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ロンドンでターナーの絵画と本場のレ・ミゼラブルを!(旅行記Day6)

前日は Bath/バースを観光し一泊。
この日はロンドンに移動しいったん友人とは解散。それぞれにロンドンの1日を楽しみ、夕方にはまた合流しミュージカルを鑑賞しました。
スタート!!
2017/2/23 ロンドン(イギリス)

 

Pulteney Bridge/パルトニー橋

この日は朝から移動。
ブリットレールパスを持っていたので、適当に列車の時間だけ調べ、9:00過ぎに宿を出発。
9:43の列車までは時間があったので、観光名所の橋を見学。
Pulteney Bridge。

天気が良かったら映えたんでしょうが、なんとも言えない感じに。。笑
曇り空の中佇むパルトニー橋

朝食 The Bertinet Bakery Cafe

それでもまだ時間があったので、駅近くのパン屋さんで朝食を購入。

バースのベーカリーの外観
2つで2.8£(¥392)でした。
バースで買った丸菓子パン
イギリスの列車の中で食べるクロワッサン

《移動》Bath Spa駅→London Padinton駅

9:43発、London Paddington行きの列車に乗車。
ロンドンまでは1時間半ほど。
パディントン着は11:13の予定でしたが、若干の遅延があり15分ほど遅れての到着。
バース→パディントン間で利用した車両
そこからは徒歩で宿まで10分弱。

《宿》Smart Hyde Park View Hostel

昨年12月ぶり、2度目の宿泊のこのお宿。
立地がいい割に、異様に値段が安いです。
場所は、ヒースロー空港へのアクセス鉄道が発着するパディントン駅から徒歩で10分ほど。

最寄りのQueen’s way駅からは徒歩5分で、Central Lineと言う、ロンドンの街の中心を走り抜けている地下鉄が通ってるのでとても便利です。
値段は、今回は4泊朝食込みで65.96£(¥9234)。一泊あたり¥2308。
パディントン駅が徒歩圏内。中心地のPiccadilly CircusやOxford Streetまで15分かからずのアクセスでこの料金は驚異的です。
しかも朝食付き。
文句を付けるならWi-Fiが弱いことと掛け布団用の筒型シーツが無いことぐらいですが、とても清潔なので特に問題なし。(敷布団用シーツが2枚支給されるので、それに挟まって、その上から掛け布団をかけて寝ます。)
Wi-Fiは受付前のスペースに行けば特に問題なく使えますが部屋での利用はお察し。笑
宿の前の軽食店のFree Wi-Fi の方がよっぽど強いです。
宿の正面には軽食店と小商店があるので食べ物には困りません。
地下に共用スペースがあるので、お店で食べ物を買ってきて食べればお金も浮きます。
お金のない学生旅若者旅にはとてもとてもオススメの宿です!!!
Smart Hyde Park View Hostel(Booking.com)
チェックインは14:00〜となってましたが、11:00過ぎからチェックインは出来るわよ〜と言われたのでチェックイン。活動開始。
昼食は宿の目の前の軽食店でケバブラップを。コーラ込みで4£(¥560)
ロンドンのインビス店
ロンドンでのチキンケバブラップ

Tate Britain/テート・ブリテン

ターナーいいなぁ〜と思い長らく行きたかったテートブリテン。
テート・ブリテンの外観
常設展の一角に、なかなか規模の大きなターナーコレクションがあります。
ターナーは、ロンドン出身の1800年台後半に活躍した画家。僕は風景画が好きです。

