このたびロサンゼルスに5泊しました。所詮は6日間の観光旅行滞在ではありましたが、ロサンゼルスの街を回っているとファンタジーと現実世界の間で何かが忘れ去られているような感覚に陥り、日本で礼賛されているのと同じくして「L.A.最高！」などと言える気分には到底なりませんでした。
主張するのは2点
・観光地とダウンタウンの生活格差的ギャップ
・観光都市とは到底言えない劣悪な都市構造(車社会)
について。
一点目はロサンゼルスに嫌悪を覚えた原因、二点目は単純に観光客にフレンドリーじゃない街だなーと、旅行者目線の嘆きです。
続きを読む 6日間の滞在でロサンゼルスが嫌いになった。
ロサンゼルス最終日。
ついに、6日間お世話になったロサンゼルスを離れてシカゴへ。
ただAmtrak(大陸横断鉄道)の出発は夕方18:00だったので、それまでの時間は市街地北西の丘の上にある美術館へ。
その後は大人気のIN-N-OUTバーガーで昼食(というよりこの日はこの一食のみ)を取り、宿を経由してシカゴへ出発、といった一日でした。
2018/8/26
宿のチェックアウトが11:00までだったので、10:30にチェックアウト。
Googleマップの案内を見て美術館を目指すも、Googleを信用できずあたふたし、最終的に20番のバスに駆け込み乗車。
そこから1台バスを乗り継ぎ、1時間ほどでゲッティセンターに到着。
そもそも公共機関で来る人などほとんど居らず、一緒に降りたのは2組ほど。
美術館は丘の上にあるので、無料のトラムに乗って丘の上へ。
到着。
入場料は無料なので、適当に案内を貰い、適当な感じで散策。
ターナーやモネの作品があるとのタレコミに惹かれて来たので、基本はそこを目指して。
気になった作品は写真に残すようにしてるので、その中から幾らか。
ターナーの海の作品が好きでロンドンでも美術館を回ったりしたことがあるんですが、ここにあったのはローマの絵。
ローマに行った時に見たあの風景だ！とピンと来て、とても感動しました。
なかなか風景画の世界と自分の知ってる世界がリンクすることってないので、凄くワクワク感が。
2時間弱滞在し、お昼ご飯をそのまま食べてしまおうかと思いましたが、IN-N-OUTバーガーを食べてみたかったので、下山。
マイケル・ポーターという経営学者の本に経営の好例として示されていたIN-N-OUTバーガー。
せっかくアメリカに行くなら、しかもカリフォルニアのお店らしいし、これは行かねば、と場所を調べ、ゲッティ→宿のバスの乗り換え地点近くにあったので有無を言わさずゴー。
近づくと、物凄い車の行列。
15:00近くでしたが、ドライブスルーに20台は車が並んでました。
こんな人気店だとは知らなんだ。
お店に入るとそこまで列は長くなく、すぐに注文。
一番上に書いてあったので”DOUBLE DOUBLE”と、飲み物を注文。
タイミングが良かったのか、その後すぐに行列が。
5分強待つとバーガーが。
美味しそう。
数日前にこれより遥かに大きなバーガーにかぶり付いたので、何の躊躇いも無く。
美味い！朝飯抜きだったのを差し引いても美味しい！
そりゃ美味くなきゃこんなに人は並ばないですけど、これは日本進出待った無しですね。
値段も安くスピード感もあるのに、マクドナルドよりも明らかに美味しい。
店内も活気があって、とても良かったです。
退店し、荷物を預けている宿へ。
宿で荷物を拾い、Union Station(中央駅)へ。
この地下鉄駅を使うのも最後、と思うと寂しさが(ブレた)。
列車は18:00出発ですが、17:15頃には駅に到着し、売店で身体を拭く用にウエットティッシュを購入。
ホームへ。
17:40頃列車は11番ホームに入線。
ヨーロッパみたいに牽引車が引っ張られることはなく、先頭の気動車に押し込まれる形で登場。
座席車(ベットじゃないやつ)は3車両あり、目的地によって車両が分けられます。
前の車両は夜も明かりがついていたので、夜中に到着する駅で降りる人が乗っていたりするんでは無いかと。
真ん中の11号車に行くよう言われ、車掌さんに声を掛けると座席票を渡され、その席へ。
足元は流石に広い。椅子は普通の椅子。
荷物は1階の荷物置き場に。
列車が出発し、皆さん少しずつお休みに。
今日は一食たっぷりにしようと思っていたので、夕食は取らず。
23:00を目安に就寝。
最後までお読み頂きありがとうございました。
9:10起床
10:25宿発
10:40 バス20乗車
《移↓動》
11:15 バス246乗車
《移↓動》
11:30 Getty Center最寄りバス停到着
11:45 Getty Center美術館(無料)
13:30 退館
14:10 バス246乗車
《移↓動》
14:40 昼食@IN-N-OUT BURGER($7.00)
15:20 バス20乗車
《移↓動》
16:00 水パン買い出し($8.00)
