「[フランス]初夏のパリ、先生と巡る5泊6日観光旅行(2017年6月)」カテゴリーアーカイブ

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パリ滞在最終日。フランス絵画鑑賞と、サンドイッチと。(旅行記Day6/6)

パリ最終日!ルーヴルの影に隠れた名美術館、オルセー美術館を初めに訪れフランス絵画を中心に鑑賞。その後はカルチェラタン地区でサンドイッチを立ち食いし、最後は宿近くのペットショップを訪れ6日間が終了です。
ではでは。
2017/6/20 パリ(フランス)

Musée d’Orsay/オルセー美術館

パリにある美術館としては2番手に甘んじるオルセー美術館。あまりにもルーヴル美術館が有名なので、正直その影に隠れているような部分があるかと思います。
ですが、せっかくフランスにいるならフランス絵画が見たい!!ということであれば、こちらのオルセー美術館。
オルセー美術館の外観
ミレー、ルノワール、ゴーギャン、モネといったフランスの巨匠による、写実主義や印象派の絵画がたくさん展示されています。常設展示で4000ほどの作品が展示されているとのこと。
オルセー美術館の館内の様子
5€(¥600)のオーディオガイドを聴きながらのんびり回って、所要時間は3時間ほどでした。気に入った作品を少し紹介します。

『L’Angelus/晩鐘』(1859) Jean-François Millet/ジャン=フランソワ・ミレー
『L'Angelus/晩鐘』(1859) Jean-François Millet/ジャン=フランソワ・ミレー

『L’Atelier du peintre』(1855) Gustave Courbet/グスタフ・クールベ
『L'Atelier du peintre』(1855) Gustave Courbet/グスタフ・クールベ

『L’Hallali du cerf』(1867) Gustave Courbet/グスタフ・クールベ
『L'Hallali du cerf』(1867) Gustave Courbet/グスタフ・クールベ

『La Gare Saint-Lazare/サン・ラザール駅』(1877) Claude Monet /クロード・モネ
『La Gare Saint-Lazare/サン・ラザール駅』(1877) Claude Monet /クロード・モネ

『Essai de figure en plein-air : Femme à l’ombrelle tournée vers la gauche/戸外の人物習作』(1886) Claude Monet /クロード・モネ
『Essai de figure en plein-air : Femme à l'ombrelle tournée vers la gauche/戸外の人物習作』(1886) Claude Monet /クロード・モネ

『Bal du moulin de la Galette』(1876) Pierre-Auguste Renoir /ピエール=オーギュスト・ルノワール
『Bal du moulin de la Galette』(1876) Pierre-Auguste Renoir /ピエール=オーギュスト・ルノワール

『Nuit étoilée sur le Rhône/ローヌ川の星月夜』(1888) Vincent van Gogh /フィンセント・ファン・ゴッホ
『Nuit étoilée sur le Rhône/ローヌ川の星月夜』(1888) Vincent van Gogh /フィンセント・ファン・ゴッホ

自分が風景画や肖像画が好きなこともあるんですが、それほど疲れもなく回りきることが出来ました。とても楽しかったです。
別に訪問記書いたので宜しければご覧ください!
パリに行くならルーヴルよりもオルセー美術館!!オルセー美術館訪問記

Musée d’Orsay/オルセー美術館
住所:1 Rue de la Légion d’Honneur, 75007 Paris, France
公式サイト:http://www.musee-orsay.fr/
電話番号:+33 1 40 49 48 14

 

 

昼食 J.S.F.P Traiteur(サンドイッチ)

美術館を出たのが13:00頃だったので、どこかで昼ごはんを食べなければ~と、散策。
先日ラーメンを食べたカルチェ・ラタン地区まで出ればなにか食べ物にありつけるだろうということで、徒歩10分ほど。
レストランのメニューを見て回ったんですが、さすがはパリ。どこも10€(¥1200)を越える値段設定。どうしたものかと迷っていると見つけたお店。
お店というより、出店ですかね。
パリのパン屋さん
パン屋さんの前でサンドイッチが販売されてました。
サンドイッチの出店
サンドイッチは一律4.5€(¥600)、オランジーナは2€(¥240)でした。
周りのレストランでパリジェンヌが美味しそうなご飯を食べている中、お店の横にあったテーブルで立ち食い。
サンドイッチ
パリ最後の食事がフランスらしく、それに安くあがったのでとても良かったです!

