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日本では知名度の低い城下町リュブリャナ(スロベニア)を4時間観光|地球一周旅記DAY46

クロアチアでの1泊の滞在を終え、再びドイツに向かって北上。
昼過ぎの列車でスロベニアの首都リュブリャナに赴き、6時間ほど滞在、観光。
その後は22:00頃夜行列車に乗車し、オーストリア・インスブルックに向かいました。
(2018/10/4)

8:30に起床。たっぷり9時間睡眠。

10:00がチェックアウト時間だったのでだらだらと準備を。
9:30頃には準備が終わったので近くのスーパーに行ってパンとみかんを購入。
宿に戻ってチェックインを終え、共用スペースで朝食。

出発までの時間は、ハンブルク、ベルリン、モスクワの宿探しと観光情報探しを。
そして12:00前に宿を出発。

移動 ザグレブ〜リュブリャナ

クロアチア・ザグレブからスロベニア・リュブリャナへ移動。

移動手段はもちろん鉄道。
駅前に止まっていたタクシー達。車両が統一されておらず、個人営業感が凄い。

早く着き過ぎたので、のんびり椅子に座って待機。
市街マップ。

地域鉄道。かなり綺麗な車両。

そして13:20少し前に乗車する列車は入線。落書きされ過ぎて、元々こういうラッピングなのかと見間違えてしまいそうなほど。

一日3,4本ぐらいしか無さそうな列車なので混んでいるかと思いましたが、全くそんなことは無くコンパートメントを占有。


定刻13:26に列車は出発。

特に車内では何をするでも無く、ただただボーッと、ブログも書かず、ひたすら外を眺めていただけ。

車窓、町外れ。


大量の車輪。

車窓、田舎。
どことなく日本っぽさを感じる景色。



途中で、これぞ金髪美女!って感じのお姉さんがコンパートメントに入ってきましたが、僕は眠りに落ちてしまい、特に会話する機会も無く。

定刻よりも2分ほど早く15:10頃、スロベニアの首都リュブリャナに到着。

何となく字面がカッコいい。

そしてスロベニアにもラッピング車両(笑)が。

駅。

リュブリャナ街歩き

この日お世話になる寝台列車は21:10の発車なので、持ち時間は5時間半ほど。
それほど大きな街でなく時間が余ることは予想がついていたので、焦ることなくスローペースに。

昼食 ケバブ店

駅から旧市街へは500mほど。

綺麗に整った街、という印象。

旧市街に入る手前でケバブ店を見つけ、昼食を我慢していたのでここでお腹を満たしておくことに。

混雑していたため入店してから15分ぐらいは僕の番がきませんでしたが、椅子に座っていられたので問題なし。

ケバブとコーラ(クロース缶)。

以前ミラノで食べたケバブに似ていて、パンがカリッとしていて美味。

値段は€3とドイツ国内と殆ど変わらず、スロベニアもクロアチア同じく物価は高めなんだなと実感。

というかスロベニアも他の中東欧諸国同じく独自通貨だと思っていたので、ユーロが使えてかなり驚きました。
あとは、ケバブ店がクレジット対応していたのも驚き。

旧市街地散策

リュブリャナの観光情報は「城がある」ぐらいしか持っていなかったため、軽い感じで旧市街地を散策。

相変わらず落書きが多い。

恐らく旧市街地の中心地、教会前の広場。

自分で「セルフィースポット」って言っちゃう。

川辺にカワウソのようなビーバーのような生物がいました。

広場を離れ、リュブリャナ城方面へ。

聖ニコラオス大聖堂

道を歩いていたらたまたま見つけた大聖堂。外見は撮影せず。

内装は、非常に華美。
物凄く大きかったりするわけではないですが、それはそれで雰囲気が良いです。


過去幾つも教会をヨーロッパで見てきましたが、5本指に入りそうな美しさでした。

リュブリャナ城

リュブリャナ観光の目玉、リュブリャナ城。

ケーブルカーに乗るか乗るまいか考えていたんですが、見上げるとこの高さ。

大抵この手のケーブルカーはセット券を買うとそれほど高くないので、体力温存を選択。

城入場チケット+オーディオガイド込みで、学生€8.4。

ケーブルカーにてお城へ直行!

出発し、ものの1,2分で到着。


リュブリャナ城内。

ガイドを聞きながらのんびり散策。いかんせん時間はあったので。

雨風に晒されっぱなしだったと言う独房。

龍が市にとって大事な存在なようで、龍に関する展示。

城が牢屋として使われていた際に、実際に使われていたという扉と鉄柵。


実際に使われていたっていう事は、受刑者が握りしめたりもしていたんだろうな…と想像が膨らみます。

偉い人(誰か忘れた)が贈ったという鐘。

そして、展望台になっている塔の最上部へ。

絶景!!



