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世界でも珍しい岩塩坑の世界遺産とポーランド旧都の街並み(旅行記Day3/5)

前日はワルシャワからクラクフへと移動し、アウシュビッツの記念館を訪問。
この日は予約していたヴィエリチカ岩塩坑を朝から訪れ、その後は列車の時間までクラクフの街を散策。
その後は4時間かけてワルシャワに移動し、夕食にポーランド料理を。
思いがけず公共交通のストップに見舞われましたが、どうにか宿に帰り着きました。
では。
2017/6/4 クラクフ(ポーランド)

ヴィエリチカ岩塩坑

ポーランドの世界遺産、ヴィエリチカ岩塩坑。
日本には海塩があるので、塩鉱山はあまりメジャーでないように思います。
このヴィエリチカ岩塩坑は、700年ほど前から1996年と比較的最近まで実際に使われていた岩塩坑。
いまでは世界遺産に登録され、すっかり観光地化しています。

ネット予約も可能で、必ずツアーへの参加が必要です。
日本語は無いので9:00スタートの英語のツアーを予約しました。

当日はホステルをチェックアウトして荷物があったので、中央駅でロッカー探し。
結構簡単に見つかりましたが、硬貨がない!という事で困っていると、荷物預け所が。
コインロッカーは8ズロチほどでしたが、こちらのほうが安い。笑
クラクフ中央駅のコインロッカー
支払いは荷物引取時でした。
街側から駅に入ると右手にチケットカウンターがあります。
チケットカウンターを見て左手の方に荷物預け所はありました!

そして7:40にクラクフ駅を出る列車に乗り、8:00過ぎには塩鉱の最寄り駅へ到着。
クラクフの鉄道
ヴィエリチカ岩塩坑の最寄り駅
駅から塩鉱までは徒歩5分なので、予約は9:00でしたが8:00過ぎには着いてしまいました。

入り口で予約番号を見せて入場券と引き換え。坑内で写真を撮りたければ追加料金が必要なので、10ズロチ(1ズロチ=¥30→¥300[以下同一レート])支払ってシールを貰います。
実際のところはこの制度は有名無実化しているようですが、気持ちよく撮影がしたければ支払い必須です。
荷物は預けた方が楽だと思ったので、歩いて1分のところにある荷物預かり所へ。
ヴィエリチカ岩塩坑の荷物預け所

9:00前にツアー開始の集合場所に行き、ツアー開始!
ツアーの集合場所
まずは階段をひたすら下ります。
地下へと続く狭い道
階段
そして、地下60mほどの踊り場へ。
地下60m
地下の小さな広場の様子

ガイドさんは地味な雰囲気でしたが、見かけによらずでジョークも面白かったです。 2時間退屈しませんでした笑
暗闇で自己紹介をするガイドさん。。
ヴィエリチカ岩塩坑のガイドさん

鉱山っていうと泥臭いイメージがあるかと思うんですが、この塩鉱が凄いのは、地下深くに教会があること。
この教会では、結婚式もあげられるそうです。
ヴィエリチカ岩塩坑内の教会
ヴィエリチカ岩塩坑
シャンデリアももちろん岩塩。
岩塩のシャンデリア
最後の晩餐の模作。
岩塩坑内にある最後の晩餐

そして坑内で面白いなと思ったのは、思ったより木がたくさん使われていること。
塩鉱においては木の持ちが良く、300年ぐらいは使い続けられるそうです。
坑内で使われている木材
坑内にあった巨大な木組み
木

それと、塩湖も3,4か所ほどありました!
こちらは水深6mとのこと。とても水が綺麗でした。
ヴィエリチカ岩塩坑内の塩湖

構内は自然のダンジョン(人工物ではありますが)のようで、とても楽しかったです!!
ヴィエリチカ岩塩坑内の階段
ヴィエリチカ岩塩坑

入場料は60ズロチ(¥1800)ほどですが、クラクフからも30分ほどでアクセスしやすいですし、訪れる価値ありです!!
ツアーの所要時間はちょうど2時間ほど、その後はショップやレストランで自由に過ごせるので、トータル滞在時間は3時間を見ておけば十分かと思います。

