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古雅の美に触れよう!ミュンヘン市街を巡る1日旅(旅行記 Day2)

前日は移動からのサッカー観戦。
この日は、一緒にサッカー観戦をした友人とは別れ、別の友人2人がゲッティンゲンから合流。
2人は初めてのミュンヘンということで、観光スポットをサーッと回りました。
レジデンツ→マリエンプラッツ(市庁舎広場)→ピーター教会→ノイエ・ピナコテーク(近代美術館) →ホフブロイハウス。ではでは。。

 

Residenz/レジデンツ

ミュンヘンに行った人の大抵が、絶対行ったほうが良い!!と勧めてくる、レジデンツ。
11時半頃ミュンヘン中央駅で友人たちと合流し、U-Bahn(地下鉄)でOdeonsplatz駅へ。

この駅から5分ほどで着く場所だろうとは思ってたんですが、入り口がどこか分からず彷徨い。。
駅前にある立派な建物。
ミュンヘンレジデンツ前
彷徨ってる中たまたま見付けたのが、Münzsammlung/硬貨博物館。

Münzsammlung/硬貨博物館


ミュンヘン硬貨博物館入口
古い貨幣が大量に展示されてます。
博物館内部 たくさん並ぶ硬貨
日曜日だったためか、入場料は1€(1€=¥120→¥120[以下同一レート計算])。
上の写真のような部屋が2部屋。
なんやかんやで20分くらい居たかと思います。1€にしては大満足。

敷地的には硬貨博物館もレジデンツ内なんですが、レジデンツの博物館があるのは建物の内部。
入り口はこちらに。

博物館の入場料は、学生6€。
日本語はありませんが、無料の音声ガイドがあります。
14世紀に建築が開始された由緒正しき王宮ということで、内装は豪華絢爛。
レジデンツ最初の部屋
博物館内でいちばん有名な広間
王家の寝室
ただ、展示量のあまりの多さに辟易します。
王宮のダンスホール
金色の部屋
柵付きの豪華な寝室
金に装飾された廊下
結構長居した気がしましたが、滞在時間は1時間ほど。
後半は、ひたすら早く外に出ることだけを考えてました。笑
ただ、ほんとに豪華な内装で、一見の価値はあります!

Marien platz/マリエンプラッツ

ミュンヘンと言えばここ、と言わんばかりの新市庁舎前広場。

前回ミュンヘンを訪れた際に撮影していたので、地上から撮った写真は前回のものを。
17mmのレンズを使って撮ってるんですが、かなり引いて撮っても画角に収まりきりません。

今回は10mmの広角レンズを使ったのでこんな感じに。
夜のマリエンプラッツ
今回の旅がこのレンズのお披露目だったんですが、破壊力が凄いです。
恐ろしいほどに画角が広い。
Nikon用なので、これ。↓

St. Peter`s Church/ピーター教会

マリエンプラッツ(新市庁舎前広場)を見下ろすことの出来るピーター教会。

階段をかなり上りますが、普通の大人であれば問題はないかと。
上部からの眺め。
広角レンズで見下ろすマリエンプラッツ
空から見下ろすミュンヘンの街並み
金網の中、かなり狭いですが、上る価値アリです。
ピーター教会最上部の様子
ちなみに教会の内部はこんな感じ。
ひと休みには持って来い。
ピーター教会内部

St. Michael’s Church/聖ミヒャエル教会

なんやかんやで3度目の訪問のこちら。

個人的にはミュンヘンで一番のお気に入りの教会です。
外観が地味なのでそれほど評判には上りませんが、荘厳で落ち着きがあります。聖ミヒャエル教会の内装を広角レンズで

Neue Pinakothek/近代美術館

ミュンヘンにはアルト(Alt/Old)ノイエ(Neue/New)モデルネ(Moderne/Modern)と3つの美術館がありますが、今回は友人と連れ添ってだったので、比較的とっつきやすそうな近代美術館をチョイス。

