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ドイツ・フライブルク散策|地球一周旅記DAY43

ドイツ南西部の都市フライブルクでの一日。
小さな街ですることも特には無いので、朝は山登りに。昼は大学の学食にお邪魔し、夕方少し街歩き。
休憩もしっかり取って、緩急のある楽しい一日でした。
(2018/10/1)

“Wanderung“ 山登り

前日に少し歩き回りそれほど見所は多くない町だと分かったので、午前中は山登りに。
(若干の偏見もありますが)ドイツ人は自然大好きハイキング大好きなので、軽い感じでハイキングに出掛けるのはドイツ流と言えばドイツ流。

宿は旧市街の中でも山寄りの場所にあったので、5分ほどで登山道(?)の入口に。

10分ほど登ると小さな公園 “Kanonenplatz(カノーネン広場)”に。


結構疲れましたが、高齢の方も意外とたくさん。

旧市街を見下ろすいい眺め。

少し階段を登り、上を見上げると旗が。

好奇心で登るも、ここからの眺めはイマイチ。やはり大聖堂の存在は大きい。

20分ほどで”Kanonenplatz”を離れさらに山奥へ。

突然現れた謎の門。

Googleマップを見ながら歩いていたんですが、目指していた塔の方向へと伸びる階段。とても急。

トレーニングをするお兄さん。

息を切らしながら5分ほど掛けて登頂。

椅子に座って休憩。

すぐ側には目的の塔”Schloßbergturm(シュロスベルクトゥルム(直訳するならば”城山塔”)”が。

これだけ登っておいてまだ上り。

高さは30mとのこと。

塔中腹からの眺め。
とても素晴らしい!これは上り切ればとてもいい景色が?と期待。

どーんと大聖堂。

曇りがちでしたがいい眺め!

そして更に上もありました。

なかなか塔が揺れていて恐いですが、とてもいい眺めでした。天気さえ良ければ、とも思いましたが、これでこそドイツ。

恋人たちというのは、柵さえあれば南京錠を掛けたくなる病気にかかっているようで。

柵越しに大聖堂。

柵越しに登山者。

塔ともお別れ。

ケーブルカーがあるのは分かっており山側の乗り場は知っていたので、帰りはその乗り場から楽をすることに。

塔から10分ほど山を下るとケーブルカー乗り場に。

乗り場から塔への道のりは、雑ーな感じに案内が。

片道€3.3、往復€5.5。

あの長い道のりを€3で解決出来るならば安いもの。

喉が渇いている中に自販機が。

ただ、€3したので購入回避。

ケーブルカーは基本は下にいて、上ってくる利用者がいない場合は自分で動かす必要があるそうな。

乗客は夫婦一組と僕だけ。

さらば、山。

3分ほどで地上(?)に到着。

塔の先端だけ下からも見えました。

体力も使いましたがとても楽しかったので、フライブルク観光で時間が余ったらばおすすめな過ごし方の一つです。

ケーブルカーの市街地側の乗り場は市立公園”Stadtgarten”内に、山腹側の乗り場はGoogleマップで”Schlossbergbahn”の検索で出てくる地点にあります。

山登りはきつい!という方も、往復ケーブルカー利用にて、是非。
ケーブルカー乗り場からの道のりもとは言えややキツめですので、上り20分下り15分を見ておくと良いと思います。のんびり、のんびり。

フライブルク大聖堂

下山後は、山からも見下ろしたフライブルク大聖堂へ。

市場も開かれていて、天候の悪さにもかかわらずなかなかの人集り。

なかなか大きく迫力のある大聖堂です。

中へ。

とても壮大で、人が多いですが居心地も良い。

蝋燭にたくさんの灯が。

15分ほどぼーっと座って過ごし、昼食へ。

昼食 フライブルク大学学食(メンザ)

留学の希望地として第一志望にしていたこのフライブルク大学。
もし僕がもっと優秀だったらば頻繁にお世話になっていたであろう学食へ、せっかくなので。

大学は旧市街の中に。メンザ。

中へ入るとすごい行列。

ひとまず行列をスキップして1階に上がり(ドイツでは”1階”はGFで日本で言う”2階”が1階に当たります)様子を見る。

現金での支払いは出来ないような予感がしたので、近くにいた調理スタッフっぽいおじちゃんに「僕学生じゃないんですけど、現金での支払いって出来ます?」と聞くと、「現金はダメでカードだけだよ。下にある窓口に行って詳しくは聞いてみて」と。

