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シャルムエルシェイク紅海ダイビング5日目|地球一周旅記DAY30

この日はデイリーの近距離ダイブでなく、沈没船への小遠征。

朝早くに宿を出て、そこそこの時間に宿に帰り着きました。

ダイビングの内容はもちろん充実。
2018/9/18

ダイビング

朝早くからダイビングへと出発。
沈船へは大きなボートで行くので人数が揃ったら行けるかもしれない、との事だったので意思表明はしておいたのがどうにか結実。

船はイギリスの商船で、第二次大戦中にドイツ軍の爆撃で沈んだもの。

マルタでも沈船は潜りましたが、観光用に意図的に沈められたものだったので格という意味では段違い。

4:30に起床し、ピックアップのバン乗り場へ。

6:00前には港に着きましたが、結局出港は2時間後。
聞いた話によると、エジプト人の女性ダイバーの乗船を海上警察が認めず、揉めていたのだとか。(翌日聞いたら、どこかのダイブショップが急に10人近く人数を増やして、 ボート側と料金のやりとりで揉めてた、という話だったらしいです)

船内で朝食。

出港から4時間後にダイビングを開始し、40分を二本。

商船でトラックや汽車を運搬していたこともあり、とても見所の多い沈船でした。
詳しくはダイビング記に。
ドイツ軍の爆撃に沈んだ英艦船へ潜水【ダイビング記★9】

二本終了後に船上で昼食をとり、18:30前に帰港。長い一日が終わりました。

車を降りて宿までは、裏道を通って徒歩5分強。

爆破テロがあって以降客足は減っているようで、廃業状態の建物もいくらかありました。

いかんせん疲れていたので、夜は外に出ず宿籠り。

若干風邪気味だったので、熱めのシャワーを浴び、白湯を飲み、カップ麺を食べ身体を温める。

カレー味。

味付けのオイルも入っている本格派。美味しかったです!

そして22:30過ぎに就寝しました。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

4:30 起床
5:05 宿発
5:20 ピックアップ
5:40 港着
7:30 出港
8:30 朝食ビュッフェ@船上
11:35 一本目
13:25 二本目
14:30 昼食ビュッフェ@船上
18:25 帰港
19:00 SiM1GBチャージ(50EL)
19:20 宿帰着
22:40 就寝

ドイツ軍の爆撃に沈んだ英艦船へと潜水@シャルムエルシェイク【ダイビング記 ★9】

No.60,61 2018年9月18日 天候 晴
評価★★★★★★★★★☆
【スポット】紅海 エジプト シャルムエルシェイク✳︎Thistlegorm
【ショップ】Emperor Divers
~Memo~
念願の沈没船への小遠征。
「エンジンが2つある大きな船でないと行けないから、人が集まれば遠征するよ」と言われては言われていたんですが、どうにか出港。
船には5,6グループ、20人以上は乗っていたと思います。

沈船 “Thislegrom”について

潜る沈船はイギリスの商船、船名は「Thislegrom」。スコットランド語らしく、発音は「スィスリクム」みたいな感じ。

第二次大戦中、アフリカ北部の英国部隊に物資を補給するために南アフリカ経由で紅海入り。
地中海を制圧していたドイツ軍はクイーンメリー号による大師団の派遣を警戒していたらしく、その際に独軍に捕捉され沈められたのがこの「Thislegrom」とのこと。
商船が徴用されたもので乗組員は40人ほどで、対空装備は船尾の2つの機銃のみ。
軍艦の護衛もいたものの、爆弾を格納していたエリアに爆撃を喰らい誘爆。爆撃により9人が死亡し、沈んだとのこと。

海底30mに沈んだ現在の姿はこのような感じ。

出発

出発は朝5:00過ぎ。

ピックアップのバスに乗り、ナーマベイとは別の、シャルムエルシェイクのメインの港へと15分ほど。

アフリカの朝陽は驚くほど大きいです。

乗船。確かに大きな船。

3階デッキまで。

シャルムエルシェイクのメインポート。

1階の船室で眠ったりしていましたが、なかなか出港せず。
エジプト人の女性ダイバーの乗船を海上警察が認めなかったらしく、それで揉めていたとのこと。最終的に女性は下船したものことで、乗船から2時間近く経った7:30頃ようやく出港。