最寄駅は地下鉄LineのPimlico駅。
そこから徒歩5分ほど。

入場料は無料。館内マップは1£(¥140)です。
館内は年代ごとに展示がされていて、それとは別にターナーのコレクションがあります。
まずは1500年台からゆっくりと….
1500年台〜1900年台あたりのセクション(美術館全体のざっくり半分)だけで2時間消費しました。。
『Master Crewe as Henry VIII』Joshua Reynolds
'Master Crewe as Henry VIII', Sir Joshua Reynolds
『The Death of Major Peirson, 6 January 1781』John Singleton Copley
The Death of Major Peirson, 6 January 1781
『Beyond Man’s Footsteps』Briton Riviere
Beyond Man’s Footsteps
その後はターナーコレクションに。
広さは、こんな感じのイメージ。
テート・ブリテンのターナーコレクションルーム
テート・ブリテンのターナーコレクション部屋内装
コレクションなんだから当然ではありますが、結構数あります。
じっくり見たら1時間以上掛かるかと思います。
帰りはのんびりとバスでパディントン駅まで。
テート・ブリテンからパディントンへの最寄りバス停
2階建てバスの2階最前列から。
ロンドンバス2階先頭からの眺め

Queen’s theater Les Misérables/レミゼラブル観劇

日本でレミゼを観る予定なので、前もって見ておこうと思い本場ロンドンで鑑賞してきました!
レ・ミゼラブルのクイーンズシアター外観
映画は見た事なかったんですが、原作は2冊だけ読んでありました。
鑑賞前には、簡単な内容予習のサイトをネットで探し、日本語で予習。
ミュージカル中の英語は殆ど分かりませんでした。笑 頑張れば一語一句拾えたのかもしれないですけど、演出とかに注目してた方が楽しめそうだなと思ったので。。
開演は19:30で、開場したのは18:45頃でした。
ロビーのバーは18:00からやっていた様なので、のんびり時間を潰すことも可能。
館内を撮ってたら、スタッフさんがピースしてました笑
クイーンズシアターロビー
バーではアメリカンコーヒーを飲みました。2£(¥280)。

劇場内は全面撮影可ですが、上演中は撮影不可。
チケットは公式サイトで、’Slightly restricted view’となっている席を39.75£(¥5565)で購入。
クイーンズシアター座席表
ほんの少し舞台袖が見えないだけのはずでしたが、前の人が膝に肘をついて前傾姿勢で見ていたせいで、演出が見えない場面が幾らかありました。
席の問題というより、前に座る人間の問題ですが笑
3階席の様子。
劇場内3階
僕の取った座席からの視界、こんな感じでした。
クイーンズシアター3階席からの眺め
座席番号はこちら。
レ・ミゼラブルのチケット

幕の途中には15分の休憩が入ります。その際には、スタッフさんがアイスを売りに来ます。もちろん購入。3£(¥360)。
ミュージカル観劇中のハーゲンダッツ
フランス革命を中心とした悲しいお話ではありますが、抑揚があって、凄く楽しかったです。
内容がある程度頭に入っていれば、英語がわからずとも楽しめると思います!!

夕食・帰路・就寝

友人は夕食はいらないとの事だったので、オックスフォード・ストリートに出て解散。
僕はマクドナルドへ。

セットを5£(¥700)ほどで。
深夜のぼっちマクドナルド、ロンドンソーホー
23:00のソーホーのマクドナルド、気味が悪いことも特になく、何事もなく普通に食事できました。
その後はOxford Streetから地下鉄Central Lineに乗り、Queen’s Parkへ。
24時近くのロンドン地下鉄の様子
24:00近くなっていたので少し怖かったですが、身の回りに注意して、前を歩いている3人組にくっ付いて宿まで戻りました。
特に雰囲気が悪い等もなかったです。
その後はすぐに就寝!
6日目終了です。

おわりに

コペンハーゲン+イギリス周遊の旅がひとまずは一区切りしました。
イギリスを回ってきて感じたことは、さすが大国で、アクティビティから歴史からサッカーから、色んなものがバランスよく揃っているということ。
それに、イギリスの人たちの観光客への対応もなかなか良かったなと感じました。さすが紳士の国イギリス。
翌日からは日本から来た高校時代の友人に合流、街にあるアクティビティに参加したり、サッカーを観たりの3泊4日ロンドン旅です!