ここからは、天気が良ければスロベニアの国土の1/3が見渡せるとのこと。

城の裏にある公園でくつろぐ人々。

リュブリャナ城の歴史を映像で案内するコーナー。日本語もあって、とても分かり易かったです。

かつて城の入口として使われていたという門。

貯水槽。

井戸。

大砲。

お土産屋さんにいたドラゴン。

1時間半ほど滞在したら城の裏の公園へ。


市民の憩いの場、といった感じ。

そこから帰りは坂道を下りました。
自然を感じられる細い道。

城のある丘から、10分ほどで下山。

龍が象られた橋。

まだ列車には時間がありましたが、駅へ。


移動 リュブリャナ〜寝台列車

駅に着いたら、”Wi-Fi”と書かれたカフェに入りココアを飲みながら時間潰し。

頭が痛かったので頭痛薬を飲むも、タバコの臭いがキツく頭痛は悪化。笑

カフェのロゴには新幹線が。カフェがいつ頃出来たのかがよく分かります。

21:10の発射時刻を目指して準備をするも、列車は遅延。
カフェに戻るのも嫌だったので、ホームに行ってただひたすらぼーっと。

ホームへ向かう地下通路にあった自販機。生搾り€1.5は安い!

なぜかUFOキャッチャーもありました、誰がやるのやら。

ホーム。

列車への落書きは多いですが、会社のロゴ部分だけは綺麗に剥がされてるのが面白い。


入線は21:55、45分遅れ。

乗車。

予約してあったコンパートメントに入ろうとするとおば様が二人。
「この列車ガラガラだし、他のコンパートメントをあたってくれる?」
何言ってんだコイツらは、と思うも他を見て回り、大いに混雑しているのを確認しコンパートメントへ。
「めっちゃ混んでますけど…?」と伝えると、おもむろに荷物をまとめ出て行くおば様。
そもそも自分の座席でもなかったのに、随分と図々しい態度だったもんだなぁ、と驚き。

着席し、同じ部屋だった20代後半ぐらいのスイス人女性と会話。

旅行会社に勤めているらしく、沖縄について聞かれました。
日本でオススメの場所も聞かれ、「人混みよりも一人になれるようなところが好きなのよね」と言うので回答に困りつつ、それこそ沖縄や北海道は自然がたくさんだよ、と伝えました。

田舎の町だと中途半端に都会だったり公共交通が弱かったりするので、なかなか勧めるのが難しい。。

翌朝が早かったので乗車から30分ほどで眠りにつきましたが、途中で乗って来た夫婦(?)のおばさんの煩いこと。
他人が寝てる深夜のコンパートメントでゲラゲラ笑える神経が理解出来ない。

という感じで眠りは浅かったですが無事列車には乗車し、オーストリア・インスブルックへ向かったのでした。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

8:30 起床
10:00 チェックアウト
12:45 宿出発
12:50 ザグレブ駅到着
13:26 INT210乗車
15:11 リュブリャナ駅到着
15:30 荷物預け(€3)
15:50 昼食@旧市街のケバブ店(€4)
16:25 旧市街散策
16:40 教会
17:00 リュブリャナ城
18:40 下山
19:00 リュブリャナ駅
19:10 カフェ(ココア €1.5)
20:30 歯磨き
22:00 INT414 寝台列車
22:30 就寝

観光地としての岐阜のポテンシャルを感じた一日。(岐阜旅行Day3)

岐阜旅行も終盤戦3日目。本当は昼に高山ラーメンを食べて高山観光をするつもりでいたんですが、岐阜城に惹かれてしまったので午前中は岐阜城へ。お昼にせっかくだから飛騨牛を食べようという話になり3000円のランチを食べ、駆け足で高山へ。
夕飯に高山ラーメンを食べましたが、平日の18時近くという事で街は閑散と。。夜は下呂へと移動し温泉を堪能しました。
2017/8/13 岐阜(岐阜市・高山・下呂)

1. 岐阜城

起床し、まずは岐阜城へ。岐阜に入るまで全くノーマークだったんですが、街のどこからでも見上げることが出来る立派な山城で、「行かなかったら後悔しそうだよね」という話になり、ロープウェーで登城。
昨晩に長良川から見上げた岐阜城は、こんな感じ。
長良川から見上げた夜の岐阜城

