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城とドナウが美しい温泉の街・ブダペスト(ハンガリー)<年末年始ヨーロッパ周遊旅行day9>

~9日目 Budapest/ブダペスト(ハンガリー)・移動(ブダペスト→ウィーン)・クラシックコンサート(Mozart Requiem) 2016/12/30~

この日はブダペスト観光のあとでウィーンへと移動。
先日のセーチェーニ温泉で心も身体も満たされていたので、観光しないとさすがにもったい無いよな~ぐらいの心持ちで外へ。
ドナウ川西岸の、丘の上、古い街並みを見て回りました。見晴らしの良さも含め、素晴らしい場所です。
観光ルートを繋ぐバスも走ってはいたんですが、徒歩のみでの観光。
上り坂がきつい…とかであればバスorケーブルカーの利用をお勧めします。
では。

ドナウ河東岸

宿から歩いてドナウ河へ。
徒歩15分弱。
天気が良かったのもあって、すごく清々しさが。
ドナウ川東岸からみたブダペストの街並み
トラムが川沿いを走ってるのが、どこか江ノ電を思わせて、懐かしさと趣深さがありました。
ブダペストの路面電車
路面電車
少し北上すると、鎖橋。

 

Széchenyi Lánchíd/セーチェーニ鎖橋

ドナウ河に掛かる、セーチェーニ鎖橋。

セーチェーニ鎖橋を走る道路
ブダペストの橋
なにが鎖なんだろうと思っていたら、橋の桟が鎖のような構造になってました。
橋の、鎖
バスでも西岸へ移動できますが、大した距離でもないので、歩いて渡るのがオススメです。

 

丘上り

橋を西へと渡って目の前にあるのはケーブルカー乗り場とその行列。
ブダ城へ昇るケーブルカー
観光名所は丘の上にしか無いので、ケーブルカーorバスor徒歩での登山。
お金がもったい無いので徒歩登山を選択。
ケーブルカーに向かって右側の階段ルートで、10分もかからず登頂。
いい運動にはなりましたが、途中には一切観光スポット等ありません。

 

丘からの眺め

丘からの眺めは格別です。
丘の上から見たブダペストの街、鎖橋
西側も東側も開けてるので、とてもいい感じ。

 

Matthias Church/マーチャーシュ聖堂

丘を登って右手へと進んで行くと、聖堂が現れます。
ブダペストのマーチャーシュ聖堂
街に溶け込む白ベースの綺麗な聖堂。
聖堂を正面から
イベントをやっていたようで、中には入れませんでした。。

 

Fisherman’s Bastion

城壁のようにも思える様相のこの建造物。
ブダペストのお城

建造物の造り自体も面白いですが、この上からの眺めが格別。
城の上からのブダペスト市街の眺め
ストリートミュージシャンも居たりして、雰囲気がとても良かったです。
二人組のストリート・ミュージシャン
お城の上の様子
入場口に改札のような機械が置いてありましたが、入場券などの購入は不要。
麓にいた路上パフォーマー。
ストリートパフォーマー

 

Budavári Palota/ブダ城

結構楽しみにしていたブダ城でしたが、近くに寄って、とりわけ凄い!って事はありませんでした。
本当は中に入ったりすれば良かったんでしょうが、いかんせん時間がなかったので。。
丘の上にあるので、前述の2つと一緒にに見て回るのに、特に支障は無いかと思います。

 

下山、中心街へ

今度は、ブダ城側(南側)の坂を使って下山。
下り切ると、ケーブルカーのすぐ前に出ます。
そこからまた徒歩で橋を渡って中心街へ。
ブダペスト50周年
ブダペストのセーチェーニ鎖橋

 

Szent István Bazilika/聖イシュトヴァーン大聖堂

前日の夜訪れたものの、時間が遅く入場出来なかった聖イシュトヴァーン大聖堂。

前日はプロジェクションマッピングが行われてたんですが、ブリュッセル(ベルギー)、グランプラスの照明演出が凄すぎたので、ふーんて感じでした。笑
ブダペストの教会とクリスマスツリー
中はと言うと、豪華。
ブダペストの聖イシュトヴァーン大聖堂の装飾
金が沢山あしらわれていて、すごく綺麗でした。
キリスト教の集会
聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

入場料は1€。

 

昼食 Belvárosi Disznótoros

なにか地の物を食べたいな〜と思いつつ、予算もそれほど無いのでどうしようかなと思いつつ歩いていたら、美味しそうなお店を発見。
ブダペストの地元の料理店
お肉が並んでいるので、頼むとその場で焼いてくれます。
選べるお肉
10分弱レジ近くで待ってると声を掛けてくれるので、付け合わせのサラダを頼んでお会計。
1850Ft(310Ft=1€=120円→716.4円[以下同一レート計算])。
ワイルドな雰囲気がありつつも、とても美味でした。
ハンガリー料理
お漬物(ピクルス)も少し取ったんですが、あまりにも辛かったのでほとんど食べられず。