北欧の港町コペンハーゲンを巡る旅(旅行記Day1)

この度は、コペンハーゲン(デンマーク)→マンチェスター・リバプール・バース・ロンドン(イギリス)と巡る旅を、前半は大学の友人と、後半ロンドンは高校の友人として来ました。
そもそもは北欧を巡ろうと思ってたんですが、物価も高いし旅行シーズンでもないので、北欧自体は大幅に縮小して、その代わりにイギリスを。
The Beatlesが好きなのでLiverpoolは行くつもりだったのと、バースは温泉都市なので絶対に行きたい。それにサッカーも観れるし〜という事で。
では、初日のコペンハーゲンから、スタートです!
2017/2/17,18 コペンハーゲン(デンマーク)

 

《移動》Hannover/ハノーファー→Copenhagen/コペンハーゲン

まずはコペンハーゲンへ移動。
あまり安いのが見つからなかったものの、バスがまあ安いだろうという事で。
ハノーファーまではセメスターチケット(大学から支給される鉄道無料券)で行き、そこからバス。
Flixbusの、L73。44.5€(1€=¥120→¥5340[以下同一レート計算]
21:40発の予定でしたが、遅延の連絡が入り23:00発に。
ハノーファー中央駅のマクドナルドで時間を潰してたので特に問題ありませんでしたが、23:00前に乗り場に出向くも全くバスは来ず。
結局、23:45頃の出発でした。2時間遅れ。
コペンハーゲン行きFlix Bus
3:00頃、ドイツデンマーク間の国境でパスポートチェックがありました。
シェンゲン協定域内ですが、全車に検問を行なってるようでした。
到着は、予定より1時40分遅延の18日8:30頃。
 

《宿》Sleep in heaven

バス乗り場から徒歩5分の、コペンハーゲン中央駅内にあるスターバックスで同じくドイツに留学している友人に合流。
中央駅構内。
コペンハーゲン中央駅構内
宿までは徒歩で向かいます。
宿の場所はここ。2㎞近く。

それほど距離は感じず、20分強で着いたかと思います。
宿の近くには、大型スーパーや24h営業のセブンイレブンがあるので便利。
コペンハーゲンの24hセブンイレブン
最寄りの地下鉄駅から2駅でコペンハーゲンの中心地にアクセスできるので、とても便利でした。
受付スタッフも愛想よく、とてもいい宿でした。一泊170DKK(1€=0.134DKK=¥120→¥2733[以下同一レート計算])
スリープインヘブン、共用スペース
夕方20時までは、1杯分の値段で2杯ビールが飲めます。ハッピーアワー。
空のビールグラス
ひとまずは、チェックイン時間前だったので大きな荷物を預けて観光へ。もちろん荷物預けは無料です。
 

Kongens Have/ローゼンボル・パレス・ガーデン

まずは国立美術館へ徒歩で向かったんですが、開館は11:00で到着は10:50。
暇だし、ひとまず目の前の庭園らしきところに入ってみようという事で。

庭園入口
よくある庭園です。
お城のある庭園
中にあるお城は、こじんまりしていて良かったです。(内部の訪問は翌日)
11:00からある衛兵の交代式も遠くからながらに見れたので、ラッキーでした。
コペンハーゲンの衛兵交代式
庭園としての評価は、どことなく、閑散としてるなと。冬だったんで当たり前ですが。笑
枯れ木が並ぶ様子。壮観。
 

Statens Museum for Kunst/デンマーク国立美術館

無料との触れ込みと、思いのほかの高評価に導かれやって来たこの国立美術館。

コペンハーゲン国立美術館外観
全館見て回るにはチケットの購入が必要で、85DKK(¥1366)。
常設展は4ブロック。
ヨーロッパ絵画、フランス現代芸術、デンマーク近代美術、デンマーク現代芸術。

気に入ったものを。
『Fire at Amsterdam by night/アムステルダムの夜火事』 Aert van der Neer/アールト・ファン・デル・ネール
Fire at Amsterdam by night
『Bridge over a Stream in Assens, Funen』 Dankvart Dreyer
Bridge over a Stream in Assens, Funen
『Winter Landscape near Vordingborg』 Johan Christian Dahl/ヨハン・クリスチャン・ダール
Winter Landscape near Vordingborg
たまたま、特設展では日本の絵画にスポットが当たってました。
日本絵画の特別展
日本文化に触れる
『The misses Saloman』 Anders Leonard Zorn/アンデシュ・ソーン
The misses Saloman
なかなかボリュームがあり、2時間ほど滞在しました。
 