下の窓口。

ここで受付のお姉さんに「学生じゃないけど学食でご飯を食べてみたくて…」と伝えると「現金は使えないけど、Pfand(プファンド=デポジット)€7でこのメンザカードを貸し出すから、ここにお金をチャージして支払えばオーケーよ。食べ終わったらまたここに来てくれればお金は返すから」とのこと。

それなら!という事で€15払ってカードに€8もチャージしてもらい、再び1階へ。

先ほどの大行列は日替わりメニューか何かの列のようで、クイックメニュー(?)は列無しで購入できました。

シュニッツェルのランチ€5.1に、アップルショーレ(€1.3+Pfand€0.3)を追加で。

僕は外部の人間なのでこの値段ですが、恐らく学生証での支払いだと€3〜4ぐらいなんじゃないかと。

味は「学食だな〜」って感じですが、ここで食べることが主目的だったので個人的には大満足。

大学の中を少しだけ散策し、街歩きへ。

フライブルク街歩き

途中1時間半ほど宿での休憩を挟みながら、街歩き。

なんてこと無い風景。

門。

素敵な食器店があったので少し立ち寄り。


日本でIKEAやらニトリやらに毒されてしまっているので、もう少しこだわりのある食器が買えたらいいなぁ、と再確認。

街の中心部は車両乗り入れ禁止で、交通手段はトラムと自転車のみ。

「バーゼル空港から世界290以上の目的地へイスタンブール経由で」

猿。

噴水も多く、道路の脇に水路もたくさん。

カタツムリに乗る少年。

中心地の外縁には数ヶ所大規模な地下駐車場が。

すっかり夏空。

グラスを購入した雑貨店。

宿から10分ほどのスーパーで夜食を購入し、18:00過ぎには宿に戻りました。

夜 晩酌

夜はやはり、だらだらとブログ書き。
朝昼とがっつり食べたので夕食は要らないだろう、という判断のもと、晩酌。

REWEで購入して、これで€2ぐらいでしょうか。留学時代を思い出す懐かしの夕食メニュー。

帰宿は早かったものの就寝は23:00頃でした。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

8:00 起床
8:15 朝食
10:00 宿出発
11:00 Turm(塔)到着
11:30 下山ケーブルカー乗車
11:45 フライブルク大聖堂
12:40 昼食@フライブルク大学学食(€6.4)
13:20 街歩き
14:30 宿
16:00 街歩き
17:20 夕食購入@REWE(スーパー €3)
17:50 雑貨店(グラス €1.5)
18:05 宿
19:00 晩酌
23:00 就寝

スイスの経済都市チューリッヒで途中下車|地球一周旅記DAY42

スイス・ベルンからドイツ・フライブルクへの移動日。
乗り換えがてらにスイス・チューリッヒに2時間ほど立ち寄りさっと街歩き。その後はまっすぐフライブルクに向かい、少しだけ街を歩き回り一日を終えました。

