「乃木坂のはなし」カテゴリーアーカイブ

『W-KEYAKIZAKAの詩』MVロケ地訪問記

けやき坂46「走り出す瞬間」ツアー幕張公演の前に、友人と、『W-KEYAKIZAKAの詩』MVのロケ地へ聖地巡礼に行ってきました。
ので、その時の記録を!
ロケ地は一箇所でそれほど書くことはありませんので、写真を中心に。

『W-KEYAKIZAKAの詩』MV

『W-KEYAKIZAKAの詩』は、アルバム「真っ白なものは汚したくなる」に収録された欅坂46メンバーとけやき坂46一期生による楽曲。

メイキングにもあるように、撮影場所は群馬県の渡良瀬川河川敷。

ロケ地「さくら遊園」

ロケ地は群馬県桐生市の「さくら遊園」。
さくら遊園は渡良瀬川の河川敷にあるサッカーグラウンドやら野球用グラウンドやらの総称ですが、撮影が行われたのはその土手部分。
〒376-0012 群馬県桐生市桜木町1407-16

周りに駐車場はありませんが、南西側から伸びる小道を下りていくと川原に車を停めることが出来ます。
東武桐生線の新桐生駅からも徒歩15分ほどですが、都内からだと車での訪問が現実的かなとは思います。

ロケ地「さくら遊園」訪問記

さくら遊園へは車で、都内から1時間30分ほど。
昼過ぎの到着で暑かったですが、平日だったこともあり人はほとんどおらず、快適に見学できました。
撮影した写真を!

河川敷から見上げた土手
さくら遊園の土手を下から
さくら遊園の土手を下から
河川敷の様子
河川敷の様子
土手の上にある舗装路から見渡した、さくら遊園全体の様子。
土手の上からの写真
土手の上からの写真
土手の上からの写真
メンバーが横一列に並んでいたのは、多分ここ?

土手の上から町側を。
桐生市の街並み
階段の上から河川敷を見下ろす。
階段の上から

メイキングの存在を訪問前に知っていたらな〜と少し残念です。
車で20分ほどのところに『何度めの青空か?(乃木坂46)』のロケ地があるので、坂道オタであればそちらにも行ってみるといいかも知れません。
では、最後までご覧頂きありがとうございました!

全曲披露をどんな形でも固辞すべき。~ベター解に成り下がったBD開催の意義~

デビュー以来毎年開催されてきた乃木坂46のバースデーライブ(以下BD)。
過去5回は伝説の3rdBDでの7時間半ライブを始めとして、毎年形を変えながらも「リリース楽曲全曲披露」を掲げて開催されてきた。
今回は「神宮&秩父宮 シンクロニシティライブ」と銘打たれていたものの、例年通り開催前には全曲披露実施の可否については言及されず。
結果から言えば様々な要因から全曲披露は回避され、「BD=全曲披露」というもはや「常識」とも思えていたものが崩れ落ちた。
この6thBDで全曲披露が行われなかった要因の簡単な整理と、全曲披露を放棄してでもベター解としてBDを開催する意義を考えられればと思う。

なぜ5年間続けた「BD=全曲披露」の構図を運営は放棄したか

もちろん要因は幾らでも考えられるが、可能性の高いものとして考えられるのは主に以下のようなものだろう。
①単純にリリース楽曲数が増えすぎてしまった
②メンバーが多忙になりスケジュールが調整できなくなった
③新規ファンが増え、マイナー楽曲をセットリストに投入するのが困難と判断した
④キャパシティが増えて構成が複雑化し、複数のセットリストを用意できなかった。

①と②はメンバーが暇ならば何日間開催にでも出来るという点でほぼ同義であるが、恐らくは主に①,②と③を含めた複合要因で、総合的に判断して運営は「全曲披露廃止」を決めたものと思われる。