Nyhavn/ニューハウン

コペンハーゲンの顔。
国立美術館からは徒歩5分強。

コペンハーゲンの写真と言えばまずここが取り上げられます。
コペンハーゲンニューハウンニューハウンを引きで
すごくざっくりしたイメージは(個人的感想です)、函館の倉庫街を見栄え良く、規模を大きくした感じ。
港町
曇ってたのが残念でしたが、観光客がたくさんいて、雰囲気はとても良かったです。
 

Den Lille Havfrue/人魚像

世界三大がっかりの一角を占めるこの人魚像。

日本人からすると、他の二者、小便小僧(ブリュッセル・ベルギー)とマーライオン(シンガポール)よりも印象が薄いかとは思います。
僕らは、ニューハウンを海沿いへ出て徒歩で向かいました。
コペンハーゲンの海
所要時間は20分ほど。気温は5℃前後ながらも、北風がなかなか応えました。。
人は集ってますが、まあ、なるほど三大がっかりだなと。
人魚姫に集まる人々
人魚像ピン
年末にブリュッセルで小便小僧を見ていた関係から「世界三大がっかりだ」という点では興味があったので、訪れられて良かったです。
ニューハウンから出るカナルクルーズに乗ると、船でここまで来られるようでした。
 

Frederiks Kirche/フレデリック教会・Amalienborg/王宮広場

ニューハウンと人魚像のほぼ中間ほどに位置するこの教会。
かなり大きく、迫力のある外観。
コペンハーゲンの教会
内装はというと、華美さはありませんが、荘重でとても趣がありました。
荘重な、教会の内装
時間の関係か分かりませんが、観光客が異様に少なく、足音さえもうるさく感じるような雰囲気でした。素晴らしかったです。
かなり歩き疲れていたので、20分程休憩を。。

人魚像からここまでの道中にあった住宅群。
オレンジのアパート群
左右対称
と、街中の様子。
石畳を下から仰ぐ
壁を十字に伝う蔦
そして、教会から出て真っ直ぐ進むとある王宮広場。
王宮広場を広角レンズで
とにかく広々してます。
カメラを構えても、どこが撮影ポイントか判断が難しいのが難点。。
 

夕食 Wok On

コペンハーゲンはどこも物価が高いので、少しでも安く現地らしい晩飯をと思い、ネットで「リーズナブルで、美味しい」と紹介されていたレストランへ。
着いてみてメニューを見ると簡単なコースでも150DKK(¥2412)強したので、学生2人、断念。
で、ひとまず観光の中心地に戻ってみようと歩き始めると見つけたのがこのお店。

アジアンフード店の外観
以前にブダペストでも同様の業態のお店で食べたことがあったんですが、麺類のお店。
自分で麺を選び、追加のトッピングを選び、好みのソースを選び、の3ステップ。
注文表
注文したのは米麺に、豆腐とキノコ追加、ソースはベトナムのピリ辛ソース。
リーズナブで、美味しいです。笑
コペンハーゲンで食べるアジア麺料理
もちろん現地の有名な料理ではありませんが、懐に優しくお腹いっぱい食べるとしたら、ここはとてもオススメです。
 

帰路・就寝

最寄りのKongens Nytorv駅に戻り、市内交通の24hチケットを80DKK(¥1286)で購入。
公共交通24hチケット
宿の最寄のForum駅までは2駅5分。
メトロ駅
宿に戻ると20時まで実施のハッピーアワーをやっていたので、ビールを1杯25DKK(¥402)で、と思いましたが、友人は飲まないとのことだったので、25DKKで2杯頂きました。
適当にダラダラして、就寝。
長かった1日が終了しました。
 