16:10 宿で荷物を拾う
16:40 宿出発
《移↓動》
17:15 Union Station着
18:00 4 Southwest Cheif(Amtrak $142 車内2泊)
23:00 就寝
ロサンゼルス5日目。
一通り有名なロスの観光地は回り、アナハイムでの野球観戦も済ましてしまった5日目。
ロスに5泊なんてどうしたものかと前々から思ってはいたんですが、香港からロスに飛ぶタイミングで、サンディエゴにちょうど留学に来ている高校軽音部時代の後輩からメッセージが。
時間あったら行くわーとは言ったんですが、見事に丸1日時間が空いたので、片道3時間のショートトリップ。
サンディエゴ散策です。
2018/8/25
なかなか距離があるので、移動は朝から。
この旅行で初めての6時台起床、そこそこに準備をして、地下鉄でUnion Station(中央駅)へ。
駅のホームに着いてすぐ列車はオープン。
朝一のいい時間の列車なこともあり、出発前には満席になりました。
Amtrak内ではWi-Fiが使えるので、2時間ほどはブログやらサンディエゴについて調べたりやら、1時間は睡眠に。
電車に乗ってるのは好きなので、あっという間にSanta Fe Depot駅(サンディエゴ)に到着。
後輩が散策のスケジュールを有り難いことに考えてくれていたので、完全におんぶに抱っこ。
Santa Fe Depot駅(Amtrak)から一駅北へ。
Little Italy。
サンディエゴはメキシコから車で20分の場所にありその色が随所に見られるんですが、ここはイタリア街。
後輩がルームメイトからオススメされたというお店で昼食。
ピザのお店だけれどスパゲッティ。
昼からワインも飲む。カリフォルニアワインを現地で飲めてよかったですいま思うと。
食後は少しマーケットを散策し、次の目的地へ。
セブンにあった、色のエグい飲み物。
南へと二駅下り、海！！
日射しの強さが凄まじい。
カリフォルニア！って感じ。
5分ほど歩くと海辺の小さな街に。
やっぱり海は良いですね。どこの街に行っても、港に来ると地元横浜を思い出します。
近くに有名な大きな銅像があるとのことで、そこを目指して散策。
銅像！
そしてその後ろには空母ミッドウェー！
先日訪問した戦艦アイオワよりも現役だった期間は短め。
航空性能の進化に伴って空母にも大きな変化が求められるので、仕方のないことですね。
ぼちぼちロス行きの列車が出る時間だったので、Santa Fe Depot駅へ。
まだアメリカでトライした事のなかったUberを使ってくれるとのことだったので、言葉に甘えて。
帰りの列車は15:58でそれに合わせて駅には戻ったんですが、「いやー、やっぱもう少しサンディエゴを見て回りたい」となり、列車を一本遅らせることを決断(次は3時間後)。
下調べで行ってみたいと思っていた、Gaslump Quarterに向かいました。
Santa Fe Depot駅からトロリー(路面電車？)で3駅ほど南に下るとあるGaslump Quarter。
街並みが整備されていて綺麗で、雑貨店、カフェ、バーなどがこれでもかと立ち並んでました。
小洒落たギャラリーもたくさん。
L.A.は人が多くてゴミゴミしてるんですが、ここは観光地ながらものんびりした空気が。
スリも無さそうだし、ホームレスも(L.Aに比べたら)ほとんどおらず。
なるほどこれはインスタ映えだ〜なスポットがたくさん。
カフェでまったりしつつ、のんびり散策出来ました。
予定の列車の出発15分ほど前にSanta Fe Depot駅に。
後輩と別れてSurfLinerに乗車。帰りも3時間の旅路。
帰りはお酒を飲んでる人が周りに多く、まるでパーティーの様相でした。ハッピーバースデートゥーユーを大合唱してたり。
21:30過ぎにUnion Stationに到着し、初めてUberに挑戦。
ドライバーが駅のロータリーに入って来ず少しもたつきましたが、どうにかこうにか乗車。
40分乗って$6は安いですね。凄い。
これにてサンディエゴ遠征の1日が終了。
最後までお読み頂きありがとうございます。
6:45 起床
7:30 宿出発
7:45 地下鉄Purple Line乗車
8:00 Union Station(中央駅)着
8:19 1566 Pacific Surfliner(Amtrak)($35.65)
《移↓動》
11:40 Santa Fe Depo Station, San Diego着(20分遅れ) 後輩と合流
12:00 昼食@Filippi’s Pizza
13:30 サンディエゴ散策
18:41 ??? Pacific Surfliner(Amtrak)($36.65)
《移↓動》
21:35 L.A. Union Station着
21:45 Uber乗車($6.57)
22:25 宿着
23:15 就寝
