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南フランスの小さな世界遺産都市、アルルを観光(南欧周遊旅行記Day11/18)

世界遺産を巡る、的な番組で紹介を見て、日本にいる時から行ってみたいなと思っていたアルル。
アムステルダムのゴッホ美術館に行った際に彼がアルルで描いた作品をいくらか観て、より一層訪問欲が湧いていたのでした。
ということで南仏アルル。小さな観光都市で、博物館に入るお金も無かったので、半日かけて街中を巡りました。ではでは。
2017/2/17 アルル(フランス)

《移動》Nice Ville/ニース ヴィレ駅→Arles/アルル駅

9:19ニース駅発のTGV9866便に乗車し、まずはMARSEILLET ST CHARLES/マルセイユ駅を目指します。
TGVの車両
そこで地域鉄道(TER)に乗り換えの予定だったんですが、TGVが15分ほど遅延。
乗り換え時間は19分の予定だったので、どうにかこうにか乗り換えに成功。
12:17発TER79514に乗り、ARLES/アルル駅まで約1時間の旅。
13:23にアルル駅に無事到着です!
ニース駅の外観
ニースもなかなか落ち着いた雰囲気の駅でしたが、アルルはさらに田舎の香りが。笑

《宿》Best Western Atrium

駅近や観光地の中心は少しお高めだったので、若干(徒歩5分ほど)中心から離れた三つ星のこちらのホテルを。
ホテル、ベストウエスタンアトリウム外観
外観はボロめですが、全面改装したんだろうな〜と察しのつく綺麗な内装。
部屋も綺麗で、お茶の用意があったりと3つ星ホテルだな〜と言う感じ。
料金は、2人一泊67.3€。一人あたり33.65€(1€=¥120→¥4038[以下同一レート])。
駅から徒歩10分強と小さな町の割には遠めですが、清潔感はありますし観光にも便利なのでここにして良かったなとは思いました!
朝食は、5€(¥600)のものか12€(¥1440)のバイキングを選択可能でしたが、翌朝は早めだったので購入せず。
アルル宿泊で料金、立地、設備のバランスを取ることをお考えでしたらオススメできる宿です!!
お部屋の様子。
ホテルのお部屋

昼食 Le Naan’s

昼食はまともに食べないことが多かったこの旅ですが、なんだかお腹が減っていたので宿から徒歩2分のハンバーガー&ケバブ屋さんに。
ケバブ店の外観
単品でも良かったんですが、お腹が減っていたのでケバブセットを。7€(¥840)。
ケバブセット
ケバブは、ナンの生地に具材を挟むスタイルのもの。
ケバブ
普段ドイツでは3.5€(¥420)ぐらいで単品のケバブを食べてるんですが、7€出す価値あり!と思える美味しさのケバブでした!
何よりナンの生地が独特で美味しいのと、お肉もボリュームたっぷり。
店員のお兄さんも、英語が結構できて気さくな感じでした。
お店の写真を撮っていると、SNSで宣伝してくれよ!と言ってました笑
ケバブ店の店内

アルル市街散策

アルルの街中を散策!
小さな町で、博物館を見て回ったとしても丸1日で済みそうな広さなので、ほんの半日で、徒歩圏のハイライトだけ。
ローマ遺跡と、ゴッホゆかりの地を回りました。

Saint-Trophime church/サン=トロフィーム教会

言ってるそばからローマ遺跡ではない普通の教会。
サントロフィーム教会の外観
石造りで、建物の中も石の匂いがします。
教会の内装
空気もひんやりしていて、他の多くの教会とは違った異質な感じがしました。

Arles Amphitheatre/アルル円形闘技場

アルルで一番の観光名所。
ローマの円形闘技場ほどの大きさはないですが、それでも迫力はあります。

場所は町の中心。
入場料は学生6€(¥720)でした。社会見学と思しき小学生は居ましたが、それ以外の入場者はまばら。
闘技場の内部
内部を下から
訪問は3月でしたが、闘牛が行われる夏場はもっと活気があるものと思われます。
仮座席
ただ、ローマと違って人が少ないのも、それはそれでのんびりした雰囲気があって良かったです!
闘技場の主。