なかなか良かったので、オススメです。

 

《移動》Budapest/ブダペスト(ハンガリー)→Wienna/ウィーン(オーストリア)

到着時と同じ、’BUDAPEST-KALTI’駅から13:40発。
ウィーン行きの特急列車
一本逃すと2時間待ちだったんですが、結構ギリギリの時間に。
席もほとんど埋まってましたが、先頭車両の一番端にどうにか座席を確保。
約3時間の列車旅。
途中警察が乗り込んで来て何事かと思いましたが、難民対策で、中東系と思しき人たちに身元の確認を行っているようでした。
ウィーン行きの特急列車内に入ってきた警察官
パスポートも用意してましたが、アジア人はスルー。笑
‘Wien Central’駅に定時の16:35に到着。
降りた正面のホームから16:40出発のRJ(地域鉄道)に乗り換え、5分1駅。
‘Wien Meidling’駅。
宿泊先への乗り継ぎの関係でこの駅に。

Wien48hチケット(U-Bahn(地下鉄)しか乗りませんでしたが、ウィーン内のトラムやバスにも乗れるはず)を13.3€(¥1596)で購入し、宿の最寄り’Burggasse-Stadthalle’駅へ。
駅の北側出口から徒歩3分で宿に。

 

A&O Wien Stadthalle

この旅初めての、ユースホステルじゃ無いホステル。

ウィーンのA&Oホステル
調べたところ、年末年始はウィーンのユースホステルは営業していない様子でした。
部屋は6ベットの男女共同ドミトリー。
ウィーンのA&Oホステルのドミトリー部屋
水洗は部屋ごとに。
朝食は付かずで、別料金7€(840円)との事でした。高すぎ。笑
Wi-Fiは安定して使えます。
年末だったので2泊で76.68€(9201円)と少しお高めでした。

 

クラシックコンサート(Mozart Requiem in Wien)@Karls Kirche/カールス教会

せっかくだから沢山クラシックコンサートに行こうと思ったので、安かったので即決。
一番安いⅢカテゴリーの席で、さらに学生割引。
ウィーンでの、モーツァルトの鎮魂曲の公演
ウィーン、カールス教会の外観、夜
20:15開演とだけなっていて入場開始時間が不明だったんですが、19:45に着くともう入場は開始してました。
カテゴリー内での自由席、かなり遠め。
ウィーン、カールス教会でのクラシック公演
感想としては、ちょっと微妙でした。
モーツァルトのレクイエムと言うことでちょっと陰鬱だったのもありますが、ひとまず、遠すぎ。
その上教会で音が上へと逃げるので、音圧が全然ありませんでした。
14€(¥1680)だったから良かったものの、もう教会でクラシックは観たくないなと。笑
それか、もっといい席を取るかですね。。

 

街中散策、ホステル帰着

21:30には終演したので、軽く街を見て回って、寒かったので、すぐにホテルへ。
散策については翌日分でまとめて書くのでそちらをご覧下さい。

 

おわりに

ブダペストからのウィーン。
想像以上にブダペストの街並みが綺麗でした。
繁華街は少し殺伐とした雰囲気もあるんですが、観光名所の方面は全くの別世界。
丘からの眺めが素晴らしかったのもありますが、すごくいい街でした。またのんびり行きたい。
ブダペストで驚いたのは、カード文化が凄く発達していること。
ヨーロッパでJCBカードが使えるお店って稀なんですが、小さな商店や、クリスマスマーケットでも使えたり。
ただ、その一方で東欧らしさ(?)も。
地下鉄が異様に浅い(街中から階段を下りるとすぐにホームだったり)んですが、道を歩いていて地下鉄の振動を感じた時はこんな造りで大丈夫なのか…?と少し心配になりました。
ともかくも、面白くて、いい街だったなと思います。1泊だけって言うのは少し勿体無かったかもしれないです。(とはいえ2泊丸々あれば十分そうな気もしましたが。)
では、最後までご覧頂きありがとうございました。

旅行記はDay10に続きます。↓
欧州での年越し・ウィーン(オーストリア)<年末年始ヨーロッパの旅Day10>

天候悪くとも百塔の街並みは美し・プラハ(チェコ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day7>

