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昔ながらの温泉宿でのんびり湯治客気分|別府・鉄輪温泉『民宿 みゆき屋』|大分県|温泉のすゝめ35

No.35 2018年11月17日 評価★★★★☆ (是非また行きたい)
【温泉名】別府・鉄輪温泉 『民宿 みゆき屋』(大分県別府市)
念願の別府・鉄輪温泉。
前回別府を訪れたときには別府駅近くに滞在したので、今回初めての鉄輪宿泊でした。
なるべく安い宿を、と探していたら見つけた昔ながらの旅館でしたが、女将さんはじめ宿の方々は暖かく、温泉も、貸し切り式の掛け流し露天を満喫できました。

別府・鉄輪温泉について

日本一有名な温泉と言っても過言ではない大分・別府。
その中でも、観光地の「地獄」が近く、温泉街の落ち着いた雰囲気も楽しむことが出来るのが鉄輪の温泉街。
町中に共同浴場が多く、足湯や蒸し湯なども。
温泉を楽しむには最高の環境が整った、国内随一の温泉街だと思います。

『民宿 みゆき屋』

宿泊したのは鉄輪温泉街の中にある『民宿 みゆき屋』。

素泊まりで値段も安く、お風呂も充実していたので選んだこのお宿。

お部屋は、床の間も無い簡素な和室。
昔ながらの温泉宿、といった感じで、華美さや新しさはないですが、温泉に集中するには良い環境だったなと。

鉄輪温泉街の中心(蒸し湯や地蔵のある場所)まで100mほどの場所で、街を歩いて回るにも良かったです。

みゆき の温泉

みゆきの浴場は内湯1ヶ所、露天2ヶ所でそれぞれが貸し切り式。行って誰も居なければ入れますし、人が入っていたら部屋に戻るかその場で待つか。

露天は同時に5人ぐらいならば使えるかなぁ、という広さ。
洗い場と浴槽のシンプルな作りですが、浴槽の奥にある瓶から熱いお湯が掛け流されていて、温泉を味わうにはこの上ない環境。

浴場にはボタンが設置してあり、これを押すと大量に源泉が投入されお湯が熱くなるんだとか。

内湯には入りませんでしたが、とてもゆったりしたのんびりした雰囲気で、露天だけでもとても充実した時間を過ごすことが出来ました。

総合評価

【泉質(ナトリウム塩化物泉)】
★★★☆☆ 3.0/5.0
湯あたりの良い塩化物泉。
塩気は少ないものの、源泉の温度は80℃。ポカポカ。
【湯質(掛け流し有無等)】
★★★★★ 5.0/5.0
高温の源泉を掛け流し。
【温泉設備】
★★★☆☆ 3.0/5.0
基本は2ヶ所ある貸切露天のみ。
内湯には蒸し湯も付いているとの事でしたが、狭いのと人気なのとで利用できず。
【施設の雰囲気】
★★★★★ 5.0/5.0
典型的な温泉民宿。
女将さんやスタッフの皆さんも優しく、昔ながらの温泉宿を感じるにはベスト。
【総合評価】
★★★★☆ (是非また行きたい)

宮崎の山奥深くにある冬リゾート温泉|ごかせ温泉 『木地屋』|宮崎県|温泉のすゝめ34

No.34 2018年11月17日 評価★★☆☆☆ (これで満足)
【温泉名】ごかせ温泉 『木地屋』(宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町)
翌日の高千穂観光を前に、高千穂峡の近くで温泉を探していたら見つけたお宿。
五ヶ瀬ハイランドと言う総合施設の敷地内にある宿で、温泉宿と言うよりはスキー宿の雰囲気。
泉質は肌スベスベの良質なものでしたが、湧出量が少なめなようで、お湯から消毒臭がしたのが少し残念でした。

高千穂峡のほど近くにある「ごかせ温泉」

高千穂峡から車で20分ほどの場所にあるごかせ温泉。
伝統的な温泉地というわけではなく、雰囲気としては、「スキーリゾートで地下を掘ってみたら温泉が出てきました!」といったような感じ。
ですので温泉地の風情というものはほぼゼロですが、アルカリ性の泉質は非常に良質なので、体を休めるにはとてもいい温泉だなと思います。