ロープウェーは15分毎の運行で、往復1000円少々。
金華山ロープウェーの乗り場
ロープウェーからの眺め
ロープウェーで山の上に着いたあとも、山道を10分ほど登ります。
岐阜城への山道
岐阜城
そして、岐阜城!天守自体はそれほど大きくなく、山の上にちょこんと据えられているようなイメージ。
真下から見上げた岐阜城
内部には展示があって、最上階からは岐阜市街が一望できます!
岐阜城からの眺め
下にいるときからランドマークタワー(横浜)ぐらいは高さがあるんじゃないかと話をしていたんですが、ご名答。岐阜城のある金華山は標高329mとのことなので、ランドマークタワーの展望台よりも高くから街を見下ろせることになります。車で30分強の距離だけあり、名古屋市街の建物もうっすら確認することが出来ました。

昨晩泊まっていたホテルも長良川沿いに。
岐阜城から見下ろした長良川ホテル
この城に登ってみると、名古屋あたりから岐阜市までが平地で、丁度岐阜城から北が山岳地帯になっていることがよく分かって面白かったです。
岐阜城からの眺め
退城し、ロープウェー乗り場近くの展望スペースへ。こちらからの眺めも素晴らしかったです。
あと、小牧基地から飛び立った戦闘機や輸送機がかなり近くを通るので、飛行機好きとしてはそれも楽しかったです!

 

2. 金華山りす村

本当は高山の近くにあるリス園に行こうかという話をしていたんですが、時間もロスするし、こっちでりすは済ませてしまおう!という事で入園。
金華山リス園の内部
夏休みの観光シーズンが終わったため園内の改装工事をしていましたが、人も少なかったので奥の方のスペースでリスたちと戯れました。
初めは「リス、いる?」といった感じでしたが、係員のお姉さんに粉末状の餌を入口で受け取った手袋の上に乗せてもらうと、リスの視線がこちらに。
近づくと、頂戴ちょうだいとでも言わんばかりに立ち上がったりして、とても可愛かったです。
リスの餌やり
リスの餌やり
リスの餌やり
リスの餌やり
リスの餌やり
リスの餌やり
リスの餌やり
これで入園料200円は、格安。ロープウェーまでの時間つぶしにも使えるので、とてもオススメです。

 

3. 昼食 馬喰一代(飛騨牛)

銀座にもお店を構える飛騨牛のお店、馬喰一代。
飛騨牛を一頭買いしていることが売りのようでしたが、それ以外の食材にもこだわりが見られてとてもいいお店でした。
馬喰一代の入口
飛騨牛一頭家
注文したのはランチの定番メニューの馬喰ランチ(3000円)。コースになっていて前菜から順番に食事が出てくるんですが、最後の飛騨牛は焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶから選んで用意してもらえます。友人ふたりとも焼肉とのことだったので、ぼくも同じものをチョイス。
初めは前菜とスティック野菜。野菜もめちゃうまです。
馬喰一代のランチコース
次に飛騨牛の握り。
飛騨牛の握り
サーモンのホイル焼きと豚のしゃぶしゃぶ肉。
ランチセット
そして最後にご飯と飛騨牛!!
飛騨牛焼肉
ご飯と焼き肉

ご飯は3杯食べました。
量が多かったのもありますが、1時間近くだらだらしていたかと思います。美味しかったのももちろんですが、なんとも幸せな時間でした。
銀座のお店にもぜひ行ってみたいです。

 

4. 高山・キュルノンチュエ

思ったよりも岐阜市内で時間を使ってしまったので、駆け足で高山へ。
以前高山に来た際に立ち寄った肉製品のお店にまた立ち寄りたかったので、高山の中心地に入る前に少し立ち寄り。
これほど辺鄙なところがあるだろうか?っていうぐらい辺鄙な場所にお店はあるんですが、2年前と何ら変わらず営業していました。
お店に入ると少し試食をさせてもらえるので、それであーだこーだ友人と言いつつ、その後はお買い物。
その夜のつまみに豚の燻製を買い、家へのお土産には、お店の一番人気のカビの付いたソーセージを購入。
本当はもっと買いたかったですがお値が張るのでこれで我慢です。。

 

5. 夕食 豆天狗(高山ラーメン)

