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ニュルンベルクで”世界一有名なクリスマスマーケット”を訪ねた2泊3日

【場所】ニュルンベルク/Nürnberg(ドイツ)
【期間】2016/12/16〜2016/12/18
【目的】観光・クリスマスマーケット
【同行者】日本で同じ語学学校に通ってた方々と

 

ニュルンベルクに行ってきました。


ミュンヘンからだと電車で1~2時間ほどですが、ぼくの住むゲッティンゲンからは高速バスで5時間ほど。電車でどれほど掛かるのかは、知りません。笑
日本で同じ語学学校のクラスで勉強していた方々と、せっかくこっちに居るんだから会おうーという事でこの度はニュルンベルクに。

ミュンヘンにいる院生2人と同じ宿で2泊、ニュルンベルクに留学している学部生1人と合流して4人でぐるぐるーって感じでした。
到着日の金曜日はさーっとクリスマスマーケット。土曜日はナチスやWWⅡ関連の施設と、DB(Deutsch Bahn/ドイツ鉄道(国鉄))博物館。日曜日はニュルンベルクのお城を見てからローデンブルグ(電車で1.5h)に移動し観光。っていうスケジュールでした。では。

1. 《移動》ゲッティンゲン→ニュルンベルク(Flixbus)・宿

直通のバスが一番安かったので、12:00ゲッティンゲン発のFlixbusに。17€(1€=120円→2040円[以下同レート計算])。
出発前はゲッティンゲン駅のバーガーキングに。Wi-Fi完備。
ドイツのバーガーキングのセット

到着は17:15予定でしたが、10分ほど遅れて17:25頃。
お二方と合流し、Booking.comで予約した宿に。
Sultania Homeshareling。場所はここ。

普通のホステルかなんかかと思って予約したんですが、ホームシェアリング(Airbnbみたいな?)でした。
3ベッドの部屋で、水洗は共用。2泊トータル180€で、一人一泊30€(3600円)でした。
値段の割に、部屋はすごく綺麗。水周りも綺麗でした。
一つのフロアに3部屋ほどあって、それぞれに宿泊グループが居るような感じ。
キッチンには、綺麗で大きい冷蔵庫と、食器も綺麗なものが完備。(写真は撮り忘れました)
メッセージの対応もしっかりしてたので、オーナーさんの丁寧さやら心遣いやらがよく現れてたなと思います。

チェックアウト時間は過ぎていたので、お隣のケバブ屋さんで鍵を受け取り、部屋へ。

 

2. ニュルンベルクのクリスマスマーケット

少し休んだら、クリスマスマーケット!!
ニュルンベルクのクリスマスマーケットは、「世界一有名なクリスマスマーケット」として知られています。
初開催は1628年。ニュルンベルクのクリスマスマーケットは、他地域のように’Weihnachtsmarkt(ヴァイナハツマルクト)’でなく、’Christkindlesmarkt(クリストキントレスマルクト)’と呼ばれます。
180の出店が並び、年間来場者は200万人。ドイツ最大のクリスマスマーケットです。(ここまで全てwikipedia.deより)

宿の最寄りの’Aufseßplatz(アオフセスプラッツ)’駅から2駅、’Lorenzkirche(ローレンツキルヒェ)’駅。

‘Lorenz Kirche’という教会の麓にある駅なわけですが、会場はここから徒歩5〜10分ほど。
ニュルンベルクの教会
ニュルンベルク Kinderweihnachtの入口

会場は、広いです。
ニュルンベルクのクリスマスマーケットを上から
この広さだけあって、出店の種類もいままでのクリスマスマーケット(ゲッティンゲン・ケルン)よりも多様でした。
シュトーレン専門店や、おままごとで使うような小さな食器のショップ、エスプレッソバーなどなど。。
シュトーレン専門店の出店
小物屋さん

ステーキが美味しそうだったので3人揃って注文。3.5€(420円)。
ステーキを挟んだパン

Glühwein(グリューワイン)(クリスマスマーケット定番のお酒。香辛料や甘味料が入った温かいワイン)のカップはこんな感じ。
Pfand(カップのデポジット)は3€(360円)で、トータル6.5€(780円)。
ニュルンベルク、グリューワインのカップ