おわりに

初めての北欧。コペンハーゲン。
ドイツと接している事もあり、そこまで他のヨーロッパ都市との大きな相違は感じませんでした。
物価は高いですが、まあ許容範囲内。
ただ、海の街ということで、アムステルダムと似た雰囲気はどことなく感じました。
あとは、気温はドイツの内部とそれほど変わりませんでしたが、北風が冷たかったです。身に染みると言うのはこの事だなと。
翌日2日目は、1日丸ごとコペンハーゲン観光。
夜はLCCでイギリスはマンチェスターへと移動します。
最後までご覧頂きありかまとうございました。

古雅の美に触れよう!ミュンヘン市街を巡る1日旅(旅行記 Day2)

前日は移動からのサッカー観戦。
この日は、一緒にサッカー観戦をした友人とは別れ、別の友人2人がゲッティンゲンから合流。
2人は初めてのミュンヘンということで、観光スポットをサーッと回りました。
レジデンツ→マリエンプラッツ(市庁舎広場)→ピーター教会→ノイエ・ピナコテーク(近代美術館) →ホフブロイハウス。ではでは。。

 

Residenz/レジデンツ

ミュンヘンに行った人の大抵が、絶対行ったほうが良い!!と勧めてくる、レジデンツ。
11時半頃ミュンヘン中央駅で友人たちと合流し、U-Bahn(地下鉄)でOdeonsplatz駅へ。

この駅から5分ほどで着く場所だろうとは思ってたんですが、入り口がどこか分からず彷徨い。。
駅前にある立派な建物。
ミュンヘンレジデンツ前
彷徨ってる中たまたま見付けたのが、Münzsammlung/硬貨博物館。

Münzsammlung/硬貨博物館


ミュンヘン硬貨博物館入口
古い貨幣が大量に展示されてます。
博物館内部 たくさん並ぶ硬貨
日曜日だったためか、入場料は1€(1€=¥120→¥120[以下同一レート計算])。
上の写真のような部屋が2部屋。
なんやかんやで20分くらい居たかと思います。1€にしては大満足。

敷地的には硬貨博物館もレジデンツ内なんですが、レジデンツの博物館があるのは建物の内部。
入り口はこちらに。

博物館の入場料は、学生6€。
日本語はありませんが、無料の音声ガイドがあります。
14世紀に建築が開始された由緒正しき王宮ということで、内装は豪華絢爛。
レジデンツ最初の部屋
博物館内でいちばん有名な広間
王家の寝室
ただ、展示量のあまりの多さに辟易します。
王宮のダンスホール
金色の部屋
柵付きの豪華な寝室
金に装飾された廊下
結構長居した気がしましたが、滞在時間は1時間ほど。
後半は、ひたすら早く外に出ることだけを考えてました。笑
ただ、ほんとに豪華な内装で、一見の価値はあります!

Marien platz/マリエンプラッツ

ミュンヘンと言えばここ、と言わんばかりの新市庁舎前広場。

前回ミュンヘンを訪れた際に撮影していたので、地上から撮った写真は前回のものを。
17mmのレンズを使って撮ってるんですが、かなり引いて撮っても画角に収まりきりません。

今回は10mmの広角レンズを使ったのでこんな感じに。
夜のマリエンプラッツ
今回の旅がこのレンズのお披露目だったんですが、破壊力が凄いです。
恐ろしいほどに画角が広い。
Nikon用なので、これ。↓

St. Peter`s Church/ピーター教会

マリエンプラッツ(新市庁舎前広場)を見下ろすことの出来るピーター教会。

階段をかなり上りますが、普通の大人であれば問題はないかと。
上部からの眺め。
広角レンズで見下ろすマリエンプラッツ
空から見下ろすミュンヘンの街並み
金網の中、かなり狭いですが、上る価値アリです。
ピーター教会最上部の様子
ちなみに教会の内部はこんな感じ。
ひと休みには持って来い。
ピーター教会内部

St. Michael’s Church/聖ミヒャエル教会

なんやかんやで3度目の訪問のこちら。

個人的にはミュンヘンで一番のお気に入りの教会です。
外観が地味なのでそれほど評判には上りませんが、荘厳で落ち着きがあります。聖ミヒャエル教会の内装を広角レンズで

Neue Pinakothek/近代美術館

ミュンヘンにはアルト(Alt/Old)ノイエ(Neue/New)モデルネ(Moderne/Modern)と3つの美術館がありますが、今回は友人と連れ添ってだったので、比較的とっつきやすそうな近代美術館をチョイス。

