ハノーファー新市庁舎の外観

庭園と歴史的建造物が見どころ、ドイツ・ハノーファー観光記

留学プログラムもすべて終了し、あとは遊んで帰るだけ。母と祖母が留学先のゲッティンゲンに遊びに来ていたんですが、それほど見どころも多く無いので、RE(地域鉄道)で1時間半の州都ハノーファーに。
空港利用やらバス利用やらライブがあるやらで10回以上はこの一年で訪れたかと思うんですが、しっかりとした観光はしたことが無かったので、半日使ってのんびりと。半日〜一日で回るべきオススメのスポットは一通り抑えられたかなと思います。では。
2017/7/31 ハノーファー(ドイツ)

《移動》Göttingen/ゲッティンゲン→Hannover/ハノーファー

まずは寮のあるゲッティンゲンからハノーファーへと移動。退寮の手続きがあったので、11:45頃寮を出てご飯を食べ、13:07のREでハノーファーへ。
ニーダーザクセン州内の地域鉄道等が乗り放題のチケットがあるので、それを17€(1€=¥130→¥2210[以下同一レート])で購入。すれば良かったんですが、存在を知らなかったので片道チケットを23€(¥2990)ほどで購入しました。
初めからニーダーザクセンチケットを購入していれば2人往復17€(¥2210)のみで済んだんですが、片道で46€(¥5980)も払ってしまいした。後悔。
そんなこんなで、14:30頃にハノーファー中央駅に到着。
ハノーファー中央駅の外観

 

Großer Garten/グローサー・ガルテン

ハノーファーの一番の観光名所と言っても過言では無いこの庭園ですが、一度も訪れたことが無かったので訪問。
かつてハノーファーはハノーファー王国の首都だったんですが、その際に王族が居住していたのがこの庭園のあたり。つまりこの庭園は、王宮庭園だった訳です。

現在の中心街からは少し離れた場所にあるので、ハノーファー中央駅から徒歩5分の隣駅、Kröpcke駅からUバーン3番か5番で10分ほど。
グローサーガルテンハノーファーの入口
入場料は、付属の博物館と向かいにあるBerggartenが込みで8€(¥1040)。学生は5€(¥650)です。
入場してからは、小さなテーマ別の庭があったり、大きな区画の庭があったり。
小庭園
大庭園
大庭園を歩く人々
写真を撮るドイツ人青年
噴水の側の親子

噴水も大小たくさんありますが、一番迫力があるのは庭園の中ほどにあるGroßer brunnen/大噴水。
大噴水を引きで
ハノーファーの大噴水
説明書きによれば、1700年代に35m、1800年代には60mもの噴水高を獲得したとのこと。現在の高さは書いてありませんが、それに匹敵する高さまで水が常時吹き上げられていました(夏のみとのこと)。
大噴水を近くから
大噴水の説明書き

付属の博物館にも入りましたが、規模はそれほどではありません。ゴシックが好きな人は楽しめるかも知れませんが、個人的には微妙でした。笑
ハノーファーのゴシック博物館

トータルでの滞在時間は45分強でした。ハノーファーを訪れるならば、訪問必須のスポットです!
大庭園を俯瞰で

Großer Garten/グローサー・ガルテン
住所:Herrenhäuser Str. 4, 30419 Hannover
公式サイト:https://www.hannover.de/Herrenhausen/Herrenh%C3%A4user-G%C3%A4rten/Gro%C3%9Fer-Garten
電話番号:0511 16834000

 

 

Berggarten/ベルク・ガルテン

グローサーガルテンの向かいにある庭園。隣には水族館もあったりしますが、グローサーガルテンのチケットで庭園だけ入場。
こちらは、庭園というよりはどちらかというと植物園といった雰囲気でした。温室があったり、魅せる庭園ではなく植物の展示が豊富。
ハノーファーの温室
小庭園
ハノーファー、ベルクガルテンの生い茂る樹木
ベルクガルテンのマップ
グローサーガルテンで疲れていたのもあり、30分もせずに退場しました。