〜7日目 Prague/プラハ(チェコ共和国) 2017/12/28〜

西欧の華やかさに隠れ、日本では知名度がそれほど高くないチェコ共和国、首都のプラハ。
場所はここ。

ドイツの東。プラハまでは、ベルリンから列車で5時間ほど。
この日は丸ごと、プラハの街をあっちへこっちへ歩き回りました。
夕方までは大雨が降っていたので一眼レフは封印し、ダイビング用に買った、雨天時用のサブ機AW130と共に。
カメラバッグにはレインカバーをかけて、傘はささずコートのフードのみで動きました。その方が身軽で写真も撮りやすいので。
ではスタート。

Pražský hrad/プラハ城

旧市街地の北西に位置するプラハ城。

宿の最寄駅の’I.P. Pavlova’駅から乗り換えを1度挟んで’Malostranská’駅へ。
切符は、24時間メトロ、トラム、バス乗り放題券を110Kč(26Kč=1€=120円→507円[以下同レート計算])で購入しました。安い。
プラハ城には敷地への入り口が2箇所あるんですが、この駅から10分弱坂を上ると城の裏側の入口に着きます。
プラハ城への階段
このあたり。

裏側の入口付近からの眺め。
プラハ城裏側からの眺め
曇ってたのが残念ですが、晴れてたら、それはそれは綺麗だったろうと思います。
手荷物検査を受けて、城の敷地内へ。
城とは言うものの、一番目を惹く建物は大聖堂。

プラハの大聖堂を下から

 

Katedrála svatého Víta/聖ヴィート大聖堂

お城の敷地内にあります大聖堂。
曇りのプラハ大聖堂
建物の中には無料で入れますが、奥の方に進むにはチケットが必要。
観光客でごった返してはいますが、絢爛で、圧倒されます。
プラハの大聖堂の内装
排水口にも凝ってたり、外観も造りが細かいです。
大聖堂の排水口
表側の入口(出口)に抜けると、そちらからも街を一望。
プラハの街の眺め
こちらには、スターバックスがあります。

プラハ城のスターバックス
内装は普通のスタバですが、眺めがいい事からネット上では’世界一美しい’なんて言われたりしてます。(少なくとも、富山県の’世界一美しい’店舗よりは感動があると個人的には思います。)
店内で一息。
スタバのクリスマスカップ
早めの時間だったので座れましたが、途中から混んできました。
世界各国からの訪問者の地図border=”0″ hspace=”5″ />

 

Lennon Wall/レノン・ウォール

プラハ移動の列車内で、「ビートルズ好きなんでハンブルク行きたいんですよね〜」なんて話をしていたらドイツ人のおじさんが教えてくれた、レノンウォール。
ジョン・レノンにゆかりのある土地でもなんでも無いらしいですが、彼をモチーフにペイントがされている壁があるとのこと。
プラハ城から中心街にに向かう途中を横道に少し入るとあります。

ジョン・レノンに関係するペイントと、人集り。
プラハ、レノンウォール
All you need is loveが書かれた壁
レノンウォールの前で写真を撮る外国人
これだけか、と思えばそれまでですが、結構人は集まってました。
レノンウォールの全体図
観光地の一角にあるので、ビートルズが好きなら行ってみて損はないと思います。それほど時間も取られません。

 

Charles Bridge/チャールズ橋

プラハ市内の観光名所で一番有名と言っても過言ではないこの橋。

夜のチャールズ橋

プラハ城のある西側地域と、旧市街の中心がある東側地域を結んでます。

細い橋で、歩行者のみ通行可能。

雨のプラハ
雨のチャールズ橋
橋のサイドには彫刻(?)が。
チャールズ橋脇の彫刻

 

Old town square/旧市街広場

僕が行ったタイミングではこの旧市街広場ではクリスマスマーケットが開かれてました。
昼間撮った写真が無かったので全て夜のものを…
夜のプラハの街並み
この広場にある観光名所は主だって3つ。
・Prague Orloj/天文時計
・Church of Our Lady before Tyn/ティーン教会
・Old Town Hall/旧市庁舎

 

天文時計は旧市庁舎塔の麓にあります。
プラハの天文時計
詳しいことはWikipediaで見ていただくとして、ともかくも、歴史のあるものだそうです。笑
人が多すぎてそんなにじっくりとは見ませんでした。
天文時計前の人集り
旧市庁舎の上から見た、天文時計前の人集り。
天文台前の人集りを上から見た様子
ティーン教会。
入り方が分からなかったので中には入りませんでしたが、外から見るだけでもすごく立派です。
クリスマスツリーと共に。
クリスマスツリーと、プラハ、ティーン教会
旧市庁舎。
この建物を外から撮った写真がないんですが、塔に上って撮った写真はありますので読み進めていって下さい。

 

