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日本最大級の洞窟温泉|和歌山県|紀伊勝浦温泉|温泉のすゝめ17

No.17 2018年2月28日 評価★★★★★★★☆☆☆
【温泉名】紀伊勝浦温泉 ホテル浦島(和歌山県紀伊勝浦市)

紀伊勝浦温泉 ホテル浦島

ホテル浦島!2年前に一人で日帰り入浴して以来の訪問。
ここのホテルが凄いのは、何よりその規模。温泉が合計で5ヶ所以上もあり、うち2つは洞窟風呂。端から端までのんびり歩くと、10分近く掛かります。
ホテル浦島の温泉一覧
ホテルへも、陸路では向かうことが出来ず連絡船に乗船。
ホテル浦島の、亀の連絡船

浴場によって源泉も違うようで、基本は硫黄泉ですが、それぞれに若干雰囲気が違います。
ホテル浦島 入浴に際する注意書き
ただ、入浴後は肌がパリパリするのが共通項。更衣所に化粧水か何か置いておいてくれたらと思うんですが、どこもヘアトニックしかありません。(恐らく女湯には設置されているんだろうと思いますが)

一番大規模でこのホテルの宣伝にもよく使われているのは、忘帰洞。
忘帰洞の説明文
忘帰洞の中だけで4つ浴槽があり、洗い場も無数に。どの浴槽からも岸に打ち付ける波の様子を見ることが出来ます。洞窟の中に波の音も反響するので、個人的には没入感があってそれも好きです。

施設としての楽しさは★8つ。
ですが、泉質があまり魅力的でないので、そこだけマイナスで★7つです。

☆基本情報☆
所在地:〒649-5334 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165−2
アクセス:連絡船乗り場まで 紀伊勝浦駅から徒歩10分/名古屋市内から車で3時間半/大阪市内から車で3時間15分
料金:朝食付き一泊8000円/日帰り入浴1000円
電話:0735-52-1011
URL:http://www.hotelurashima.co.jp/
近くの観光スポット:太地町立くじらの博物館 車で15分,那智の滝 熊野那智大社 車で20分,アドベンチャーワールド 車で1時間40分
☆温泉成分情報☆(忘帰洞)
泉質名:含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(低張性・中性・高温泉)
湧出量:574L/m
色→白濁 臭い→硫黄臭 肌触り→やや硬い感じ
泉温:源泉51.5℃ 体感42℃~44℃
pH値:7.3
適応症:一般的適応症、きりきず、末梢循環障害、冷え症、うつ状態、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症
浴場:4箇所入浴可能 うち2つは海沿いの洞窟風呂 2つは内湯(1箇所は男女入れ替え制で露天も有)

~温泉成分分析表~
ホテル浦島 忘帰洞の温泉成分分析表
ホテル浦島 忘帰洞の温泉成分分析表

和歌山の奥地にある徳川家も愛した秘湯|和歌山県|龍神温泉|温泉のすゝめ16

No.16 2018年2月27日 評価★★★★★★★☆☆☆
【温泉名】龍神温泉 下御殿(静岡県熱海市)

龍神温泉 下御殿

奈良和歌山旅行の2泊目に、ここ龍神温泉の下御殿へ。
秘湯を守る会の宿はいい温泉が多いのでよく参考にするんですが、ネットで調べていたら冬限定で安いプランがあったので今回はこちらへ。初めての秘湯を守る会会員宿への宿泊。

龍神温泉は日本三大美人の湯。
下御殿入口にあった日本三大美人の湯一覧
宿の受付にはこんなものが。
龍神温泉美人証明書
湯に入ると肌がスベスベで、湯上がりもつっぱらずスッキリしていました。

龍神温泉の泉質についての説明も更衣所にありました。
龍神温泉の泉質に関する説明
龍神温泉の泉質に関する説明

温泉は地下一階にあり、男湯女湯混浴露天の3つ。混浴露天に入る際には、バスタオルのレンタルが必要。(宿泊者は無料)