移動 ベルン〜チューリッヒ

前日はお酒を飲んで24:30に就寝したものの、思いのほかスッと、アラームも無く起床。

ダラダラと荷物を整理し、フライブルクへの移動途中にバーゼルに寄るかチューリッヒに寄るかで一考。

バーゼルはこの機会を逃したら二度と行くことは無いだろうと思ったんですが、経済都市で知名度もある街ということで、学生のいま見ておくべきはチューリッヒだろうと判断。

チューリッヒ行きの列車に合わせて9:30に宿を出発。9:45頃ベルン駅に。


2ホーム同時入線。

10:02発の列車に乗車。EC(特急)ですが二階建てでした。

11:00前に列車はチューリッヒ中央駅に到着。

チューリッヒ街歩き

チューリッヒ駅を降りるといきなりライダー集団が。

徒歩圏内で長時間も歩かないので、バックパックは背負ったままで行動。
南にある湖を目指し、街を抜けつつまずは「リーデンホフの丘」とやらに。

駅から歩いて10分弱。丘というだけあって、坂がキツイ。
到着。

街全体を見渡せるような触れ込みだったんですが、そんな事は無く。
まあでも河と街を見渡せるいい眺め。

荷物の重さにすでに疲れていたので少し休み、さらに南下。

教会。

川沿い。

ここからひと踏ん張りして5分ほど、湖に。


やはり水は気持ちの良いものです。


大きな魚も結構いました。9時以降は釣り禁止。

ここから歩いて中央駅に戻るのはしんどかったので、近くのSバーン駅へ。


トラムやバスはEurailPassでは乗れませんが、Sバーンは適用内なので、一駅だけ乗車し中央駅へ。

この駅では地下のスーパーでクロワッサンを買い、昼食に。

中央駅に戻り、街歩きが終了です。

移動 チューリッヒ〜フライブルク

本当は14:00のICEで乗り継ぎ無しでフライブルクに向かうつもりだったんですが、早く駅に戻ってきたので13:08発のICに乗車。

バーゼル駅にて乗り換え。

しかし列車は一向に出発せず25分が経過。元々乗車予定だったICEが隣に入ってきたので、ICは見捨ててそちらへ移動。

結局元々乗っていたICの方が早くは出発しましたが、15:06に定刻通りにICEは出発。

定刻の15:47過ぎにフライブルク中央駅に到着。ドイツに帰って来ました。

人口が青森市程度とよく比較されるフライブルクですが、駅はすごい活気。

ここから歩いて15分ほど。今回フライブルクで2泊するお宿に到着。

フライブルク街歩き

少し休んだら、夕食を食べたかったので外へ。

ただただ街歩き。


日曜日でほとんどの店舗は閉まっていましたが、それでも人は幾らか。

フライブルク大聖堂。

水のある町。

どういう仕組みになっているのかわかりませんが、川の上に掛かったブランコ。

夕食はケバブ店で。疲れていたので良いものをたくさん食べたく、€6.9。

ドイツではよく見る、自転車を自転車で運ぶ光景。

大学前の広場。

だらだら歩いて、19:00過ぎに宿に戻りました。

その後はブログを書くなりして、24:00頃就寝。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

8:00 起床
9:30 宿出発
10:02 ベルン発
10:58 チューリッヒ中央駅着
11:00 チューリッヒ街歩き
12:00 昼食(クロワッサン 1.3CHF)
12:15 チューリッヒ中央駅着
13:08 チューリッヒ中央駅発
14:15 バーゼル中央駅着(乗り換え)
15:06 バーゼル中央駅発
15:47 フライブルク中央駅着
16:05 Gasthaus Löwen着(1泊€42 ×2)
16:50 街歩き
17:20 夕食@ケバブ店(€6.9)
19:10 帰宿
24:00 就寝

世界遺産都市スイス・ベルンを街歩き(動物園も)|地球一周旅記DAY41

丸一日たっぷりベルンの街を堪能しました。
朝が早めだったのと昼食の辛さでお腹がやられたのとで夕方は早めに切り上げましたが、それでも街歩きは十分に。あとは動物園にも。
(2018/9/29)

ローゼガルテン

丘の上にあり、旧市街を見下ろせるスポットとして有名なローゼガルテン(ローズガーデン・バラ園)。

地図で見ると川からもさほど離れておらず、旧市街が見下ろせるとは思えませんでしたがともかくも行ってみることに。

宿で公共交通無料券を貰ったので、バスに乗って10分ほど。


自転車優先で減速。

特に門らしいものはなく、適当に中へ。
庭園の図書館がありましたが、開館は「天気のいい日」のみ、と。何となく国民性が見える気がします。

原始的なシーソー。

そして旧市街の眺望。

迫力があるわけではないですが、ずっと見ていたくなる景色。
YUIの『Your Heaven』を聴きながら、しばし佇む。

左手の坂道を下る途中に、アインシュタイン博士。

アインシュタインが住んでいたアパートも旧市街にはあるそうですが、特に立ち寄らず。

記念写真感が強くて面白い。

さらに下り、クマ園へ。

ベーレングラーベン

Bärengraben。直訳すると「クマの堀」とでも言ったところですが、流石に味気ないのでクマ園としておきます。

確かに道路沿いの広場にクマが飼育されている堀あるだけなので、全く間違ってはいないんですけどね。
こんな感じの堀が道路のすぐ脇に。


クマは3頭飼育されているようでした。

なぜクマが飼われているかといえば、このベルンという地名が理由。
この地に住んでいた人がクマを狩ったことを契機に、“Bern“とドイツ語のクマ(Bär)を引用した地名が付いたとのことで、クマはこの町のシンボル的存在。