Baths of Constantine/コンスタンチヌス共同浴場跡

せっかくあるから様子だけ見に行こう、程度で訪れたこの浴槽跡。
ローマ浴場跡地
入場料が学生2.2€(¥264)と安めだったので入場してみることに。
施設は、値段相応のそれほど大きくないもの。
解説もそれほど無いです。
せっかくだから入ってみようーぐらいの感じならありかも知れませんが、特に面白いことは無いです。笑
ローマ浴場遺跡
「ほんとに大したことなかったね笑」、みたいな感想が出るのがせめてもの幸いと言った感じ。
浴槽跡の遺跡は、イギリスバースのものが素晴らしいのでそちらに行くことをオススメします。。

The Yellow House/黄色い家

ゴッホがアルル滞在の年間住まいとして居た黄色い家。
実際に絵に残って居て、アムステルダムのゴッホ美術館に所蔵されています。
実際に場所もわかっているわけですが、家自体は取り壊されてしまって居て、跡地にはビルが。
ゴッホの黄色い家の現在の様子
奥に線路がある事から跡地であることは実感できますが、これも浴槽跡同様に過度の期待は禁物です。
ゴッホ宅跡地

Rhône/ローヌ川

ゴッホの作品、『ローヌ川の星降る夜』に描かれているローヌ川。
訪問は昼だったので、あ〜これがローヌ川か〜程度の感想。笑
ローヌ川
排水がそのまま流れ込んでいるようで、かなり汚れて居ました。。
街からすぐ出られるので、是非。

La Boutique Forum/フォーラム広場

ゴッホの作品『夜のカフェテリア』に描かれた”とネット上で言い伝えられている”カフェがこの広場にあります。
詳しくは調べなかったんですが、確かにそれらしいカフェはありますし、ネットにはそのカフェの写真が大量に投稿されてます。
が、カフェの名前は「Van Gogh cafe」。それに、絵に合わせることを狙ったような黄色の外装。。
ゴッホの絵画に出てくるカフェ
正直、当時のカフェがそのまま残っているというような雰囲気では無かったなというのが個人的な感想です。
真偽は不明。

帰宿・就寝

スーパーで夕食にサンドイッチを購入し、早々と16時過ぎには宿へ。
スーパーで購入したサンドイッチ
博物館を回ることもできたんですが、疲れて居たのとお金がそれほど無いのが相まっての選択です。11日目が終了です。

おわりに

半日だけのアルル観光でした。
書いてみるとネガティブな感想が多い気もしますが、実際にゴッホが晩年を過ごした地。実際に訪れることが出来て良かったです!
それに、円形闘技場やローマ遺跡といった、2000年近く前に造られた遺跡群に触れることが出来たのも、とても楽しかったです。
パリやニースに比べれば知名度の劣る観光地ですが、夏場は闘牛が行われたりと活気が出るんだろうと思います。
是非フランス観光をお考えの方は候補に入れてみてください!
最後までご覧頂きありがとうございました!

古都ローマの街並みと遺跡群を巡る徒歩での旅(南欧周遊旅行記Day2/18)

旅行としては2日目、観光は実質初日となるこの日。
フランクフルト空港から早朝にローマへと移動し、比較的南寄りにある、遺跡群とコロッセオを中心に観光。
トレビの泉にも出向きました。
では。
2017/3/8 ローマ(イタリア)

《移動》フランクフルト市街→フランクフルト国際空港→フィウミチーノ空港(イタリア・ローマ)

フランクフルトの市街地からはS-Bahnで10分ほど。
5:15過ぎに宿を出て、6:00前に空港に到着。
出発は7:10だったので、荷物を預け、搭乗。
フランクフルト空港、ルフトハンザ機
到着は定刻よりも早い8:15ほどでした。
詳しくは搭乗記に書いてあります。
【搭乗記】ルフトハンザ航空LH230便 フランクフルト→ローマ A321-131
 

《移動》フィウミチーノ空港→ローマ・テルミニ駅

フィウミチーノ空港到着は第1ターミナルでしたが、荷物を受け取ると第3ターミナルの到着ロビーに。
案内表示に従って右手へ進むとバスターミナルとバス乗り場があります。
ローマ空港の高速バス
Termini駅行きのバス券を往復8€(1€=¥120→¥960[以下同一レート計算])で購入し(片道は6€(¥720))、約1時間のバス旅。
ローマ空港からのバスの車窓
バス内にトイレはないですが、Wi-Fiは飛んでます!
 