会場が見下ろせる位置にある’Frauen(フラオエン)Kirche’は、3.5€(420円)払うと、それほど高くはないですが、塔に登ることが出来て会場を見下ろすことができます。

フラオエン教会を正面から
フラオエン教会から見下ろしたクリスマスマーケット
翌日もクリスマスマーケットには繰り出したんですが、この日は、出店で小銭ケースやらお土産感のある(自分で飲みますが)お茶を購入。
会場近くの’SanktSebaldus(サンクトセバルデゥス)Kirche’で音楽隊の公開練習(?)もタダで見学しました。
サンクトセバルデゥスの内部

 

3. ニュルンベルクのオススメレストラン(Bratwursthäusle bei St. Sebald)

食事は会場すぐそばのレストランで。

有名なのか、日本人がたくさん居ました。
17:30頃だったので待たずに入れましたが、その後は混雑していました。
注文はビールとソーセージ。パン1つを加えて、15€(1800円)ほど。
グラスでドイツビール
ニュルンベルクのソーセージ
そんな、1日目と2日目のクリスマスマーケットでした。

〜2日目 ニュルンベルク裁判記念館・ナチス党大会会場・DB鉄道博物館〜
・ニュルンベルク裁判所
・ナチス党大会会場
・DB(ドイツ鉄道)博物館
・Kaiserburg Nürnberg(カイザーブルグニュルンベルク)(お城)
の4候補を回ることにし、まずは10時の開場時間に合わせてニュルンベルク裁判記念館へ。

4. ニュルンベルク裁判記念館


第二次世界大戦後、ナチ党の首脳を中心とした戦争犯罪人が裁かれた、ニュルンベルク裁判が開かれた場所。現役で使われてる建物もありますが、別の建物に博物館があります。
最寄りの’Bärenschanze(ベーレンシャンツェ)’駅を出て、徒歩5分。
この角を右へ。
ニュルンベルク裁判記念館の入口

‘Memorium Nürnberger Prozesse'(ニュルンベルク裁判記念館)。
入口の看板
入館料は学生3€(360円)。英語orドイツ語の音声ガイドを受け付けで貸してくれます。
どこの国から来たかを聞いていたので、入場者の出身国データを取ってる様子でした。3階は、裁判や戦争に関係する展示。
じっくり見たらかなり量があります。
ニュルンベルク裁判に関する展示

東京裁判に関する展示も。
東京裁判
展示コーナーは30分ほどで退散。
2階には当時使われた法廷を模した部屋があります。
ニュルンベルク裁判所の再現部屋
トータルの所要時間は1時間ほど。

 

5. ナチ党大会会場

その後は、U-Bahn(地下鉄)でニュルンベルク中央駅へ出たのち、Tram(路面電車)で’Doku Zentrum(ドクツェントルム)’駅へ。目の前がナチ党大会会場とその展示施設です。
ナチ党大会会場入口
戦時中にナチ党の拠点があったニュルンベルク。ヒトラーが建設を目論んだ党大会会場(未完成のまま終戦)の一部が展示場になってます。
ここも入館料は学生3€(360円)。ドイツ語or英語の音声ガイドを貸し出されます。
音声ガイドの機械
展示はナチ党に関連したものが中心。
必然的に、第二次大戦やホロコーストについても触れてます。
ナチ式敬礼の写真
過去の党大会会場
アウシュビッツの犠牲者に関する展示

なんでこんなに政治的にデリケートな問題を大々的に(?)展示できるのか、日本人の感覚としては少し不思議でした。
というのも、日本に同様の施設があったら、国内団体やら国外団体やらからクレームが殺到するだろうなと。この施設は、中立性が守られてるなという印象は当然ありましたが。
展示施設の入り口の左手を建物に沿って進むと、党大会会場の内側に入れます。高さは30mあるとのこと。
党大会会場の内部
完成予想図。
ナチ党大会会場の完成予想図
展示施設内にも、党大会会場を見渡せるポイントはあります。
2階から眺めた会場