あとは、お昼ご飯も地下にあるレストランで食べました。
これで20ズロチ(¥600)。ポーランド料理のようでした!
ポーランド料理

 

クラクフ市街地散策

クラクフの街に戻ったのは13:00過ぎ。
ワルシャワ行きの列車は15:20の予約だったので、少し散策。

旧市街が公園に囲まれているので、観光は容易。
クラクフ旧市街地の地図
日曜日な上にお祭りがあったようで人が多く、あまりのんびりとは観光できませんでした。
クラクフ市街のお祭りの様子
クラクフ市街のお祭りの様子

ですが街並みはとても綺麗。
クラクフ旧市街の街並み
取り立ててこの建物が!というのは無いんですが、散策して公園でのんびりするにはとてもいい場所だなと感じました。
写真で紹介。

旧市街の最も南に位置するヴァヴェル城。
クラクフのヴァヴェル城

旧市街のシンボルとも言える、教会。
日曜日だったのと、入り口にPrayers onlyと書いてあったので入場は避けました。
クラクフの聖マリア聖堂

中央広場の真ん中にある建物。中は土産店が軒を連ねるマーケット。
中央広場にあるマーケット

お土産店でポーランド代表のユニフォームも購入しました!クオリティーはそこそこですが、3000円ほど。
レヴァンドフスキのポーランド代表ユニフォーム表
レヴァンドフスキのポーランド代表ユニフォーム裏
ナイキの公式のものが買いたい方は、中央広場からヴァヴェル城に抜ける道にユニフォーム店がありました!!大抵はレヴァンドフスキのユニフォームでした。笑

↓クラクフの旧市街の地図

 

《移動》Kraków główny/クラクフ中央駅→Warszawa Centralna/ワルシャワ中央駅

昨日同様4時間の移動!!
クラクフ→ワルシャワ間のIC
往路ではWi-Fiに接続出来なかったんですが、今回はしっかり無料Wi-Fiを利用できました。
コンセントも席ごとについているので、バッチリ。

往路同様、学生チケットを買ってしまっていたので追加で料金を払いました。
今回は、新しい券を購入して払い戻しーではなく、差額分を払ってね!のタイプ。27ズロチ(¥810)ほど追加で支払い。

5分ほどの遅延のみで、19:00過ぎに無事ワルシャワに戻ってきました。

 

《宿》Noclegi Krokodyl

宿は、2日前と同じくの場所。
ワルシャワ、クロコダイルホステルの外観

宿については2日目の記事を。

ワルシャワ中央駅から表に出ると空模様が怪しかったので、旧市街で夕食を食べてからと思ってましたが宿へと直行しました。
このことがトラブルに巻き込まれる原因に。。

 

夕食 Zapiecek

2日前にも夕飯を食べたお店の別店舗。
ワルシャワにあるチェーン店で、5店舗ぐらいあるような様子でした。
この日は、幹線道路沿いのお店に。宿からは9番のトラムで10分ほど。
ワルシャワの幹線道路沿いにあるZapiecek

3組ほど前に並んでいましたが、15分も待たずに入れました。

店内はそこまで広くないですが、2日前に行った店舗よりも雰囲気が良かったです。
あと、ウェイトレスさんたちの年齢層も低めでした。(恐らく18〜23歳ぐらい)
Zapiecekの店内の様子

注文はPolish traditional sousage。
ポーランドの伝統的なソーセージってなんぞ?ということで。
ソーセージに、ザワークラウト、パン、2種類のソースが付いて26ズロチ(¥780)。
ポーランド料理のソーセージ
ソーセージは、皮が硬めで中は柔らか。
お肉が粗めで、なるほど確かに食べたことのないタイプのソーセージでした!
ボリュームもあるし栄養バランスもいいので(笑)、かなりオススメです。
あとは、まだポーランドでビールを飲んでいなかったので、大きくメニューに出ていたものを注文。ポーランドのビール
口当たりが柔らかく、透明感のある飲み口。
美味しかったですし、ソーセージにもぴったりでした。

2日前の記事にも書きましたが、このお店は観光客も多いものの現地の人も多く、ポーランド料理を食べるにはうってつけのお店だと思います!店舗数が多いので探すのも楽ですし、オススメです!!