友人が調べておいてくれた高山ラーメンのお店、豆天狗。観光名所の古い町並みからも徒歩10分弱とアクセスもいいです。
豆天狗の外観
お店はそれほど混んでおらず、ボックス席に座り、シンプルにラーメンを注文。味玉入り。
豆天狗の店内
高山ラーメン
美味しかったです。パンチのあるラーメンばかり食べているので中華そばっていうだけでも新鮮なわけですが、なんですかね、ともかくも、美味しかったです。笑
店を出たのは17:00過ぎとかだったんですが、麺が無くなったのか、閉店の看板が出ていました。
福井ナンバーのイカした車に乗った4人組の若者がいましたが、彼らはラーメン食べられず。少し可愛そうでした。
本当は車を動かすべきだったんですが、お店が閉まってるなら店舗駐車場も誰も使わないだろう!ということで車を残したまま、高山の古い町並みへ。

 

6. 高山散策

豆天狗から10分ほど歩くと、高山の古い町並みに。
以前行ったことがあったのと、全く人がおらずお店も全然開いていなかったのでほとんど写真は撮りませんでした。辛うじて開いていた酒蔵でおみやげを買い、みたらし団子屋さんでみたらし団子を。
道端のみたらし団子店
みたらし団子店のおばさん
高山散策は、30分歩いたか歩いてないかぐらいで終了しました。また土日の昼間とか、人の多いタイミングで来られたらいいなと思います!

 

7. 宿 下呂観光ホテル

高山から下道を走ること1時間と少し。この日のお宿は下呂。
まずは観光が充実している場所に出て、ローソンでお酒と翌朝食の買い込み。その後は車でお宿へ。
宿についたのは20:00頃。前日はホテルに戻ったのは22:00頃だったので、随分早くついたなという印象。も、スタッフさんから遅い時間までお疲れ様です~温泉でのんびりしていってくださいね~と。着いてみて知ったんですが、じゃらんでとても売れているお宿なようで、それだけあってスタッフさんの対応やら設備の充実度やらとても良かったです。
温泉は内湯と露天。露天は設定温度が熱めなようで長くは浸かっていられませんが、泉質は内外ともにとても良いです。
美人の湯と言われる下呂温泉ですが、前に下呂に行った時に地元の方に聞いたのは、川を挟んで駅側の方が泉質が良いという話。下呂ではこれまで5箇所ほど温泉に入りましたが、確かに駅側の施設のお湯のほうが肌のつるつる感が違います。
素泊まり5800円と少しお高めの宿でしたが、値段に見合ったとてもいいお湯いい雰囲気でとても満足できました!

 

8. おわりに

どの日も忙しないこの岐阜旅行ですが、この日は緩急が強かった一日。午前中~昼過ぎは岐阜市でのんびりし、夕方は全速力で高山を回って夜は再び下呂でのんびり。
下呂に行くのは大学に入ってもう3度めなんですが、やっぱり良いです。温泉街としての街並はもっと良い場所がたくさんありますが、泉質という点ではピカイチ。街がゴミゴミしていないのもあって、のんびりくつろぎ易いのもとても良いなと行く度に思います。
飛騨牛も初めて食べたんですがとても美味しかったですし、りすと戯れられたのもとても楽しかったです。総じて、とてもいい一日でした。
翌日は、名古屋を通って中央道で東京へと帰ります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

世界遺産ポルトガル・シントラを巡るユーラシア大陸最西端の旅!リスボンから日帰りで行ける非日常空間(南欧周遊記Day16/18)

この日は朝早くに寝台特急でリスボンへと到着。
ホテルに荷物を置き、当日翌日の天気を見て、ユーラシア大陸最西端のシントラへと向かうことにしました。
シントラで世界遺産群を見て回り、昼はポルトガル料理、夜はケバブを食べて一日終了です。
景色がとても良く、この周遊旅行の中で一番の感動でした。
では、ごゆっくりどうぞ。
2017/3/22 リスボン・シントラ(ポルトガル)

《移動》Madrid Chamartin/マドリード・チャマルティン駅→Lisboa Santa Apolónia駅(寝台特急)

リスボンへの移動は、人生初の寝台列車!
朝7:30にリスボン・サンタアポロナ駅に到着しました。
サンタアポロナ駅の外観
詳しい乗車録は別記事に書いてます。

《宿》Largo da Se Guest House

リスボンでは2連泊。
立地が良さそうで値段が安いところをという事で、このシェアハウスをBooking.comで予約。
2泊一部屋76.04€(1€=¥120→¥9124[以下同一レート])で朝食付き。一人一泊19.01€(¥2281)という格安。
その上リスボンの主要3駅がどこも徒歩15分圏内。
シャワーとトイレは共用ですが、清潔感があって綺麗だったので、この値段の安さを考えれば全然ありでした。
朝食も値段の割にしっかりしていて、トータルで見て、この宿にしてよかったです。
宿に到着したのは朝の8:00頃だったんですが朝食も食べさせてくれたりしたのも好印象でした。