《宿》Youth Hostel Casa Pessina

ユースホステルの公式サイトで予約したこの宿。

立地は抜群で、空港連絡の鉄道やバスが発着するTermini/テルミニ駅から徒歩3分ほど。
バチカンやスペイン広場を通るメトロが通ってるので、観光にも便利です
大通り沿いなので、取り立てての治安の心配も不要。
2人部屋の個室に2泊で120€。一人一泊あたり30€(¥3600)でした!
部屋の様子。
ローマのユースホステル、室内
個室内にシャワーもあり、快適でした!
冷蔵庫はかなり綺麗なものがロビーにあります。
一つ問題だったのは、入口がわかりにくい事。
ユースホステルは大抵大々的に入口にユースホステルのロゴを掲げるんですが、共用テナントなせいか、はっきり分かるロゴが表にありませんでした。
ここが入口。
ユースホステル入口
扉が閉まっている場合は、呼び鈴を鳴らすと開きます。
呼び鈴
 

昼食 Chicken Hut

宿の裏にあったチェーンの軽食店で昼食を。
ピザかパスタか迷いましたが、ピザの方がお腹にたまりそうと言うことでピザを。
ファストフード店のピザ
コーラ込みで6€(¥720)と、比較的リーズナブル。
本場のピッツァ!!と言う感じは薄いですが、美味しかったです。
 

Roman Forum/フォロ・ロマーノ

ネットで、こちらの遺跡でコロッセオとの共通券を買うと列が短くて良いとの情報を得たのでまずはこちらに。

共通入場券が13.5€(¥1620)で、両方の施設のオーディオガイドを借りたので合計24.5€(¥2940)。
結果論ではありますが、まずこのフォーラムのオーディオガイドはほとんど使いませんでした。
ケータイ端末を渡されるんですが、スピーカーからしか音が出ない上にイヤホンの貸し出しもありません。
それに内容も膨大なので、よっぽど遺跡に興味が無ければ有用には感じられないと思います。
遺跡内でオーディオガイドを使っている人もほとんど見かけませんでした。。
それにID(日本の免許証でOK)を受付で預かられてしまうので、他の出口からも出られなく不便です。いい事なし。

遺跡はと言うと、とにかく広い!!
フォロ・ロマーノの観光客
見晴らしのいい丘からはこんな眺め。
丘の上から眺めたフォロ・ロマーノ
ローマを訪れたら必訪の場所ですが、へーすごい。意外の感想が出ませんでした。笑
コロッセオと抱き合わせな理由も理解できます。。
フォロ・ロマーノにいたカモメ
 

Colosseo/コロッセオ

かの有名なコロッセオ!
フォロ・ロマーノからは徒歩5分。

コロッセオを正面から
フォロ・ロマーノで買ったチケットを持っていると、行列をスキップ出来ます。
いまいち回覧の順路がわかりにくかったですが、適当に回れば全て回れます。笑
コロッセオ、2階から
こちらのオーディオガイドもフォロ・ロマーノと同じ形式の端末でしたが、全くこの闘技場に関する知識がなかったので、なかなか面白かったです。
かつてここで殺し合いが競技として行われていたと思うと、なかなかゾッとします。

友人とは、「ローマ人は悪趣味だったんだな」、という結論に至りました。
 

The mouth of Truth/真実の口

コロッセオから南西に徒歩15分弱の真実の口。

オフシーズンだった事もあり、写真撮影の列は5分ほどで抜けました。
真実の口記念撮影の列
基本無料ですが、寄付のボックスがあるので心持ち入れておくと気兼ねなく写真が撮れるかと思います。0.2€(¥24)だけ入れました。
真実の口記念撮影の様子
3組ほど前の日本人の少年が、顔が怖かったのか、「嫌ダァァァァァ オレはこんなのやりたくネェェェェェェ」と喚き泣いてたのがとても面白かったです。
 

真実の口→トレビの泉→スペイン広場 ローマ市街散策

真実の口からは、徒歩で北上。
トレビの泉とスペイン広場に向かって歩きつつ、その途中でローマの街を散策しました。

Plazzo Senatorio/セナトリオ宮

初めに遭遇したのはここ。

階段を上がると小さな広場があります。
セナトリオ宮への階段
その裏からは、フォロ・ロマーノを一望できます。
宮殿から見たフォロ・ロマーノ
 

Altare della Patria/ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂

お次はすぐ隣のこのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂。

ものすごく大きな建造物。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
入り口で、階段には座らないようにとの説明を受け中へ。
階段を上ると、なかなかの見晴らし。

街中至るところにいるカモメがここにも。
うみねこ
壮大で迫力があるので、時間があれば訪れてみるのをオススメします!
 