Berggarten/ベルク・ガルテン
住所:Herrenhäuser Str. 4, 30419 Hannover
公式サイト:http://www.berggarten-hannover.de/
電話番号:0511 16847576

 

 

Marktkirche/マルクト教会

Kröpcke駅(街の中心地)へと戻り、街を散策しながら南へ10分ほど。街のシンボル、マルクト教会です。石造りでかなりしっかりしています。
ハノーファー・マルクト教会の外観
マルクト教会の入り口
内装も石造りで無骨な雰囲気。
マルクト教会の内装
ハノーファーは第二次大戦で爆撃を受けているんですが、その影響か外壁には焼け跡が見られます。
それほど派手な教会ではありませんが、旧市街の街並みも近くにあるので、観光するにはいい場所だと思います。

Marktkirche/マルクト教会
住所:Hanns-Lilje-Platz 2, 30159 Hannover
公式サイト:http://marktkirche-hannover.de/
電話番号:0511 364370

 

 

Neues Rathaus/新市庁舎

マルクト教会から徒歩で10分弱の場所にある新市庁舎。
ハノーファー新市庁舎の外観
新というからによっぽど新しい、というわけではなく、戦前の建物です。1階のホールには年代別の街の模型があるんですが、それによれば、この新市庁舎は爆撃の被害を受けていないようです。
置いてあった模型は4つ。
1689年
大昔のハノーファーの街並
1945年
戦後のハノーファーの街の模型
爆撃を受けたハノーファーの街並
現在
現在のハノーファーの街並の模型
ハノーファーの街の変遷が分かって、なかなか面白かったです。
本当は市庁舎上の展望台にも登れるはずだったんですが、閉館時間の18:00が近かったこともあり上れず。少し残念でした。

Neues Rathaus/新市庁舎
住所:Trammplatz 2, 30159 Hannover
公式サイト:https://www.hannover.de/Tourismus/Besucher-Service/Service-Mobilit%C3%A4t/Aktuelles/Neues-Rathaus-unter-Top-80-Deutschlands-beliebtester-Reiseziele
電話番号:0511 1680

 

 

Die Aegidienkirche/エギディエン教会

新市庁舎から最寄りのUバーン駅に歩く途中に見つけた教会跡。
跡というのも、戦争で焼け落ちたままの状態で保存されています。なので天井は無く、外壁にもかなり焼け跡が残っています。
エギディエン教会の外観
終戦祈念か何かのイベントがあるようで、こんな張り紙がされていました。

天井のない構内には、十字架がぽつりと立っているだけ。喧騒の中にありますが、厳かな雰囲気がありました。訪問できてよかったです。
エギディエン教会の十字架

Die Aegidienkirche/エギディエン教会
住所:Aegidienkirchhof 1, 30159 Hannover
公式サイト:http://marktkirche-hannover.de/?page_id=1876
電話番号:0511 324513

 

 

《移動》Hannover/ハノーファー→Göttongen/ゲッティンゲン

中央駅に戻り、Nordsee(魚料理のチェーン店)で夕食を。その後は往路同様REに乗り、20:00前にゲッティンゲンに到着しました。留学最後のハノーファーが終了。

 

おわりに

13:00にゲッティンゲンを出て20:00に帰着。7時間でのハノーファー日帰り旅行でした!現地での滞在時間は4時間ほどだったかと思いますが、それでも十分に観光地は見て回れたなと思います。
観光局(?)の公式ページにも書いてあるんですが、ドイツの交通網の要とも言えるハノーファー。ベルリン〜ケルンを東西で結ぶICEが通過し、ハンブルク〜ミュンヘン・フランクフルトを結ぶICEも通過します。
そんな交通網の充実したハノーファー。時間があればぜひ訪れてみてください。では、最後までご覧いただきありがとうございました。
ハノーファーの旧市街の街並み

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