昼食 Bageterie Boulevard

街中で見つけた、現地のチェーンらしきファストフード店に。

ファストフード店の外観
プラハのファストフード店の受付レジ
よくわからないサンドイッチみたいなのとジンジャーティー(?)を注文。168Kč(775円)。
チェコのサンドイッチ
雨で寒かったのもあって、温かい食事が身に沁みました。
美味しかったです。

 

National memorial on vítkov

ここも、レノンウォール同じくおじさんに教えて貰った場所。

「小高い丘になっていて眺めがいいよ〜人が少ないし。」との事だったので、時間もあるので行ってみることに。

メトロの’Křižíkova’駅から15分弱。トンネルを抜け、山を坂を上ってようやくたどり着いたものの、施設は営業してないし人の影は皆無。
広場

あったのは、カフカの銅像と、これまた’晴れてたらよかったんだろうな’な景色。
プラハにあるカフカの銅像
チェコの街の見晴らし
人がいないのは良かったですが、雨の中わざわざ行くこともなかったかな、と言うのが正直なところ。
帰りはメトロの’Florec’駅に向かって丘を下り、再び中心街へ。

途中、電車がよく見える場所がありました。
プラハの電車を眺められるスポット
プラハの鉄道トンネル

 

休憩@マクドナルド

夕方になれば雨が上がるとの予報だったので、15:00から2時間半ほど、マクドナルドで時間潰し。
カプチーノとチーズケーキ。100Kč(461円)。
マクドナルドのカプチーノとチーズケーキ

 

プラハ城(夜)

17:00過ぎにマクドナルドを出発、徒歩で再びプラハ城に向かいます。
今度は表側から登頂。
夜景に期待してた部分もあったんですが、そこまで、でした。
プラハの街の夜景

大聖堂は、建物には入れませんでしたが、ライトアップされて綺麗。

夜の、プラハの大聖堂
来た道を徒歩で下山。
街へと降りる階段

 

夕食 チェコ料理(店名不明)

夕食は、プラハ城から坂を下るとレストラン街(5軒ぐらい)があったので、一番値段が適当そうなお店に。
チェコ料理店
食べ物に関しては何も調べてなかったんですが、何軒か見たところ’Beef goulash/ビーフグーラッシュ’が有名そうだったのでそれを注文。
ビーフグーラッシュ

付け合わせは、チェコの地のものとのことだったので’Bread dumplings’を。
ビールも注文。
プラハのビール
合計で236Kć(1089円)。
言うたら、ハヤシライスの牛肉版具材少なめ!みたいな感じ。
凄く美味しかったですし、香味で付いていた生たまねぎの刺激が良かったです!
英語メニューはあったものの、観光客向けと言うよりは、地元の人が多そうなこじんまりしたお店でした。テーブルが3つとカウンターの計20席ほど。

 

旧市庁舎(夜)

チャールズ橋を抜け、中心街へ。
天文時計のある旧市庁舎前まで来ると、19:45(着いたのは19:20ぐらい)から塔の上層が開放されるということで、チケットの列が。
昼間見たときの半分ぐらいの長さだったので、並んでみることに。
チケット列は19:40ぐらいからずるずる進み、80Kč(26Kč=1€=120円→369円)でチケットを購入。
「待ち時間40分」の札が出てたので少し怖気づきましたが、チケット購入後は待ち時間なく塔の上部へ。
上からの眺め。
プラハ旧市庁舎から見た市庁舎前広場
ここには、プラハ市内にある観光名所の概説があったり、最上部への道中には、プラハの街が辿ってきた歴史についての説明があります。(全て英語)
市庁舎に関する説明文
ナチ軍侵攻時の様子
なので、本当だったら、ここで街に対する基礎知識をつけた上でほかの名所を回ると良かったのかなと思います。
最上階へのエレベーター。めちゃカッコいい。

旧市庁舎にあるエレベーター

 

SEX MACHINE MUSEUM

旧市庁舎塔の出口から徒歩1分。

アムステルダム同様、これまた人目につく位置に鎮座。
セックスマシーンミュージアムの入口
アムステルダムでも’SEX MUSEUM’に入ったし、やめておこうかなーとも思ったんですが、どうせだからと思い入場。
学生は入場料150Kč(26Kč=1€=120円→692円)
国際学生証を入り口で見せると、受付のお姉さんに「オー、ワセダァ〜。。 アリガトウ〜。」と言われました。
写真いっぱい撮ってってね~と言われたのでたくさん撮りましたが、自主規制。笑
ポルノ映画の上映
The比較級,The比較級.の面白い文章があったので載せますw
アダルトグッズの説明文