 

帰宿・就寝

そしてここからが問題。
21:00過ぎにお店を出たんですが、トラムを待っていても一向に来ない。
幹線道路沿いを走るトラムだったんですが、その幹線道路をサッカーファンがぞろぞろと横断。
地元チームがポーランドリーグで優勝したようで、たくさん人が溢れていたようです。
そのせいで1時間ほど車両も含め幹線道路が封鎖。ワルシャワの喧騒
封鎖が解けた後も、ダイヤがボロボロになったトラムは走る気配なし。
30分ほど待ってもさっぱりだったので、仕方なく徒歩でホステルに戻ることに。
とは言えトラムで15分の場所なので、歩いたら恐らく1時間強。
それはやってられないと言うことで、短パンにスポーツスニーカーだった事もあり、走りました。
走ったり歩いたりを繰り返しながら、40分ほどで宿へ到着。
思いがけず災難に遭いましたが、運動できたので良しとします笑

 

おわりに

朝から岩塩坑内を歩き回り、しまいに夜にはランニングというとても長い一日でした。
岩塩坑はなかなか面白かったですし、ポーランド料理も2食食べられたのでかなり充実した一日だったとは思います!
翌日はベルリンへ飛行機で移動。ラーメンを食べて、クラシック鑑賞です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
翌日はワルシャワからベルリンに戻り、ラーメンを食してクラシックコンサートを鑑賞します!
ドイツの首都ベルリンで楽しむラーメンとクラシック音楽(旅行記Day4/5)

「再生された街」ポーランドの首都ワルシャワを観光(旅行記1/5Days)

ついに始まりました。ポーランド2都市観光4泊6日。
概略は後でお話しするとして、この日の行程はこんな感じに。
目次をご覧ください。

2017/6/3 ワルシャワ(ポーランド)

このタイミングでポーランドを選んだ理由

ドイツの東に位置するポーランド。

そもそもポーランドには昨年末に行きたかったんですが、「ドイツからの列車の便があまり良くない(ベルリンからは6時間)」「冬場はめちゃくちゃ寒いらしい」等の情報から、一旦は延期していました。
で、出発前の火曜日、「金曜日の授業が休みで月曜日は祝日、これは4連休では!?」と気付き、前々から目をつけていたポーランドに白羽の矢が立ったわけです(あとは、物価が安そうだったのも大きかったです)。
メインの目的地はアウシュビッツ強制収容所ですが、あまりにも思い立ったのが急で、夕方遅くの時間を辛うじて抑えたのみで、しっかり見て回れるかも良くわかりませんでした。笑
そんな感じで、ポーランド4泊6日旅、スタート!!

 

《移動》ゲッティンゲン→ベルリン・テーゲル空港 by Flixbus(高速バス)

飛行機は6/2(金)の8:45発だったんですが、バスを見ていたら、ゲッティンゲン木曜夜発で金曜の4:00に空港に着く高速バスがあったので、こちらを。15€(¥1800)。
少し無茶な行程にはなりますが、宿泊費もかからず済むので。
Filix Busの車両

19:40発でまずはハンブルクへと向かう予定でしたが、当然のごとく1時間の遅延。
これは想定内でしたが、まさかの「このバスはハノーファーで運行が終わるから、別のに乗り換えてね」と。笑
ハノーファーで乗り換え先として案内されたバスに乗り込もうとするも、運転手さんはそんなこと聞いていないの一点張り。
どうにか乗り込むことはできたのでよかったです。
そのあとはまたもや1時間遅れで、23:45頃ハンブルクのバスステーションに到着。
ハンブルク中央バス・ステーションZOB

24:45発のバスに乗り換え、3時間の旅。定刻で6/2(金)4:00にベルリン・テーゲル空港に到着です!朝のベルリンテーゲル空港

 

《移動》ベルリン・テーゲル空港→ワルシャワ・ショパン空港

4:00に空港に着いたものの、まだ保安ゲートも開いてませんでした。笑
Cターミナルはベルリン・エア専用の、掘建て小屋のような建物。ベルリン・テーゲル空港Cターミナル内部
1時間ほど時間を潰して保安区域内に入り、1時間半ほど睡眠。
その後は定刻で、プロペラ機での移動でした。
エアベルリンのプロペラ機
搭乗記は別記事にまとめていますのでこちらをご覧ください。
【搭乗記】エア・ベルリンAB8212便 ベルリン・テーゲル空港→ワルシャワ・ショパン空港 DHC-8 402