上述の聖ミヒャエル教会から徒歩5分、Karlsplatz停留所から27番のトラム(路面電車)に乗り、Pinakotheken停留所まで。5分強。
停留所の目の前が近代美術館です。
ノイエ・ピナコテーク外観
日曜日だったので入場料は1€(¥120)。(日曜日は3つある全てのピナコテーク(美術館)で入場料が入場者全員を対象に1€になります)。
最も著名な所蔵品は、ゴッホのひまわり。
その他も、特徴の際立った作品が多く、とても楽しめました。
気に入った作品を何点か。
『View of Alres/アルルの見える花咲く果樹園』 Vincent van Gogh/ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
ゴッホ、アルルの果樹園『Market in Antwerp by night/アントワープの夜市』 Petrus van Schendel/ペトゥルス・ヴァン・シュナイデル
アントワープの夜市、画『Riesengebirge Landscape with Rising Fog/濃霧に覆われしリーゼンゲビルゲの風景』  Caspar David Friedrich/カスパー・ダヴィッド・フリードリッヒ
雲が繊細な絵画『Munich Biergarden/ミュンヘンのビアガーデン』 Max Liebermann/マックス・リーバーマン
光が綺麗なビアガーデンの様子
滞在時間は1時間半ほど。
友人が疲れていたのと閉館が近づいていたので早めに切り上げました。

Hofbräuhaus/ホフブロイハウス

夕飯にはラーメンを食べるつもりだったんですが、目当ての日本食店が閉まっていたのでこちらに。

ミュンヘンのビアホールと言えばここ!な場所なので、観光客としては随分贅沢なオプションでした。笑

入口付近は非常に混雑してますが、とにかく広いので、奥に進めばどこかしらに空席は見つかるはずです。
オクトーバーフェストを彷彿とさせる喧騒でした。
ドイツのビアホールの内装
注文は、ビールとソーセージとシュニッツェル。
1リットルビール ドイツソーセージ
トータルで15€(¥1800)程だったかと思います。
美味しかったのと、ビアホールの雰囲気を感じられて楽しかったです。
当然ながら1㍑ビールに飲み込まれ、ふらふらしながら宿へ。
綺麗なお姉様(おば様?)がシュニッツェルを売って回ってます。1つ3.7€(¥444)、友人とシェア。
シュニッツェル売りのおばさん

《宿》Hostel Haus international

2日目3日目と連泊したのはこちら。

ミュンヘン中央駅からU-Bahn(地下鉄)で4駅、Hohenzollernplatz駅から徒歩10分の好立地。
ホステルでしたが、4人部屋を3人で借り切って、2泊で224€(¥26880)。
一人頭で割ると一泊4500円ほど。
広々した部屋で水回りも室内だったので、かねがね満足。
朝食も、ゆで卵やフルーツポンチが用意されていたりとホステルの割には美味しかったです。
入り口の正面にはガソリンスタンドがあるので、付属のKIOSKで飲食料の購入も可能。
トータルで考えるととてもいい宿でした。
立地の良さと値段のバランスを取りたい方にはとてもオススメです。あと、朝食付きがいいって方にも!
Hostel Haus international(Booking.com)

おわりに

街をかる~く見て回るぐらいのつもりだったんですが、ものすごいボリュームになってました。
さすがは大都市、じっくり見て廻ると、いくらでも見るものはありそうです。
ベルリンなんかは本当に大都市で新しい建物がほとんどですが、ミュンヘンは古い建物や情緒がしっかりと残ってるのがいいところ。
その上美術館もあったりするので、本当に魅力的な都市だと思います。
翌日Day3は、ミュンヘン郊外のフュッセンへ。シンデレラ城を訪問し、 温泉に浸かります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

日本での常識が粉々になる水の都・アムステルダム(オランダ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day4>