ロサンゼルス4日目。
大抵の観光地は行ってしまっていて、バイエルン・ミュンヘンの開幕戦も丁度11:30からあったので午前中〜お昼は宿に籠り。
夕方からはアナハイムへ出向き、エンゼルスの試合を観戦！
2018/8/24
宿に籠ってサッカーを見るところから一日がスタート。
僕の応援しているバイエルン・ミュンヘンの開幕戦(ドイツ・ブンデスリーガも開幕)だった訳ですが、どうにかこうにか3-1でホッフェンハイムに勝利。
アナハイムに向かう列車が15:00前の出発で、試合の終了は13:30頃だったので慌てて準備をし、LA Union Stationへ。
ロサンゼルス市街地から、エンゼルスタジアムのあるアナハイムへと移動。
宿から地下鉄でUnion Station(中央駅)へ。
構内にあったSubwayで昼食を購入し、ホームへ。
とにかくデカイ。ホームが低いからっていうのもありますが、にしてもデカイ。
念のためと思い隣にいたおじさんに「Subway電車の中で食べて大丈夫？」と尋ねると、「そりゃ大丈夫さ」と。
そこから少し雑談。
おじさんはWordpress関係のプログラマーをしていて、お家はブルックリン(ニューヨーク)、会議があるとロサンゼルスにやって来るんだそう。
昔1年ほど日本語を勉強していたけれど、もう忘れちゃったなーと言ってました。
中国語もやったけど、あれは四声があるからもっと難しいな、とも。
乗車。昼食。
50分弱でアナハイムに到着。
せっかく西海岸に立ち寄るなら大谷翔平が見たい！という事で、この度野球観戦に。
翌日の朝が早いのと、列車が遅いとロサンゼルス市街の治安が不安なのとで、試合は4回表まで見て20時過ぎには切り上げました。
スタジアムに到着したのは、試合開始3時間前の16:00頃。
バックネット裏のメインゲートにはちらほら人がいましたが、量はそれほどで無く。
日本人は思っていたよりも多く、全体の5〜10%は居たような感じがします。
グッズを購入して座席に着くと、既に人がちらほらと。
皆さん夕食を食べてる様だったので、見よう見まねで近くの売店でチップスと鶏肉のフライを。
左隣は、「久しぶりに見に来た」と言っていたおばさん二人組。
右隣は若い兄ちゃん二人組。
一番上の席だったので周りも埋まらないかなと思ってましたが、バックネット裏なこともあり、結構人は入ってました。
なかなか視界の障害だった前の席のおじ様。
内野席は試合も中盤になるとパンパンに。
大谷は出場しませんでしたが、MLBの雰囲気が味わえたので良しとします。
帰りが遅くなるのはロス市街地の治安の関係で嫌だったので、渋々21:00前の列車でロサンゼルスへ帰還。
野球観戦を途中で切り上げるのはずいぶん嫌なものだなーと。
ロサンゼルス(というかアメリカ)は完全な車社会で、スタジアムも車でアクセスするように設計されてます(車を持てない＝所得が低い、なので、そもそも野球を観に来る人は車を持っているだろう、と)。
広大な駐車場。
という訳で面白いほど公共交通機関でのアクセスが悪く、この早い時間に帰らねばならなかった訳です。
駅からもスタジアムが見える。辛い。
20:50にロス行きの列車は出発し、22:00前にロサンゼルスに到着。
そこからUberで帰るか地下鉄で帰るか迷ったんですが、せっかくなので地下鉄を。
治安が悪いとは書いてあったんですが、確かに異様な空気感。
ホームには狂ったように叫び続けている人が2人ほど居て、人はそこそこたくさんいましたが、それでも何処となく不安になる空気感。
しかも地下鉄が工事中とかで、20分待ち+途中でバスへの乗り換え必須の便の悪さ。
途中のバス待ちでも、自転車で車道に乗り出してバスを待ってるおじさんや、バンバンスケボーを地面に叩きつけてる兄ちゃんやら。
殺人やらスリやらを心配するような雰囲気ではないんですが、それでもあの空気感の中にはもう身を置きたく無いです。
どうにかこうにか、23:00には宿にたどり着きました。一日が終了。
最後までお読み頂きありがとうございました。
10:00 起床
11:30 バイエルン開幕戦観戦(オンライン)
13:45 出発
14:15 昼食購入@Subway Union Station
14:45 列車乗車
14:58 580 Pacific surf Liner(Amtrak)($15.6)
《移↓動》
15:36 アナハイム着
15:50 エンゼルスタジアム着
17:00 開場
17:20 入場($22) グッズ購入($40)
18:00 夕飯@スタジアム売店($15)
20:25 退場
20:51 591 Pacific surf Liner(Amtrak)($15.6)
21:50 Union Station到着
22:20 地下鉄Purple Line乗車
22:50 バスに乗り換え(15分待ち)
23:00 宿帰着
23:30 就寝