《移動》Rossio/ロシオ駅→Sintra/シントラ駅

宿に着いて荷物を置いた後は、当日翌日の天気の様子を鑑みて、一路ユーラシア大陸最西端の町シントラへ。
Sintra方面への電車が発着するLisbon Rossioへは、宿から徒歩10分。
シントラ駅行きの列車の電光掲示板
ユーレイルパスを使って乗車。9:01発の列車に乗り、9:41にSintra駅へ無事到着しました。
リスボンの地域鉄道

Quinta de Regaleira/レガレイラ宮殿

シントラ駅に到着後は、バスセンターでシントラ周遊の1Dayバス乗り放題券を12.5€(¥1500)で購入。
まずは345のバスに乗り、レガレイラ宮殿へ。
シントラ駅のバスのりば
シントラ世界遺産の一角な訳ですが、訪問者は少なめ。バスを降りたのも僕らのみ。
入場料は6€(¥720)。
特に詳しくは調べずに行ったんですが、想像以上に広いこの王宮庭園。
レガレイラ宮殿を外から
しかも、着くと同時に豪雨が。
豪雨に負けず散策。
レがレイラ宮殿庭園の内部
水辺
何ものかはさっぱりわかってないですが、庭園のあちこちにある石造りの建物。
宮殿庭園内の建物
石造りの螺旋階段もあったりして、これを下ると地下道に。
宮殿庭園内の階段
レがレイラ宮殿庭園の地下道
歩くところ歩くところ、ダンジョン感があって楽しかったです。世界遺産であって、そういう部分を楽しむためのものでは無いですが。笑
宮殿にいた猫
なかなか広くて楽しいので、これで6€(¥720)は安かったなというのが印象です。
人も他の遺産に比べて少なめなので、のんびりしたい方には特にオススメです。

昼食 Restaurante Alcobaça

この先2ヶ所回るに当たって、飯を食わねばエネルギーが無くなるだろうという事で。
スペインでは散々マクドナルドを食べましたが、ポルトガル料理は前々から楽しみにしていたので、シントラ村にあるレストランに。
お店の前に立っていたお兄さんが頑張って日本語を使ってくれたのと、値段がそこまでしなかった事。あとは、「他のところは、地の料理っていうより、観光客向けの料理って感じよ」って感じのことを言ってたのを決め手に。
シントラのレストランの外観
店内の様子。
シントラのレストランの内装
9€(¥1180)ほどと比較的安かったので、鱈と海鮮のスープをパン容器で食べるものを。
これもポルトガルの伝統料理ということだったので注文。
パンを使ったポルトガル料理のスープ
鱈はほとんど感じず海鮮がたくさん入ってました。
ポルトガル料理
パンも含めるとなかなか量はあったのでお腹いっぱいに。
Tripadviserのシールも貼ってありましたし、比較的安心して入れるお店だと思います!(Googleマップでの評価が異様に低いですが)

Castelo dos Mouros/ムーア城壁

ご飯を食べたあとは、Sintra Villeのバス停から434の周遊バスに乗りまずはムーア城壁へ。
一度小さいバス停でバスを待っていたら、人が一杯だから〜といった素振りで乗車拒否されたので歩いての登頂も考えましたが、無理です。
Ville等の大きめなバス停に戻ると乗れます。
Sintra Villeのバス停から、険しい山道を揺られること15分ほど。ムーア城壁入り口前に到着です。
入場料は、後に見るペーナ宮殿と共通になっているものが17.1€(¥2052)。
この二つの観光地は半ばセットみたいなところもあるので、共通を購入で間違い無いと思います。
入場口から歩くこと10分ほどすると、チケットの検札があります。
そして城壁!
ムーア城壁の様子
レガレイラ宮殿同じく、規模がすごいです。
長く伸びる城壁
上り
思ったより階段が急なので、かなり息があがりました。
そして景色もよいです!
ムーア城壁からの景色
ムーア城壁から観たお城
所要時間は、1時間掛からないほどだったかと思います。