 

6. DB鉄道博物館

1時間半ほど滞在した後は、Tramに乗って、’Kohlenhof(コーレンホーフ)’停留所。
徒歩5分強でDB鉄道博物館。
DB鉄道博物館の外観

日本にある鉄道博物館と、同じ様といえば同じような感じです。
ドイツにおける歴史の展示、車両の模型の展示、鉄道の未来とは、ジオラマ。。。
ドイツの過去の鉄道員の制服
ドイツの蒸気機関車
最新のICEの実寸大の模型
近未来の鉄道に関する展示
近未来的な部屋
HOゲージの模型
別館に屋外展示があるんですが、信号機を実際に動かせたりして、楽しかったです。
落書きされたドイツ鉄道
ポイントの切替器
本館3階にシュミレーターがあるそうですが、時間が無かったのでそこまでは回れませんでした。
本当はこの日に’Kaiserburg(お城)’も行きたかったんですが、17時と思っていた閉館時間が16時だったということが判明し、断念。
そのままクリスマスマーケットに繰り出し、帰宅して就寝。
2日目が終了です。

〜3日目 城・ローデンブルグ〜

7. Kaiserburg/カイザーブルク城

2日目に回りきれなかったお城に。

10時会場とのことだったので、10時に。
クリスマスマーケットの最寄りの’LorenzKirche’駅から、クリスマスマーケットを突っ切って、10分強。
外観。
ニュルンベルクのお城の外観
チケットは、塔、井戸、展示施設の3つ込みのものが、学生6€(720円)。
チケット売り場を出てすぐ右手の入り口が展示施設。
歴史の展示や、当時の武具の展示など。
甲冑の展示
大砲

センター試験現代文を思い出しました。(日本刀の鍔やら何やらがどうこうのやつ)
ヨーロッパの中世の剣の鍔

13世紀のサイコロ。
中世のサイコロ
所要時間は30分強。

その後は、塔。
ニュルンベルクのお城の塔
そこまで極端に急傾斜ということも無く、サクッと登れます。(疲れはしますが)
人数制限あり。
入口のゲート
下から。
塔の螺旋階段
天気が天気だったので眺めは微妙。ドイツらしくはありますが。
ニュルンベルク城からの眺め

最後に井戸の展示。
お城の井戸
30分ごとに概説があるそうで、井戸の建物の入り口近くで待ってるとおじさんが出て来て建物内に案内してくれます。
井戸は深さ50mとのこと。
ドイツ語と英語での解説。
水を流し入れたり、蝋燭を下まで下ろしたりしての展示です。
井戸を見下ろす
井戸の所要時間は5分ちょっと。笑

 

8. ローデンブルグへ移動

その後はU-Bahnの’Friedrich-Ebert-Platz(フリートリヒエバートプラッツ)’駅からニュルンベルク中央駅へ。
昼食を摂り、ニュルンベルクを後に。
昼食に食べた中華料理
ローデンブルグへ向かいます。電車を3本乗り継ぎ1.5h掛からないぐらい。
ローデンブルグは思ったよりも(失礼)充実してたので下の別記事です。
これぞヨーロッパ!な街並み、ローデンブルクを巡る。

 

9. おわりに

ニュルンベルク、クリスマスマーケットシーズンなこともあって、日本人がとても多いのが印象的でした(記念館ではほとんど見かけませんでしたが)。
今回は、ドイツでは初めての、分かりやすい城下町への訪問。日本にいるときも思ってましたが、城のある街、水のある街は雰囲気がとても良いなと改めて感じました。
鉄道博物館があったりするのも、少年の心をくすぐられてとても楽しかったです。秋葉原の鉄道博物館でジオラマにかじり付いていた少年時代を思い出しました。笑
では、最後までご覧頂きありがとうございました!!