上述の聖ミヒャエル教会から徒歩5分、Karlsplatz停留所から27番のトラム(路面電車)に乗り、Pinakotheken停留所まで。5分強。
停留所の目の前が近代美術館です。
ノイエ・ピナコテーク外観
日曜日だったので入場料は1€(¥120)。(日曜日は3つある全てのピナコテーク(美術館)で入場料が入場者全員を対象に1€になります)。
最も著名な所蔵品は、ゴッホのひまわり。
その他も、特徴の際立った作品が多く、とても楽しめました。
気に入った作品を何点か。
『View of Alres/アルルの見える花咲く果樹園』 Vincent van Gogh/ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
ゴッホ、アルルの果樹園『Market in Antwerp by night/アントワープの夜市』 Petrus van Schendel/ペトゥルス・ヴァン・シュナイデル
アントワープの夜市、画『Riesengebirge Landscape with Rising Fog/濃霧に覆われしリーゼンゲビルゲの風景』  Caspar David Friedrich/カスパー・ダヴィッド・フリードリッヒ
雲が繊細な絵画『Munich Biergarden/ミュンヘンのビアガーデン』 Max Liebermann/マックス・リーバーマン
光が綺麗なビアガーデンの様子
滞在時間は1時間半ほど。
友人が疲れていたのと閉館が近づいていたので早めに切り上げました。

Hofbräuhaus/ホフブロイハウス

夕飯にはラーメンを食べるつもりだったんですが、目当ての日本食店が閉まっていたのでこちらに。

ミュンヘンのビアホールと言えばここ!な場所なので、観光客としては随分贅沢なオプションでした。笑

入口付近は非常に混雑してますが、とにかく広いので、奥に進めばどこかしらに空席は見つかるはずです。
オクトーバーフェストを彷彿とさせる喧騒でした。
ドイツのビアホールの内装
注文は、ビールとソーセージとシュニッツェル。
1リットルビール ドイツソーセージ
トータルで15€(¥1800)程だったかと思います。
美味しかったのと、ビアホールの雰囲気を感じられて楽しかったです。
当然ながら1㍑ビールに飲み込まれ、ふらふらしながら宿へ。
綺麗なお姉様(おば様?)がシュニッツェルを売って回ってます。1つ3.7€(¥444)、友人とシェア。
シュニッツェル売りのおばさん

《宿》Hostel Haus international

2日目3日目と連泊したのはこちら。

ミュンヘン中央駅からU-Bahn(地下鉄)で4駅、Hohenzollernplatz駅から徒歩10分の好立地。
ホステルでしたが、4人部屋を3人で借り切って、2泊で224€(¥26880)。
一人頭で割ると一泊4500円ほど。
広々した部屋で水回りも室内だったので、かねがね満足。
朝食も、ゆで卵やフルーツポンチが用意されていたりとホステルの割には美味しかったです。
入り口の正面にはガソリンスタンドがあるので、付属のKIOSKで飲食料の購入も可能。
トータルで考えるととてもいい宿でした。
立地の良さと値段のバランスを取りたい方にはとてもオススメです。あと、朝食付きがいいって方にも!
Hostel Haus international(Booking.com)

おわりに

街をかる~く見て回るぐらいのつもりだったんですが、ものすごいボリュームになってました。
さすがは大都市、じっくり見て廻ると、いくらでも見るものはありそうです。
ベルリンなんかは本当に大都市で新しい建物がほとんどですが、ミュンヘンは古い建物や情緒がしっかりと残ってるのがいいところ。
その上美術館もあったりするので、本当に魅力的な都市だと思います。
翌日Day3は、ミュンヘン郊外のフュッセンへ。シンデレラ城を訪問し、 温泉に浸かります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

オーストリアからドイツへと移動<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day13>

〜13日目 Salzburg/ザルツブルク(オーストリア)・移動(Salzburg/ザルツブルク→München/ミュンヘン→Heidelberg/ハイデルベルク(ドイツ)) 2016/1/3〜

この日は朝からハイデルベルクの街中を歩き回り雪景色を撮影。
昼前の列車でミュンヘンに向かい、ラーメンを昼食に。
その後は最終目的地ハイデルベルクへと向かいました。