Palácio da Pena/ペーナ宮殿

シントラのシンボル的存在のペーナ宮殿。
とにかくカラフルでハイカラな雰囲気の漂う建物が目を引きます。
ペーナ宮殿のお城
入り口で検札をしてからは、バスでも宮殿まで登れますが、徒歩だと10分強。
宮殿内のバス
徒歩用のルートがあったのにバスのルートを歩いてしまったので、少し遠回りしました。
宮殿を見上げる。
逆光のペーナ宮殿
宮殿の周りはぐるっと一周できます。
裏側からは、海のある西側の平原を眺められます。
ペーナ宮殿からの眺め
なかなか風が強いのに柵が低く、迫力があります。
前もって調べていると内部にも入れるような事が書いてありましたが、それほど時間もなかったので外観だけ見て退散。
見晴らしの良さげなレストランもあったりしました。
ディズニーを彷彿とさせるようなお城
ペーナ宮殿から見下ろしたムーア城壁。
ペーナ宮殿から観たムーア城壁

Cabo da Roca/ロカ岬(ユーラシア大陸最西端)

ペーナ宮殿からはバスで一気にSintra駅まで下り、403のバスに乗り換え。
出発10分ほど前に着くと人が並んでましたが、結局はちらほら空席がある状態で出発。
ロカ岬行きのバスの列
片道チケットは4€(¥480)ほどなようなので、往復するなら前述した一日券を買ってしまった方が楽だし安上がりだと思われます。
当然のごとく渋滞はなく、田舎道を走ること40分ほど。ロカ岬に到着!
観光バスが多く、ローカルバスの閑散具合からするとびっくりするぐらい人が多かったです。
とは言えユーラシア大陸は最西端。
ロカ岬、ユーラシア大陸最西端の様子
この旅の最終目的地にして個人的には最大の目的地だったのでテンションは高まり。
記念碑があって、道もある程度は舗装されてます。
ロカ岬の記念碑
ロカ岬の舗装路
西日が差し込んでいて、風が強く波が高かったこともあり、これまでに見てきたどの海よりも綺麗で力強かったです。
最西端の海
ロカ岬の灯台
ユーラシア大陸最西端という割には都心部からのアクセスが容易なので、リスボンに行く際は、ここに行かないのは本当に勿体無いと思います。ぜひ。
有料ではありますが、最西端踏破の証明証がもらえます。
ロカ岬到達の証明証
値段は11€で選択肢は2つ。
ロカ岬証明証A
ロカ岬証明証B
裏には日本語も書いてあります。
ユーラシア大陸最西端制覇証明証の裏の日本語での説明
内側には、その場で名前や日付を書いてくれます。
証明証の内部

《移動》→Lisboa Rossio/ロシオ駅

ロカ岬からシントラ駅へと出るバスは30分おきが基本で、終バスは20:00~21:00ぐらいの時間でした(2017年3月時点)。
40分ほどでシントラ駅に到着。
19:00頃の列車でLisboa Rossio駅へと戻りました。
ロカ岬行きバスの時刻表(2017/3現在)

夕食 Snack&Chips Belgium

昼にしっかりしたものを食べたので、夜は軽くデュナーケバブを。
ベルギーチップスを謳うお店にデュナーもあったので、チップスとドリンクのセットを。5€(¥600)。
ケバブのセット
取り立てて変わった点は無かったですが、美味しかったです。
食事代を浮かせたい学生旅にはぴったりの、相変わらずのケバブでした。
デュナーケバブ・デュルム
これでイタリアフランススペインポルトガルのケバブを制覇。笑

帰宿・就寝

朝一から活動してなかなかに疲れていたので、宿に戻って即就寝でした。

おわりに

長い1日でしたが、とても充実してました。
リスボンもシントラも天気は悪めの予報で、宿のおじさんも「リスボンとシントラじゃ天気は全然違うからなぁ〜」と言っていただったので、基本晴れに恵まれて本当に良かったです。
何よりも、ロカ岬が晴れてくれて万々歳でした。
翌日はリスボン観光です。
最後までご覧いただきありがとうございました。

イタリア屈指の華やかな街並みを散策。 エスプレッソに浸った一日。(南欧周遊旅行記Day8/18)

前日の夕方ミラノ入りし、この日は丸一日ミラノを観光。
ドゥオーモ(大聖堂)、ガレリア、博物館を中心にミラノの街を巡りました。
2017/3/14 ミラノ(イタリア)