 

《宿》Noclegi Krokodyl

Booking.comで予約したこの宿。料金は一泊26PLN(1PLN=¥30→¥780[以下同一レート])。
他の国のホステルに比べたら、圧倒的に安いです。
設備も特に問題はなく、大きめのロッカーも部屋には完備されてました。
なによりこの宿のいいところはアクセスがいいこと。
ワルシャワ中央駅からは、9or22のトラムで15〜25分ほど(22は少し遠回りします)。観光名所の旧市街からも26のトラムで20分ほど。
9,22,26のトラムが止まるWIATRACZNAのトラム駅からは徒歩5分ほどなので、とても楽です。
24時間営業のスーパーも近くにあるので、食に飢えることもありません。
この宿を使うのであれば、市内交通乗り放題の24時間チケットを15PLN(¥450)で買うと便利で楽だと思います。

 

Pałac Kultury i Nauki/Palace of culture and science/文化科学宮殿

宿に大きな荷物を一旦預けて、初めに向かったのはこの建物。
旧ソ連からの贈り物と言うことで負の遺産なんて言われてるらしいですが、結構立派。
ワルシャワの文化科学宮殿
塔の上にも登れるらしいですが、他の方のブログの写真を見た感じ眺望は大したこと無さそうだったので、登りませんでした。
文化科学宮殿を横から

 

現地通貨換金 Kantor wymiany walut Tavex

宿の支払いが現金のみと言うことだったので、ユーロを現地通貨に換金。
ポーランドを紹介するブログで、オススメと書かれていた場所。
ワルシャワでオススメの通貨換金所
そんなに使わないだろうとは思いましたが、100ユーロを換金してポーランド・ズロチを入手。

 

昼食 Alibaba. Bar turecki

Money Excgangeのお店からショパン博物館に向かう途中にあったケバブ店。ワルシャワのケバブ店
チキンケバブ(?)を注文。11PLN(¥330)。ポーランドのケバブ
ドイツで食べるデュナーケバブとはずいぶん違った雰囲気でした。
生地はパリッとサクッとしていて、ソースもただ辛いだけではなくて酸味もありました。ケバブの具材
ノーマルサイズを注文しましたがそれでも結構な量があり、終盤はなかなかキツかったです。笑

 

Frédéric Chopin Museum/フレデリック・ショパン博物館

ショパンの出生地ワルシャワ。
ということで、ショパンの博物館があります。
入場料は学生13PLN(¥390)。ショパン博物館の外観
展示は多岐に渡っていますが、いまひとつ展示に流れが見えなかったのが残念でした。
ショパンの楽曲が聴けるコーナーや、手紙や楽譜等々の展示。ショパン博物館の内部
最後には、ショパンの髪の毛の展示や、亡くなった際に床に生けてあった花のドライフラワーなるものがあったりしました。
ドライフラワーの展示
所要時間は1時間ほど。そこまで入場料は取られないので、時間がある方は行ってみるといいと思います。

 

Bazylika Świętego Krzyża/Holy cross church/聖十字架教会(ショパンの心臓)

これまたショパン繋がり。
博物館から旧市街地へ抜ける途中にある教会です。聖十字架教会の外観
教会の内装ももちろん綺麗なんですが、ここにはショパンの心臓が収められています。ワルシャワ、聖十字架教会の内装
亡くなった際にはパリにいたショパン。
死後は心臓だけがワルシャワへと戻ったそうです。ショパンの心臓が収められている碑

 

Kościół św. Anny/St. Anne’s Church/聖アンナ教会

世界一美しい教会(それは言い過ぎだと思う)と言われたりしているこの教会。
旧市街地の入り口あたりに位置しています。
外観は地味めですが内装は煌びやか!
ワルシャワ、聖アンナ教会の内装
聖アンナ教会内部、縦画像

 