『木地屋』

レジャー施設やら合宿所やらスキーリゾートやら…と様々な顔を持つ、五ヶ瀬ハイランドにあるお宿。

お宿の雰囲気はというと、ホテルと旅館を混ぜたような、一言で言うならばスキー宿。
そのため、「温泉を楽しむぞ!」と出向くと少し拍子抜けするかも知れません。

春夏秋はアクティビティ、冬はスキーにと五ヶ瀬ハイランドにいるだけでも様々楽しめる施設ですが、宮崎観光でごかせ温泉を利用するメリットは、何と言っても高千穂峡へのアクセスの良さ。車で高千穂峡一帯までは20分ほどです。

温泉は自称「美人の湯」のアルカリ泉。

湧出量の少ない冷泉なので加温有りの循環式ではありますが、確かにお湯はとろとろで、肌はすべすべを超えてツルツルになります。
①循環式で消毒臭がする ②大浴場感が強く風情が無い
という2点に目をつむれば、値段、アクセス、泉質とバランスの取れたいい宿だったなと思います。


 

総合評価

【泉質(アルカリ冷鉱泉 )】
★★★★☆ 4.0/5.0
肌がツルツルになるアルカリ泉。
【湯質(掛け流し有無等)】
★★☆☆☆ 2.0/5.0
加温循環で、若干の消毒臭。
【温泉設備】
★☆☆☆☆ 1.0/5.0
内湯の湯船一つのみ。風情は無し。
【施設の雰囲気】
★★☆☆☆ 2.0/5.0
温泉施設というよりは、スキー宿。
スタッフさんの対応は丁寧で、部屋も広く、施設は綺麗。
【総合評価】
★★☆☆☆ (これで満足)
温泉を目指して再訪することは無さそうです。
 

九州最南端の絶景眺海露天風呂|伏目温泉「ヘルシーランド たまて箱温泉」|鹿児島県|温泉のすゝめ33

No.33 2018年11月16日 
評価★★★★☆ (是非また行きたい)
【温泉名】伏目温泉 「ヘルシーランド たまて箱温泉」(鹿児島県指宿市)
この九州旅行で5箇所目に立ち寄った温泉。
旅館→砂蒸しと来てこの日3回目の入浴でしたが、友人の推しもあったのと、評価も高く、鹿児島の先の方までなかなか来る機会も無いだろう、ということで。

鹿児島・伏目温泉

鹿児島県指宿市にある伏目温泉。
「伏目温泉」と言っても、この地域にある温泉はこのヘルシーランド一帯だけ。そして施設は砂蒸し、露天、内湯と三ヶ所に分かれています。

この近辺で温泉といえば同市内にある指宿温泉が有名で、温泉地としての知名度はさほど高くない伏目温泉。

そのためかヘルシーランドは日帰り専用の施設になっていて、指宿温泉の影にある穴場スポットの様相を体しています。

と言ってもネット全盛のこのご時世。トリップアドバイザーで高評価を得たということで、「指宿温泉のおこぼれ」でなく、直接この山川温泉を目指してやってくる人も多いようです。
 

眺望風呂として知名度の高い「たまて箱温泉」

ヘルシーランドには「温泉保養館(屋内)」「露天風呂 たまて箱温泉」「砂蒸し温泉 砂遊里」と3つの施設があります。
今回は指宿での砂蒸し入浴後の訪問だったため、絶景が有名な「露天風呂 たまて箱温泉」にだけ入浴しました。

たまて箱温泉の眺望の何が凄いかと言えば、海に面した露天から眺めるただひたすらの海。
※露天の浴場は2ヶ所あり、隔日男女入れ替え制なので1/2の確率で大眺望風呂には入れません。

海に面した眺望風呂は日本各地に存在していますが、これほど海抜がありながらも海に近く、180度を超える眺望が確保されている風呂はなかなかありません。
ましてやその湯が掛け流しの温泉となれば、海を望める露天風呂として国内随一と言えるのではないでしょうか。

浴槽は露天に2つで、屋内は洗い場のみ。
少し狭めの熱湯(あつゆ)と、どーんと広い大浴槽の2つの浴槽。

大浴槽も湧出口付近は熱めですが、少し離れれば海を眺めながらのんびり浸かっていられる温かさ。
お天気に左右はされますが、絶景好きならば訪問必須の一湯です。
 

入湯録

訪問したのは冬の入口11月半ば。ただ、暖冬の影響もありTシャツパーカー姿で十分の暖かさでした。

駐車場に車を入れ、温泉に向かう前にかつて製塩業で使われていた施設を見学。迫力が凄い。

ここから、砂蒸し温泉 砂遊里の様子が見下ろせます。

そして、温泉へ。

露天風呂に。

平日の真っ昼間でしたが、脱衣所には人がわんさかと。
裸になり、洗い場を抜けると、どーんと大眺望。
写真はこちらをご参照のこと。
【公式】ヘルシーランド | 露天風呂「たまて箱温泉」,砂むし温泉「砂湯里」,レストラン「地熱の里」

