英国に残るローマ史跡。テルマエ・ロマエの世界を肌で感じよう。(旅行記day5)

リバプール、マンチェスターでのビートルズ、サッカー関連観光を済ませ、この日はイギリスを一気に南下。
イギリス南西部、ロンドンに次ぐ第2の観光都市(街?)であるバースへと向かいました。

Bath(お風呂)の英語の語源になったとの説もあるバース。
ロンドンから西に150キロほど行った場所にあります。
温泉好きとしては絶対に外せない観光地。では。
2017/2/22 バース(イギリス)

 

《移動》Manchester Piccadilly駅→Bath Spa駅

10:07発の列車に乗るため9:30頃に宿を出発。
出発10分前ほどに乗車。
マンチェスター→バース間で利用した列車
Manchester Piccadilly駅構内のスーパー(薬局?)で購入したサンドイッチを車内で。
イギリスのスーパーで売っているサンドイッチ
イギリスでの鉄道乗り換え案内は、Trainlineというアプリを使ってました。
train lineアプリ紹介
現地の人の携帯を覗いても2,3人同じアプリを使っていたので、イギリスの鉄道乗り換え検索でメジャーなアプリなんだと思われます。
アプリ内での乗車券の購入も可能。

Bristol駅での乗り換え。どこか日本風情が漂うホーム。
イギリス・ブリストル駅のホーム
13:34にBath Spa/バース・スパ駅に到着。
バース・スパ駅駅名看板
先のManchester→Bristol間は有料Wi-Fiのみでしたが、後のBristol→Bath間は無料Wi-Fiが飛んでました。
 

《宿》Backpackers hostel Bath

街の中心とも言える場所にあるこの宿。
他の安宿は中心街からのアクセスがそこまでよく無さそうだったので、あまり評判は高くありませんでしたが、立地と値段を取ってこの宿をチョイス!
値段は1泊11£(1£=¥140→¥1540)。12ベットのお部屋。
部屋が少しほこりっぽかったり、ロッカーが小さなものしかない(しかも5個しかない)等突っ込みどころは多々ありましたが、いかんせんこの立地での一泊11£。むしろ有難いぐらい。笑
Wi-Fiは、そこまで強くはないですが無料のものが飛んでいます。
共用スペースもあるので、消灯時間後等も明るい中で過ごせます。
スタッフの方は明るく、値段も含めたトータルで見たらとても満足できる宿でした!!
「11£にしては」とてもいい宿だと思います!
Bath Backpackers Hostel(Booking.com)
 

Bath Abbey/バース寺院

世界遺産でありこの街随一の観光名所、The Roman Bath入口前広場にそびえ立つこの寺院。

とても歴史のあるもので、
また、その塔はイギリスの中では2番目の高さがあるそう。
バース修道院の正面からの眺め
入場料は無料ですが、入口で寄付を集めているおじさまおばさまが居るので、実質無料での入場は不可。(お金を払わずスルーすることもできますが、恐らく日本人には無理かと思われます笑)
学生は2£(¥280)、一般は4£(¥560)。
天井の彫刻が綺麗で、特徴的だったなと思います。
バース修道院内装縦広角
床には故人の刻銘(墓石)が一面にビッシリと。
教会の床に埋め込まれた碑銘
人に踏まれ磨り減った文字は、定期的に修復を行うそうです。
ステンドグラスも綺麗でした。
バース修道院の正面ステンドグラス
観光名所の多い都市ではないので、バースを訪れた際には必訪のポイントです。
 

The Roman Bath/ローマ浴場

バース随一の観光名所、世界遺産The Roman Bath/ローマ浴場。

ローマ時代にイギリスに侵攻したローマ人が建造したこの浴場。
以来土の底に埋まっていたそうですが、300年ほど前に発掘されたそうです。
ローマン・バス
入場料は学生13£(¥1820)で少しお高く感じますが、それに見合うだけの展示があります。
日本語のオーディオガイドは無料!
勿論のことながらローマ浴場の展示。
ローマ浴場を2階テラスから
その当時の人々の暮らしを紐解いていく展示や、「呪いの手紙」の展示など、ローマ時代当時の街や人々の様子がとてもよく分かる素晴らしい展示です(何より日本語なので分かりやすい)。オーディオガイドをじっくり聞きながら回ったところ、所要時間は2時間越え。笑
写真で紹介。
おかしな髪型ですが、この髪型をローマ時代に保てたのは富裕層であった証だそう。
ローマ時代の富裕層女性の像
呪いの手紙。
呪いの手紙の展示
室内保管されている遺跡の一部。
ローマン・バス遺跡の室内保管
一階から見た浴槽。
浴槽を一階から
最後には温泉を飲めるコーナーがありました!!
ローマン・バスの飲用温泉
ミネラルたっぷりだな~っていう味、飲みやすいです。
単純泉ではないので飲用水にはならないですが、それでもなかなかの飲みやすさだったなと思います。
温泉の成分表。
温泉の成分表
古代遺跡としての温泉を訪ねる、温泉好きの我々日本人からしたらなかなか面白いスポットです。

 

Thermae Bath Spa/バース・スパ

これまたとても楽しみにしていた、バースの入浴施設。
詳しくは別記事に書きましたが、この施設は、温泉というよりもただのプールでした。
源泉は一切使用しておらず、全面水道水。
たまたま改装中だったので、サウナにも入れず、いまいちでした。
日本からの観光で、外国人カップルがプールでイチャコラして居るのを見て見たい!と言う方にはオススメですが、他にもっと温泉らしい温泉施設はヨーロッパ中にあるので、「これがヨーロッパの温泉だ!」と思われてしまうと少し残念です。
ですので、極限までハードルを下げての訪問をオススメします。
屋上プール等、楽しかったには楽しかったです!笑
入浴料は35£(¥4900)とお高めでした。
 

おわりに

こんな感じにざっとバースを巡りました。
ローマ浴場に関してほとんど下調べをしていなかったので、想像以上の展示量と内容の濃さに驚かされました。
アクティビティ(スパ)は、微妙でしたが、ローマ時代の街並みが残る街。街並みや歴史を振り返るには素晴らしい場所だなと感じました!!
翌日はロンドンへと移動です!
最後までご覧いただきありがとうございました!

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