で、昔から脈々とクマの飼育は続けられていたようで、それが今日まで続き無料で公開されているようです。

本当にお堀があってその横にレストランとキオスクがあるだけですが、ベルンに来たらば必見のポイントです。

売店横にて撮影。

アーレ川

旧市街を包み込むように蛇行して流れるアーレ川。

ベーレングラーベンはアーレ川のすぐ側にあり、川沿いにも下りることができます。

ベーレングラーベンのある通りから少し奥に進むとこんなエレベーターが。

階段でも下りられますが、せっかくなのでエレベーターを利用。

川の音は好きなので、川原に座り寒さに耐えつつぼーーーっと。
写真はたまに撮りつつ。

何か考え事でもすれば良かったんですが、何も考えずに佇んでいました。

ベルン旧市街 街歩き1

30分弱ぼーっとしたら街歩き再開。
メイン通りでは無さそうな小さな橋から旧市街地入り。

坂道の多いこと。

そして噴水(というか水汲み場のような雰囲気ですが)も多い町。


水路も街中にたくさん。

旧市街地へ。

雰囲気が好きだったのでチベット雑貨店に。

中に入るとチベット出身のおばちゃんが出てきて、「あなたはチベット人?ここに住んでるの?」と。
「日本人でただの観光客ですよー」と返し、少し雑談を。

おばちゃんは40年前にチベットからベルンに越して来たとの事で、「当時10代では無かったけど…」と言っていたので恐らく60歳過ぎぐらい。

僕がドイツ語を喋っていたので言語の話になり、「スイスは地区によって英語フランス語イタリア語ドイツ語を喋るのよー。あと、昔からの現地の言葉も。」等々。
デュッセルドルフで出会った青年がスイス人で、同じような話を聞いたなーと少し懐かしく。

撮っても良いわよと言ってくれたので、店内の写真を撮らせてもらい退店。

軒先にあった日本の陶器が素敵でした。

5分ほど歩くと気付けば宿の目の前に。

宿の前にあったチーズ屋さんでヨーグルトを購入。2CHF(250円)と日本で買うよりも恐らくお得。

宿にて休憩がてらヨーグルトを昼食に。

ベルン旧市街 街歩き2

40分ほど休憩したら街歩き再開。

ベルン大聖堂を目指して歩くと、朝市が。

魚。

栗。

そしてベルン大聖堂に。

パイプオルガンの練習をしていたことも相まって荘厳さが一段と。

あとはステンドグラスがとても綺麗でした。

教会内撮影禁止となっていましたが、皆無視していたので罪悪感を感じつつ撮影しました。。

街歩き再開。


驚くほど路上パフォーマーのレベルが高いベルン。

道化師風のおじさん、良い味出てました。

昼食 露店のホットドッグ(金取りに遭う)

小さなマルクトに美味しそうなホットドッグ店があったので、そこで昼食。

列に並んでいると若者(身なりはしっかりしてる)が近づいて来て、「小銭があるんで両替してくれないか」と言い寄ってくる。
貧しい雰囲気は無かったので5CHFを渡すと、「サンキュー、サンキュー」と僕の5CHFを包み込む。
「てめー両替するだけって言っただろボケが」と言うと、「いやいや、僕は食料のためにお金が必要なんだ。だから君がくれたんだろ、本当にありがとう」と。アホらしい。
周りに居たおばさんやおじさんがお金を返しなさいと言ってくれたものの、全く応じないクソ青年。
面倒なので「良いから3CHFは返せ」と伝えると、3CHFはキャッシュバック。「サンキューサンキュー」と立ち去って行きました。