ザルツブルク街中散策

前日夕方から雪が降ったので、雪化粧を見る為朝イチでチェックアウトして、街中を奔走。
オーストリアの田舎の雪化粧
初めに城へ上るケーブルカーへと向かったものの、営業は9:00からとのことだったので、先に別の丘へと昇るエレベーターへ。
ザルツブルクカードでタダ乗り。
エレベーターから降りると、こんな景色が。
雪のザルツブルク

前日もここには来たんですが、全く違う景色。
その周りを、雲の動きを見ながらうろちょろ。。
雪の積もったザルツブルクの展望台
雪のザルツブルク城
雪と足
ザルツブルクの街並みを眺めるカップル
ザルツブルクの写真を撮る男性
30分ほど滞在したら、そのまま徒歩でホーエンザルツブルク城へ。
雪の階段
雪の山道の階段
どれぐらい掛かるかな〜と思いつつ、ひたすら登る。
雪が積もったザルツブルクの坂道
雪の中佇む黒い犬
中腹からはケーブルカーを見上げたり。
ザルツブルク城へと上るケーブルカー

結構最後の方はキツかったですが、どうにか登頂。所要時間は20分強。

場内への入場も、ザルツブルクカードで。
場内は既に見て回ってたので、適当に雪景色を。
ザルツブルク場内の坂道
雪が積もったザルツブルク場内の広場
下りはケーブルカーで。
街中を通り、徒歩で荷物を預けている宿へと。
雪のザルツブルク城を街中から
馬車をひく馬

写真が撮れそうな川沿いを抜けたら、あとはバスで駅まで。
バスの車内
ザルツブルク終了です。

 

《移動》Salzburg/ザルツブルク→München/ミュンヘン

当日の最終目的地はドイツのハイデルベルクでしたが、途中経過地のミュンヘンに立ち寄り。
12:00にザルツブルクを出るECに乗り、ミュンヘン中央駅到着13:41の1時間半の旅。
ザルツブルク中央駅のホーム

 

München/ミュンヘン(ラーメン・St.Michael’s Church)

ミュンヘンは去年の9月に一度来たので、その時の記憶を頼りに目的地へ。。
まずは中央駅で荷物をロッカーに預け、EU Railpassの適用範囲内なので、S-Bahnでミュンヘンの中心部、’Malienplatz’駅へ。
目的地は日本食店、’SHOYA am platz’。
友達から、「ミュンヘンでラーメン食べるならSHOYAかな〜」と言われたので、素直に。
ラーメンについては別記事をご覧下さい。
ミュンヘンSHOYAのラーメン
ラーメン丼ぶり

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ラーメンを食べたあとは、徒歩でミュンヘン中央駅へ。所要時間は20分弱。
途中、’St. Michael’s Church’に。

ミュンヘン、ミカエル教会の外観
ドイツ渡航1ヶ月ほどで訪れたこの教会には心底感動したんですが、この3ヶ月でどう印象が変わったか…
いい!
教会の内装
ただ、雰囲気はやっぱり好きなんですけど、初めて来た時に感じた豪華さはもうありませんでした。
この3ヶ月で、豪華で立派な教会を随分見て来てしまったので。笑
その後は直接ミュンヘン中央駅に。

 

《移動》München/ミュンヘン→Salzburg/ザルツブルク

ミュンヘン中央駅からは、15:47発のECで。
ハイデルベルク行きの特急
ハイデルベルク中央駅には18:44着。
ハイデルベルク中央駅からは、徒歩で宿へ!!

 

《宿》 DJH Jugendherberge Heidelberg International

相変わらずのユースホステル。
中央駅からは1km弱。
バスやらトラムやら調べるのも面倒なので歩いてしまえと。
暗い道でしたが、大学の敷地内を突っ切る形だったので、少し安心感が。
徒歩で20分強。
到着。
ハイデルベルクのユースホステル
チェックインをして、部屋へ。
部屋は6人部屋。
水道が2個あったり、家庭用食卓テーブルがあったりと、部屋は広め。利用者は3人でした。
Wi-Fiはロビーのみ。
ビールをバーで購入して飲み(2.5€=¥300)つつネットサーフィンをし、その後就寝。
ハイデルベルクの地ビール
ドミトリーを利用し始めて以来初めて、同室者のあまりのイビキのうるささに睡眠を妨げられました。
本当に酷かったので、am1:30、フロントまで行って0.5€(¥60)で耳栓を購入。その後はぐっすり眠れました。笑
13日目終了。翌日はハイデルベルク観光です!