ワルシャワ旧市街地散策

世界遺産にもなっているワルシャワの旧市街地を観光!
これまで一度もワルシャワの街並みについて耳にしたことはなかったんですが、とてもいい雰囲気の、ヨーロッパらしい街並みでした。
入り口付近の広場。
ワルシャワ旧市街地の入口の広場
その先の小道。
ワルシャワ旧市街地の小道
旧市街地の中心にある広場。旧市街地の中央広場
旧市街地の中央広場
そこそこ旧市街地は広く、全面石畳なので結構足が疲れました。笑旧市街地の街並み
モノクロの街並み城壁の外から見たワルシャワの旧市街

 

夕食 Zapiecek

夕食を食べたのは、これまたワルシャワのオススメとしてネットで紹介されていたお店。
店内の様子はこんな感じでしたが、気候も良かったのでお店の外で食べている人が多かったです。ポーランド料理店の内装
餃子のようなご当地料理が有名でオススメとの紹介だったんですが、それを無視してこちらの料理を。
きのこソースのポーランド料理
ニョッキに熱々のクリームソース(きのこベース)を掛けて食べるこの料理。
名前は不明ですが、これもポーランド料理とのことでした。
ミントの飲み物と合わせて、40PLN(¥1200)と、やはりお安め。グリーンミントの飲み物
安くはないんですけど、観光地で出てくるご当地料理としてはかなり安いと思います。
他国から来た友人を連れて来ているポーランドの方も居たりしたので、安心して入れるお店だと思います。
とても美味しかったです!
ニョッキときのこのクリームソース

 

帰宿・就寝

バスでの3時間と空港椅子での1時間半の4時間半睡眠だったので、体力もさすがにそろそろ限界。
26番のトラムを使って宿へと帰還。
疲れていたので22:00には床に着きました。
1日目が終了です!

 

おわりに

ポーランド・ワルシャワ1日目でした。
アウシュビッツに行く前に首都にも行っておこう!ぐらいのつもりで渡航を決めたんですが、行って良かったです。
何より、旧市街の街並みが綺麗!
中央駅付近の新しい街並みと旧市街のコントラストがあって、より一層旧市街地の街並みが映えていました。
個人的には、ここまで行ったヨーロッパ30ぐらいの都市の中で3本指には入る好みの街並みでした。
その上ショパン博物館もあったりして、とても楽しい一日を過ごせました。
物価も西ヨーロッパの1/3〜1/2ととても安いですし、日本での知名度は低いですがとてもオススメの観光地です!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。

↓翌日の旅行記もよろしければご覧ください。
アウシュビッツ強制収容所を訪問しました。(旅行記Day2/5)

ロンドン→ローマ→ベネチアの大移動。 夕暮れに泥むベネチアの街を探索!(南欧周遊旅行記Day5/18)

旅は5日目。
前日はロンドンでライブを観たので、この日は早朝からローマへと帰還。
友人と再合流し、高速鉄道でベネチアへと向かいました。
夕方からは、4,5時間ほどベネチアの街を散策。。では。
2017/3/11 ロンドン→(ローマ)→ベネチア(イタリア)

《移動》ロンドン・ヒースロー空港→ローマ・フィウミチーノ空港→Venezia Mestre/ヴェネツィア メストレ駅

ロンドン→ローマ間の移動は別記事に詳しく書いてますが、7:25ロンドン・ヒースロー空港発10:50ローマ・フィウミチーノ空港着の便で移動。
【搭乗記】AZ201 ロンドン・ヒースロー空港→ローマ・フィウミチーノ空港 A320-4152
アリタリア航空A321
空港に到着後は鉄道駅へ。
電車のチケットはユーレイルパスを持っていたので特に購入せず、地域鉄道でRome Tiburtina/ティブルティナ駅へと約1時間の旅。
ローマ市内への列車の表示版
乗り換え時間が15分しかなかったので若干の遅延にハラハラしましたが、どうにか乗り換え。
ホームへ降りるエスカレーターが新大阪駅っぽかったです。笑
ローマ駅のホーム
乗り込んだのは高速鉄道。Frecciargento 8434便。
車体が格好良かったです笑
イタリアの高速鉄道の車両
車内も広々で快適。
イタリアの高速鉄道の車内
イタリアの高速鉄道はユーレイルパスホルダーも座席の予約が必須のようです。なので、前もってアプリを使って座席は予約しました。
予約料はひと席10€(1€=¥120→¥1200[以下同一レート])
約3時間半の旅を経て、16:23にVenezia Mestre駅に到着です!
 

