前の記事:『東廻り北半球地球一周旅』の行程 Part4(イスタンブール→ミュンヘン)|地球一周旅-出発前編 その6-
予定する旅程の紹介は一旦休止して、なぜ「世界」一周でなく「地球」一周と今回の旅行を呼称しているのかについて。
僕は新しい土地や物を知るのが好きでよく旅行をしますが、根っからの冒険家や放浪者ではありません。そんな自分にとってみれば「世界一周」って、なんだか手の届かない活動のような気がするんです。
小さい頃から持っていた「地球一周」のイメージって、冒険家がするような、6大陸3大洋を股に掛けるようなもの。僕の今回の旅は自分の考える「世界一周」に到底及ばないから別の呼称を考えた、というのが一番の理由かもしれません。
あとは、言葉の問題。
「地球って何ですか?」と言われれば、定義は人によりそれぞれでしょうが、何をその単語が指すかと言われれば私達が生活しているこの惑星以外有り得ません。
「じゃあ「世界」って何?」と言うと、何となくイメージが漠然としてしまう気がするんです。もちろん「世界一周」という単語における「世界」が「地球」とほぼ同義なのは承知なんですが、ともかく言葉がボヤッとしてる。
「地球上にある全国家を回ることが世界一周」と主張する人がいるかと思えば、「国交がないのだから、日本からしてみれば北朝鮮は「世界」には入らないのである」と主張する人もいるかも知れません。
長ったらしくなってしまいましたが、なぜ「世界一周」と言わないかといえばざっと以下の3点の理由。
①今回の自分の旅は小さい頃からイメージしていた「世界一周」には遠く及ばない内容だから。
②「世界」の定義が曖昧すぎて、一言で旅の内実を理解してもらえなそうだから。
→「東廻り北半球地球一周旅」なら、フレーズとしてのキャッチーさには欠けるけれど脳内で、地球をぐるっとする画が想像してもらえるかな、と。
③(ここまでで言及はしてませんが)「世界一周」は手の届かない場所にある気がするので、もう少し身近な、「それなら私も出来そう」と思えるような旅にしたかったから。
→「北半球地球一周」なら、飛行機代と1週間の休暇があれば出来そうじゃないですか?
といったところでしょうか。
世界(地球)をくまなく回る余裕はなくとも地球を物理的に一周するハードルは低いと思うので、このブログを参考に、みなさんもぜひトライを。
最後までお読み頂きありがとうございます。