約2週間ぶりの搭乗記。
本当は陸路でドイツからロシアに抜ける気でいたんですが、唯一鉄道が東西を結んでいるベラルーシに入るにはビザが必要だと。
となればモスクワまでワルシャワ(ポーランド)から飛ぶかベルリンから飛ぶかと悩んだんですが、アエロフロートに乗ったことがなかったのでベルリンから搭乗することに。
10,000円を切るようなLCCも幾つか選択肢はあったんですが、荷物も預ける必要があったので、安心を1万円で買いつつアエロフロートに乗れるなら、という判断をしました。
2018/10/12
搭乗ルート
搭乗したのはアエロフロート・ロシア航空SU2313便。
12:10ベルリン発15:45モスクワ着のフライトで、時差が1時間あるのでフライト時間は2時間35分。
飛行ルートは以下の通りです。
機材 A320-214(VQ-BHN)
機材はA320。
首都を結ぶ便だしもう少し大きな機材でもいいのでは…とも思いましたが、機内はガラガラでした。
搭乗記(ベルリン・シェーネフェルト空港(SXF)〜モスクワ・シェレメーチェヴォ空港(SVO))
フライトの時間は12:10。
2時間前には空港には着きたいと思っていたので、9:00過ぎに宿を出発。
朝食にケバブを食べていたら一本列車を逃してしまいましたが、9:49発RB(Regional Bahn)に乗車し、空港までは30分ほどの旅路。
10:23着となっていましたが10:19には到着。
あまりにも空港感のない駅でしたが、ほとんどの乗客が降りたので下車。
駅から空港まで5分ほど歩かされるという、なんとも効率の悪い設計。
ターミナルに到着。人はそこそこ並んでいましたが、15分ほどでチェックイン。
「最終目的地は東京?」と聞かれたのでモスクワだと返すと少し驚いた表情の地上スタッフ。
大きな袋を渡され、預け荷物のバックパックを入れるように指示されました。
保安ゲートもそこそこ列が長く、通過には10分ほど。
空港到着から保安検査を抜けるまで、40分ほど掛かりました。
薄っすらとしか見えない搭乗機材。
保安検査を抜け、免税エリアを抜けてから出国審査。
11:10頃ゲート前に到着し、予定時刻とそれほど変わることなく11:35に搭乗が開始。
座席は通路側でしたが、機内はガラガラだったので窓際に移動。
足元がやけに広いなと思ったら、非常口座席でした。
注意は「ここに目を通しておいてください」と伝えられただけ。
定刻の12:10きっかりにプッシュバック開始。
12:15には滑走路に向け動き始め、12:20にはテイクオフ。
テイクオフ後に右旋回し、左手には5角形のターミナルが特徴的なベルリン・テーゲル空港が。
そしてベルリンの街並み。主翼の付け根あたりにテレビ塔が。
20分ほど飛ぶと軽食の提供。飲み物はもちろんトマトジュース。
チーズとハムのサンドイッチでした。
特にその後のサービスは何も無く。
順調に飛行を続け、現地時間14:30頃には降下を開始。
左手に空港が見えるなーと思っていたら空港に向かって旋回。
滑走路の目の前を突っ切ってぐるっと回りランディングする、何とも斬新なアプローチコース。
高度は離陸機とダブらないから問題ないんでしょうが、何だか不思議な感じでした。
結局ランディングは、降下開始から1時間近く経った15:35。
5分ほどタクシーし、「やけに綺麗に整列してるなぁ」
と思ったら、この機体の前を通り、プッシュバックされてスポット入り。これまた斬新。
スポット到着は15:45でしたが、そこからバスに10分以上揺られ、ターミナル到着は16:10。
途中、消火訓練用の機材がありました。
鳥よけのミラーボール?
入国審査は厳しいものかと思っていましたが、審査官はへらへらお喋りをしており、3分も掛からず通過。(列には10分ほど)
16:25には預け手荷物を受け取り。無事に荷物は到着。
後から知ったんですが、空港内は撮影禁止らしく。
ケータイショップでSiMカードを購入。
2週間制限なしLTEが500ルーブル(1000円しないぐらい)。
このお店の写真を撮ったら、通りかかったおじさんに「何写真撮ってんだ!」とでも言わんばかりに怒鳴られ(ロシア語なので何を言ったか不明)、「なんだこのクソジジイ」と睨みつけていたらきまり悪そうにしていました。
それなら何で他人をいきなり怒鳴りつけたりするんだ。。(今思うと、「撮影禁止で警察に怒られるぐらいなら」という親切心だったのかも知れませんが)
とは言え、明らかに写真向けのスポットもあったり。
撮影禁止なのか、真偽は不明。
で、その後は500ルーブルでモスクワ行きの特急列車の乗車券を購入し、30分ごと発の列車が3分後の出発だったので小走り。
どうにか乗車し、30分ほどでモスクワ市街に到着しました。
おわりに
初めてのアエロフロート、初めてのロシア、初めてのモスクワ。
結構期待値高めで臨んだんですが、「まあ、そんなもんよな〜」という感じでした。
もちろん何事もないのが一番ではありますが、期待を上回る何かがあったかと言えば、機内がガラガラだったのと、アプローチルートが面白かったことぐらい。
アプローチとスポット入りが面白かったのは飛行機好きとしては良かったですが、アエロフロートの評価は「普通」と言ったところです。
CAのおじちゃんもやる気なさそうでしたし。
最後までお読み頂きありがとうございます。