GIOLITTI

ローマ一美味しいと言われるジェラート店(だと友達が言ってました)!

店舗に着いてみると、他のジェラート店では見たことの無い異常なまでの混雑。3月の肌寒い時期にも関わらず、です。
ジェラテリア、外観
食べてみると、言われは伊達で無いことが分かりました。
先に会計でサイズとコーンorカップを選んで料金を支払い、レシートを持ってジェラートの並ぶカウンターに並びます。
ジェラテリア、内部。
手前の列に並ぶと奥にどんな種類のジェラートがあるか確認するタイミングを逃すので注意です。
自分の番が来たらレシートを見せ、味を指定。
フレーバー
チョコレートとキャラメルを注文しました。2種類の場合は2.5€(¥300)。
無料でホイップクリームを乗せるか聞いてくれるので、有りを選択。
盛り方から美味しそう。。。
ジェラテリアで注文した、ナッツとキャラメルフレーバー
実際味も濃厚でものすごく美味しいです!!
ローマで一番と謳われるだけの事はあります。とにかく濃厚で、ジェラートというよりも、冷えたチョコレート(キャラメル)をそのまま食べてるかのような感覚。
ホイップクリームも凄く軽くて味わいがあるので、オススメです。
ローマに行ったら、とりわけオススメのジェラート店です!!
 

トレビの泉

かの有名なトレビの泉。

個人的には、人生ゲームに何でか覚えてないですが出て来た記憶が。
ものすごい数の人がいます。
トレビの泉にいる大量の観光客
警備も厳重ですが、こりゃ対策の緩い人は簡単にスられるだろうな〜っていう感じ。
想像してたよりも泉は大きくて立派でした!!
トレビの泉を正面から
 

『風を着替えて』聖地巡礼①

デュッセルドルフでの『転調』聖地巡礼に続き『風を着替えて』も。。。
と思っていたんですが、わざわざ日本からAmazonで取り寄せた写真集からローマでの写真をチェックして来忘れました。
ので、ネットで見つけた画像の範囲内で、分かったところを回りました。
この日は黒ドレスで撮影していた箇所を。
詳しくは別記事に書いてます。
西野七瀬2nd写真集『風を着替えて』 聖地巡礼@ローマ!!
ざっくりと、こんな感じの画が撮れました!!
ローマの街並
トレビの泉
 

夕食 La Carbonara

乗り物と宿は完全に僕が受け持ってるので食事の検索は基本友人に一任していたんですが、その友人が見つけたお店。

カルボナーラ発祥のお店とのことで、そりゃ行くしか無いでしょ!と。
19:00開店ということで、19:00丁度に。
ラ・カルボナーラ、外観
開店同時に一番乗りで入ると、予約はしてあるかと聞かれ、してないと回答。
20:00までには出てねとの旨を伝えられ、入店。
19:00の時点で2,30人は人が集まってました。開店と同時に店内は満席に。
すごく面白かったのが、その大抵が日本人なこと。
ネットでローマのパスタを調べると何処を見ても紹介されているらしく、客の7〜8割は日本人だったと思います。笑
カルボナーラ7€(¥840)とお水1L3€(¥360)を注文。
店内が暗く美味しそうに撮るのが難しかったです。。笑

味はというと、美味しかったです!(半ば当然ですが笑)
麺は水分量が少ないハッキリしたもので、そこにカルボナーラのソースがよく絡みました! チーズの風味もとても良かったです。
ちゃんとしたパスタを食べる機会がそもそもほとんど無いので、僕の感想はこの程度に。。
 

帰宿・就寝

帰宿前に宿の並びのCo-op(普通のスーパー)で翌朝ご飯を購入し、宿へ。
ドミトリーの部屋に泊まっていた卒業旅行の日本人3方と共用スペースで少しくお話をし、バルサのCL大逆転で盛り上がり、就寝です。
 

おわりに

2日目とは思えない充実度でした。
月並みな感想にはなりますが、街がお洒落でごはんも美味しい。
ローマの素晴らしさをしみじみと感じました。
翌日は、バチカン観光と『風を着替えて』聖地巡礼②を中心にローマを巡ります!!