DB博物館にて、Nゲージの展示。
Nゲージの展示

《大聖堂とクリスマスマーケット》ケルン/Köln(ドイツ)

【場所】ケルン/Köln(英表記:Cologne)(ドイツ)
【期間】2016/12/9〜2016/12/11
【目的】ライブ鑑賞(Yellowcard)・観光・クリスマスマーケット
【同行者】友人1人(行き帰りは別)

ロンドンに引き続きの、ドイツはケルンです。
ケルン大聖堂を川向から橋越しに
ベビメタレッチリを観にロンドンまで行きましたが、今回はイエローカード(yellow card)。
ライブの事はこちらを。
2016/12/10 Yellowcard ~Final world tour@Palladium Köln~
日程としては、ひとまず、金曜日の夜がライブだったのでそこに間に合わせようと。
バスを探したら、ゲッティンゲンからの直通便はなく、一番安い選択肢はハノーバーからの夜行バスでした。
という事で、終電(22:09発→23:26着)でハノーバー中央駅に出て、3:00のバスまでひたすら待ちます。
最悪寒空の下で待つのも覚悟の上だったんですが、駅ナカの、バーガーキングはam3:00までの営業。マクドナルドは24h営業でしたので、マクドナルドへ。
ファンタSを頼み、2時間半粘り。笑
意外と人は入ってました。
バス待ちの人やら、飲み帰りで終電無くなった風の人やら、ホームレスの人やら…

2:45ごろバス乗り場へ移動。
ハノーバー中央駅から徒歩1分。
ボン行きのバスです。

片道13€(1€=120円→1,560円[以下同レート計算])。
3:00に出て、ケルン到着は7:50。
バスは2階建でしたが、2席に1人ぐらいの混み具合。しっかり睡眠。
ケルンは中央駅近くに高速バス乗り場が無いようで、中央駅からSバーンで15分ほどの’Leverkusen Mitte’駅にあるバスターミナルに到着します。

中央駅までは2.8€(336円)。
バスでも中央駅まで行けたんじゃ無いかとも思うんですが、いまいちよく分からなかったので、周りの流れに任せて電車をチョイス。
中央駅の北側は特に何もありません。今回泊まる宿があるぐらい。
ケルン駅にあった鉄道模型

ただ、南口を出るとすぐ目の前がこの風景。
ケルン大聖堂を横から

朝一であまり人はいませんでした。が、軽く散策。
クリスマーケットが見たくてケルンに来たのもあったので、まだ営業は始まってませんでしたが、下見。
ケルンのクリスマスマーケットの入口

その後は、夜のライブまで予定は無いので、ひたすら適当に、マップを見ながら散策しました。
途中ご飯を食べたり、無印を見つけたりしながら。あとクリスマスマーケットも少し。
ケルンの無印良品の店舗
クリスマスソングを演奏していたおじさん達。
ケルンの路上ライブ奏者
戦後のケルンの様子。
戦前のケルンの様子の展示
クリスマスマーケット。中央駅から少し離れた広場のところです。

ケルンのクリスマスマーケット
クリスマスマーケットの人形飾り
クリスマスマーケットのカーリング場
クリスマスマーケットのスケート場
ケルン内のクリスマスマーケットは4ヶ所ほど回りましたが、ここが一番規模は大きそうでした。

最後は、対岸に渡って中央駅までぐるっと一周。
対岸から観たケルンの街

中央駅に通じつる橋’Hohenzollernbrucke(ホーエンツォレルンブリュッケ)’。
ケルンの橋
この橋、南側の通りに端から端まで南京錠が掛けられてます。江ノ島なんかにあるのと同じやつ。
日本でそういう現場に立ち入ったことが無いんで比較は出来ないですが、すごいです、圧巻。
ケルンの橋の南京錠

ざっと計算したんですが、金網1面に横30個縦40個で1200個。橋の全長がざっくり250mで、金網1面は横1mほどなので、全部で250面。
という事で、単純計算で1200×250=300,000。
30万組ものカップルが南京錠をぶら下げて行ったわけですね、恐ろしいです。(ほんとにすごくザックリな計算ですが)