 

おわりに

一晩で信じられないほど景色の変わったハイデルベルク。本当に良いタイミングでした。
そして、この日はラーメンを含めた移動って感じで、特に書くことも無し。笑
3ヶ月ぶりにミュンヘンを訪れたわけですが、メインストリートの活気は、この3ヶ月で訪れたどの都市にも負けないものでした。(ロンドンには負ける)
あとは、ドイツでは美味しいラーメンが食べられて素晴らしいなと改めて。
ただ、どのラーメンも一杯最低でも10€の高価格設定なので、博多風龍みたいな、ファストフード感覚で食べられるラーメン店を出したら流行るだろうな〜というのも感じました。
ヨーロッパ、どの都市も、安くご飯を食べようとすると、マクドナルド、サブウェイ、バーキン、デュナーケバブぐらいしか選択肢がないので。
ラーメン好きとは言え、ヨーロッパで店を構える勇気は到底無いですが。笑

では、最後までご覧頂きありがとうございました。
翌日はハイデルベルクを観光です。

城とドナウが美しい温泉の街・ブダペスト(ハンガリー)<年末年始ヨーロッパ周遊旅行day9>

~9日目 Budapest/ブダペスト(ハンガリー)・移動(ブダペスト→ウィーン)・クラシックコンサート(Mozart Requiem) 2016/12/30~

この日はブダペスト観光のあとでウィーンへと移動。
先日のセーチェーニ温泉で心も身体も満たされていたので、観光しないとさすがにもったい無いよな~ぐらいの心持ちで外へ。
ドナウ川西岸の、丘の上、古い街並みを見て回りました。見晴らしの良さも含め、素晴らしい場所です。
観光ルートを繋ぐバスも走ってはいたんですが、徒歩のみでの観光。
上り坂がきつい…とかであればバスorケーブルカーの利用をお勧めします。
では。

ドナウ河東岸

宿から歩いてドナウ河へ。
徒歩15分弱。
天気が良かったのもあって、すごく清々しさが。
ドナウ川東岸からみたブダペストの街並み
トラムが川沿いを走ってるのが、どこか江ノ電を思わせて、懐かしさと趣深さがありました。
ブダペストの路面電車
路面電車
少し北上すると、鎖橋。

 

Széchenyi Lánchíd/セーチェーニ鎖橋

ドナウ河に掛かる、セーチェーニ鎖橋。

セーチェーニ鎖橋を走る道路
ブダペストの橋
なにが鎖なんだろうと思っていたら、橋の桟が鎖のような構造になってました。
橋の、鎖
バスでも西岸へ移動できますが、大した距離でもないので、歩いて渡るのがオススメです。

 

丘上り

橋を西へと渡って目の前にあるのはケーブルカー乗り場とその行列。
ブダ城へ昇るケーブルカー
観光名所は丘の上にしか無いので、ケーブルカーorバスor徒歩での登山。
お金がもったい無いので徒歩登山を選択。
ケーブルカーに向かって右側の階段ルートで、10分もかからず登頂。
いい運動にはなりましたが、途中には一切観光スポット等ありません。

 

丘からの眺め

丘からの眺めは格別です。
丘の上から見たブダペストの街、鎖橋
西側も東側も開けてるので、とてもいい感じ。

 

Matthias Church/マーチャーシュ聖堂

丘を登って右手へと進んで行くと、聖堂が現れます。
ブダペストのマーチャーシュ聖堂
街に溶け込む白ベースの綺麗な聖堂。
聖堂を正面から
イベントをやっていたようで、中には入れませんでした。。

 

Fisherman’s Bastion

城壁のようにも思える様相のこの建造物。
ブダペストのお城

建造物の造り自体も面白いですが、この上からの眺めが格別。
城の上からのブダペスト市街の眺め
ストリートミュージシャンも居たりして、雰囲気がとても良かったです。
二人組のストリート・ミュージシャン
お城の上の様子
入場口に改札のような機械が置いてありましたが、入場券などの購入は不要。
麓にいた路上パフォーマー。
ストリートパフォーマー