いろんな展示があって面白かったです!
その後は徒歩で宿へ帰還。
翌朝は早めだったので、23:00前には床に着きました。

 

おわりに

プラハ。
お天気には恵まれませんでしたが、それでも凄く充実してました。
旧市街はほぼ全面が石畳。
観光地化していて、凄く活気があります。
目に付いて面白かったのは、タイマッサージのお店がたくさんある事。
あと、些細なことではあるんですけど、トイレの芳香だとか雰囲気が、日本に似てるなと思いました。
伝統料理も日本の家庭料理に雰囲気近かったですし、感性はどこか日本人と通じ合うものがあるんじゃないかなと言うのが、プラハを訪れてみての感想。
物価は、観光してる限りでは、「少し安いかな」程度の感覚でした。
今度は、晴れた日に2〜3泊ぐらいで行けたらいいなと思います。

では、ありがとうございました。
旅行記はDay8に続きます↓
東欧随一の温泉の街・ブダペスト(ハンガリー)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day8>

ベルリンの壁を中心に市街観光+プラハ散策(チェコ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day6>

〜6日目 Berlin/ベルリン(ドイツ)・移動・Prague/プラハ(チェコ共和国) 2016/12/27〜

この日は、15時過ぎの列車でプラハへ移動することだけを決めた上で、ベルリンを軽く観光。その後の長距離移動と、夜のプラハ散策です。
この日は、15時過ぎの列車でプラハへ移動することだけを決めた上で、ベルリンを軽く観光。その後の長距離移動と、夜のプラハ散策です。

Berlin Mall/ベルリンモール

チェックアウト後は、まずは’Potsdamer Platz’駅の近くにあるUNIQLOへ。
ベルリンのユニクロ

デニムを一本購入し、その後はすぐお隣のベルリンモールに。

ATMでお金を下ろし、dm(マツキヨみたいな)でシャワージェルを買い、Lidl(スーパー)で1ℓの水を購入。
買いたいものは何でも揃いそうな感じのショッピングモールでした。

 

Berliner Mauer/ベルリンの壁

かの有名なベルリンの壁です。
ベルリンの壁

最寄駅は、S-Bahnの’Ostbahnhof’駅。

ただ、壁はS-Bahnと並行するように伸びているので、中央駅からの訪問であれば、一つ先の’Berlin Warschauer Straße’駅まで行って、壁に沿って’Ostbahnhof’駅に戻る形を取るのが良いかと思います。
壁は’East side gallery’という名前で現代アートの展示場のような感じになってます。
全長は500m無いぐらい。

ベルリンの壁、で調べると出てくるのは大抵はこの絵かと思います。
ベルリンの壁でいちばん有名な一枚

他にも色々と。

幾何学模様のアート
日本をモチーフにした壁画アート
ベルリンの文字が入ったアート

壁とは直接関係ない話ですが、壁の前に、詐欺グループと思しき4,5人組がいました。
動体視力を測るようなちょっとしたゲームをやっていて、その前を通りかかると女性が声を掛けてきました。
「どこから来たの?このゲーム知ってる?(話が唐突すぎ)」
「ほら、やってみてよ!」「(ディーラー役の人に向かって)ねえ! 私の友達なの、やらせてあげてよ!タダで!」
こりゃ、初めはタダでやらせてそのあと掛けさせてぼったくられる奴だと分かったので、無視して退散。
あとは、明らかに観光客じゃない、スリ師っぽいおじさん(目が合ったらすごく気まずそうにしてた)とかも居ました。
さすがは首都って感じ。笑

 

Alexanderplatz/アレクサンダー広場・Berliner Fernsehturm/ベルリンテレビ塔

‘Ostbahnhof’駅から一つベルリン中央駅に向かって戻ると、’Alexanderplatz’駅。

南西の出口を出るとすぐ正面にテレビ塔。
ベルリンのテレビ塔
登ろうかとも思ったんですが、20€近く取られそうだったので断念。
前もってネット予約すると10€と少しで登れそうな様子でした。

塔の裏側には、教会やら広場(クリスマスマーケットが開かれてました)やらが。
テレビ塔と教会

お昼を駅にあるチェーン店で食べたあとは、北東側の出口。
こちらがアレクサンダー広場。クリスマスマーケットが開かれてます。
テレビ塔裏の広場
どういう仕組みなのか分かりませんが、時計。

アレキサンダー広場の世界時計
‘Weltzeituhr(世界時間時計)’との事でしたが、日本の時間が明らかに合ってなかったのでまともに動いて無いんじゃないかと思われます。笑
 

あと、ここにも、花を無理やり観光客に渡して売り付ける輩(詐欺の一種?)がたくさん居ました。
適当に、冷たい目してナインナイン(Nein=No)言っとけばどっか行きます。