その後は、橋と大聖堂の間にある美術館に。
‘Museum Ludwig(ムゼウム ルードヴィッヒ)’。
ケルン ルードヴィヒ美術館の外観
基本は現代アートの展示です。
自転車を使った現代アート
入館料は11€(1320円)。学生は7.5€(900円)。
チケットを先に購入して見せると、クロークは無料で利用できます。
だらだら観て回ったら、所要時間は2時間半ほど。
結構量があります。
第2次世界大戦をモチーフにしたアート

順路がよく分からなかったのもありますが、序盤は現代芸術家の作品展示。後半終盤にピカソやなんかがあります。
ピカソ

結構ボリュームがあったので、7.5€払う価値は十分あったかと思います。
あまりにも歩き疲れたので、宿に戻ってネットサーフィンをし、18時ごろライブ会場へと出発。
今回の宿は’DJH Jugendherberge(Youth Hostel) Köln-Pathpoint’。

ケルンのユースホステルの外観

ケルン中央駅からは徒歩5分強。
男子4人部屋で、2泊65€(7800円)ほど。
部屋はこんな。
ユースホステル、ドミトリーの室内
ロッカーはめちゃデカイです。2€を入れて使うタイプなので南京錠は持参不要。お金は返ってきます。
ユースホステルのロッカー
コインの投入口

ただ、地下のロッカーは南京錠持参式なので、荷物をチェックイン前後にドロップしたい人は南京錠必須です。
水回りは部屋ごとに付いてます。
あとは、ロビーの所に大きなキッチンがあるので自炊も可能。
朝食は4€(480円)ぐらいで予約可能。1泊目だけ食べましたが、貧相なバイキングスタイル。
個人的には、これに4€払うなら、駅のパン屋で食べた方が満足度は高いかと思います。

ライブに関しては、こちらをご覧下さい。
2016/12/10 Yellowcard ~Final world tour@Palladium Köln~
1日目終了です。

~2日目 ケルン大聖堂・チョコレート博物館・クリスマスマーケット~
この日からはゲッティンゲンから友人(日本人)が来るということで、到着予定の13:30に中央駅前で合流。
まずは、ケルン大聖堂へ。
外観の写真を撮ったりとうろちょろ。
ケルン大聖堂を正面から
その後は、徒歩で30分弱、チョコレート博物館へ。

ケルン、チョコレート博物館の外観

チョコの歴史、カカオの生産について、チョコの製造工程なんかの展示があります。

カカオ栽培に使う船土曜日だけあってすごい人。
チョコレート博物館の入場口
生産ライン展示。
恐らく、ここで作られたチョコが入場時にもらえるチョコかと。
チョコレートを混ぜる機械
チョコレートを成形する型
溢れ出すチョコレート
昔のチョコの販売機。
ドイツの昔のチョコレート自動販売機

見て損は無かったかな~と思いますが、そんなにじっくり見るものでも無いかなという感じはしました。
入館料は、学生6.5€(780円)。1時間弱滞在しました
その後は、友人がZARAに行きたいとの事だったのでそれに付き合い、あとはクリスマスマーケットを転々と。
Innenstadt(中心街)だけで3,4ヶ所ほどマーケットがあります。
食べ歩きしながら、写真を撮りながら。。
ケルンのグリューワインのカップ
ケルンのクリスマスマーケットのクリスマスツリー
ケルン大聖堂とクリスマスツリー
オーケストラの出し物

三脚を持って行ってたので、随分のんびり撮らせてもらいました。
せっかくだからという事で、対岸からの「これぞケルン!」という写真も。
ケルン大聖堂を川向から橋越しに
裏から見た夜のケルン大聖堂

そのあとは、マーケットから外れてDöner(デュナー)を食べ、2日目終了。
ケルンのデュナーケバブ店
デュナーケバブ

~3日目 香水博物館・テルメ・クリスマスマーケット・帰路~
友人は別の宿での宿泊だったので、10:00に駅前で集合。
駅から5分ほど歩いたところにある香水博物館に向かいます。

オーデコロン(eau de Cologne)はケルン発祥らしく、博物館とショップがあります。CologneってKoln(ケルン)の英語表記なんですが、’eau de Cologne’ってケルンの水って意味らしいです。
博物館はガイドの案内が無いと入場できないとのことで、ショップにだけ立ち寄り退散。
ケルン香水博物館
そのあとは特にする事ないよね~と話しつつ、温泉施設があるとの事だったので、僕の希望もあって、行って見ることに。