 

Budavári Palota/ブダ城

結構楽しみにしていたブダ城でしたが、近くに寄って、とりわけ凄い!って事はありませんでした。
本当は中に入ったりすれば良かったんでしょうが、いかんせん時間がなかったので。。
丘の上にあるので、前述の2つと一緒にに見て回るのに、特に支障は無いかと思います。

 

下山、中心街へ

今度は、ブダ城側(南側)の坂を使って下山。
下り切ると、ケーブルカーのすぐ前に出ます。
そこからまた徒歩で橋を渡って中心街へ。
ブダペスト50周年
ブダペストのセーチェーニ鎖橋

 

Szent István Bazilika/聖イシュトヴァーン大聖堂

前日の夜訪れたものの、時間が遅く入場出来なかった聖イシュトヴァーン大聖堂。

前日はプロジェクションマッピングが行われてたんですが、ブリュッセル(ベルギー)、グランプラスの照明演出が凄すぎたので、ふーんて感じでした。笑
ブダペストの教会とクリスマスツリー
中はと言うと、豪華。
ブダペストの聖イシュトヴァーン大聖堂の装飾
金が沢山あしらわれていて、すごく綺麗でした。
キリスト教の集会
聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

入場料は1€。

 

昼食 Belvárosi Disznótoros

なにか地の物を食べたいな〜と思いつつ、予算もそれほど無いのでどうしようかなと思いつつ歩いていたら、美味しそうなお店を発見。
ブダペストの地元の料理店
お肉が並んでいるので、頼むとその場で焼いてくれます。
選べるお肉
10分弱レジ近くで待ってると声を掛けてくれるので、付け合わせのサラダを頼んでお会計。
1850Ft(310Ft=1€=120円→716.4円[以下同一レート計算])。
ワイルドな雰囲気がありつつも、とても美味でした。
ハンガリー料理
お漬物(ピクルス)も少し取ったんですが、あまりにも辛かったのでほとんど食べられず。

なかなか良かったので、オススメです。

 

《移動》Budapest/ブダペスト(ハンガリー)→Wienna/ウィーン(オーストリア)

到着時と同じ、’BUDAPEST-KALTI’駅から13:40発。
ウィーン行きの特急列車
一本逃すと2時間待ちだったんですが、結構ギリギリの時間に。
席もほとんど埋まってましたが、先頭車両の一番端にどうにか座席を確保。
約3時間の列車旅。
途中警察が乗り込んで来て何事かと思いましたが、難民対策で、中東系と思しき人たちに身元の確認を行っているようでした。
ウィーン行きの特急列車内に入ってきた警察官
パスポートも用意してましたが、アジア人はスルー。笑
‘Wien Central’駅に定時の16:35に到着。
降りた正面のホームから16:40出発のRJ(地域鉄道)に乗り換え、5分1駅。
‘Wien Meidling’駅。
宿泊先への乗り継ぎの関係でこの駅に。

Wien48hチケット(U-Bahn(地下鉄)しか乗りませんでしたが、ウィーン内のトラムやバスにも乗れるはず)を13.3€(¥1596)で購入し、宿の最寄り’Burggasse-Stadthalle’駅へ。
駅の北側出口から徒歩3分で宿に。

 

A&O Wien Stadthalle

この旅初めての、ユースホステルじゃ無いホステル。

ウィーンのA&Oホステル
調べたところ、年末年始はウィーンのユースホステルは営業していない様子でした。
部屋は6ベットの男女共同ドミトリー。
ウィーンのA&Oホステルのドミトリー部屋
水洗は部屋ごとに。
朝食は付かずで、別料金7€(840円)との事でした。高すぎ。笑
Wi-Fiは安定して使えます。
年末だったので2泊で76.68€(9201円)と少しお高めでした。

 