隣にいたおばさんとは、「言ってたことと違うわよねぇ」と。
「まあ2CHFならなんてこと無いですよ」と言うと、「確かに5CHFはちょっと多過ぎるものね」と。

ホットドッグ屋のおじさんは、「ああいう時は「警察を呼ぶぞ」と言えば立ち去るから、とにかく会話をしちゃダメだよ」と。
スイスということで気を抜いていた事と男が普通の身なりだった事の2点引っかかってしまった理由は明確ですが、スイスにもこういうのあるんだなぁと少し驚き。

ホットドッグは、マスタードを大量に注文し過ぎたためにとても辛かったです。

ベルン駅 寝台列車を予約

ベルン駅にて、この先乗ることにした寝台列車2本の予約を。寝台で過ごせば時間も節約出来宿代も浮くので、無理して今回は2本乗ることに。

Eurailpassは持っていますが、寝台列車は予約が必須なのでベルン駅の観光センターにて。

前もって紙に乗りたい列車を書いておき、ユーレイルパスとその紙を見せ、「一番安い座席でお願いします」と頼めばサクッと予約完了。

ミュンヘン→ザグレブ(クロアチア)と、リュブリャナ(スロベニア)→インスブルック(オーストリア)の2本。

予約が済んだら動物園へ。

ベルン動物園

ベルン駅からバスorトラムで20分ほどの所にある動物園。
「なるべく自然に近い環境で動物を飼育する」という考え方が芯に通っているようで、その信条をとても強く感じられる動物園でした。

中央駅からトラムに乗り15分。

そこからアーレ川を渡り、徒歩にて10分ほど。

無料で公開されている区域も、「こども動物園」として充実。

柵はあるものの、そこにハシゴがかかっていて中に入れるようになっていたり。


基本は家畜のみですが、それでも無料公開は凄い。

その先の川沿いを進むとカワウソやビーバーの展示がありますが、住居が広過ぎて動物たちが見つかるとは到底思えず。

有料ゾーンへ。10CHFと優良価格。

初めは爬虫類。

ミニ水族館。

猿たちは餌のミミズを自ら探します。

ヨーロッパヤマネコ。

ベルンの地名になっているだけあり、やはりクマの展示は別格感。

ただただ癒しのキタキツネ。

ヨーロッパバイソンゾーン。


広大な山の中の土地にバイソンが飼われており、その中に伸びる橋の上から彼らを観察。

で、終了。1時間半ほど滞在しました。

夕食@宿(スーパーのサラダ)

中央駅へとバスで戻り、一旦宿で休憩。
前日50%オフでサラダを買ったお店が17:00までなのはチェックしてあったので、16:30頃を目指して夕食の調達に。

こちらのスーパー。

サラダだけでなく、総菜やラップも全て半額とのことだったので、サラダと共にカルトッフェルザラートを購入。

昼に食べて残しておいたヨーグルトと一緒に、500円ほどでとても健康的な食卓になりました。

宿 夜

iPhoneのアプリアップデートが始まってしまい動作が重くなり、何も出来ずにただひたすら更新終了待ち。

何も出来ないし寝るかなぁ、と思っていると、同じ部屋の青年が「どこ出身?」と。彼は韓国人で、先ほどスイスに着いたばかり。夕食と翌日の朝食が買いたいので、スーパーがこの辺りに無いか教えてくれないか、と。

スーパーは土曜だからもう大抵閉まってるし、明日は日曜だから店はほとんどが閉店だと思うよ、と伝え、詳しくは受付で聞くと良いよとも伝える。

で、彼が出て行って30分ほど。
「駅まで行ったら買い物できたよ!」と紙袋を抱えて帰ってきた青年。
ビールは好き?と聞かれたので「まあまあ」と答えると、「ビールと、スコットランドで買ってきたウイスキーがあるから飲もうよ!」と。
眠る気満々でしたが、せっかく誘われたからには飲もう、と共用スペースへ。