J.S.F.P Traiteur
住所:8 Rue de Buci, 75006 Paris, France

 

 

Tropical Farm /La Ferme Tropicale(爬虫類専門ペットショップ)

こちらもテレビ(アナザースカイ)で紹介されていたお店。
パリ・トロピカルファーム
特に観光地では無いですが、聖地巡礼に。このお店は、パリ唯一の爬虫類専門のペットショップとのこと。日本でもそんなペットショップ行ったことないです。笑
店内ではいかついお兄さんが買い物していたり、意外と面白かったです。
店内の様子
店内は清潔で、とても居心地が良かったです。
店内の様子
トカゲ

La Ferme Tropicale
住所:54 Rue Jenner, 75013 Paris, France
公式サイト:http://www.lafermetropicale.com/
電話番号:+33 1 45 84 24 36

 

 

《移動》宿(Palave d’Italie)→パリ・シャルルドゴール空港

ペットショップは泊まっていた宿から徒歩5分ほどの場所だったので、預けていた荷物をピックアップ。
Oops Hostelの入口
宿の最寄りの”Palace d`Italie”駅からメトロ6番で”Denfert-Rochereau”駅まで10分弱。
そこからはRER(地域高速鉄道)のB線で、シャルルドゴール空港まで1時間弱。
ド・ゴールからはバスか鉄道かでのパリ市街へのアクセスですが、値段も安いですし鉄道の利用がオススメです。(時間が悪いととても混みますが)
シャルルドゴール空港行きの鉄道

 

《移動》パリ・シャルルドゴール空港→ハノーファー空港(ドイツ)

詳しくは搭乗記に。
【搭乗記】エール・フランスAF1838便 パリ・シャルルドゴール空港→ハノーファー空港 AVRO RJ85
往路便と一緒にエールフランスの公式サイトで予約したんですが、この復路便の運行はCITY JET。
リージョナルジェットサイズですがエンジン4発の、初めて乗る機体でした。
CITY JETの機体
18:00過ぎに出発し2時間、19:55にドイツ・ハノーファー空港に到着です。
ハノーファー空港に到着
無事にパリからドイツへと帰還しました。
AVRO RJ85からの降機

 

帰宅

ハノーファー空港から、まずはハノーファー中央駅へSバーンで15分ほど。基本は30分に一本運行があります。
ハノーファー中央駅では、行きつけの(?)中華料理店に。
22:50頃ゲッティンゲンに帰着しました。

 

おわりに

遂に、パリでの6日間が終了しました。
テロにも遭遇したりしましたが、どうにか無事に帰ってくることが出来て良かったです。
この日はオルセー美術館がとにかく充実していました。絵画は好きなもののそれほど知識はないんですが、思いがけずたくさんフランス絵画が見られて良かったです。爬虫類ペットショップにも行ったりして、意外と楽しめました。
後々この旅行のまとめ記事も作りますので、よろしければご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。

【搭乗記】エール・フランスAF1838便 パリ・シャルルドゴール空港→ハノーファー空港 AVRO RJ85

5泊6日のパリ旅行からドイツへと帰路につきます。
今回もAIR FRANCE/エールフランスの便でしたが、運行はエールフランスの傘下にある、アイルランド籍のCITY JET。便名はAF1838でした。
2時間の旅路、機材は初めてのAVRO RJ85です。
2017/6/20

搭乗ルート

今回の搭乗はパリ(フランス)からハノーファー(ドイツ)へ、18:10発19:55着の1時間45分のフライトです。
往復でエールフランス公式サイトで購入し、2万円と少しだったかと思います。
CDGHAJのルート

 

機材 AVRO RJ85(EI-RJO)

初めて搭乗する機材。恐らく、日本では飛んでないんじゃないでしょうか。
CITY JETの機体
サイズ的にはいわゆるRJ(リージョナルジェット)ですが、エンジンは4発。
AVRO RJ85のエンジン
座席数は、3×3が18列ほどで108席前後だったかと思います。
AVRO RJ85の機内

 

パリ・シャルルドゴール空港(CDG)

パリ・シャルルドゴール空港からの出発は初めて。
バスよりも鉄道の方が安そうだったので、空港→市街の移動でも利用したRER(地域高速鉄道)のB線を今回も利用。
15:00に宿に預けていた荷物を回収し、メトロ5番でPlace d’Italie駅からGare de Cité universitaire駅へ移動。B線に乗り換え。
空港行きの列車は、10分に一本ぐらいの頻度で来るようでした。
シャルルドゴール空港行きの鉄道
車内はかなりの満員でしたが、どうにか座席につけたので40分ほど爆睡。
なかなか立ちっぱなしはきつそうなので、これはバスの方が楽なのかなと感じました。
治安を心配する声もありますが、睡眠も取れましたし、回りに旅行者が多ければ特に問題はないのかなと思います。