しかしそれでも全曲披露を堅持すべきでは無かったか

「総合的判断」と言えば格好は付くが、デビュー以来5年に渡って続けてきたBDは6年目にして消滅したと言って差し支えないであろう。セットリストを見れば明らかであるが、その内実は通常の夏ツアーや先の東京ドーム公演と何ら変わらない。
乃木坂らしさとして「可愛い子が多い」「ガツガツさが無い」等言われるが、楽曲の良さに惹かれて乃木坂に興味を持ったファンも多いように思われる。
もちろん巷のアーティストを見ればその多くは、古いマイナー曲はほぼ封印に近い扱いで、過去のヒット曲と新曲を中心にライブを構成している。
しかし、乃木坂と言えども全てのライブで全曲披露を行っているわけでは無い。たかだか(されど)年に一度、それもデビュー来5年続けてきた習慣である。
古くから乃木坂に付いているファンとしては、「楽曲の良さ」という乃木坂の良さをある意味で無視し「乃木坂は遂に自分たちからそっぽを向いてしまった」と考える人も居るのでは無いだろうか。

SNSを観ると「今日のセトリめっちゃ良かった!」というような投稿も散見されたが、「BDは毎日構成が違うから可能な限り全日参加」の意気で3日間のチケットを確保した古いファンからすれば、「これが3日間続くのは苦痛」でしか無い。
だからと言ってそういった古いファンがすごすごと乃木坂から離れていくとは考えにくい。何よりライブは楽しいし、メンバーは可愛い。だが、年に一回のイベントに捧げる熱量が大きく下がることは言うまでも無い。
大ヒット商品の裏には、太く長いファンと細く短いファンが共存している。前者はブームが去っても愛着を失わず、言わずもがな後者はブームと共に去っていく。
運営の苦渋の決断ではあろうが、コア層の熱量を削ぐような今回の判断は積極的には支持できない。

せめてもBDらしさは残すべきだった

運営としては、今回の形態でのBD開催がコア層の熱量を下げる結果になることはもちろん分かっていただろう。
ただそれでも、「ベスト」でなく「ベター」の策として今回のBDは開催された。

グループが存続する限り楽曲は無限に増え続ける。そうなれば無限にBDの開催日数を延ばせばいいか、と言えばそれは現実的に不可能である。
―「いずれは全曲披露を止めねばならない時が来る、その時が今だった」
言ってしまえばただそれだけの事であり、いずれ決断しなければいけなかった。
だからと言って今回のライブ、これは、「バースデーライブ」だったのだろうか。
多くの新しいファンからすればライブがあったから来ただけの話で、冠など知ったことはない。
だが、今回のライブは明らかに「ただの一ライブ」である。デビューからの6年間どころか直近1年間をゆっくり振り返る場面もなかった。
先にも書いたが、慣習の軽視は古いファンからすれば熱が冷める大きなきっかけとなり得る。コアファンを失ったグループの未来は明るくない。

余裕のない運営が下した決断は、①東京で②神宮よりさらに大きなキャパで③地方ライブでも使い回せるライブを④BDの名を冠して実施すること、だった。
グループが大所帯化し、メンバー共々運営が多忙なことは重々承知であり、ベター解を探ることは当然のことであろう。
しかし今回行われたBDの著しい一般化は、少しでもマイナー楽曲が聴ければと期待していた身としてはあまりにも酷い内容だった。
これならばBDを冠する必要など全く無く、ただの「真夏の全国ツアー初日」で良かったはずだ。

過去のような全曲披露型BDの再興は無理としても、「バースデーライブ」の意義をぜひ運営には考え直してもらいたい。

ただの感想

秩父宮にて久保ちゃんの元気そうな姿を確認!

今日の一番の収穫は、秩父宮でライブを観に来た久保ちゃんの姿をキャッチ出来たこと!
3期生がMCをしている時にはハンカチで口を覆うような仕草も見えましたが(暗い上に双眼鏡の倍率が低かったので詳しくは分からず)、公演前には一緒にいた今野氏と楽しそうに談笑していたので、現状を詳しくは分かりませんが、笑顔で話をするぐらいの元気は最低でもあるんだなと分かりホッとしました。

北野日奈子、復活?