相変わらず僕らは2人だけなので、ダンカンとマンツーマンでブリーフィング。

潜行ルートから迷子になった時の対応までかなり細かく。
このダイビング用にナイトロック(酸素濃度が高いタンク)も使ったので、それに関する講習(?)も10分ほど。

そして朝食ビュッフェ。
野菜が無かったのが残念。

一本目 沈船を外部から

出港から4時間ほどでポイントに到着、プラットホームにはたくさんの人が。

潮に流されないようロープを伝い潜行するので、順番待ち。

海中に入るとロープを掴み、ロープに沿って一気に水深20m近くまで潜行。

船を外側から見て回ります。

船外に見事に着地している運搬中だったと思しき機関車。

小型戦車。

砲弾。

機関銃。

砲弾と思しき物体には、”1929″の刻印が。

魚も沢山いました。

異様に近くに寄ってきたスズメダイ。

恐ろしく大きなナポレオンフィッシュ(3m以上はあったと思います)にも遭遇しましたが、視程が悪かったので写真には全く映えず。

階段。

爆撃でめくれた甲板の裏側。

40分ほどで浮上しました。
浮上はラインに沿って。

二本目 機関車との記念撮影と船内探索

二本目。改めてブリーフィング。

船内を見て回るという方針はあったんですが、「もし可能だったら、機関車と記念写真取れないですかね〜?」とおねだり。
「潮流次第だけど、出来たら通ろう」と。

先陣を切って潜行。

潮流が穏やかだったので、機関車と記念撮影!

その後は船室(というか貨物室)の中へ。

「船の中は”Museum(博物館)”みたいだぞ」とダンカンに言われてはいたんですが、なるほど。

機関銃などはバラバラに散乱しているんですが、トラックなどは元の位置にそのままの形を留めていました。

トラック。

バイクなんかも。

魚もたくさんいました。

倉庫の外へ。これも列車?

錨を下ろす装置。

デッキを通って帰路に。

ミノカサゴ系の魚はここまで一切見ていなかったんですが、ついに遭遇!

クマノミも。

ロープを伝い浮上。

視程が短いので、5mまで来るとロープの先は全く見えず。

35分ほどで浮上したので、誰もいない船上でコーヒーを。

ダンカンと記念撮影。

気づけば船上は人でごった返し、昼食ビュッフェへ。

昼食には野菜が出たのでたっぷり。

18:30前に帰港し、車で宿まで戻りました。

マルタで潜った沈船とは比べ物にならない、圧倒的リアリティと面白さでした。

~Dive Datum No.60~
コンディション:良い 波有
気温・水温:34℃・27℃
透明度:15m
IN OUT:11:35→12:18(43min)
最大深度:29.0m
平均深度:20.1m
残圧:200-30
装備:AW130 ウェイト8kg ロングウェットスーツ ラッシュガード
ガイド:ダンカン(イギリス人)
バディ:ダンカン
~Dive Datum No.61~
コンディション:良い 波有
気温・水温:34℃・27℃
透明度:15m
IN OUT:13:23→13:59(36min)
最大深度:28.7m
平均深度:18.9m
残圧:200-40
装備:AW130 ウェイト8kg ロングウェットスーツ ラッシュガード
ガイド:ダンカン(イギリス人)
バディ:ダンカン

シャルムエルシェイク紅海ダイビング4日目|地球一周旅記DAY29

シャルムエルシェイクでの滞在も折り返し、4日目。
相変わらずダイビングだけの一日でしたが、マグロを見たり潮に流されたりとなかなかダイビング自体は楽しかったです。
2018/9/17