英国に残るローマ史跡。テルマエ・ロマエの世界を肌で感じよう。(旅行記day5)

リバプール、マンチェスターでのビートルズ、サッカー関連観光を済ませ、この日はイギリスを一気に南下。
イギリス南西部、ロンドンに次ぐ第2の観光都市(街?)であるバースへと向かいました。

Bath(お風呂)の英語の語源になったとの説もあるバース。
ロンドンから西に150キロほど行った場所にあります。
温泉好きとしては絶対に外せない観光地。では。
2017/2/22 バース(イギリス)

 

《移動》Manchester Piccadilly駅→Bath Spa駅

10:07発の列車に乗るため9:30頃に宿を出発。
出発10分前ほどに乗車。
マンチェスター→バース間で利用した列車
Manchester Piccadilly駅構内のスーパー(薬局?)で購入したサンドイッチを車内で。
イギリスのスーパーで売っているサンドイッチ
イギリスでの鉄道乗り換え案内は、Trainlineというアプリを使ってました。
train lineアプリ紹介
現地の人の携帯を覗いても2,3人同じアプリを使っていたので、イギリスの鉄道乗り換え検索でメジャーなアプリなんだと思われます。
アプリ内での乗車券の購入も可能。

Bristol駅での乗り換え。どこか日本風情が漂うホーム。
イギリス・ブリストル駅のホーム
13:34にBath Spa/バース・スパ駅に到着。
バース・スパ駅駅名看板
先のManchester→Bristol間は有料Wi-Fiのみでしたが、後のBristol→Bath間は無料Wi-Fiが飛んでました。
 

《宿》Backpackers hostel Bath

街の中心とも言える場所にあるこの宿。
他の安宿は中心街からのアクセスがそこまでよく無さそうだったので、あまり評判は高くありませんでしたが、立地と値段を取ってこの宿をチョイス!
値段は1泊11£(1£=¥140→¥1540)。12ベットのお部屋。
部屋が少しほこりっぽかったり、ロッカーが小さなものしかない(しかも5個しかない)等突っ込みどころは多々ありましたが、いかんせんこの立地での一泊11£。むしろ有難いぐらい。笑
Wi-Fiは、そこまで強くはないですが無料のものが飛んでいます。
共用スペースもあるので、消灯時間後等も明るい中で過ごせます。
スタッフの方は明るく、値段も含めたトータルで見たらとても満足できる宿でした!!
「11£にしては」とてもいい宿だと思います!
Bath Backpackers Hostel(Booking.com)
 

Bath Abbey/バース寺院

世界遺産でありこの街随一の観光名所、The Roman Bath入口前広場にそびえ立つこの寺院。

とても歴史のあるもので、
また、その塔はイギリスの中では2番目の高さがあるそう。
バース修道院の正面からの眺め
入場料は無料ですが、入口で寄付を集めているおじさまおばさまが居るので、実質無料での入場は不可。(お金を払わずスルーすることもできますが、恐らく日本人には無理かと思われます笑)
学生は2£(¥280)、一般は4£(¥560)。
天井の彫刻が綺麗で、特徴的だったなと思います。
バース修道院内装縦広角
床には故人の刻銘(墓石)が一面にビッシリと。
教会の床に埋め込まれた碑銘
人に踏まれ磨り減った文字は、定期的に修復を行うそうです。
ステンドグラスも綺麗でした。
バース修道院の正面ステンドグラス
観光名所の多い都市ではないので、バースを訪れた際には必訪のポイントです。
 

