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最終日にして遂にウォッカを… シベリア鉄道7日目|地球一周旅記DAY64

気づけばシベリア鉄道も最終日。
なんてこと無く時間は過ぎましたが、夜はイルツークからずっと一緒だったオランダ人青年が持ち込んだウォッカをロシア人青年と3人で。
2018/10/22

シベリア鉄道7日目

起床は相変わらず9:00過ぎ。
こんな景色。

少し走ると地面が土に。

朝食は我慢し、昼食にはカップヌードルを。
鶏豚牛と買っていたので、前日と変わって豚風味。

橋を撮ろうとして間に合わず。

ハバロフスク手前の橋。


南部では中国との国境にもなっているアムール川。

駅に入る手前、教会が。

鳥を咥えて影に隠れ込む犬。

ハバロフスク駅到着!

ここで、同じ部屋だったロシア人のおじさんたちとはお別れ。

1時間ほど停車時間があったので一旦下車。

寝癖も含めて、玄人感が凄い。笑

そしてオランダ人の青年と駅前にあったハンバーガー店へ。


列車に戻って、おやつなのやら夕飯なのやら。

列車はここから、ウラジオストクに向けて南下!

月の綺麗な夜でした。


寝ようと思って目を瞑るとふと眩しく、何かと思えば月明かりでした。なんと幻想的な。

翌朝は6:00には起きねばならなかったので21:00前に就寝準備をすませると、「ウォッカ飲もうよ〜」と青年がベッド上段から降りてくる。ニヤニヤしてるロシア人青年。

そんなこんなで、ロシア人青年が持ち込んでいたひまわりの種をアテに晩酌。

「あんまり飲めないよ」と言ってあったので無理強いはされず、トータル4ショットほど。

カップ麺に逃げる。

途中の小さな駅で人が乗り込んできたこともあり22:00過ぎには晩酌終了。

何だか寝つきは悪かったですが、一日終了です。
シベリア鉄道もこれにて終了。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

9:15 起床
12:30 昼食
15:50 おじさん下車
16:30 おやつ(バーガー 250ルーブル)
21:30 晩酌(ウォッカ ひまわりの種 カップ麺)
22:30 就寝

のろのろ進むシベリア鉄道6日目|地球一周旅記DAY63

シベリア道中にも慣れが生まれ、人も前日と変わらなかったので特に何も起こらなかった一日。
写真も、8枚しか撮っていないものを全て掲載します。
(2018/10/21)

シベリア鉄道6日目

起床は9:00前。
他の皆さんは就寝が21:00頃だったものの、ロシア人のおじさんしか起きておらず。

コーヒーを淹れてチョコと共に朝食に。

気温が低く凍り始めている河もちらほら。

昼食は持ち込んだオレンジを、と思ったらグレープフレーツでした。
美味しかったので何でもよし。

13:00の途中駅での停車時間がやや長めだったので、車外に出つつストレッチ。

このあとは、少しロシア人のおじさんと青年と日本の話で盛り上がりました(と言っても英語は通じないんですが)。

ホームタウンの写真はないのか〜と言うのでGoogleフォトにアップしてあった日本観光の時の写真を見せたり、
おじさん「うちの車は、トヨタ〜、ホンダ〜、いすゞ〜」と写真を見せてくれたり。仕事用のトラックまで日本車とは恐れ入ります。

青年の方はと言えば笑顔は素敵なものの寡黙でほとんど会話はしていませんが、「学生?」と聞くと軍人だと。
坊主なのはそう言うことね、と納得。

他の暇な時間は、これから日本観光をするオランダ人向けに県ごとのオススメをまとめた紙を作ったり、あとはひたすら読書。

夕食は18:00過ぎに、シベリア鉄道内での初めてのカップラーメン。
車内で買うと75ルーブルですが、スーパーで買えば30ルーブル。

前日オランダ人青年が「脂は体に悪いから」とくれたサラミを入れて。

麺のクオリティは日本と変わらず、スープも少し味は濃いですが美味!