 

Hackescher Markt

時間があったので適当に降りた’Berliner Hackescher Markt’駅。

特に観光材料はありませんが、ユニクロと無印良品が隣り合ってました。
ベルリンにて、並び合うユニクロと無印良品
何処となく安心感が。笑
駅舎は、取り立てて派手なわけではないですが、煉瓦造りで立派でした。
ベルリンにあった、レンガ造りの駅舎を外から
駅舎を中から

 

Berlin Hauptbahnnof/ベルリン中央駅

乗る電車が15:04発で、駅に着いたのが14:00頃。
電車は好きなので、駅内を写真を撮りながらうろちょろ。
ベルリン中央駅のエスカレーター
ビジネスマン風のおじさんに、「写真を撮るのも良いけど、テロとか犯罪には気をつけなよ」と突然に言われたりしましたが、特に怖い目には会わず。
ベルリン駅、めちゃでかいです。しかも作りが立体的で面白い。

ベルリン中央駅に停車するICEの車両
ICE

初めは複雑だなと思いましたが、新宿駅の訳わからなさに比べればなんて事無いかと思います。

 

《移動》Berlin/ベルリン(ドイツ)→Prague/プラハ(チェコ共和国)

EC(国際列車)での移動。
チェコ・プラハ行きのEC
運行はチェコの鉄道会社。
Wi-Fi完備となってましたが、ドイツ国内では動かず、チェコに入ったら使えるようになりました。
普通の座席は見つけられず、6人がけの個室で移動。
3歳ぐらいの少年のいる3人家族と、ひとり旅中のドイツ人のおじさんと。
おじさんからは、プラハの観光情報色々や、Geocatching(ジオキャッシング)と言うゲームの布教を受けたりしました。

 

《宿》Hostel Advantage

プラハではこの宿に2泊。2泊で1895Kč(クロナ(26Kč=1€=¥120→¥8745))
プラハ中央駅(Hlavní nádraží)からは徒歩で20分ほど。

着くのが20:00頃だったので地下鉄に乗ろうかとも思ってたんですが、プラハにはもう4,5回行ってるという電車で出会ったおじさんに、「この距離なら歩けるね〜」と言われたので。
人通りは少なめでしたが大通りだったので、警戒しつつ。
宿に着くなり、陽気なおじさん(スタッフ)が「良いタイミングに到着したね〜いま丁度イベントをやって居て、グリューワインを飲んでいるんだよ〜」とグリューワインを。
チェックイン早々渡されても困るよなーと思いつつ、部屋へ。
部屋は8人部屋(シングルベッド4台、2階建ベッド2台)。
既に部屋にはドイツ人3人とアメリカ人1人が居て、すごく和気藹々とした雰囲気。
基本、宿では一人で静かにしてたいので(だったらドミトリーに泊まるな)、面倒な部屋に当たっちゃったな〜と思いつつ、街に出たかったのでささっと荷物をまとめて20:30頃一人街へ。

 

Prague/プラハ(チェコ共和国)市街散策

翌日12/28は丸一日市街散策をしたので、詳しくはそちらにまとめようと思います。
この日は、旧市街に出たものの通貨が違うので金銭感覚もわからず、言語もさっぱり分からなかったので、恐々しながら歩いてました。

夜のプラハの街並み
プラハ市街地の街並み
夜のプラハの橋

 

夕食(店名不明)

晩御飯は、中華料理を。笑
プラハの中華料理店
ドイツでも”中華料理”は食べるんですが、どこ出身やら分からない人の作った物なので、あくまで家庭の味って感じ。

なので、久しぶりに中国人の作った中華料理を食べました。
109Kč(クロナ(26Kč=1€=120円→¥503))
チェコで食べる中華料理

美味しかったです。
安かったし、とても満足。

 

おわりに

ベルリンについて。
訪問直前にテロのあったベルリンでしたが、そのことを全く感じさせない活気と警備の薄さでした。
駅に警官は居ましたが、「まあこれぐらいはテロ警戒とか関係なく居そうだよなー」って言うぐらいの数。
先の2国(ベルギー・オランダ)や次に行ったチェコでは、明らかにテロ対策の、ライフルを持った警官が駅にぞろぞろ居たりしましたが、この警備の厚さ違いは何故だったんでしょうか…?
一応クリスマスマーケットにはライフルを持った警官もいましたが、一応居ますよ〜程度。
初めてのベルリンでしたが、その規模の大きさと、洗練度には驚かされました。
経済大国ドイツの首都なんだからそりゃデカいに決まってるんですけど、道路の広さとか、ビルの高さとか。
観光名所らしい名所はそこまで多く無いですが、それはそれで東京も同じようなものだなと。
じっくり観て回るのであれば3,4日必要かもしれませんが、ざっと観て回るなら2日間。最悪1日あれば、最低限の名所は抑えられるかなと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。
旅行記はDay7に続きます!↓
天候悪くとも百塔の街並みは美し・プラハ(チェコ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day7>