6:30に起床。相も変わらず7:00過ぎに朝食ビュッフェ。
エジプトは、豆が美味しいなとようやく気づきました。ひよこ豆そのものであったり、ファラッフェルであったり。

ダイブショップで待つのも癪なのでギリギリの時間に宿を出発。

ダイビング

8:00にショップに着き、ダンカンとお喋り。
10月にトランジットで東京に立ち寄るとは言っていたんですが、その話を少し。

宿は新宿西口との事だったので、歌舞伎町に行くといいよ〜だとか、簡単な話を。
予定はマリオカート(街中を走るやつ)をやることだけで、それ以外はボーッと過ごすんだそう。

船着き場に向かい、8:15頃出港。
2時間ほど走ったところで一本目。マグロを見れたのが良かった回。
大物マグロと初めての遭遇!!@シャルムエルシェイク【ダイビング記★8】

船に戻り少しするとランチタイム。
ビュッフェ。

二本目。
潮の流れが強く凄く疲れましたが、オコゼだのナマコだの見られたので良かったかなと。
潮に流され酸素切れになった一本(小物多め)@シャルムエルシェイク【ダイビング記 ★7″】

16:00過ぎに帰港し、この日はお腹が空いていたのでKFCへ。スナックパックを買い、2日目に飲んだビールと共に。

その間友人とだらだら電話をし、友人(社会人)の夏休みに合わせて九州を回る計画を。

翌日の朝がとても早かったので、21:00過ぎには就寝。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

6:30 起床
7:05 朝食
7:55 宿出発
8:00 ダイブショップ着
8:15 出港
10:15 一本目
11:45 昼食@船上
13:35 二本目
16:05 帰港
16:15 買い出し(ビール×2 40EL KFC 45EL)
16:30 友人と電話(1時間20分)
21:15 就寝

潮に流され酸素切れになった一本(小物多め)@シャルムエルシェイク【ダイビング記 ★7】

No.59 2018年9月17日 天候 晴
評価★★★★★★★☆☆☆
【スポット】紅海 エジプト シャルムエルシェイク✳︎Gordon Reef
【ショップ】Emperor Divers
~Memo~
4日目二本目。2日目にも潜ったGordon Reefに。

ブリーフィング。

2グループ潜行後、最後にジャンプ。

準備するダンカン。

潜行開始。浅瀬10m弱。

なまこ。なまこって英語で”Sea Cucumber”って言うらしいです。ワードセンス。。

オコゼの一種と思しき魚。

砂地に擬態し胸ビレで歩いてました。かわいい。

こんな感じのゴツゴツした平らな一帯。

クマノミ!!流れが強かったので逆さになってシャッター切りましたが、いい感じに撮れました!

Schooling Rubberfish(日本名不明)。

とにかく、物凄い数。
群れの中に入ったのでなおさら迫力が。

さーーーっと魚の群れはがはけたと思ったら、深海から何者かが…

大物か??と期待するも、ツバメウオ。
近くまで来てくれたので、よし。

この後、思ったより潮に流されてしまったのか、休む間も無く10分ほど潮に逆らって泳ぎ続け。

足がつる寸前でようやく浮上。

救出。

水中で頭が痛くなって少しぼーっとして来たりしていたんですが(恐らく酸素不足)、最終的に残圧はほぼゼロ。

「これはFacebookに載せたらまずいなw」とダンカンは言ってましたが、ブログならセーフ?笑
「沖で浮上すると波にやられるし船にもなかなか見つけてもらえないから、海中を進むのを選んだんだ」と言ってました。
そんなダンカンの残圧は100。テクニカルダイビング(100mとか潜るやつ)のインストラクター、さすが。

こんな感じで4日目が終了しました。

~Dive Datum~
コンディション:良い 凪
気温・水温:35℃・27℃
透明度:25m
IN OUT:13:35→14:27(52min)
最大深度:21.6m
平均深度:12.8m
残圧:200-5
装備:AW130 ウェイト8kg ロングウェットスーツ
ガイド:ダンカン(イギリス人)
バディ:ダンカン