かれこれ1年近く活動を休止していた2期生の北野日奈子。
少しずつメディアへの露出も増えてきて、今回のライブは出られるのかな~と考えていたんですが、公演が始まると、何事も無かったかのようにステージに佇むきいちゃんの姿が!ボーダーではセンターポジも!
自分の持ってる情報の少ないのかと疑うほどの、平然とした復帰(ライブ中、休止復帰については一切触れられませんでした)。
メンバーも普通だったら触れたい話題でしょうし、恐らく意図的に復帰については触れられなかったんだと思います。
このまま何事もなく、休養前のような、元気なきいちゃんの姿を見られるようになれることを願っています。

秩父宮はライブ適性抜群の素晴らしい会場

僕の座席はアリーナだったのでそれだけでも良かったんですが、秩父宮、思ったよりもかなり狭いです。高さも神宮に比べると驚くほど無いです。
それにステージが8の字状に会場の隅々まで張り巡らされているので、一番悪い席でも神宮のバックネット席ぐらいの充実感は感じられれそうです。
2日目3日目は神宮天空ですが、楽しみます。。

けやき坂46を観てきた。

けやき坂46「走り出す瞬間」ツアー初日、横浜国立大ホール公演を観てきました。
内容に関するネタバレは一切無しで、ざっとの感想を。
感想を簡潔にまとめるならば、
①想像を超える会場の一体感
②大きく躍動するメンバーたち
③「プロ」とは思えない初日に対する取組(悪い意味で) の3本。

トータルでの感想としては、幸福感たっぷりのとても素晴らしいライブだったなと思います!
次のツアーを観に行くのがいまから楽しみです。

想像を超える会場の一体感

先に書いたように幸福感たっぷりのとても素晴らしい公演でしたが、その一因になったなと思うのは、想像以上のオーディエンスとメンバーとの一体感。
ホールの作りが良いおかげでコールの声が会場全体に回ってたのもあるとは思うんですが、けやき坂としての初めてのツアーとは思えないぐらいに、観客の空気を読む能力(ここはこういうコール!とか)が高い!
なんと言ってもほとんどの楽曲が初披露でコールも出来上がっていない中で、1番では上手く行かなかったコールが2番になるとスッとハマるんです。
メンバーもMCで「初めての披露なのにコールがすごい!嬉しい!」と言ってましたが、コールを作り出そうとする空気感、そしてコールがハマったときの会場の一体感が凄く気持ちよかったです。
音の回りが良いのもあってメンバーにもコールはよく聞こえていたように思いますし、それもあってメンバーのパフォーマンスがよりイキイキ、ノビノビしたものになっていたようにも感じました。

 

大きく躍動するメンバーたち

欅坂と対照的に意識的に「happy」を打ち出しているけやき坂ですが、そのスローガンをを体現するようなメンバーの躍動を強く感じました。
座席が1階席30列以内と近かったこともあったかもしれませんが、メンバーのリズミカルな、イキイキしたダンスが強く印象に残っています。
3階席からだと武道館の天空よりも酷いような距離感ではありますが、それでもメンバーの、指先足先まで全身をノビノビと使った表現、その思いは届いたのではないかなと思います。
それと、個々メンバーの表現力だけではなく、演出もメンバーの姿をを大きく見せるのにとても効果的だったように感じます。
ステージ上を走り回ったりだの、「静を活かす」というよりも「動」を積極的に詰め込んでいく演出が印象的で、それによって明るさをより感じたようにも思いました。

 

「プロ」とは思えない初日に対する取組

これは悪かった点。演出に関してと、メンバーに関する2点。
演出に関しては、ステージモニターを使った映像演出がが有料公演とは到底思えないほどのずさんさ(そのへんの大学祭の方がまだマシ)。
ゲネプロをやったのだとしたら、その時点で修正を加えようとは思わなかったのか、なぜあのずさんな映像演出をそのまま使おうと思ったのか全く理解ができない。
「昨晩いきなり発注が来たんで、徹夜で作りました!!」みたいなクオリティー。今後の公演で改善していくんでしょうが、プロの仕事とは思えない。

もう一点はメンバーに関して。
とにかく、振りの入りが悪い。新曲に関しては、全員の振りがピタッと揃うことはまず無し。振りが間違っていなかったとしても、どことなく自信のなさがにじみ出てました。
ドルオタとしては「そういう一面も観られてよかった」となる訳で僕もそう思いましたが(笑)、だからといって許される話ではないなと。
素人ながらもバンドをやっていた身として、一つの公演に10曲以上も新曲を仕込むのが物凄く大変なのはよく分かります。
ただ、まだまだ若い女の子達とは言っても「プロ」なんだから、初日に100%、千秋楽に200%を目指すような取り組みをして欲しいものだなと個人的には。
このまま生半可に取り組んで千秋楽で100%を出すことができても、ファンは許すでしょうが彼女たちのためにはならないと思います。
 