<4泊5日ライブ遠征の旅>ロンドン/London(イギリス)part3~テムズ川クルーズ→グリニッジ・ビッグベン・タワーブリッジ~

【場所】ロンドン/London(イギリス)
【期間】2016/12/2〜2016/12/6
【目的】ライブ(BABYMETAL/RHCP)鑑賞・観光
【同行者】一人旅

~3日目 テムズ川(River Themes)クルーズ→グリニッジ(Greenwich)・ビッグベン(Big Ben)・タワーブリッジ(Tower Bridge)~

3日目です。
この1日はこのクルーズ船とともに。
テムズ川のクルーズ船

下調べで、船に揺られてグリニッジ(天文台がある、本初子午線が通ってるところ)まで行けるチケットがあるとは知ってたんですが、前日に調べたところ、日本の代理店が割引価格で1日乗り放題チケットを提供してる!
学生料金だと10.00£(1£=150円→1500円[以下同レート計算])!安い!と言うことで、ネットで即購入。
「このページは必ず印刷してお持ちください」と書いてありましたが、まあ何とかなるっしょ精神で、印刷はしないことに。笑
で、翌朝。
10:00にウェストミンスター寺院のふもとを出る1番船に乗るために、少し早めの9:00に宿を出発。
オックスフォードサーカス駅の入口
‘Oxford circus’駅から電車を2本乗り継ぎ、20分。’Westminster’駅。

出口を出てすぐ左が乗り場の’Westminster pier’だった訳ですが、目の前に広がるビッグベンとロンドン・アイに浮かれてしまい吸い寄せられるようにロンドンアイへ。

テムズ川と、その後ろのロンドン・アイウエストミンスター寺院を後ろに仰ぎながら。

橋越しに見るウエストミンスター寺院ロンドン・アイ。
真横から見たロンドンアイ乗るのに20£(3000円)とか取られるとのことで凄くお高めですが、晴れた日には遠くまで見渡せるのでとても良いとのことでした。

ロンドンアイピアからも船には乗れるだろーと思ったんですが、スタッフさんに「これは印刷しなきゃダメよ。それか、ウェストミンスターピアに行ってね」と言われ、とんぼ帰り。
戻ったのは9:40頃だったんですがチケット窓口は開いておらず、9:50に開きました。
テムズ川、シティ・クルーズの受付窓口
5分ほど並んで、「印刷してないけど大丈夫か?」と尋ねると、問題ないとのこと。
ただ、何か書類を書かせる手間を作らせてしまったので、印刷して行くことをお勧めします。笑
1日乗り降り自由の券を受け取り、乗船。快晴だったので、もちろん2階席へ。
クルーズ船一日乗り放題券
2階はこんな。
クルーズ船のオープンデッキ
クルーズ船から眺めるロンドン・アイ
すごく寒かったですが、日曜なのもあり、そこそこお客さんは居ました。
船が出ると、クルーの方が川沿いの色々の説明をしながら東進。

下調べの段階で、「通勤用に川を走ってる船で観光してきました!とても安いしオススメです~」みたいな記事があったんですけど、クルーの方は、「確かにあっちの方が早いけれど、観光するなら、皆さんがベストチョイスです」と言ってました。
これ。
テムズ川を走る通勤用の船
後ろに少し屋外スペースがあるだけで、観光風情はあまりありません。

こちらは観光用の船なので、のんびり進みます。あと、クルーの方の解説も面白かったです。(英語ですが、ゆっくり、分かりやすく説明してくれてました。それでも分からなければ、1階で日本語の音声ガイドがレンタル可能)
解説をするクルーのお兄さん
船上から見たロンドン・アイ
ロンドンブリッジを下から

途中、タワーブリッジも通ります。
一度’Tower pier’に停泊するので、途中降船も可能。
前にいた少年が写り込み。

テムズ川の戦艦と、タワーブリッジと、少年1階のショップでサンドイッチ(4£=600円)を買い、朝食。
船上で食べたサンドイッチ
サンドイッチとタワーブリッジ

目的地’Greenwich pier’までは1時間半。11:30の到着。
グリニッジ埠頭
グリニッジ天文台があるっていう知識だけを頼りに勢いで来たので、適当に地図を見て適当に天文台を目指す事に。