地下一階には100円のコインロッカーが有りました。
下御殿のコインロッカー

内湯は男女入れ替え制で、どちらの浴槽も6,7人ぐらいのキャパシティの大きさ。
下御殿の内湯入口
一方は畳張りの座敷湯。洗い場が畳張りの温泉は下呂で入ったことがありましたが、浴槽の中も畳張りなのは初めてでした。夜入ったら、水温は44℃はあるんでは…?という感じで、かなり熱めでした。
朝入ったもう一方は、檜風呂。こちらはそこまで熱くなく、肌感覚としては41,2℃ぐらい。熱すぎず、朝風呂にぴったりでした!
どちらも露天が付いていないので、そこまでの長湯は出来ないかなぁという感じはしました。

露天風呂へは内湯とは別の入口から。
下御殿、露天風呂へ続く出口
出てすぐに更衣所はありますが、内湯の更衣所からもそれほど距離はないので、屋外にある更衣所は使わず。
浴槽のすぐ脇を川が流れていて、自然を感じられる、とても良い露天風呂でした。
そこまで広くないですが、友人と3人で入るには丁度よかったです。ただ、1人で入りに行く勇気はないかな、と。笑
この混浴露天が売りの一つの宿ですが、浴槽は5人入ればいっぱいぐらいの大きさなので、繁忙期だとのんびりは入れないかもしれません。入浴着の貸出もなく、あくまでバスタオルでの入浴でした。

湯の質がとても良かったので、その点の魅力はすごく大きかったです!浴場もそれぞれこだわりがあって、派手さはないですが、のんびり気持ちよく過ごせました。
お得プランでないとなかなか泊まれないかなとは思いますが、また泊まりに行きたいです。
今度はぜひとも、白浜アドベンチャーワールドでのパンダ鑑賞込みで。
龍神温泉下御殿の入口

☆基本情報☆
所在地: 〒645-0525 和歌山県田辺市龍神村龍神38
アクセス:南紀白浜空港から車で1時間15分ほど
料金:冬限定プラン 一泊2食付き12000円/日帰り入浴1000円
電話:0739-79-0007
URL:http://www.shimogoten.com/
近くの観光スポット:川湯温泉 車で1時間30分,白浜アドベンチャーワールド 車で1時間15分
☆温泉成分情報☆
泉質名:ナトリウムー炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
湧出量:測定不能
色→透明 臭い→無臭 肌触り→スベスベ
泉温:源泉43.3℃ 体感41~44℃
pH値:8.0
適応症:一般的適応症、きりきず、末梢循環障害、冷え症、皮膚乾燥症
浴槽:2ヶ所男女入れ替え制 内湯2
その他:混浴露天風呂1
~温泉成分分析表~
龍神温泉下御殿の温泉成分分析表
龍神温泉下御殿の温泉成分分析表

冬ごと河原に現れる、巨大混浴天然露天風呂|和歌山県|川湯温泉|温泉のすゝめ15

No.15 2018年2月27日 評価★★★★★★★★☆☆
【温泉名】川湯温泉 仙人風呂(和歌山県田辺市)

川湯温泉 仙人風呂

この度は友人と和歌山旅行へ!!
祖父母が和歌山に住んでいたので昔はよく行ったんですが、海沿いばかりで内陸部はほとんど行ったことがなかったので、初めての白浜・勝浦温泉以外の温泉。

宿泊は龍神温泉だったんですが、2月末日まで解放されている「仙人風呂」へ。
ここ川湯温泉は河原に温泉が湧く珍しい場所なんですが、冬場はショベルカーで本格的に川原を掘り出したこの「仙人風呂」が設置されると。

川湯温泉に着くと、川沿いに大きなプールのような浴槽が。
対岸から見た川湯温泉仙人風呂
通り過ぎて100mほどのところに30台ほど止められる駐車場があります。
川湯温泉仙人風呂の駐車場

仙人風呂の向かいには簡易更衣所。本当に簡易なので、ロッカーはありませんし、着替えるためだけの掘っ立て小屋と言った感じ。
仙人風呂の簡易更衣室の外観
仙人風呂の簡易更衣室の外観
中は男女に分かれています。
仙人風呂の簡易更衣室の内部

洋服や荷物は、持ったまま温泉に向かって目に付くところに置いておくといいと思います。
駐車場と温泉の間でお金を使うタイミングは特に無いので、お財布は車に置いておく方がもしかしたら安心かもしれません。
ただ募金箱が設置されているので、ここに気持ちでもお金を入れると、より気持ちよく過ごせるかなとは感じました。
仙人風呂に設置されている募金箱