The Roman Bath/ローマ浴場

バース随一の観光名所、世界遺産The Roman Bath/ローマ浴場。

ローマ時代にイギリスに侵攻したローマ人が建造したこの浴場。
以来土の底に埋まっていたそうですが、300年ほど前に発掘されたそうです。
ローマン・バス
入場料は学生13£(¥1820)で少しお高く感じますが、それに見合うだけの展示があります。
日本語のオーディオガイドは無料!
勿論のことながらローマ浴場の展示。
ローマ浴場を2階テラスから
その当時の人々の暮らしを紐解いていく展示や、「呪いの手紙」の展示など、ローマ時代当時の街や人々の様子がとてもよく分かる素晴らしい展示です(何より日本語なので分かりやすい)。オーディオガイドをじっくり聞きながら回ったところ、所要時間は2時間越え。笑
写真で紹介。
おかしな髪型ですが、この髪型をローマ時代に保てたのは富裕層であった証だそう。
ローマ時代の富裕層女性の像
呪いの手紙。
呪いの手紙の展示
室内保管されている遺跡の一部。
ローマン・バス遺跡の室内保管
一階から見た浴槽。
浴槽を一階から
最後には温泉を飲めるコーナーがありました!!
ローマン・バスの飲用温泉
ミネラルたっぷりだな~っていう味、飲みやすいです。
単純泉ではないので飲用水にはならないですが、それでもなかなかの飲みやすさだったなと思います。
温泉の成分表。
温泉の成分表
古代遺跡としての温泉を訪ねる、温泉好きの我々日本人からしたらなかなか面白いスポットです。

 

Thermae Bath Spa/バース・スパ

これまたとても楽しみにしていた、バースの入浴施設。
詳しくは別記事に書きましたが、この施設は、温泉というよりもただのプールでした。
源泉は一切使用しておらず、全面水道水。
たまたま改装中だったので、サウナにも入れず、いまいちでした。
日本からの観光で、外国人カップルがプールでイチャコラして居るのを見て見たい!と言う方にはオススメですが、他にもっと温泉らしい温泉施設はヨーロッパ中にあるので、「これがヨーロッパの温泉だ!」と思われてしまうと少し残念です。
ですので、極限までハードルを下げての訪問をオススメします。
屋上プール等、楽しかったには楽しかったです!笑
入浴料は35£(¥4900)とお高めでした。
 

おわりに

こんな感じにざっとバースを巡りました。
ローマ浴場に関してほとんど下調べをしていなかったので、想像以上の展示量と内容の濃さに驚かされました。
アクティビティ(スパ)は、微妙でしたが、ローマ時代の街並みが残る街。街並みや歴史を振り返るには素晴らしい場所だなと感じました!!
翌日はロンドンへと移動です!
最後までご覧いただきありがとうございました!

城と音楽だけじゃない・ザルツブルク(オーストリア)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day12>

~12日目 Salzburg/ザルツブルク(オーストリア) 2017/1/2~

ザルツブルク2日目のこの日は、Mozarts Geburtshaus/モーツァルトの生家、Mozart-Wohnhaus/モーツァルトの家、Mirabellgarten/ミラベル庭園、ホーエンザルツブルク城博物館、Haus der Nature Zaltsburg/ザルツブルク自然科学館と巡回。
その後は中央駅近くに出てケバブを夕飯に食べ、雪が降ってきたので中心街を散策。宿へと戻りました。

《宿》 Aigner Straße34

まずは朝食。同部屋だっった韓国人の青年と。
ホステルの朝食
その後、前日泊まったホステルから、中心街を通って本日のお宿へ移動。
ユースホステル。1泊朝食込み29.95€(1€=¥120→¥3594[以下同一レート])。
街の中心からは、7番のバスで10分ほど。
バスは10分毎に走っていて、ザルツブルクカードで無料で乗り降り出来るので便利。
この日は宿泊客が少なかったようで、ドミトリーではあったんですが、4人部屋を一人で独占。
2段ベッド1台とフラットベッド2台。
ザルツブルクのユースホステル、室内
机があったり、部屋に鍵付きロッカーが無かったりと、ドミトリーという雰囲気では無い室内。
一人だったから良かったものの、ここに見ず知らずの人々と4人で共生は少し嫌だな〜という感じ。
部屋ごとに付いている水洗も含めて、とても綺麗でした。
受付のおばちゃんが優しかったり雰囲気は良かったので、4人部屋として使うなら是非また宿泊したいです。
Wi-Fiは有料で、料金はこんな。
ユースホステルの有料Wi-Fi
持ち時間から接続していた分だけ時間が減っていく形式なので、2時間分だけ購入しましたが、翌日まで使うことができました。