彼は30歳の韓国人。仕事は薬のセールスマンで、韓国内で米系の製薬会社に勤めていると。

買ってきてくれたビール。

スコッチ。

英語は韓国訛りであまり上手くありませんでしたが、使い慣れていないだけで単語等の知識は入っているような感じでした。

なんて事はないですが色々な話を。ひたすら”I envy you”と言われました(年齢やら学歴やら留学やらこの旅行やらについて)。

南北統一についてどう考えてるか聞くと、完全な統一はせず、経済的にだけ一つになるのが良いと個人的には思ってる、と。
北朝鮮と経済協力出来れば、鉄道がヨーロッパと繋がるし、マーケットを広げる(拡大する)こともできるし、アジアの中で投資も集まるようになるから経済成長も進むだろう、
と言っていました。
どれも、あまり日本では言及されない視点。

韓国経済について聞くと、大抵は財閥が牛耳っていて、メーカーも殆どが半導体メーカーだから凄く危ういと思うと言っていました。

500mlのビール一本と、スコッチを少しずつ頂き、0:30過ぎに就寝。
お金は払うよと言うと、若者に奢るのが韓国の文化だから、と。
ご馳走様でした、とても楽しい時間でした。

といったところで一日が終了。
最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

8:00 起床
8:40 宿出発
8:50 ローゼガルテン
9:20 ベーレングラーベン(クマ園)
9:40 アーレ川沿いでぼーっと
10:00 街歩き
11:00 宿で休憩(ヨーグルト 2CHF)
11:40 街歩き再開
12:20 昼食@屋台(ホットドッグ 6CHF)
12:40 ベルン駅 寝台列車予約
13:15 トラム乗車
13:35 ベルン動物園
15:00 退園
15:40 宿
16:00 買い物(お土産 8.9CHF)
16:30 夕食 (サラダ等 4.3CHF)
17:00~ スマホと格闘
23:00 就寝

イスタンブール街歩き3日目-お土産探しとトルコ風呂|地球一周旅記DAY35

前の2日間でたっぷり(とは言え街のサイズを考えれば十分では無い)街歩きはしたので、この日は若干の体力温存。
観光地のアヤソフィア(ブルーモスク)、お土産探し、トルコ風呂、ファラッフェル(夕飯)を軸に動きました。
2018/9/23

アヤソフィア(ブルーモスク)

イスタンブールで一番の観光スポットと言っても過言では無いこのアヤソフィア。

長い入場列に並びたくは無かったので、比較的早く10:00前に訪問。

入場列に並ぶと、「ファストトラック如何ですか〜」とチケットを売り歩くおっちゃん。

60TL(1200円)は高いなぁと思い列に並び続けたものの、入場料は40TL。
20TLで15分の入場列スキップ+手荷物検査スキップ。手荷物検査もスルーになるのが全く意味分かりませんが、400円程度の差額ならば払ってしまえばよかったなと。

で、入場。

外観のままに、でかい。

ぼーっとフラフラ見てまわる。

こんな所にも猫が。笑

そして2階へ。

2階から見た方が、大きさがよく分かる感じがします。

絶賛工事中。

天井画。

古い建物なので半ば当然ですが、結構ボロが来ている部分が多かったです。

外へ。

イスタンブール街歩き・お土産探し

お土産を買いたかったので、街歩きというよりもその目的を重点的に満たす感じで。

まずグランバザールへ向かうと、まさかの休業中。これだけ大きな観光スポットが日曜に休むだなんて考えていなかったので、かなり驚愕。

仕方ないので海沿いやエジプシャンバザールへ移動。

空いている店もチラチラありつつ、基本は休業。

人出が少ないため、何か映像の撮影が行われていました。

海近くの商店街まで来ると、前日までほどでは無いもののそこそこの人が。

お土産を少し購入し、休憩。

休憩 Tatlici Safa

街中でよく見かけたこの食べ物が気になっていたので、休憩がてら入店。

店員さんは英語はさっぱりでしたが、指差しと簡単英語で注文。

トルコアイス乗せのものを一つと、トルココーヒー(これが飲みたかった!)。

こいつはとにかく甘い。ひたすら甘い。

もっちりした生地に、シロップがひたすら染み込んでます。

コーヒーは、粉ごとお湯にかけ、粉が沈殿した上澄みを飲むのがトルコ風。

飲み干した後も底に粉がべっとり。

ジャリジャリ感はもちろん無いですが、きめは細かく味も濃かった気がします。イメージはエスプレッソに近い感じ。

味はというと酸味はあまりなく、嫌味のない苦味がしっかりと。

お店を出た後は、トラムを使っていったん宿へ。

Cemberlitas Hamami(トルコ風呂)