〜4日目 Amsterdam/アムステルダム(オランダ) 2016/12/25〜

前日に引き続きオランダはアムステルダム。

前日の記事はこちら↓
フランダースの犬の舞台・アントワープ(ベルギー)を経由しオランダへ移動 アムステルダム観光も!!<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day3>

性が観光材料になっていたり大麻が合法だったりと、「エモいな」という得も言われぬ印象を抱いたアムステルダム。
大そうなタイトルを付けましたが、常識を粉々に打ち砕いて頂いたのは主に前日のお話。
この日は、前もってネット予約をしていた’Heineken Experience/ハイネケン・エクスペリエンス’と’Van Gogh Museun/ゴッホ美術館’を中心に。

Heineken Experience/ハイネケン・エクスペリエンス

実はオランダビールのハイネケン。
ハイネケンの過去のロゴ一覧
かつてはこの場所も醸造所として稼働してたそうですが、規模が小さいので醸造所は移転。博物館のような、それこそハイネケンを’体験’出来る施設に作り変えたとのこと。
中央駅から歩いたら、恐らく45分ぐらいかと。宿からは20分。

当日券はアホみたいに並ぶとの事だったので、ネットで、Canal cruise(運河クルーズ)の付いたチケットを25€(1€=120円→3000円[以下同一レート計算])で購入。
12:30がクルーズ船の出航時間。「2時間前を目安にハイネケン・エクスペリエンスに到着して、館内を見て回って下さいー」との案内だったので、10:30の開館時間に合わせて到着。
ハイネケン・エクスペリエンスの入口
クロークに荷物を預け、チケット売り場をスルーし、入り口入って左の方向へ。
Eチケットを読み込んでもらい、リストバンドを受け取って入場。
見学終了後、このリストバンドと交換で、最上階のバーのようなところでビールがタダ飲みできます。
初めはハイネケンの歴史、受賞歴等の展示。
ビールを輸送した船のレプリカ
ハイネケンの創業者

原材料の説明があって、醸造施設の展示。
ビールの原料に関する展示
ビール醸造のための機械
ビールの運搬に重要な役割を果たしていたという事で馬の展示。
馬の展示
その後は、「ビールになって製造工程を旅する」というコンセプトのちょっとしたアトラクション、試飲コーナー…と言う感じの流れ。
ハイネケン・エクスペリエンスのアトラクション
水が飛んで来るので、カメラマンは若干注意を。笑
アトラクションの映像
試飲コーナー。
試飲のカウンター
ハイネケンのビール
その後は、スポーツ関連の展示やミニゲーム。
マルディーニのユニフォーム
ビールを注ぐゲーム
自分の好みのテキストを入力してオリジナルのハイネケンが作れるコーナーなど。
オリジナルのハイネケンをお土産に出来るコーナー
旅も序盤だったのでオリジナルハイネケンは作りませんでしたが、お土産にはもってこい。

全て見終わった後最上階へエレベーターで上がると、入場時に渡されたリストバンドと交換でハイネケンが一杯飲めます(購入は2.5€(300円))。
空になったハイネケンのグラス

 

Canal cruise/運河クルーズ

ハイネケン・エクスペリエンスの建物のすぐ前から出発します。
運河クルーズ船乗り場
ほんとに目の前なので、5分前までお土産コーナーで時間を潰したりしていても余裕。
アンネの家の横を通り、北上。
ハイネケン・エクスペリエンス専用のクルーズ船
アムステルダムの街並み
運河に浮かぶ家

A’DAM LOOKOUTの麓に着きます。

乗船時間は30分強ほど。
乗員の方が簡単な解説をしながら進んでいきますが、後ろのデッキに居たのでほとんど聞こえず。笑
少し出てきてくれました。
解説のお兄さん
12:30に出発して13:05分頃着いたんですが、「この船は13:30にハイネケン・エクスペリエンスに向けて出発します。お戻りになられる方はその時間までに。戻られない方は、フェリーで中央駅までお戻りください。」との案内が。
25分は短いな〜と思いつつ、A’DAM LOOKOUT最上階へ。
アダム・ルックアウトの建物
展望スペースへのエレベーター