Duomo di Milano/ミラノ大聖堂

初めはドゥオーモへ!
宿を9:30頃出て、宿から1分の停留所から14番のトラムに乗車。
40分程でDuomo/ドゥオーモ停留場に到着。
停留所から見たドゥオーモ大聖堂
徒歩30秒でドゥオーモ広場に!!
でかい!白い!綺麗!
広場には観光客が沢山いて、活気のある雰囲気に満ち溢れてました。
ドゥオーモを正面から
ネットでの事前購入はしていなかったので、大聖堂すぐ脇のチケットデスクに並ぶこと20分ほど。
ドゥオーモのチケット売り場
Duomo PassBとやらを12€(1€=¥120→¥1440[以下同一レート])で購入。
ドゥオーモの内部、上のテラス、博物館に入れるチケットです。
パスAだとテラスまでエレベーターで登れますが、少し料金が高いです。

チケット購入後は手荷物検査を受け、内部へ。
外観は真っ白ですが、内装はそんな事もなく。
規模は凄いです、壮観。
ドゥオーモの内装
ステンドグラスが綺麗でした。
ドゥオーモのステンドグラス
その後はいったん外に出て、テラスへと登る階段に。。
また改めて手荷物検査を受け、階段で3分ほど。
テラスってのはどんなものかと思ってましたが、屋根上に登ってるような感覚。それに、なかなか広いです。
ドゥオーモの屋根上テラス
広場を見渡したりは出来ませんが、なかなか大聖堂の屋根上に乗れる機会も無いので、せっかくドゥオーモを訪れたならば登ってみるのをオススメします。
ドゥオーモのテラス
テラスを奥から

Galleria Vittorio Emanuele Ⅱ/エマニュエル二世ガレリア

ドゥオーモから徒歩1分。これまた改めてミラノの観光名所、ガレリア。
ガレリアを外から
一体なにものなのかはよく分かりませんが、とりあえずUSJっぽい笑
高級ブランドが軒を連ねていたり、観光スポット感満載の一角です。
ミラノのガレリア

昼食 Luini

ネットで探したら出て来たので行ってみたかったお店、を探していたらたまたま遭遇したお店。
Luiniの外観
こちらも人気店のようで、お店の中には観光客がたくさん。
店内の様子
ピザロールのようなものを皆まで揃って食べているので、モッツァレラ&トマトを注文。2.5€(¥300)。
生地もちもち中身ジューシーで美味しかったです!これが、2.5€は安い!!
ピザ!
ドゥオーモすぐ側なので、気軽に立ち寄ってみる価値ありだと思います!オススメ!

Castello Sforzesco/スフォルツェスコ城

次の目的地の教会に向かって歩いていたらたまたま発見したお城。
スフォルツェスコ城の前の広場
ドゥオーモからは徒歩5分強。
お堀があってお城なのは分かったんですが、中に守るもの(本丸?)が見当たら無いのが謎でした。
銃口を出すためと思しき穴が大量に。
銃撃用と思われる穴
お城を抜けると、公園に。

Parco Sempione/センピオーネ公園

お城の奥にある公園。
市街中心の活気と喧騒とは裏腹な、伸び伸びとした、明るい雰囲気の公園でした。
公園の様子
それほど歩き回りはしませんでしたが、芝生で昼寝をしている人なんかもちらほら居たり。
ほのぼのしていてとても良い雰囲気でした。
センピオーネ公園の桜

Chiesa di San Maurizio al Monastero Maggiore/サンマウリツィオ教会

ネットで「ミラノで行くべき観光地10選!」みたいなのに入っていた教会。
海外サイトで、ドゥオーモを抜いて観光スポットランキング1位になった事もある!とのタレコミだったので、それほど距離もないのでものは試しに行ってみることに。
公園から徒歩10分ほど。
外観は地味。
ミラノ、サンマウリツィオ教会の外観
内装はというと、宗教画がビッシリ。
サンマウリツィオ教会の内装
サンマウリツィオ教会の内装
なかなか観たことのない様式の教会でなかなか面白かったです。
サンマウリツィオ教会の奥の部屋
ドゥオーモの感動を超えるとは考えにくいですが、それでも行ってみる価値はあると思います。
ノアの箱舟の絵があったりするので、神話とかに詳しければ更に楽しめるかと思います。

Muzeo Nazionale della Scienza e della Thcnologia Leonardo da Vinci/レオナルドダヴィンチ国立博物館

中心部で、乗り物等の展示もある博物館があるのを発見したので、博物館は好きなので行ってみることに。
ドゥオーモからは徒歩15分弱の場所。
レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館、入口
入場料は一般10€(¥1200)。24歳以下は7.5€(¥900)でした!
日本語のマップやハイライト紹介もあり。
所要時間は、サクッとめに回って1時間半ほど。
大昔の車。
オールドカーの展示
楽器の工房のジオラマ。
楽器工房のジオラマ
レオナルドダヴィンチの発明の模型展示。
ダヴィンチの発明の展示
機関車の展示。
イタリアの機関車の展示
乗り物塔には、実際に航海していた帆船や、戦闘機のレプリカなどなど盛りだくさん。
大砲台
ギャレット船の砲台部屋の再現
戦闘機のレプリカの展示
子どもや男子はなかなか楽しめると思います!笑