初日に街中で”Traditional Turkish Bath”の看板を見かけ、かなり気になっていたトルコ風呂。

日本では「トルコ風呂」=風俗とのイメージになってしまっていますが、実際のトルコ風呂はそんな事は無く(休憩用の個室になかなか趣がありましたが)。

詳しくは別記事にするのでサッと紹介。

入口。

受付でベーシックコースの240TLを支払い。

券を持って、2階の着替え部屋兼休憩室に。

細ーいベッドと棚と鏡だけの部屋。

ここで着替え(タオルだけ巻いて)、階段を降りるとサウナの入口。

中に入るともう一つ扉があり、そこを入ると円形の台があり、その縁に横になる人々。
似たように横たわると担当のおじさんがやって来て、縁に横たわったままアカスリと泡洗体(というか最早タイマッサージみたいな)。

それが終わると一つ扉を出て、そこで座ると頭やら顔をアカスリ手袋を着けたままゴシゴシ洗われる。

そこからはまたサウナに入るも良し、シャワーを浴びて部屋に戻るも良し。

本当はまたサウナに入りたかったですが、90℃近くあるサウナに30分以上かなり強めなマッサージ付きで入っていたので脈拍数は凄いし血圧も高くフラフラ。

再入場は諦めて部屋に戻り、ベットに横になるほど30分ほど。

脈拍数も落ち着き、一眠りしたところで1階へ。

おじさんに勧められオレンジジュース(生搾り)を7TLで。
風呂上がりの飲み物でこんなに美味かったのは初めてかもしれない、ぐらいの充足感。

ここでも10分ほど休み、外へ。

少し値は張りましたが良い経験でした!

夕食 Falafel House

まだ16:00前でしたが、翌朝が早く就寝も早めにするつもりだったので、夕食へ。

前日に引き続き”Istanbul eats”のサイトに出て来たファラッフェル屋さんに。

トラムとケーブルカーでタクシムへ。

タクシム広場から徒歩2分の場所にあるFalafel House。

メニューにはトリップアドバイザー★5やら書かれていて、やはり有名な店なんだなと。

なるべくご当地なものを食べたかったので、一番ボリュームのありそうなメニューを32TLで。

ファラッフェル、ジャガイモのペースト(多分)、茶色豆の煮込み、グリーンサラダ。

どれも美味しくありつつ、屋台の味というか、「レストラン!」感はそこまで無かったのがまた良し。

グリーンサラダの味付けがエジプトでのダイビングボートのランチのサラダと一緒だったんですが、何の味だったんだろうか。不明。
お酢は分かったんですが、それ以外の味付けがどうにも。

ともかくも、とても美味しかったです。

帰路

お店を出て歩いていると若者3人組に「写真撮ってくれよ〜」と絡まれ、撮ってあげる。

チャチャっとFacebookを交換し、宿に戻ってから写真は送ってあげました。

前日同じくケーブルカー。

トラムは前日よりは空いていました。
最前は特等席。

道端で遊ぶ子供たち。

再びガラタ橋を渡る。

無事宿にたどり着き、イスタンブールの街で過ごす時間も終了。なんだか名残惜しい。

宿に戻った後は出発の準備をまとめ、早めの21:00に就寝しました。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

7:30 起床
7:45 朝食
9:45 空港送迎予約(10€)
9:50 宿出発
9:55 アヤソフィア(ブルーモスク 40TL)
10:30 街歩き・お土産探し(17TL)
11:30 休憩@Tatlici Safa(18TL)
12:10 街歩き・お土産探し(20TL)
12:40 トラムにて宿へ
12:50 宿着 休憩
13:45 宿発
13:55 Cemberlitas Hamami(トルコ風呂 240TL +水1.5TL ジュース7TL)
15:50 退出
15:55 トラムにてタクシムへ。
16:30 夕食@Falafel House(35TL)
17:00 若者3人組に絡まれる
17:40 宿着
21:15 就寝