16:15にシャルルドゴール空港第2ターミナル駅に到着。空港に着いてからは、一旦第2ターミナルFに。
今回利用するのはターミナル2Gだったので、無料の循環バスで移動。
シャルル・ド・ゴール空港内の循環バス
そして案の定、なんだか簡素なターミナルに到着。
シャルル・ド・ゴール空港第2ターミナルGの建物
保安区域外は何もなさそうだったので、そそくさと手荷物検査を済ませ保安区域内へ。
保安区域街の様子は、こんな感じ。随分と簡素です。
シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2Gの保安区域外
区域内には案外お店はたくさんあります。
第2ターミナルGの保安区域
コーヒーを飲んだりするお金はないので、お水だけ買って、席に座ってケータイを充電しながら1時間半ほど時間つぶし。
搭乗開始のアナウンスは無いので、ある程度時間が近付いたら案内画面の確認が必須です。
そして、32番ゲートから搭乗。
第2ターミナルFの通路
32番ゲート

 

搭乗記

機体へは徒歩で搭乗。
AVROへ徒歩で搭乗
座席は8Fだったんですが、僕の座席の上の収納スペースは主翼の関係で狭かったので、適当なところにリュックを収納。
搭乗完了10分後、定刻から約15分遅れること18:23に機体はスタート。
機内から見たAVRO RJ85のエンジン
5分ほどタクシーし、18:30に08L滑走路からテイクオフ。
意外にも滑走はかなり長く、上昇率も低め。
ギアはすぐに収納しましたが、フラップは5分強上昇してからの収納。1段階しか無いようで、収納の際にはかなり重苦しい音を立てていました。笑
そして、30分過ぎた19:00頃にようやく上昇が完了。
エールフランスの便名が付いているとはいえ運行はCITY JETなので、かなり燃費を意識しているのかなと感じました。(機体自体の特性かもしれませんが)
往路同様、食べ物はこだわりのものが。美味しかったです。
エールフランスの機内食
出発は15分遅れましたが、到着は定刻の19:55。
ランディングは、東側27Lから。到着は14番スポット。
ハノーファー空港に到着
AVRO RJ85からの降機

 

ハノーファー空港(HAJ)

3度めの利用のハノーファー空港。
到着後はSバーンでハノーファー中央駅へと出るわけですが、次の電車まで20分以上あったので、一旦出発ロビーに戻ってWi-Fiを。
学生証でハノーファーのSバーンはタダ乗り出来るので、切符は買わずに乗車。
恐らくこの留学中最後の利用となるハノーファー空港に別れを告げたのでした。。

 

おわりに

パリ・シャルルドゴール空港→ハノーファー空港便搭乗記でした!
最近は、日本ではあまり乗る機会の無さそうな機体に乗る機会が多くてとても楽しいです。今回は日本では運行のない4発の小型機(?)でしたし、前回のポーランド旅行ではプロペラ機にも乗れました。色々なエアラインのフライトに搭乗出来ているのも楽しいですし、いい経験です。
という訳で、最後までご覧いただきありがとうございました。

パリに行くならルーヴルよりもオルセー美術館!!オルセー美術館訪問記

パリに5泊6日で行ってきました。
5日目にルーヴル美術館、6日目にオルセー美術館を訪問したんですが、個人的な趣味もあるんですが、オルセー美術館のほうが数段楽しかったんです。なので、パリ・オルセー美術館の魅力を、訪問記と共に書こうかなと思います。
よろしければお付き合いください。

オルセー美術館についての情報

パリの中心地にあるオルセー美術館。建物は、1900年のパリ万国博覧会に合わせて建築された駅舎の再利用。美術館として開館したのは1986年です。
内装はこんな感じ。
オルセー美術館の館内の様子
1909年に開館したジュ・ド・ポーム国立美術館から印象派作品を多く引き継ぎ、写実主義・自然主義や、印象派といったフランス絵画を多く所蔵しています。
ルーヴル美術館が先史時代以降の世界中の美術を所蔵しているのに対して、フランス絵画という芯がしっかりしているので、見て回りやすいなと感じました。

 

アクセス方法と最寄り駅

オルセー美術館の外観
オルセー美術館の最寄り駅は、駅名にもなっているRER(地域鉄道)C線のGare du Musée d’Orsay駅。C線は、エッフェル塔やノートルダム大聖堂の最寄り駅でもあるので、パリ観光の中で立ち寄るのであればC線の利用が一番可能性があるかと思います。
メトロを利用する場合は、12番線のSolférino駅が最寄りです。

住所:1 Rue de la Légion d’Honneur, 75007 Paris, France
公式サイト:http://www.musee-orsay.fr/
電話番号:+33 1 40 49 48 14
月火水金土日9:30~18:00 木曜9:30~20:45 月曜定休