夕食 BACCO&TABACCO

博物館に向かう途中に見つけた簡単なレストラン。
レストランの入口
ミラノではミラノ風ドリアを食べたいね〜と話してたんですが、お店の前の看板に6.5€(¥780)と出ていたので即決。観光地での相場は10€前後なんじゃないかと思うので、比較的お安め。
下調べ通りではあったんですが、ビジュアルは、真っ黄色の雑炊と言ったところ。
ミラノ風ドリア
味はと言うと、チーズが効いてトロッとしていて、美味しかったです!
サイゼリアにあるミラノ風ドリアの、上に乗ってるものを取り除いてお米だけを取り出したようなイメージ。笑
粉チーズが一緒に出されたので、たっぷり掛けて食べました。
ネット記事で見たレポートだと「サイゼのミラノ風ドリアとは似ても似つかない」と言うような紹介だったので、思ったよりも味が似ていてビックリしました。
ミラノに行った際には是非お試しを。

帰宿・エスプレッソバー巡り・就寝

帰り道では、エスプレッソバーに一軒立ち寄り、スーパーで買い物をし、19番のトラムでCairoli停留所から30分ほど。
宿から徒歩1分の停留所に着きます。
ミラノにはとにかくたくさんエスプレッソバーがあるようで、市民生活に溶け込んでしまっているので、ネットで検索をかけてもオススメのお店等の情報は見つけられませんでした。
と言うことで、せっかくなので中心地と宿の近くで立ち寄ったエスプレッソバーを紹介。あくまでも自分が立ち寄った場所の紹介なので、良いエスプレッソバーを紹介する等のものではありませんご了承ください。。

店名不明

ミラノ風ドリアを食べて、停留所へ向かっている途中にあったエスプレッソバー。
本当にバーカウンターしかないこじんまりしたお店。
ミラノのエスプレッソバーの様子
友人を待たせていたので持ち帰りのカップにしましたが、3軒のうちでここのエスプレッソが一番美味しかったです。
クレマがトロッとしていて、豆の持っている甘みがすごく強く出てました。
とは言えボディとのどっしり感や酸味もしっかりあり、1杯で3度美味しいエスプレッソでした。
こんなのは初めてだったので、とても感動しました。
一杯1€です。

Rico’s BaR

宿から5分ほど西に歩いたところにあったお店。
ミラノの外れのエスプレッソバーの外観
店内にも座席はありましたが、バーカウンターで”Bongiorno. Un cafe, per favore.(ボンジョールノ。ウン エスプレッソ ペルファボーレ/こんにちは、エスプレッソ一つください)”と注文。
「おっ、このアジア人イタリア語出来るんか」みたいな表情をされ、すぐに提供。1€。
エスプレッソ
少し酸味が強かったですが、しっかりした味のエスプレッソでした。
小さなクッキーが付いていたのも良かったです!
エスプレッソを淹れる店員さん

Tarola Fredda

宿の目の前にあったバー。
バーの外観
どちらかと言うと軽食店に近い雰囲気で、中華系の方がバーに立ってました。
店内にはおじ様方が多い印象。
肝心のエスプレッソはと言うと、そこまでのどっしり感はなく酸味も強め。
本場のエスプレッソ
前2つのエスプレッソが美味しかったこともあり、今ひとつだったなと言うのが個人的な感想です。
何だったらスタバのエスプレッソの方が質が高いのでは…?と言う印象でした。1€に対して2€出しましたが、君は1€ぴったり払ったよ?と言われ、1€ぼられました。
スリ未遂に始まりぼったくりに終わるミラノ。なんだか残念です。

おわりに

ミラノをざっと観光。
本当は最後の晩餐を見たりもしたかったんですが、予約が取れずで叶いませんでした。
ほとんどの観光スポットは徒歩圏内なので、観光は基本徒歩のみで事足りるかと思います。
エスプレッソバーもそこら中にあるので、せっかくの本場、是非入ってみることをオススメします!
滞在日数は、丸1日あれば主要な観光地を巡るには十分だと思います。
では、最後までご覧いただきありがとうございました。翌日は朝からフランスはニースへ移動、少し街中を散策します。