歩きで行けるっしょ!との事だったので歩きましたが、徒歩40分ほどかと。往復したので結構キツめ。笑
ケルンを走るライン川
施設自体には入らなかったんですが、施設の前に飲用の温泉がありました!!
ケルンの温泉施設

ドイツの飲用泉
飲んでみると、初めに塩味が全面に来て、直後に鉄分のエグ味が。
ドイツ、ケルンの温泉に関しての説明

ただ、エグさはそこまで残らずスッと消えました。「プールの延長みたいなもんだろ~?」とドイツの温泉施設をナメてたんですが、こんなに本格的な温泉が湧いてるとは思ってませんでした。次回ケルンに行く時には絶対に。

徒歩で中央駅に戻ったら、クリスマーケットを散策しつつ腹ごしらえをし、解散。
錠前を売ってる店を見つけました。笑
南京錠を売るクリスマスマーケットのお店

僕は15:15のバスでの出発だったので、14:00過ぎに宿に戻って荷物を回収し、S6で’Leverkusen Mitte’駅へ。
定時のバスで4時間、ハノーファーへ。往路と同じく13€(1,560円)。
ハノーファー中央駅で夕飯を。
ハノーファーの中華店
どこも高いので敬遠してたんですが、中華料理屋が比較的安かったので。
焼きそばみたいなやつ。
焼きそば

21;33発の電車で1.5時間。帰宅です。

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ケルン、前に行ったミュンヘンなんかよりも日本人観光客が多かった気がしました。
ただ、観光地化はされてますが、観光バスにアジア系の音声ガイドが無さそうだったり、そこまでアジア人に向いて観光地化されてる感じでは無かったように感じました。聖堂前には中国人おばちゃんの集団とかいましたが笑
デュッセルドルフからも電車で30分強なので、ラーメン食べるついでに軽く観光、温泉、とかもありかも知れないですね~。
僕は2泊しましたが、そこまでガッツリ博物館を見て回らないのであれば1泊で十分かと思います。
また、タイミングがあれば行きたいと思います。

クリスマスマーケットにいた女の子。
ドイツの女の子

2016/12/10 Yellowcard ~Final world tour@Palladium Köln~

12/5月曜日のロンドンBABYMETAL/RHCPに引き続いて、金曜日はYellowcard。
Yellowcardは、ポップパンク界隈では名の知れたバンド。キャリアは20年。
バンドイエローカードのアー写
名前は知ってたもののそれほど聴いてはなかったんですが、この度解散を決定し、”Final world tour”を催行するとの情報が。
Youtubeでサーッと漁ってみたところ、やっぱり好み。(当方のど真ん中はALL TIME LOW, We The Kings等など)

日程を見てみたら、12月唯一予定のなかった週末にケルンでライブがあると!
解散してしまったらその後「あの時行っとけば良かった~」と後悔するの必至なので、即決。
チケットは39.10€(1€=120円→4,692円[以下同レート計算])。
結果として、行って良かったです。

ライブへは、U-BahnのU18で。
会場は、’Palladium Koln’。

色々調べたんですが、個人的に一番良さげだったアクセスは、ケルン中央駅からU18で’Mülheim Wiener Platz(ミュルハイムヴィーナープラッツ)’駅まで出て(10分強)、あとは徒歩で20分ほど。それか、’Mülheim Wiener Platz’駅からTram(トラム、路面電車)で’Keupstraße(コイプシュトラーセ)’駅に出て、徒歩で15分ほど。
ざっくりですが、左下の赤丸が中央駅。右上の赤丸が’Mülheim Wiener Platz’駅。
ケルン路線図