クラシックコンサート(Mozart Requiem in Wien)@Karls Kirche/カールス教会

せっかくだから沢山クラシックコンサートに行こうと思ったので、安かったので即決。
一番安いⅢカテゴリーの席で、さらに学生割引。
ウィーンでの、モーツァルトの鎮魂曲の公演
ウィーン、カールス教会の外観、夜
20:15開演とだけなっていて入場開始時間が不明だったんですが、19:45に着くともう入場は開始してました。
カテゴリー内での自由席、かなり遠め。
ウィーン、カールス教会でのクラシック公演
感想としては、ちょっと微妙でした。
モーツァルトのレクイエムと言うことでちょっと陰鬱だったのもありますが、ひとまず、遠すぎ。
その上教会で音が上へと逃げるので、音圧が全然ありませんでした。
14€(¥1680)だったから良かったものの、もう教会でクラシックは観たくないなと。笑
それか、もっといい席を取るかですね。。

 

街中散策、ホステル帰着

21:30には終演したので、軽く街を見て回って、寒かったので、すぐにホテルへ。
散策については翌日分でまとめて書くのでそちらをご覧下さい。

 

おわりに

ブダペストからのウィーン。
想像以上にブダペストの街並みが綺麗でした。
繁華街は少し殺伐とした雰囲気もあるんですが、観光名所の方面は全くの別世界。
丘からの眺めが素晴らしかったのもありますが、すごくいい街でした。またのんびり行きたい。
ブダペストで驚いたのは、カード文化が凄く発達していること。
ヨーロッパでJCBカードが使えるお店って稀なんですが、小さな商店や、クリスマスマーケットでも使えたり。
ただ、その一方で東欧らしさ(?)も。
地下鉄が異様に浅い(街中から階段を下りるとすぐにホームだったり)んですが、道を歩いていて地下鉄の振動を感じた時はこんな造りで大丈夫なのか…?と少し心配になりました。
ともかくも、面白くて、いい街だったなと思います。1泊だけって言うのは少し勿体無かったかもしれないです。(とはいえ2泊丸々あれば十分そうな気もしましたが。)
では、最後までご覧頂きありがとうございました。

旅行記はDay10に続きます。↓
欧州での年越し・ウィーン(オーストリア)<年末年始ヨーロッパの旅Day10>

フランダースの犬の舞台・アントワープ(ベルギー)を経由しオランダへ移動 アムステルダム観光も!!<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day3>

〜3日目 Antwerp/アントワープ(ベルギー)・Amsterdam/アムステルダム(オランダ) 2016/12/24〜

クリスマスイブ。
ぼっちでも、動き回ってれば寂しくないぞ!!と自分に言い聞かせつつ、ベルギーからオランダに向けて移動。

アントワープではフランダースの犬の舞台になった教会を訪れました。
アムステルダムでは、セ◯クスミュージアムや大麻店などディープ(?)な場所を観光しました。
では、ご覧ください。

《移動》Brussel/ブリュッセルからAntwarp/アントワープへ

ブリュッセルからアムステルダムへ向かう道中にある街アントワープ。

現地語表記はAntwerpen(アントウェルペン)で、アントワープの呼び名は英語に由来するとのこと。
日本語って地名が現地語読み(フィレンツェ、ミュンヘン、プラハ等々。どれも英語ではフローレンス、ミュニック、プラクと発音するので、日本語のまま発声すると伝わらない) のことが多いので、英語の”Antwerp/アントワープ”がしっくり来るのは少し不思議な感じがします。
美術系の学校が有名だったりするそうで、ゴッホもアントワープの美術学校に通ったそう。前日のゴッホ美術館で得た知識。
ブリュッセルからはIC(インターシティ)で1時間弱。予約は不要。
IC

8:15分ごろの電車に乗って、9:00少し過ぎの到着でした。
‘Bruxelles Noord’駅のホーム下通路を歩いていたらホームから奇声が聞こえて、「テロ!?死ぬ!?」と思い急いで奇声の出どころと違うホームに駆け上がったところ、隣のホームでタンクトップ姿の男性が警察官に拘束されてました。いかんせんテロのあったブリュッセルなので、少し冷やっとしました。。
アントワープ中央駅。

立派な作りでした。
アントワープ駅構内
外観

駅舎自体も立派でしたが、ホームの立体構造も日本では見られらない面白い様式!
立体構造のアントワープ駅

荷物を4€(1€=¥120→¥480[以下同レート計算])でロッカーに預け、街へ。

 