おわり

最後に偉そうなことを書きましたが、ともかくもいいライブでした!!
本編終了後に「まだまだ観足りない!」と思わせない(本編だけでも満足できる)ライブっていうのが最高の公演だと個人的には思ってるんですが、今回のライブは「もう心は満ち足りたのでアンコール無しで帰りたい!」と思わせるようなライブでした。
ほとんど知っている曲が無い中でもこれだけの満足感を得られことを考えると、内容や会場の空気感がとても良かったんだなと思います。

末筆ながら、これから「走り出す瞬間」公演を見に行く皆さん。楽しんできてください。とても楽しいです!!
 

全く聖地ではないけれど聖地巡礼―JR西日本 山陰本線乃木駅

こんにちは。
自分の好きなもののゆかりの地を巡る聖地巡礼には得も言われぬ楽しみがあり、国内はもちろん、海外まで乃木坂関連の聖地巡礼で飛び回っています。
そんな中で今回は、乃木坂46との直接の関係は無い、こじつけ「聖地巡礼」。
島根県松江市に「乃木駅」なるものがあるのですが、そこに行ってきました!!
乃木駅の外看板

-そもそも「乃木坂」とは-

乃木坂46というグループ名にある「乃木坂」は、東京都港区にある坂の名称。なぜその坂に「乃木」の名がついているかと言えば、明治期の陸軍大将乃木希典がゆえ。現在の乃木坂の側には乃木希典の住まいがあり、現在も乃木希典旧邸として庭園が公開されています(家屋は年に1度の公開)。
乃木希典は国民にも大人気の将軍でしたが、明治天皇が亡くなると自らも殉死の道を選びます。その知名度の高さもあり殉死の知らせは日本中を駆け巡り、日本中に乃木神社が幾つも建立されたそう。その中の一つとして、大正12年に建立されたのが乃木坂にある「乃木神社」です。

-なぜ島根県に「乃木」の地名が?-

現代に生きる我々からすれば乃木坂と言えば東京の地名ですが、その由縁となった乃木姓は元々出雲(島根県)の発祥。乃木希典は長府藩(現山口県)の出身ですが、乃木将軍の持つ乃木姓のルーツは出雲にあるとされています。
そんな訳で、「乃木坂」という名称のルーツを辿っていくとたどり着くのはこの、島根県松江市にある乃木地区ということ!!
正確な情報を持っているわけではないですが、沖縄県の姓に顕著なように、名字と地名には関わりが多いです。乃木姓と乃木地区に何らかの関連性があるのは間違いないでしょう。

-聖地巡礼記-

聖地巡礼前日は、松江市内にある玉造温泉に宿泊。そこから乃木駅までは車で10分ほどだったんですが、当日はいったん出雲大社へ。出雲大社を参拝したあと、1時間ほど掛けて乃木駅へ。

駅の駐車場はなく駅前もロータリーで車を停めづらいですが、駅徒歩15秒のところにJAがあったのでそちらの駐車場を拝借。
乃木駅前のJAの駐車場
駅前はこんな雰囲気。
乃木駅駅舎の外観
特急列車の止まらないローカル駅です。表の駅看板で推しタオルを掲げるのははばかられるという事で、駅舎の中へ。
駅構内へ入るには入場券の購入が必要とのことでしたが、駅員さんのご厚意でタダで入らせて頂きました。
山梨で「今話したい誰かがいる」の聖地巡礼をした時を思い出すような、対面式の複線ホーム。
乃木駅のホーム
駅名看板を前に何枚か撮影。


途中、特急が通過していきました。
乃木駅を通過する特急列車

なんてこと無いただの駅なんですが、やはりテンションは上がりました。
そして最後は結局、駅舎外の看板でも記念撮影。

こんな感じで滞在時間は10分ぐらい。ぜひ島根を訪れる機会があった際には訪ねてみて下さい。松江市内なので、アクセスもいいです。駅ですので、もちろん電車でのアクセスも可能!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。

-駅に関する情報-

乃木駅(JR西日本 山陰本線)
住所:〒690-0044 島根県松江市浜乃木2-15-15
アクセス(電車):1時間に1~2本停車 松江駅から4分
アクセス(車):出雲空港から30分 出雲大社から1時間 鳥取砂丘から2時間