就寝は前日同じく23:00頃でした。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

8:50 起床
9:10 朝食(コーヒー・チョコ)
11:10 昼食(グレープフレーツ)
13:00 途中駅にてストレッチ
18:15 夕食(カップ麺・パン・ビタミン剤)
23:00 就寝

和気藹々と進むシベリア道中 5日目|地球一周旅記DAY62

シベリア鉄道後半戦一日目。
前日の晩酌同じく和気藹々と進むシベリアの道。

ロシア人2人とは翻訳機が必要な場面が発生するのでそこまで深い話はしませんでしたが、オランダ人の青年とは色々な話を。
残りの時間はひたすら読書に費やしました。

夕食には少し奮発してボルシチも。
2018/10/20

シベリア鉄道5日目

昨晩の就寝が1:00前だったこともあり、9:00過ぎまでたっぷり睡眠。

他の3人に起きる気配が無かったので、スーパーで買って来た「武士道」コーヒーを。

緑の多い車窓。

10:00近くになるとおじさん達が起床。
朝食の揚げパンを分けてくれました。

少し甘めでコーヒーとの相性抜群。

12:00を過ぎると、昼食が。

3等車にはもちろん昼食など無かったので少し驚き。ただ、これは乗車中1度のみのサービスとのこと。
パン、サラミ、菓子パン、鶏×マカロニ。

低速運行の列車を追い越して行った古ぼけた車。

沼地と動物には自然カメラが向きます。

東に進むにつれて、牧場が増えて来たような印象があります。恐らく、平地が多いんでしょう。

広大な平地。


冬場にこれが真っ白になるのを想像すると、堪らない。

チタ到着前にあった広い平野。車窓の右手に。

17:00前、随分陽も傾いて来ました。

チタの街が遠くに。

17:45頃チタ駅に到着。ここでおじさん達とはお別れ。ここからは、50代ぐらいと思しきおじさんと10代と思しき青年(どちらも英語は全くダメ)が乗車。

チタ駅停車中に、オランダ人の青年が食堂車に行くとのことだったので同行。
少し高かったですがボルシチを注文。根菜たっぷりで健康的。

18:10、陽は沈みます。

謎の建造物。これがこの日の最後の写真。

といった一日の車窓でした。就寝は22:30頃。

オランダ人青年との会話を備忘録的に記録。

色々とたわいも無い話をしましたが、印象に残ったのは
「いま34歳で結婚もしていない。だから、今がその時だ!とこの旅行をしてるんだ」と言っていたことが一つ。
あとは、「自分のこと(強み弱み)は自分では分からない。モーツァルトも、自分が音楽に秀でているだなんて気付かず、当たり前のように作曲をしていた。だから、人とたくさん話してフィードバックをしてもらう必要がある」という話。
あとは彼自身の強みについて「自分の強みは、人を繋げることと、複数方向にアンテナを張っていられること。他のスキルはベーシックレベルだけど、そこを持ち上げるよりも強みを伸ばすことに注力してる」という話をしていたこと。

この3つぐらいでしょうか。EYに6年ほど勤めていたということで、自分に活かせることは無いかと耳を傾けていました。

では、最後は冗長になりましたが、ここまでお読み頂きましてありがとうございました。

行程詳細

9:15 起床
9:30 朝食(パン・コーヒー)
12:00 昼食(パスタ・サラミ・パン・コーヒー)
17:45 ロシア人のおじさん達下車@チタ駅
18:00 夕食@食堂車(ボルシチ 300ルーブル)
22:30 就寝

東シベリアの古都イルクーツクを散策|地球一周旅記DAY61

シベリア鉄道でモスクワからウラジオストクへと移動中。

初めてのシベリア鉄道という事で一度休憩を入れたかったのと、シベリアの街に立ち寄る機会なんてそう無いと思ったので、時刻表的に都合も良く見どころもありそうだったイルクーツクに。

