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別府を愉しむ泥湯|別府温泉保養ランド(大分)|温泉のすゝめ61

泥湯。

単純泉、塩泉、硫黄泉をはじめとして、これでもかというほど分類分けの存在する温泉。
ところで泥湯はなに泉に区分されるかといえば、おそらく硫黄泉なのだろうか。

別府では以前「鉱泥湯」に足を運んだ。

ただ、泥湯の知名度で言えばこちらが格段に上をいくようである。

ひろーい館内。湯も、だーんと広い。

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世にも珍しい泥湯を鉄輪にて|別府・鉄輪温泉 「鉱泥温泉」|大分県|温泉のすゝめ38

No.38 2018年11月18日
評価★★★★★ (絶対また行きたい)
【温泉名】別府・鉄輪温泉 「鉱泥温泉」(大分県別府市)
別府にて、友人が見つけた温泉。
鉄輪に泊まり蒸し湯にも入ってほぼ満足していたんですが、友人が「これは凄そうだ」と推して来たので「行かない理由はない!」と。
この日3箇所目の温泉だったので長居はしませんでしたが、初めての泥湯を堪能しました。

別府・鉄輪温泉について

日本一有名な温泉と言っても過言ではない大分・別府。
その中でも、観光地の地獄が近く、温泉街の落ち着いた雰囲気も楽しむことが出来るのが鉄輪の温泉街。
町中に共同浴場が多く、足湯や蒸し湯なども。
温泉を楽しむには最高の環境が整った、国内随一の温泉街だと思います。

「鉱泥温泉」と泥湯について

別府・鉄輪の地獄めぐり地区にある「鉱泥温泉」。

泥湯に入浴できる施設は「別府温泉保養ランド」が有名ですが、保養ランドに比べるとこちらはずいぶんこじんまりとした、共同浴場に近い雰囲気のある施設。
施設は熱泥湧き出る坊主地獄のお隣に位置しており、駐車場も坊主地獄との共用です。

シンプルな作りの「鉱泥温泉」の温浴設備。
混浴区域は一切無し。男女それぞれに脱衣所と露天があり、露天の奥に屋根付きの泥湯、そのさらに奥には簡単な座って休めるスペースがあります。
露天浴槽は体を浸けるのが躊躇われるほどの熱さ。恐らく、45℃前後あったのではないかと。

肝心の泥湯の浴槽は、5人入れば一杯になりそうな大きさ。
非常に高温ですが、体を動かさなければ泥の膜が高温の湯から肌を守る役目をするのか、そこまでの熱さは感じません。
ただ、体を動かすと刺すような熱さが肌に直接に伝わってきます。

泥湯に入っては体を乾かしを何度も繰り返すのが一般的な入浴法だそうですが、時間もなく、この日3箇所目の温泉だったので10分弱浸かったのみで我々は退散しました。

「鉱泥温泉」を訪問する上で注意すべきは営業時間の短さ。
朝から営業しますが、お昼過ぎには閉まってしまいます。
受付のおばさんに聞いたところ、午後は翌日の営業のために掃除を行うんだそうです。

人生初泥湯入浴記

友人がたまたま探し当てた「鉱泥温泉」。
朝から鉄輪の外湯を2つハシゴし、地獄めぐりを半分ほど終えたところで訪問。

11:00頃到着。

前情報を何も知らずに訪れたので、まず入口で料金900円に腰を軽く抜かすことに。

中へ入り、暖簾をくぐって簡素な脱衣所に。
鍵付きの無料ロッカーが地味に有り難く。

注意書き。

脱衣所から出ると早速露天。
左手にどーんと広がる透明な湯の張られた浴槽。
かけ湯をするも、とてもとても熱い。

奥に進むと大本命の泥湯があったので、恐る恐る浴槽の中へ。
初めての泥湯で勝手がわからず若干あたふたしつつ、少しずつ体を底深くへと。

もっと浅いものかと思ってましたが(湧出量がそんなにあるイメージでは無かったので)結構簡単に肩まで浸かれる深さ。
先述の通り、お湯は熱湯風呂を思わせるような熱さ。
体を大きく動かすと体の周りにできた泥の膜が破れるようで熱さが痛さに変わるので、とにかく慎重に慎重に。

泥をまとっている間の体感温度は42℃ほど。
体を動かすと過去に体感したことのないような耐え難い熱さを感じたので、お湯はというと45℃以上あったとしてもおかしくないのではないかと。

イマイチ言葉で説明しにくいんですが、泥湯を構成しているのは泥と、泥とは分離した水(湯)の2要素。
浴槽の表層には薄い湯の膜が張っていました。
泥はさらさらですが、間違っても浴槽内で「さらさら~」なんて体を動かすと痛い目を見ます。

時計があったので5分強ほど浸かり、繰り返し浴をすることはなく、大浴槽の湯で泥を流して入浴終了。

もっとのんびり、繰り返し入る時間があるときにまた来られたら良いなと思います。

帰り際に地元のおば様2人組に声を掛けられましたが、鉱泥温泉は「料金も高いし、特別なのよ」との事でした。
珍しいところだから入れて良かったわね、と地元の方からのお墨付きも頂きいい気分で温泉を後にしました。

次回別府に来たらまた立ち寄りたいですが、大分には行きたい温泉が多すぎて、どうなるやら。

総合評価

【泉質(分類不明)】
★★★★★ 5.0/5.0
唯一無二の泥温泉。
【湯質(掛け流し有無)】
★★★★★ 5.0/5.0
掛け流し。泥温泉という特殊性もあるものの、泥湯は45℃越えの様相。
【温泉設備】
★★★★☆ 4.0/5.0
シャワーは無いものの、泥を楽しみに行く場所なので問題無し。
熱湯の大浴槽と5人ほど入れる泥湯、浴場奥には泥浴後に身体を休められる小さなスペースも。
【施設の雰囲気】
★★★★☆ 4.0/5.0
観光客が多い雰囲気でしたが、地元の方も。
900円の入湯料を厭わない温泉好きが集まるので、雰囲気は良かったです。
【総合評価】
★★★★★ (絶対また行きたい)