《宿》HOTEL PLAZA

今回宿泊したのはメストレ駅徒歩30秒のこのホテル。
ベネチア、ホテルプラザの外観
ベネチア観光の目玉はメストレ駅から2つ先のVenezia Santa Lucia/サンタルチア駅周辺なんですが、サンタルチア島内のホテルはどこも高かったのでこちらをチョイス。
2泊2人で148.48€。一泊一人当たりで37.12€(1€=¥120→¥4454)。立地も良かったですし朝食もバイキングがしっかりあったので、トータルとしてはとても安かったです。
徒歩5分圏内にスーパーや軽食店もあり、何より駅前なのがとても立ち回りやすかったです。
友人が病気気味(?)だったのでチェックアウト時間は伸ばせないか聞いたところ、無料で14:00まで伸ばして貰えました。有り難し。
次の項目で観光地への移動については書きますが、金銭的に余裕がそこまで無いようであれば、島内よりもこのホテルへの宿泊をオススメします!!

 

《移動》Venezia Mestre駅←→Venezia Santa Lucia駅

観光地のサンタルチアへのアクセスは、メストレ駅から5〜10分おきに出る鉄道で10〜15分ほど。
ベネチアの地域鉄道
ユーレイルパスを持っていたので切符は一度も買いませんでしたが、片道で2€しないぐらい、との情報でした。
3日間で四往復しましたが、検札は一度もありませんでしたし、改札もないので切符を買わずとも移動できてしまうような。。笑
バスなども出ていましたが、鉄道での移動が一番メジャーそうだなとは感じました。
 

ベネチア散策

宿へのチェックイン後は、一路ベネチア・サンタルチア駅へ。
ベネチア。
ベネチアの風景写真
ちょっと調べればわかるんですが、「街並みが名所」って感じなのでこれといった観光名所はそれほど沢山はありません。笑
この日は地図も見ずにただただ散策しただけなので、名所は訪れてません。
ですので、この日の写真を数点。。
ベネチアの風景
ベネチアの風景
ベネチアの風景
 

夕食 DALLO ZIO

夕食は、特にレストランを調べることなく、歩いていて見つけたお店に。
客引きのお兄さんが少しだけ日本語を喋れて、「大阪にはガールフレンドが3人いるよ〜hahaha〜」みたいな感じでいい人そうだったのと、値段がそこまでしなかったのでチョイスしました。
ベネチア、レストラン外観
英独伊仏語のメニューがありましたが、観光の中心地から外れていることもあってかお客さんは殆どイタリア人。
レストランの内装
注文は、イカ墨パスタ13.5€(¥1620)と白のボトルワイン21€(¥2520)。
地のベネチアのワインとのことだったので、友人と、2人とも魚介系のパスタを注文していたので半ば勢いで注文。
パスタ。
イカ墨パスタ
ワイン。
ベネチア産の白ワイン
パスタはイカ墨の臭さを全く感じさせず、トマトの甘みがすごく引き立っていて美味しかったです!
ワインも、いかんせん歴が浅いのでアレですが、パスタに合って飲みやすく、とても美味しかったです。
一人ざっと25€(¥3000)ほど。
店員さんとのやりとりも楽しかったですし、飲み会1回の値段でこの充実感、って思うととてもいい食事をしたなと思います!
日本語が出来て、ザ・イタリア人って感じの店員さんは2人居たので、食べに行けばきっと歓迎してくれると思います。
レストランの店員さん
観光地からは外れて居ますが、その点むしろ、とてもオススメできるレストランです!