イルクーツクと言えばバイカル湖(街から60kmほど)らしいですが、時間も無かったので市街地だけ観光しました。
2018/10/19

イルクーツク散策

ユーラシア大陸のど真ん中、バイカル湖の側にどーんと横たわっているイルクーツク。
歴史のある街らしく、見どころもそこそこに。

制限時間ギリギリの12:00まで粘ってチェックアウト。

ホテルに荷物を預けて置こうと思ったら思い掛けず拒否されてしまったので、仕方なくイルクーツク駅へ。

駅にクロークがあったのでGoogle翻訳に頼って場所を聞きつけ、300円ほどで無事にお預け完了。
散策開始。

グラツコフスキイ橋

観光スポットでは無さそうでしたが良さげな場所だったので。

イルクーツク駅から中心街に向かうには、この橋を渡るのが必須。トラムもバスこの橋を通ります。

ただ、「大きな橋で面白そうだし!」ということで徒歩にて中心街へ。

橋の入口。

昨晩は到着が遅く公共交通も走っていなかったので、バス・トラムの古さに少し驚き。

橋から線路を見下ろす。

バイカル湖へと続くリカ・アンガラ。

川原の打ち付けコンクリにも絵が。

そして描く人も。

橋から見たイルクーツク駅。

5分少々で渡り切り。

日通のトラックが居ました。

銅像と公園

貧しさ漂う街中。

橋を渡ってほどほど歩くと、小さな公園に。

ここにある橋を渡ると、再びリカ・アンガラに。

大量の南京錠。

その手前にあった銅像。

イルクーツク近くの出身の将校(?)ベロボロドフ氏の銅像で、第二次大戦でも活躍した人とのこと。

イルクーツクの開祖、なる銅像も。

ドローンが飛んでました。

スパスカヤ教会

このイルクーツクの市街地で一番の観光スポットと言ってもいいこのスパスカヤ教会。

外観は、可愛らしさ満点。

内装は撮影不可だったので撮影しませんでしたが、壁天井全体に宗教画が描かれていて、それでいてそこまで観光地化しておらず落ち着いた雰囲気。祈りに来ているキリスト教徒が訪問者の大半でした。

装飾には金が多用されていて、どことなく台湾で見た仏教寺院と同じものを感じつつ。
ロシア正教は、カトリック・プロテスタントとは随分違うんだなと強く実感出来ました。

教会の前に止まっていた、結婚式用と思われる車。

第二次世界大戦メモリアル

先ほど訪れた将校の銅像の正面にそびえているのは第二次世界大戦のメモリアルと、炎。

モスクワの第二次大戦碑の前でも同様に火が灯されていました。

なんじゃお前ら後出しで樺太奪ったくせに…と心の底で思いつつ。

プロシャド・キローバ

ここまで見て来た観光スポットの近くにある公園。なんてこと無い、公園。

何かイベントがあったりするとワイワイするのが想像できましたが、特に何も無く。

噴水の中で遊ぶ少女。


真似ようとするも、中に入れない弟。

やはりこの辺りでも、インフラの貧弱さをひしひしと。

そして歩くこと2時間ほど、良さげなレストランがあったので昼食休憩に。

昼食@店名不明

街を歩いていたら見つけたバーベキュー屋さん。


バーガー199ルーブル!と書いてあり、メニューに英語表記もあったので安心して入店。

きのこバーガーを頼みたかったんですが、「バーガー」は通じたものの「マッシュルーム」が英語で通じず。メニューには書いてあるんですけどね。

199ルーブル(400円)とは思えないボリューム。

アメリカでも一度も登場しませんでしたが、手袋が。

しかしやはり上手くは食べ切れず。

マッシュルームバーガーだなんて乙なものを海外で食べられるとは思っていませんでしたが、3種類ほどキノコが入っている上にパテも柔らかくジューシーで、とても満足でした。

130地区

日本のアウトレットモールをイメージすると近しいもののあるショッピングストリート。「130地区」という何とも味気のないネーミング。

入口には銅像が。
どうやら猫でも虎でもない空想の動物のよう。

二本足で立つ姿が勇ましい。

地区内へ。

昼間だったからなのか平日だったからなのか、なんだか閑散とした感じ。

色々な国に行きましたが、I LOVE ○○が現地語になってるのは初めての経験。笑

歩いて来た道。

130地区の一番奥は丘になっていて、少し見渡しが良かったです。

そして地区の一番奥にあるショッピングモールに。

ここで1時間ほど時間を潰し、モール内にあったスーパーで買い物。
購入品は、インスタントコーヒー、オレンジ×2、カップ麺×3、パン と言ったところ。やはり1000円ほどになりました。