当日は、更衣室で着替えたあとは、荷物をすべて持ち、水着にコートを羽織って靴も履き、温泉へ。
河原に降り、橋を渡ります。
仙人風呂へと向かう橋
すると、数百人入れるんではないかというような浴槽が。
仙人風呂と川
仙人風呂の浴槽
入ると、水温は40℃ぐらいの感覚。浴槽の底は苔むした石ころで、その間からぷくぷく温泉が湧いてます。
温泉の水面
場所によって水温が違うんですが、主に温泉が湧いているのは、川下の方。
話したがりのおじいさん達が色々と教えてくれました。方言がキツくて、何を言ってるか分からない部分が多かったですが。笑

宿の夕食の時間がギリギリだったので15分ほどで出ましたが、温度を変えながら1時間ぐらいは入っていられそうな気がしました。

なかなか他では経験できない温泉だと思うので、★8つ!
またのんびり入りに行きたいです!
仙人風呂

☆基本情報☆
所在地: 〒647-1711 和歌山県田辺市本宮町川湯
アクセス:南紀白浜空港から車で1時間15分/JR新宮駅から車で45分
料金:0円
電話:0735-42-0735
URL:http://www.hongu.jp/event/senninburo/
近くの観光スポット:熊野本宮大社 車で10分,アドベンチャーワールド 車で1時間15分,那智の滝 車で1時間
☆温泉成分情報☆
泉質名:不明
湧出量:不明
色→透明 臭い→ほぼ無し(若干川の匂い) 肌触り→特筆なし。底が苔むした砂利。
泉温:体感38〜43℃(地点によって差あり)
pH値:不明
適応症:一般的適応症
浴槽:大露天風呂1つ 簡易更衣室あり、更衣室から徒歩1分

羽田→関空で行く、本州最南端を巡るちょっとした旅(旅行記PART1)

【場所】和歌山(白浜・串本)→大阪(市内)→神戸(神戸・三ノ宮)
【期間】2016/7/20〜2016/7/24
【目的】法事(串本)・ライブ遠征(大阪城ホール)
【同行者】父(前半)・大学の先輩(後半)

このたびは、近畿に行ってきました。和歌山大阪兵庫の1府2県。
元々23日(土)に乃木坂46の大阪城ホール公演を観る予定があったんですが、
21日(木)に和歌山で法事が入ったので、ぶつけちゃえと。
では。

《移動》羽田空港→関西国際空港

法事は朝からとのことで、前日に和歌山入りしなければ間に合わない。
しかし、水曜日は4限までテストがある。(7/20~7/27が期末試験期間)
という訳で、
4限(16時頃終了)までテストを受け、その後飛行機で羽田空港→関西国際空港、電車で関西国際空港→白浜
のルートを取りました。

羽田からはANAのNH0095便、羽田18:05→関西19:25を利用。
なんやかんやでテストは15時過ぎに終わったので、山手線と京急で羽田空港へ。
第2ターミナル着は16:30頃。
羽田空港第2ターミナル内装
愛しの丸亀製麺を夕飯に。
たまの旅行なので、ちくわ天と鶏天を添えて。
丸亀製麺のうどん

預け手荷物も無くチェックインも不要なので保安ゲートへ。
今回初めて知ったんですけど、ヘアスプレー(ガス缶)って普通に機内持ち込み出来るんですね。
なんなら刃物以外は全部大丈夫そう、知らなかった。。苦笑
羽田空港第2ターミナル出発ロビー
ANAのB777型機
関空便。機材はA320。
ボーイングの機体が好きなんですけど、最近エアバスばっかり乗ってる気がする。
羽田空港第2ターミナル73番ゲート
ANAのA320型機
やはり夕方の羽田空港、混雑の影響かなかなか定刻になっても機体は動かず、
宙に浮いたのは18時25分頃。
とは言え、定刻通り関空には到着しました。
機窓から見た関西国際空港
関西国際空港21番スポット
本当は19:48の電車で白浜に向かえたんですが、
せっかくの関空だったので散策したい!と言うことで、散策。