丘を少し登りますが、港からは徒歩で10~15分ほど。
グリニッジ天文台までの距離案内

ありました、グリニッジ天文台。
グリニッジ天文台を外から眺める

小高い丘から、ロンドンを一望、するには少し遠い。
グリニッジ天文台から眺めたロンドン市街
お金が掛かるやら掛からないやらも分からなかったので、ひとまず散策すると、無料で入れる宇宙天文学の博物館が。

グリニッジ天文台にある博物館

じっくり見たら30分は潰れると思います。
10分で退散し、天文台へ。
入場料が9.5£(1425円)との事で尻込みしましたが、ここで入らなきゃ後で後悔する!と入場。
学割が効いて、7.5£(1125円)でした。
グリニッジ天文台の入場券
入ると本初子午線があって、左手の建物にはグリニッジでの天文学活動の歴史や、それにちなんだ展示があります。
本初子午線
これが、結構すごい。
前日の大英博物館で時計の良さに若干目覚めていたこともあり、大量の時計の展示があってすごく良かったです。
金ピカの太古の時計
グリニッジにあった地球儀
グリニッジの時計の展示
あとは、星の観測に使われていた分度器(?)の展示などもあります。
星の座標を観測する器械
望遠鏡の覗き口
個人的には7.5(9.5)£払う価値ありでした。
ここまで来ておいて、本初子午線を跨がず帰るのも癪ですし。笑

 

天文台で1時間半ほど時間を使ったあと、来た丘を下って、遊覧船クルーの方が紹介していた国立海洋博物館(National Maritime Museum)へ。

無料で入れます。
ロンドンの海洋博物館
無料な割に(海やら船やらが好きなら)内容は結構充実。
船舶のエンジンの展示
子どもの遊び場
海洋博物館にあった船を描いた絵画
イギリスの海上貿易の歴史が展示してあったり、結構面白かったです。
ここでも1時間半ほど滞在。グリニッジから中心街へ戻る船の最終が16:00だったんですが、それより1本早い15:20の船で帰路。
寒さと疲れからか、2階のデッキには僕一人。笑
あとからポツポツ一人二人来たぐらい。
船のデッキで写真を撮る女性
クルーの方の概説もありませんでした。
ロンドンシティ空港へ着陸態勢の飛行機

川沿いの建物分かりにくいですが、陽の左手にあるのがウエストミンスター寺院。
ウエストミンスター寺院に沈む夕日

30分ほど行って、’Tower pier’で下船。

ロンドン塔には特に興味なかったので行きませんでしたが、タワーブリッジ周辺を散策。
タワーブリッジの標識
川岸から観たロンドン、タワーブリッジ
それらしい写真をいくらか。

夕方のタワーブリッジ
タワーブリッジを歩道から
月とタワーブリッジ
車道は工事中。
車道が工事中のタワーブリッジ
タワブリッジから観たロンドンの夜景
暮れかけの陽と月とタワーブリッジ
夜のタワーブリッジ

最終船は17:20発との事で、その船で出発地ウェストミンスターピアへ。

船乗り場から見たタワーブリッジ
夜のウエストミンスター寺院も綺麗。
夜のウエストミンスター寺院
朝と同じような構図で。
ロンドンアイ周辺の夜景

めちゃめちゃ寒かったので街中で見つけたうどん屋に入ろうかとも思ったんですが、高かったので断念。
並びの韓国系お弁当屋さんに入り、ビビンバとキムチを。
安いです。辛いです。7.64£(1146円)。全然安くはないんですが、金銭感覚が崩壊して来てるのがよく分かります。

ロンドンの韓国弁当店内装
宿に帰ったら、フロントで「一番ロンドンらしいお酒は!?」と質問し、ビールかしら?との事だったのでフロントのお姉さんのオススメを聞き購入。3.25£(487円)。
ロンドンのビール
ジュースを飲んでるみたいな、フルーティーさがあって美味しかったです。
で、酒に酔いながらエアメールを2通ほど。。
1つは大英博物館で購入した、富嶽三十六景の木版のハガキ。
大英博物館の富嶽三十六景の木のはがき
もう一つは街中のおみやげ屋さんで。
ロンドンのはがき
ハガキだけ買うのも申し訳なかったので、切手も薦められたので2枚購入。一枚2£(300円)。値段とか書いてないし詐欺だったらどうしよう!なんて思いましたが、調べたら同じようなデザインの切手があったんでおそらく大丈夫かと。。
こんなの。
エアメール用の切手
切手

一番ロンドンらしかった3日目が終了。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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グリニッジ天文台で活躍していた傘ぽん。
ロンドンにあった傘ぽん