17:00前に、駅へ向かって出発。

トラム乗車 市街地〜イルクーツク駅

このモールまでは歩いて来ましたが、帰りは食料もあるので公共機関にて。

バスの方が速いという話もあったんですが、興味があったのでトラムにて。

ショッピングモールから歩いて5分ほどで乗り場。
ただ、駅らしいものはなくこの標識があるだけ。

結構交通量の多い道のど真ん中に到着のトラム。

どう乗り込むのかと思ったら、車たちを掻き分けて。乗車賃は15ルーブル(30円)。

リカ・アンガラに架かる橋を渡ります。

15分ほどで街の駅側に到着。

駅の一つ手前の停留所で下車し、5分ほど歩いて駅に。

これにてイルクーツク散策終了。

そこからは駅にあったコンセントで充電をしつつ1時間強時間潰し。

18:45頃、ようやく90%になったので前日にも訪れた中華料理店へ。

夕食@中華料理店

ここからまた4泊ほど列車内なので、最後の晩餐的な感じに。

前日行った中華店がそこそこ美味しく値段も良かったので、再訪。

前日同じくピラフ、サラダ、ジュースと、お肉はカレー風の何物かに。


まあまあ美味しく、まあまあ満足しました。早く日本で中華が食べたい。

シベリア鉄道乗車〜晩酌〜就寝

駅に19:30頃戻ったら、再びスマホを充電しつつの暇つぶし。

20:30頃到着ホームが発表され、7番線へ。

ロシア鉄道の夜のホームは写真映えします。

入線。

若い兵隊の出兵式のようなものが行われていました。

今回は9号車、4人部屋コンパートメントの2等車。

乗車するも、自分のベッドのある部屋は内側からロックされており入室できず。

「これは厳しい旅になるか…」と覚悟を決めると、ドアが開き、愛想の良さそうなおじさんが2人。
「Welcome」と迎え入れられ、少し安堵。

彼らはロシア人で、年齢は恐らく60歳前後。
イルクーツクから1000kmほど離れたチタの国際空港で働いていて、イルクーツクには出張で訪れていたとのこと。

荷物をガサガサしていると、バックパックを背負った青年が入室。
彼はオランダ人で、もちろん英語が通じる!しかもウラジオストクからは飛行機で日本に飛び、東京に5日間+3週間日本に滞在するとのこと!

これは楽しくウラジオストクまで過ごせそうだな〜とウキウキしていると、コーラの様な飲み物(ラベル無しのペットボトル)を取り出すおじさん。

「ビールだけど、飲みたいか?」と聞かれ、ちょっと危ない想像もしつつ、「飲みたいねぇ〜」と答えてしまう僕。

青年も加わり、車掌室にてカップを借りて来て晩酌。

ギネスのような、甘みのある黒ビール。

続いてチェコのビール。

麦の香りがダイレクトにあって、これまた美味。

ここでおもむろにウォッカを取り出す青年。

おじさん2人はウォッカがあまり好きでないとのことで「ノーノーノー」と言いつつ1人は少し。僕はキャパを超えてしまうのでもちろん断固拒否。

地元の雪解け動画を見せてくれるおじさん。

この動画を見せてくれたおじさんは「単語が分かる」ぐらいの英語レベル。もう一人のおじさんは高校1年生前後といったところだったでしょうか。

それでもコミュニケーションを図るには十分で、とても楽しい夜となりました。

お酒を飲んだので眠かったですが3人に付き合い、就寝は24:30頃。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

9:00 起床
12:00 チェックアウト
12:15 荷物預け(155ルーブル)
12:20 イルクーツク散策
14:20 昼食(ハンバーガー 299ルーブル)
14:45 散策再開
15:30 暇つぶし@ショッピングモール
16:30 食料買い出し(500ルーブル)
17:20 イルクーツク駅着 暇つぶし(充電)
18:45 夕食@中華料理店
19:30 イルクーツク駅 暇つぶし(充電)
20:40 列車入線
21:14 シベリア鉄道100号(¥30,679)
24:30 就寝