大してリサーチせず行ったのが悪いんですけど、展望デッキは第1ターミナルとは違う、別塔。
バスでの移動が必要とのことで、20:41の電車に間に合わなそうだったので飛行機撮影は断念しました。
関空では無印で日用品を買いあさり、ポケモンセンターで関空限定のクリアファイルを買い、翌朝飯をローソンで買い揃えたのみ。

 

《移動》関西国際空港駅→白浜駅

ホームには関空特急はるかが居ましたが、スルー!
空港特急はるか
和歌山方面の直通電車はないので、関空快速でひとまず日根野駅に向かいます。
関西国際空港にて関空快速
日根野駅、駅名看板
日根野駅。
関西空港→りんくうタウン→日根野です。5分ちょい。
はるかが通過していきました。
日根野駅を通過するはるか
くろしお27号白浜行きで白浜へ。
日根野駅に停車するくろしお
昔は、和歌山!海!!って感じの283系車両とかが運用されてたんですけど、随分味気なくなりました。

指定席、結構人乗ってるなーと思ってたんですが、和歌山駅で大抵降りて行かれました。
和歌山以南は秘境扱い。
歓迎!白浜温泉!の看板
白浜駅前のパンダの置物

《宿》民宿innしらはま駅の宿

泊まったのは民宿innしらはま駅の宿。駅から徒歩1分。
ただ、駅前には商店、コンビニはありません。
この近さ。
白浜駅の民宿、室内からの画
民宿にしては少し高かったですが、夜遅くの到着や朝早くの出発の際は重宝するかと思います。
↓宿の詳細はこちらに
民宿innしらはま駅の宿

 

和深散策

翌朝は始発の電車で和深へ。
先祖の墓があるんですね、和深に。本州最南端の串本町です。

海の薫が漂うワンマンカー
紀勢本線を走る青のワンマンカー
和深駅

海岸に出たらハリセンボンの骨格が落ちてました。
和深の海に転がるハリセンボンの骨格
5年前にもあった謎の歴史的な石も健在。
歴史的な石か何か
天保二年の石碑
透明度は抜群。
透き通るような和深の海

町(村?)に戻ったら犬に絡まれました。
見上げる白の秋田犬
低姿勢の白の秋田犬
遠目に見上げる白の秋田犬
地元の小中学校(廃校済み)も徘徊。
和深小学校を外から
さよなら和深小学校
芝生に転がる風化した軟式野球ボール

 

串本海中公園

法事を済ませた後は、串本駅でレンタカーを借り、父と二人で白浜へ。
まず立ち寄ったのは串本海中公園。
串本海中公園の外観
ほんと、10年以上ぶりとかに行ったんですけど、思ってたより施設が大きくて、楽しかったです。
いわゆる水族館ですけど、大水槽の上から餌をあげられたり、ウミガメを触れたり、海には実際に海中を覗ける塔が建ってたりします。
大水槽を上から覗く
ウミガメの赤ちゃん
海中公園の、ウミヘビ
屋外にある水中展望塔
ウミガメはいっぱい居て、餌もあげられます。

 

エビとカニの水族館

続いては、すさみ町にありますエビとカニの水族館。
エビとカニの水族館の外観
最近新装オープンしていたので、行ってみようということに。
入場料は大人800円と少し高めですが、一度は入ってみる価値あり!

入るといきなりデカイのが居ます。
エビとカニの水族館入口
タカアシガニ
その後はひたすら、これでもかというぐらいエビとカニの展示。川のカニ
南国にいそう、ヤシガニ
フナムシも展示されてました。笑
フナムシについての解説
フナムシの展示
ウミガメとアザラシも展示されてます。
アザラシが、人懐っこくて可愛かったです。
エビとカニの水族館にいるアザラシ
あざとい。
そっぽを向くアザラシ
こっちを向くアザラシ

 

夕食 南紀白浜空港

その後は南紀白浜空港に向かい、空港内のショップで和歌山らーめんを食しました。
思い出補正な気もしますが、案外ここの和歌山ラーメンがおいしい!
南紀白浜空港の食堂のラーメン

 

《移動》白浜駅→大阪駅

そして、夕食のあとは白浜駅へ。
17:28発くろしお30号京都行きで大阪へと向かいました。

和歌山編、終了です。

白浜駅においてある温泉の置物