‘Keupstraße’あたりからは、ライブに行く人がちらほら居るので、特に治安の心配等は要らないかと思います。
会場はこんな。
ケルンパラディウムロゴ
開演前の会場の様子倉庫をそのままライブハウスにしました!!っていう作り。
なんでこんな工場街みたいな町外れにライブハウス作るのやら…と思いましたが、新木場のスタジオコーストもよくよく考えればこんな感じだったなーと納得。
イメージとしては、ZeppTOKYOを縦に1.5倍して2階席を取っ払ったような感じ。正確な収容人数は分かりませんが、恐らく5~6000人程かと。
この時の公演は、4500人強の入りだったとのこと。
グッズ販売は入場後、奥。
イエローカードグッズ売り場
コインロッカーはなく、地下のクロークを利用します。2€(240円)。

宿を18時に出て、途中のSubwayで夕飯を食べて行ったので、到着は19時ごろ。
開演は19時半だったのでひたすら待ち。
19時半からOAが始まり、30分。転換30分。
よし、Yellowcard!と思ったら、またOA。30分。転換30分。
で、本編が始まったのは結局21時半。
こんなに遅くなるなら、OAで2時間使うのをもっと大々的に言っておいて欲しかったし、開演時間早めておいて欲しかったです。。

この3ヶ月でガーッと聴き込んだのでセトリは分かりませんが、序盤はキラーチューン連発。
後半はバラード曲中心で、アンコール2曲やって終了って感じでした。

後ろで大人しく観てようと思ってたんですが、PA宅横あたりも、結構人が動く!
そうなってくると波に乗って前に行きたくなってしまうわけで、前線へ。
モッシュピットが出来るか出来ないかぐらいの境目で、曲によってはピットに飛び込んだり飛び込まなかったりしながら観てました。ライブ中のステージの様子
面白かったのは、ドイツ人はサークルピットが作れない説。
如何にもサークル作ってぐるぐる~な曲が序盤4,5曲目ほどに来ました。で、ボーカルが、「ドイツのみんながサークルを作るのが苦手なのは知ってる。でも、これはこのツアーでの決まりなんだ。サークルを作って回れるかな!?」との煽り。
へ??と思いながら後ろから観てると、ピットは出来るも、上手く回れない。笑
真ん中にみんな集まって、ぐちゃーとなって終わりでした。笑
意外な一面を見れて面白かったです。

最後は11時半頃になってたんで、早めに帰りたいのも
あったので、アンコール前にクロークから荷物を拾って、アンコールは’Kölsch(ケルシュ)’を飲みながら。3.9€(468円)。
ライブ会場でのケルシュ
ケルシュは、ケルン特産のビール。
クリスマスマーケットに行ったりしてたんで、ケルシュを飲んだのは結局この1度きり。
味が薄いっていう訳ではないですが、さっぱりしてるのでゴクゴク飲めます。(ライブ後で喉乾いてたからってのもありますが)
最後の一曲はOcean Avenue。Yellowcardはこれで見納め。
最後の一曲
終演。
ライブ終演後の様子帰路は来た時と同じ道を。
夜道ですが、ライブ帰りの人が沢山います。
宿に着いたのは0時過ぎ。
勢いで観ることを決めたこのライブでしたが、観に行ってよかったです。
キャリア20年だけあって、歌い回し、パフォーマンス、演奏、全てにすごくキレがある。
それに、ライブ全体の強弱が、MCも含めてすごくしっかりしていて良かったです。身を任せておける感じ。
メンバーの話によると、このライブは当ツアーでの最大動員数、それと、ヨーロッパ本土でのyellowcardの最終公演とのことでした。
貴重なのを観たなーと思いつつ、また観たかったなーと。
東京大阪公演も2,3月にあるので、是非観に行ってみてください。最新アルバムとYouTubeの表題曲をしっかり抑えて行けば十分楽しめます。
最後までご覧いただきありがとうございました。

 

【ドイツ留学生活】WeihnachtsMarkt/クリスマスマーケット

近年日本国内でも開催され、少しずつ知名度が上がっているクリスマスマーケット。
ぼくも横浜赤レンガのクリスマスマーケットに行ったことがあります、がその話は置いておいて。。