Antwerp/アントワープ 街中散策

散策というか、聖堂への道中が中心街なので。。
ショッピング通りを真っ直ぐに。
そこまで大きい街だと思ってなかったので、ユニクロがあってびっくり。
海外、ベルギー・アントワープユニクロの外観
アントワープのユニクロ

ブリュッセルでワッフルを食べ損ねたので、途中のスタンドで。
街中のワッフルスタンド
ホイップクリーム付きで、2.5€(1€=120円→300円)。

ホイップクリーム付きのワッフル

スタバのアメリカンワッフルしか食べたことなかったんですけど、ワッフルってこんな美味しいんですね笑
店員のおじさんも優しくて、きっといい街なんだろうなと感じました。
ワッフル店の店員のおじさん
 

Cathedral of Our Lady Antwerp(聖母大聖堂)

中央駅から徒歩20分強で、大聖堂に。

アントワープはフランダースの犬の舞台らしく、この聖堂は、ネロとパトラッシュが亡くなるシーンに登場する場所とのこと。
との情報を前日に得たので勢いでアントワープに寄ったわけなんですが、この教会がすごく良かったです。
アントワープの教会の外観
教会前には、記念碑が。

フランダースの犬の記念碑

入館料は4€(¥480)。
日本人観光客が多いようで、絵画やなんかの展示も全て日本語対応してます。
日本語での解説内容
「荘厳」と言うよりは「絢爛」の言葉が似合う造り。
アントワープ、聖母大聖堂の内装
ケルンの大聖堂も凄かったですが、それよりも、こちらの聖堂の方が個人的に好みでした。
白基調なのが、居心地が良い。それに、人も少なめ。
謎の銅像。
教会内にあった人の像

この絵がアニメの関係で有名らしく、天皇皇后両陛下も「この絵の鑑賞に熱心だった」とか。(上画像の解説文参照)
教会内の絵画

 

昼食 Fritkot Max

フライドポテトはベルギー発祥ということで、これまた前日に食べ損ねていたので駆け足で。
ベルギーの、フリット店の外観

大聖堂から3分ほどの場所にあるお店。Fritkot Max。

セットメニューを注文。5.49€(658円)+コーラ1.8€(216円)。
セット
正直「これが発祥の地の味か!さすが!」って言うのは全くなかったですが、まあ美味しかったです。
話によると、2度揚げをするのが特徴のようです。
この大量のストックを、注文が入ると揚げなおしてくれます。
フリットを揚げる機械
確かに、食感がマクドナルドとは違ったような、違わなかったような…笑

 

《移動》Antwarp/アントワープからAmsterdam/アムステルダム(オランダ)へ

ベルギーからオランダへ移動する高速鉄道は乗車には座席予約が必要とのことで、予約をしようと試みたんですが、いかんせんクリスマスイブ。満席とのことだったので、予約不要なICで移動。
アムステルダム行きの列車

12:45の電車に乗るのに、かなり時間が厳しかったので、地下鉄移動(切符を買う間も無く、タダ乗り)。
アントワープの地下鉄
アントワープ滞在時間は3時間無いぐらい。
なかなかタイトにはなりましたが、立ち寄ってみて良かったです。
乗り換えを1本挟み、2時間弱でアムステルダム中央駅に到着!
アムステルダム駅ホーム、構内

 

《宿》 Stayokay Stadsdoelen

今回のお宿。

朝食付き2泊で47.14€(5656円)。12人部屋。
受付や朝食の雰囲気は良かったですが、引いた部屋が悪かった。
24時を過ぎても、ひたすら咳を撒き散らしながらキャッキャ言ってる中国人カップルやら、ブラックミュージックを流しつつ大麻(オランダ国内では合法)を吸ってるうるさい若者集団やらが部屋内に。
12人部屋ってのが悪かったのかも知れないですけど、もう二度とこの宿に泊まる事はないと思います。
シャワー室も寒かったですし。

駅と南部の中心地(博物館やなんかがある)の丁度中間ほどで、立地は悪くなかったと思います。

体勢を整えた後は、街の散策に!