 

帰宿・就寝

夕食後は、少し島内を散策して、島内にあった生協で飲み物を購入。
鉄道でメストレ駅へ向かって宿に戻りました。
夜のベネチア
なんやかんやで22:00過ぎで、この日は朝も早かったので、23:00過ぎには就寝しました。
 

おわりに

朝早くから夕方までは移動づくめでしたが、その事を忘れさせるぐらい内容の濃い夜のベネチアでした!
この夕方を含めて丸2日ベネチアには滞在しましたが、とても楽しかったしまだまだ見足りないなと言うのが僕の感想です。
翌日もベネチア散策です。よろしければご覧下さい。では!
ベネチアの露店に並ぶ仮面

ドイツ三大名城とその城下町・ハイデルベルク(ドイツ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day14>

~14日目 Heidelberg/ハイデルベルク(ドイツ) 2016/1/4~

前日は夕方遅くに宿入りしたのみ。
本当はこの14日目で旅は終了の予定でしたが、旧市街のいい場所に安い宿があったので、そこにもう1泊することに。
小さな街なので観光地らしい観光地は少なく、Heidelberg Catsle/ハイデルベルク城、Alte Brücke/カールテオドール橋、Philosophenweg/哲学の道と有名どころを回ったぐらい。では。

《宿》 LOTTE Hostel Heidelberg

10:00頃にユースホステルをチェックアウトし、バスで旧市街へ。2.5€(1€=¥120→¥300[以下同一レート])
‘Univerisitätsplatz’バス停から徒歩5分。

一泊24€(¥2880)で、朝食は付いていませんが、キッチンにあるフレーク類が滞在中はいつでも食べ放題。なので、実質これが朝食と言ったところ。
チェックインは朝8:00から。
5人部屋でしたが、入ったところ誰も居ませんでした。謎。
受付にはこんなのが。
ハイデルベルク、ホステルランキング一位
値段といい立地といい清潔さといい、賞を取るのも納得といった感じでした。

 

Heidelberger Schloss/ハイデルベルク城

ハイデルベルク観光の目玉、ハイデルベルク城。宿の目の前はケーブルカー乗り場。また、ケーブルカーを使わないとしても登山道入り口という素晴らしい立地。

ハイデルベルク城へとのぼる階段
ケーブルカーに乗っても乗らなくてもお城の入場料込み7€(¥840)との案内がありましたが、せっかくなので徒歩で登城。
徒歩ルートは2種類あり、分かれ道で左を行く坂道ルートか、右手を行く階段ルート。
どちらも登りましたが、個人的には、坂道がダラダラ続くので左手ルートの方がきつかったです。
何れにしても、徒歩で10分ほど。
ハイデルベルク城の門
お城のはす向かいにチケットデスクの建物があるので、そちらで入城チケットを購入。学生4€(¥480)。
オーディオガイドがありそうだったので借りようとするも、「今日はスタッフが風邪ひいてお休みだからやってないの〜ごめんなさいね〜」と。
文化とは言え、オフシーズンとは言え、仮にも世界遺産のドイツ3大名城のひとつ。ガイドを楽しみに来た人はさぞ落胆するでしょうにこんなんで良いのやら…。
場内の見所は、主に3ヶ所。
テラス、ドイツ薬局博物館、ワイン大樽。
テラスは、入城して直進し、左へ。
ハイデルベルク城のテラス
曇ってはいましたが見晴らしは良かったです。

ハイデルベルク城から見下ろした市街の街並み
そしてワインの大樽。

何故これがここに?等の説明は無かったのでよく分かりませんが、とりあえずデカイです。
ワインの大樽
そしてドイツ薬局博物館。
入場無料。解説はドイツ語英語のみ。
薬の歴史や、かつて使われていた器械の展示、薬屋の再現や、薬として使われていた物質や動植物等の展示があったりします。
昔のドイツの薬局の模型クスリとして使われていたクジラ
薬局の内部の再現
薬庫の再現
日本語の解説はないですが、入場無料ですし、さーっと眺めるだけでも結構楽しいかも。
僕は思ったより楽しめました。
あとはお城の建物自体を観察して回り、退城。
お城の外観
お城の内部の広場の様子
奥手には庭園があったりもします。
雪だるまを作るドイツの子どもたち

翌朝撮ったものも含めて、街を見下ろした写真を。

ハイデルベルク城からのハイデルベルクの街並み
朝のハイデルベルク
朝のハイデルベルクを上から

 

Alte Brücke/カールテオドール橋

街のもう一つの目玉、橋。

ハイデルベルクの顔、カールテオドール橋
石畳で風情のある橋ではありますが、そこまでの期待をして行くと、大したこと無いかな…て感じに。笑
橋からはお城を見上げられます。