 

 

主な所蔵品と所蔵の特徴

所蔵の特徴は、上にも書いたようにフランス絵画が中心。見て回る中ではやはり、ミレーなどの自然主義、ドガやモネなどが有名な印象派、ポスト印象派のゴッホやゴーギャンなどが印象に残りました。
新古典主義の作品や彫刻などの展示もありましたが、やはりたくさんの人で混雑していたのはフランス絵画の展示。フランスでフランス絵画が見たい!ということであれば、ルーヴルよりもこのオルセー美術館が最適かと思います。

 

訪問記(気に入った作品の紹介)

9:30開館とのことだったので当日は、朝の空いてる時間にノートルダム大聖堂を訪問して、オルセー美術館には10:00に。入場列に並んでいたのは20分ほど。
手荷物検査を抜けたら入場券を購入。EU圏に在住している25歳以下なのでチケットは無料。オーディオガイドは5€でレンタル。内容はとても充実していたので、借りて良かったです。
1階の展示室からみっちり回って、美術館を出たのは13:30。オーディオをしっかり使いながらのんびり回ったので3時間滞在しましたが、オーディオガイド無しで有名どころだけ回れば1時間半もあれば十分なんではないかと思います。
気に入った作品を紹介。

『L’Angelus/晩鐘』(1859) Jean-François Millet/ジャン=フランソワ・ミレー
『L'Angelus/晩鐘』(1859) Jean-François Millet/ジャン=フランソワ・ミレー

『Labourage nivernais』(1849) Rosa Bonheur/ローザ・ボヌール
『Labourage nivernais』(1849) Rosa Bonheur/ローザ・ボヌール

『Portrait du Marquis et de la Marquise de Miramon』(1865) James Tissot/ジェームズ・ティソ
『Portrait du Marquis et de la Marquise de Miramon』(1865) James Tissot/ジェームズ・ティソ

『Le Cercle de la rue Royale』(1868) James Tissot/ジェームズ・ティソ
『Le Cercle de la rue Royale』(1868) James Tissot/ジェームズ・ティソ

『L’Atelier du peintre』(1855) Gustave Courbet/グスタフ・クールベ
『L'Atelier du peintre』(1855) Gustave Courbet/グスタフ・クールベ

『L’Hallali du cerf』(1867) Gustave Courbet/グスタフ・クールベ
『L'Hallali du cerf』(1867) Gustave Courbet/グスタフ・クールベ

『Coquelicots à Argenteuil/アルジャントゥイユのひなげし』(1873) Claude Monet /クロード・モネ
『Coquelicots à Argenteuil/アルジャントゥイユのひなげし』(1873) Claude Monet /クロード・モネ

『La Gare Saint-Lazare/サン・ラザール駅』(1877) Claude Monet /クロード・モネ
『La Gare Saint-Lazare/サン・ラザール駅』(1877) Claude Monet /クロード・モネ

『Essai de figure en plein-air : Femme à l’ombrelle tournée vers la gauche/戸外の人物習作』(1886) Claude Monet /クロード・モネ
『Essai de figure en plein-air : Femme à l'ombrelle tournée vers la gauche/戸外の人物習作』(1886) Claude Monet /クロード・モネ

『Bal du moulin de la Galette』(1876) Pierre-Auguste Renoir /ピエール=オーギュスト・ルノワール
『Bal du moulin de la Galette』(1876) Pierre-Auguste Renoir /ピエール=オーギュスト・ルノワール

『Nuit étoilée sur le Rhône/ローヌ川の星月夜』(1888) Vincent van Gogh /フィンセント・ファン・ゴッホ
『Nuit étoilée sur le Rhône/ローヌ川の星月夜』(1888) Vincent van Gogh /フィンセント・ファン・ゴッホ

 

おわりに

こんな感じで、オルセー美術館でした。
パリと言えばルーヴル!ということで特に下調べすること無く前日はルーヴル美術館を訪問していたんですが、人は多いし展示はいまいち好みじゃないしで、ぱっとせず。
こちらのオルセー美術館は「時間を作れたから行った」ぐらいの感じではあったんですが、結果的にルーヴルよりも数段高い満足感でした。フランス絵画にもたくさん触れることが出来て、とても良かったです。有名な絵画も多いですし、本当に楽しい数時間でした。個人的にはグスタフ・クールベの作品がとても印象に残ったのと、ジェームズ・ティソの肖像画がとても魅力的でした。どちらの作品もオーディオガイドで詳しく解説されていたので、ガイドを借りて良かったです。
では、最後までご覧いただきありがとうございました。