お洒落なレストラン(バー?)がありますが、高過ぎて僕には到底無理な感じ。。
見晴らしはいいです!晴れればもっと良く、綺麗に見えたはず。
屋上からの眺め
屋上にも上がれます。風の吹き上げが凄いです。
屋上から見たアムステルダムの街

建物からせり出すブランコアトラクションがあります。
ブランコアトラクション
ヨーロッパで一番高いブランコ、との事。笑

ブランコの説明書き

20分で少し駆け足めに見て回り、船へ。

A’DAM LOOKOUTのお土産コーナーはそれほど充実してませんでした。
お土産コーナーにあった謎の作品。

帰りの航路は行きとは別。
船員さんによる解説はありませんでした。
曇っていてあまり映えた画が撮れなかったので、睡眠時間に。笑
帰りも30分強。
出発地と同じく、ハイネケン・エクスペリエンス前の船着き場に到着します。

 

Van Gogh Museum/ゴッホ美術館

アムステルダムで一番楽しみだったと言っても過言ではない(他にほとんど調べてなかったので)、ゴッホ美術館。
ゴッホ美術館の外観
ハイネケン・エクスペリエンスから徒歩10分弱の場所に。

当日券は結構並ぶとの話だったので、前もってEチケットを購入。22€(¥2640)。
PDFをダウンロードしておいて、入場時にそのまま画面を見せればOK。(ハイネケン・エクスペリエンスも同様)
クロークに15分ほど並んで上着と荷物を預け、オーディオガイドを4€(¥480)でレンタル。
これがあると無いとでは充実度が全く違うと思います。
日本語版もあるので、レンタル必須(と、借りた身としては思います)。
滞在時間は2時間半ほど。
最後の方は駆け足になってしまったので、オーディオガイドを片手にのんびり回ると3〜3時間半は掛かるかと思います。(レンタル係のお姉さんは、じっくり回るコースが1.5時間半、ハイライト(有名どころ)だけ回るコースが45分って言ってました。)
作品の撮影はほぼ全体で禁止。
撮ってる人はかなり居ましたが、スタッフの目に止まると注意されてました。
音声ガイドの最初に「この美術館を見て回ることは、ゴッホの生涯を辿ること」との案内がありましたが、本当にその通り。
1階の自画像コーナーでの概説から始まり、階を上るごとに(ゴッホが齢を重ねるごとに)、彼の持つ画法が洗練されていくのが手に取るように分かります。
単発でゴッホの作品を観たことはこれまでにもありましたが、こういう形で観て回ることが出来たのはとてもいい経験でした。

 

夕食(店名不明)

18時からは、ブリュッセルの宿で同じ部屋になった日本人の友人と会うことになっていたので、ゴッホ美術館から王宮まで徒歩で。30分強。
駅前通りのお店で、ステーキ。
ステーキ
そこそこお値段しましたが、久々に良いもん食べたなと。笑
ビール込み、サービル料が加わって20.65€(2478円)。
アムステルダムのビール
お店の表に「スペシャルオファー!」ってのがあったんですが、それはただステーキの量が少ないから安いってだけだったようで、なんだか少し騙された感が…
美味しかったんでいいですが。

「観光客だから高めに金とってやろう。」って感じの雰囲気のお店が多いような雰囲気だったので、食事処は前もって調べていったほうが安心かもしれません。
 

その後は帰宅して、翌朝早かったので即就寝。
アムステルダム、終了です。

 

おわりに

アムステルダム、エモかったです。
性的なものにしろ、大麻にしろ、それを観光材料にする!?って言うものが全面に出てて、凄く面白かった。
オランダは特有の食事が無いと言うことでそれが少し残念でしたが、とにかく街に熱量を感じました。
上記したもの以外に加えて美術館やビール博物館などがあるのも、やっぱり面白い街だなと。
僕が沈没(バックパッカーが一か所に長期に滞在してしまう現象のことを言うらしい)するならここだなと思いました。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

↓Day5に続きます。↓
言わずもがなの大都会とクラシック音楽・ベルリン(ドイツ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day5>