 

アムステルダム中央駅

アムステルダム中央駅、東京駅のモデルになったと言われてます。
アムステルダム中央駅の外観を正面から

けど、観光材料ってほど立派では無かったかなと。。
翌日撮った写真ですが、裏側(北側)はすぐ運河になってます。

裏から見たアムステルダム中央駅の外観

 

Red Light/風俗店街

観たいものだけネット予約して、特に深く調べずにアムステルダムに到着したんですが、地図を見てみると、観光地化された風俗街があるとのこと。。
どうせ暇なので、行ってみることに。
Red Lightの由来は即ち、こういう事。
レッドライトの外観

この写真は全てカーテン閉まってますが、接客中()以外はカーテンが開いていて、風俗嬢の皆々様が下着姿で男性達を誘います。
で、いい人が居れば、その場で値段交渉をして…というシステムのよう。
ただ、言うてしまえば観光スポット化してるので、このRed Lightを(外から見て)巡るツアーもあったりするそう。
観光地化しているレッドライト

ピンボケしてますが、女性の驚く様子。笑

観光客のカップル
すごく自然に街中にあるのが日本人としては驚きでした。

 

Sex Museum/セ◯クスミュージアム

文字通りな展示のある、セ◯ックスミュージアム。入館料は4€(¥480)。

カメラを向けるのが憚られるような、モザイクものの展示が大量にあります。
カップルや女子グループが意外と多かったんですが、日本人女子2人組がいたので、その2人からは極力離れて回りました。笑
写真はほとんど載せられませんが(自主規制)、なんか、凄まじいです。
これほど堂々と、あからさまに展示するのか!って言うのが感想。
かろうじて載せられるのは、ワンコインでポルノ画像が見られる、昔の器械ぐらい。
セックスミュージアムの展示
中央駅前のメイン通りにあるっていうのがまた驚きです。
セックスミュージアムの外観

 

夕食 Bon Appétit

セ◯ックスミュージアムの並びのお店で。

メニューを見ていたら声をかけられたので、「アムステルダムの有名な料理は!?」と尋ねると、「オランダはいろんな国の良いものを取り入れてるから、パスタとかーステーキとかー」と。
クレープも勧められたので、食事にクレープを食べた経験がなかったので試してみることに。10€(1200円)。
クレープで夕食

勧められただけあって、美味しかったです。
生地が少し甘いのと、チーズの塩味、トマトの酸味なんかが相まって、とても充足感。
クレープの中身の具

ビールは5€(600円)。
グラスビール
店員さんがすごく親切で、「注文はお済みですか?」「お味はいかがですか?」と度々聞きにきました。
カードで支払って、チップ箱に1€(¥120)入れて、退店。

 

Magic Mashroom Shop/大麻ショップ

オランダは大麻が合法で、街中にも販売店がちらほらあります。
大麻販売店の外観
30秒ぐらい入って見たものの、なんか怖かったのですぐに出ました。笑
店の前にはこんな張り紙とかが。
大麻の効能を説明する表

 

ファストフード店 FEBO

結構街中に点在しているファストフード店。
その特徴はこれ。
アムステルダムにある、ファストフードの自動販売機
ファストフード自動販売機!
機械の中は温かいので、商品も温かいです。
クロケットバーガーを。2.4€(¥288)。
クロケットバーガー
まあふつうに美味しい!
イメージ的には、コロッケの中身の大半をマッシュポテトに変えたような感じ。
揚げ物でしたが、商品がヘタってる事もなかったです。

これにて3日目が終了です。

 

おわりに

ブリュッセルの感想は4日目に回すとして、アントワープについて。
アントワープに行くことに決めたのは、ブリュッセル出発前日の夕方。詳しいストーリーは知りませんが、’フランダースの犬’に惹かれたのがアントワープ途中下車を決めた一番の理由。
そこまで「観光地!!」っていう感じがなかったのが、逆に好印象でした。クリスマスマーケットもやってましたが、地元の方々が多そうな雰囲気。
大聖堂も、閑散とまでは行かないものの、人は少なかったのでのんびり観られました。
全くノーマークのところに良さを見つける、旅の醍醐味の一つを味わえたかなと思います。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

Day4もよろしければご覧ください!
日本での常識が粉々になる水の都・アムステルダム(オランダ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day4>