 

Mozarts Geburtshaus/モーツァルトの生家

モーツァルト生誕の地ザルツブルク。
街中には、生家と、引越し後に居住していた住居の二件があります。
まずは、旧市街のど真ん中に位置する生家を。
レストランなどが並ぶ、メイン通りの一画に平然と建ってます。
モーツァルトハウスの建物
ザルツブルクカードを使っての無料入場だったので、入場料は不明。
アプリをダウンロードすると音声ガイドを手に入れられたようですが、博物館のWi-Fiが弱かったので取得できず。。
館内撮影も不可だったので写真も撮れず。
自画像、譜面、手紙など、当たり障りのない展示があります。
あとは、モーツァルトの生い立ち、どこを公演旅行したのかなどの展示もありました。
当時モーツァルトが所有していたと思しき形式の家具を用いて、当時の部屋を再現した展示なども。
滞在時間は30分強。

 

Mozart-Wohnhouse/モーツァルトの家

生家からは徒歩5分。

モーツァルトが成長するにつれて生家は手狭になり、こちらの住居に越したとのこと。
こちらは入場時に音声ガイドを無料で借りられます。日本語あり。
モーツァルトの生家入口
生家に比べると中は広く、楽器や娯楽道具の展示などもあります。
こちらも写真撮影は禁止。
30分強の滞在時間。
どちらの家も、家を展示したいのか博物館化したいのかがよく分からず、いまいち印象には残りませんでした。笑

 

Mirabellgarten/ミラベル庭園

Mozart-Wohnhaus/モーツァルトの家から徒歩2分。ミラベル庭園。入場は無料です。
こちらも、時期が時期だけに寒々しく、ガイドに載っているような、華々しい様子は伺えませんでした。

凍ってしまった庭園の噴水
ただ、ホーエンザルツブルク城に向かっている造りは、建城(造園)当時の様子を思わせて趣深かったです。
ザルツブルクの庭園
10分程度で退散。

 

昼食 Altes Bäckerei

昼食どうしようかなーと思いながらも、まあ最悪食べなくても良いかーなんて考えながら適当に街を歩いていると、怪しいパン屋さんが。

鉄扉。

パン屋さん外装

次々に人は吸い込まれていくので、ひとまず入ってみようと中へ。
店内。
パン屋さん内部
皆さん、ファストフードのような感覚でパンを頬張っていらっしゃる。
列に並んで買ってみることに。
なんと1€(¥120)。
ザルツブルクのパン屋さん
ぶどうパン。
ぶどうパン
ふかふかで、めちゃめちゃ美味しい。
ぶどうパン
1つ平らげ、2つ目。
もう1つ食べても良かったんですが、何となく小恥ずかしかったので2つでストップ。
ともかくも、とても美味しかったです。おすすめ。

 

ホーエンザルツブルク城博物館

ザルツブルク城内にある博物館。
前日お城に入った時には見て回ることなく閉館してしまっていたので、改めて。
詳しくは前日の記事を。

 

Haus der Natur Salzburg/ザルツブルク自然科学博物館

博物館を見終わって、城から下って15:00前。
どこで時間を潰そうか〜と思っていたんですが、ザルツブルクカードで入場無料の、この博物館がなかなか評判良さげだったのを思い出したので。

どんな様子なのかは全く調べずに行ったんですが、これが、想像を遥かに超えるクオリティーの高さと展示量。
全体的に子供が多く、教育施設的な面も大きそうでしたが、展示内容は大人でも面白いようなものばかり。
まずはGF。
恐竜の展示。
ザルツブルク自然博物館、恐竜コーナー
ああー、こういう感じの展示が続くんだなーと思ったら、続いては、自然科学全般展示の一部とは思えない、クオリティーの高い水族館。
水族館内のマップ
水槽
日本の水族館には無いような、生息地や水温、生態についての解説もこと細かに書いてありました。

魚の生態についての説明
日本の水族館も、ただ見せるだけじゃなくて、それぞれこういう説明も付ければ良いのにな〜と思った次第。

日本の水族館にはあまり無さそうな、珊瑚の展示コーナーもありました。

サンゴの展示
ザルツブルク自然博物館のサンゴの展示
この内陸オーストリアはザルツブルクで、こんな展示に出会えるとは思ってませんでした。