと思っていたんですが、ちょうどよく国道沿いに食堂があったので昼食に。

限定定食を頂き暖をとり、30分もせずに出発。
刺身なども付いている定食を食べましたが、浜名湖の魚5種盛りとかにすれば良かったかなぁと少し後悔。

食堂のすぐ先、東海道新幹線の高架をくぐると二川宿に。
三十三番目の宿場。

五十三次。

窓に格子がついた、どこか京を感じさせる建築が多かったのが印象に残りました。
三河の国に入った影響でしょうか…?

看板に英語の説明も入っていたり(ここまでの道程で初見)、なかなか東海道観光に力を入れている宿場町でした。

本陣・旅籠の展示なども。

普通の民家のほとんどにもこの暖簾が掛かっていて、歓迎されているような気分になり歩いていてなんだか心地よかったです。

それほどの長さは無いので、15分程で宿場は通過しました。

吉田宿(34/豊橋市)

ここからは、ただただ宿を目指して疲れで辛い脚を引きずるよう進むのみ。

豊橋マンホール。

休憩を挟みつつ、15:40に吉田宿(豊橋)に。

掛川の七曲りのように宿場の入口が複雑に入り組んでいます。

本陣跡。

16:10、「とよはし」に。

吉田宿〜御油宿(35/豊川市)泊

ここから宿まで10kmほど。
既に歩行距離は30kmを越えていて、今までにはない前ももの筋肉痛のような症状も出てきましたが、それでも先を目指すのみ。

16:50、夕焼け。

旧東海道は歩道もなく道が細かったので国道1号へ。
日本橋から300km。

止まると歩き出せないような疲労感だったのでゴールまで一気に向かおうかとも思いましたが、中華料理屋があったのでそこで夕食を食べることに。

回鍋肉定食。ボリュームと油が凄い。

宿のナイトパックの開始が21:00からだったので、ここに1時間ほど滞在。

そこから地獄のような3kmほど。
気温も下がり、橋の上では北風が吹き、脚はもはや棒。

宿近くのマクドナルドで更に一時間ほど時間を潰し、21:00を超えたところで宿に。
これにて一日終了。

総評

7:00スタート21:00着の長ーい一日。
江戸時代の建物もいくつか見たり充実してはいましたが、とにかく距離が長く脚を消耗した一日でした。

行程詳細

7:05 コローレ浜松志都呂店出発
8:25 [朝食]ファミリーマート浜名湖弁天島店(708円)
9:00 出発
9:45 新居関所・旅籠紀伊国屋・(520円)
10:25 出発
11:35 [休憩]白須賀宿
12:00 出発
13:15 [昼食]つかさや(限定魚定食1296円)
13:40 出発
15:05 [休憩]ファミリーマート豊橋東三ノ輪店(166円)
16:30 [休憩]ファミリーマート(121円)
18:15 [夕食]豊龍園(回鍋肉定食1166円)
19:20 出発
19:50 [休憩] マクドナルド1号線追分店(200円)
21:05 出発
21:10 金太郎(2700円)
24:00 就寝

歩行データ

歩行距離(万歩計):44.65km
歩数:62,023歩
歩行時間:9時間9分
歩行速度:79m/分

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です