クリスマスマーケットはドイツ発祥。
クリスマスマーケットの看板
Google検索で一番上に出てきたブログによると、初めての開催は14世紀頃とのこと。
クリスマスのことをドイツ語では’Weihnachten(ヴァイナハテン)’といい、
クリスマスマーケットのことは’Weihnachtsmarkt(ヴァイナハツマルクト)(markt=market)’と呼びます。

都市ごとに規模は随分違うようで、ベルリンなんかは100ほどの大小のマーケットが~なんて謳ってますが、
ぼくの暮らすゲッティンゲンはもちろん小規模な1マーケットのみです。笑
50m×150mほどの小さなスペースで開催されます。
ゲッティンゲンのクリスマスマーケットの地図
とは言え、メリーゴーランドや移動観覧車などのアトラクションもしっかりと。(小さいですが)
小ぶりな移動観覧車

開催時期は都市によって違うようですが、ゲッティンゲンでは11/23(水曜)あたりから始まり、12/29までの開催。
ゲッティンゲンのクリスマスマーケットの開催時期の情報
12/24,25,26はお休みとのこと。
クリスマスにクリスマスマーケットがやってないだなんて!とも日本人的には思ってしまいますが、
従業員の方々も家族と過ごしたりするでしょうから、当然といえば当然。

初めて本場のクリスマスマーケットに赴いたわけですが、イメージとしては日本のお祭りと大差ありません。
たくさん出店があって、子どもはアトラクションで遊び、ちょっとした雑貨屋があり、屋台飯を食べつつ、大人は酒を煽る(日本ほど品のない感じではありませんが)。
オクトーバーフェスト同様、即席の建物やらアトラクションが数日で建つんですが、相変わらず凄いです。
この2階建ての建物も仮設。
移動式の、2階建ての居酒屋
街のシンボル’Gänseliesel(ゲンゼリーゼ)’の両脇にはクリスマスツリーが。
クリスマスマーケットにあったツリー
初めは平日の昼間に行ったんですが、閑散としてました。
お昼ごはんに、Brotwurst(ブロートヴルスト=パンソーセージ)を3€で。
ソーセージパン

昨日、日曜日の夜にも様子を見てきたのでそちらの写真たちも。
メイン広場。
メイン広場に集まる人々
可愛らしい小物のお店もたくさんありました。
小物ショップ
お店に並んでいたクリスマス飾り

日本のおめん屋さんに代わって(?)お人形屋さんがちらほら。
人形屋さん
ひつじのお人形
合唱隊。
合唱隊の様子
メリーゴーラウンド。
移動式のメリーゴーラウンド
観覧車。
移動式観覧車

ご飯は、’0.5m Brotwurst’みたいな名前のものを。4€。
ソーセージの出店

50cmのソーセージが二つ折りになってパンに挟まれてます。
1mソーセージが挟まったパン

メイン広場では温かいワインを。
標準の’Glühwein(グリューワイン)’は3€ですが、カップのPfand(チャージ料)が2€付いてます。
お店に返却すれば2€返ってきますが、お土産に持ち帰りも可能。

‘Gänseliesel’と共に。
ゲッティンゲンのグリューワインのグラス
メニューはこんな感じです。
バーの料金表
グリューワインは、辞書によると、「(赤ワインに甘味と香味料を入れて温めたもの)」とのこと。
クセがなく、甘くて飲みやすかったです。
バーカウンターの様子

全体像。
クリスマスマーケットの全景
メインストリートにもイルミネーションが施されてました。
ゲッティンゲンの街中の、クリスマスイルミネーション
最後に、お菓子屋さんに一人立ち寄るおじさんの画。
子どもやら孫やらに買って帰るのかな~と考えるとほっこり。
ドイツお菓子の出店とおじさん

ドイツの冬は、天気が悪かったり日照時間が短かったりで鬱になるとは言われたりするんですが、そういった憂鬱さを払うような意図も、クリスマスマーケットにはあるんじゃないかなと感じました。
随分クリスマス気分は味わいましたが、まだまだクリスマス本番までは1ヶ月!!

12月はケルンとニュルンベルクのクリスマスマーケットに行きますので、お楽しみに。
では、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

どこか侘しさのあるクリスマスマーケット