ドイツの露天風呂

ノイシュバンシュタイン城を眺めながら、本格塩泉での快適温泉保養|ドイツ|フュッセン温泉|温泉のすゝめ3

No.3 2017年2月6日(月) 評価★★★★★★★☆☆☆
【温泉名】Königliche Kristall-Therme/ケーニヒリッヒェ・クリスタル温泉(フュッセン・ドイツ)

先日、ハンガリーブダペストのセーチェニ温泉に続いて、またヨーロッパの温泉施設に行ってきました。
今回はドイツ!南部!フュッセン!!(どこ)

フュッセンは、ドイツ第二の都市ミュンヘンから地域鉄道(RE)で2時間ほどの街。

何が有名かと言えばこれ、
2月初めのシンデレラ城
真下から見上げた広角レンズでのノイシュバンシュタイン城
ノイシュバンシュタイン城!!

日本で、「ドイツの観光名所と言えば?」と街中で聞いたらトップ3には入るであろうこのノイシュバンシュタイン城。シンデレラ城のモデルだとかモデルじゃないとか。(少し調べたところ、モデルではない説が有力。)
今回の温泉は、そんなノイシュバンシュタイン城を眺めながら入浴できる本格塩泉です。
ではでは。。

 

Königliche Kristall-Therme/ケーニヒリッヒェ・クリスタル温泉

今回紹介するのは、『Königliche Kristall-Therme』。
フュッセン温泉入口外観
綺麗な日本語訳が思いつかないんですが、Königliche(王家の)Kristall(結晶)-Therme(温泉)てな感じの意味の施設。
全くもって王家どうこうは無いですが、きらびやかな感じを出したかったんだと思います。
調べたところ、ドイツ国内に何ヶ所か展開するチェーン施設のよう。
アクセスは、ノイシュバンシュタイン城の麓ホーエンシュバンガウから、バスと徒歩で30分ほど。
施設がとても充実しているので、お城訪問のサブアクティビティには持って来いです!
↓公式ページはもちろんありますが、ドイツ語のみです。
Königliche Kristall-Therme Schwangau

アクセス

ノイシュバンシュタイン城の観光については別記事をご覧いただくとして、施設へのアクセス方法を。

フュッセンまで行ってノイシュバンシュタイン城を訪れないことはまず無いと思うので、訪問がある前提で。
自家用車(レンタカー)で行かれる場合は何の問題もありません。
ノイシュバンシュタインから、ナビをセットして山を下ること10分。着きます。

問題なのは、電車とバスでノイシュバンシュタインを訪れている場合。
今回僕たちはそうだったんですが、施設近くまで乗り入れている公共交通は無いです。
ので、バス停から歩きます。
フュッセン駅とノイシュバンシュタイン城のあるホーエンシュバンガウを繋いでいるバス、 73番or78番に乗り、Schwangau Horn/シュバンガウ・ホルンで下車。(バイエルンチケットでの乗車可)
そこから徒歩で20分ほどです。
道のりは簡単。
無題
バスは30分~1時間に1本ほどのようなので、事前に確認しておくと良いかと思います。
バス時刻表→73,78時刻表(DB)
この記事を書いている時点では、終バスは20:14です。

料金

入浴料は、2時間12€(¥1440)、4時間19€(¥2280)、1day24€(¥2880) です。(1€=120円計算)
それぞれに約5€(¥600)ほど払うと、サウナにも入浴可能。
プールは水着着用の混浴ですが、サウナは水着未着用の混浴とのこと。
時間がなく温泉にしか入れなかったので、実態は不明です。。笑
受付の様子。
フュッセン温泉の内装
バスタオルは3€(¥360)、水着の上に羽織れるタオル地のガウンは5€(¥600)でレンタル可能。
レンタル時に25€のデポジットを取られますが、返却時に返金されます。
水着のレンタルは無いので、持参しない場合はショップで購入することになります。
今回は20€(¥2400)の水着を購入しました。

設備

温泉ゾーンは、上述のように水着着用。
混浴と言えば聞こえは良いものの、言うてしまえばプールです。
プール浴槽内からの様子
ただ、浴槽は温かく、塩っぱいです。
この浴槽は、塩分濃度2.5%。
塩分濃度と水温の情報
時間がないのと寒かったので頭がいっぱいいっぱいだったんですが、僕たちが見て回ったよりも沢山館内には浴槽があった様子。
プールに浸かりながらお酒が飲める、プール・バーなるものもあったようです。

屋外にも浴槽が。
ドイツの露天風呂
こちらは死海風呂でした。体が浮きます。
死海風呂についてドイツ語での説明
屋外からの景色。
遠くにノイシュバンシュタイン城が(辛うじて)見えます。
温泉から、遠くに見えるお城
後から調べたところ、サウナゾーンにも入れるチケットを購入すれば2階のパノラマビューのお風呂にも入れたようです。
5€ケチるべきじゃなかった。。

温泉ゾーンにも、簡単なサウナはありました。
サウナはこちら
ドイツ、サウナの入り口
サウナ入り口の塩
如何せん時間がなかったので利用しませんでしたが、水着のまま軽食を取れるスペースや、アイスの自動販売機なんかもありました。

泉質

ところでその「温泉」とやらは本当に温泉なのか?という話ですが、想像以上に温泉です。
ハンガリーのセーチェニ温泉もしっかりした鉄泉だったんですが、こちらは塩泉。
受付横にあった、地層についての説明。
地層についての説明書き
成分表もしっかりありました。
温泉入口にあった泉質成分表
塩分の濃さ調整のためにも加水等は行われているかと思いますが、しっかりと湧いている「温泉」なんだなというのを強く感じられました。

まとめ

総じておすすめです!!
ミュンヘンからの日帰りで、ノイシュバンシュタイン城とまとめて1日で!となると、なかなか時間はキツキツになりますが、しっかり予定を立てていけば十分可能だと思います。
日本からの単発の旅行の場合は、「ドイツに来てまで温泉に入る意味ww」て感じでしょうが、海外の温泉はどんなもんなのか、一見の価値アリだと思います。
何より、日本の温泉というよりもプール的な要素が強いので、アクティビティの一つとして、とても楽しめます。
個人的なオススメは、ミュンヘンでの一泊を減らして、フュッセンに一泊する案です。
バイエルンチケットでの日帰りを考えている場合は、無理だ~となるかも知れませんが、ただでさえバイエルンチケットは安いので、温泉の楽しさと充実度を考えたら倍値払っても何てことないとぼくは思います。
ではでは、ありがとうございました。
本当に、ノイシュバンシュタイン城に観光に行かれるんでしたら、オススメの施設です。

せっかくの温泉。入浴後は施設近辺での宿泊がオススメです。


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