砂浜にある湯でなく海抜が高いので、「海の迫力」ではなく、周りの山々の様子も引っくるめた「眺望の迫力」を感じることが出来ました。
お湯もそこまで熱くなかったので、20分ほど友人とぼーっと。

湯上がりには温泉たまごを。

蒸したまごのようで、ホクホクした、独特の風味でした。これが50円は凄い。

湯上がりは同施設内で昼食を取ろうかという話にもなりましたが、山川駅近くに良さげな食堂があったので、そちらで鰹のたたき定食を。

その後に立ち寄った道の駅では納品作業をしていたおばあちゃんにタダでさつまいもを貰ったりと、人の暖かさにも触れられたとても良い温泉入浴でした。
次回来たときには、山川・伏目温泉でも砂蒸しの体験をしてみたいと思います。
 

総合評価

【泉質(塩化物泉)】
★★★★★ 5.0/5.0
一般的な塩化物泉で湯上りの保温効果は抜群。
湯あたりは極めて柔らかく、若干黄色味を感じる源泉。
指宿・山川で入った3つの温泉の中で一番の良質泉。
【湯質(掛け流し有無)】
★★★★☆ 4.0/5.0
広い湯船に掛け流し。
オーバーフロー(浴槽から溢れるお湯)の量もかなり多い。
一部循環式 (あまり感じませんでしたが) とのことなので、-☆1つ。
【温泉設備】
★★★★☆ 4.0/5.0
抜群の眺望を有するので高めに設定。
ただ、浴槽は普通湯と高温湯の2種類のみ。
洗い場は沢山ありましたが、休祝日は大混雑しそう。
【施設の雰囲気】
★★★★☆ 4.0/5.0
地元の方が多く、落ち着いた雰囲気。
【総合評価】
★★★★☆ (是非また行きたい)
 

知名度随一の天然砂むし温泉|指宿温泉「砂蒸し会館 砂楽」|鹿児島県|温泉のすゝめ32

No.32 2018年11月16日
評価★★★★★ (絶対また行きたい)
【温泉名】指宿温泉 「砂蒸し会館 砂楽」(鹿児島県指宿市)
国内で一番のお気に入り温泉と言っても過言で無い、砂蒸し。
別府・竹瓦温泉とここ砂むし会館しか経験したことはないんですが、施設として洗練されつつスローな空気感もある素晴らしい入浴施設。
何より、何の邪念もなくぼーっとすることが出来るので砂蒸しは大好きです。

指宿温泉の天然砂蒸し

九州に多い砂蒸し温泉ですが、一番知名度が高いのがここ指宿砂蒸し会館。

ローカルな雰囲気の漂う伏目温泉(鹿児島)の砂蒸しや別府・竹瓦温泉の屋内砂蒸し等他にも砂蒸し施設はありますが、ここは規模感といい雰囲気といい個人的にはベストです。

「砂蒸し会館 砂楽」を再び訪れて

3度目の訪問になった砂蒸し会館 砂楽。
毎度それほどはのんびりしないんですが、何度も訪れているなりの目線でせっかくなので幾らか。

「砂楽」の施設

干潮時には海岸での砂蒸しが体験でき、雨天時も屋根付きの設備がで砂蒸しが出来る砂楽。
受付を抜け、浴衣オン裸に着替えて外へ出ると砂蒸し。
10分ほど蒸されたら自力で砂から抜け出し、シャワーを浴び、屋内の掛け流し温泉でのんびりまったり。
サウナも付いてますが、砂蒸しされたら十分なような気もします。

外国人対応の充実

久しぶりに訪れて驚いたのは、外国人対応の充実ぶり。
動線が複雑なのもあり、多国語で入浴順が説明されたパンフレット。

砂蒸しから大浴場に戻る途中には、宗教的に公共浴場を利用できない人向けのシャワールームも新設。

海外を回って観光地のあれこれに敏感になったので元々存在したものを新発見したのかも知れませんが、これほど多国籍に対応がなされている観光地もなかなか無いので、とても興味深かったです。

入湯記

訪問したのは11月の、曇の濃い一日。朝方。
3度目ということで僕は受付を済ませスタスタと進んでいきますが、友人は初めてだったので新奇なことが多かったよう。

さっと浴衣に着替え、砂蒸しへ。
ど平日の早朝にも関わらずなかなかの人出でした。

皆さん沢山汗を掻くので、定期的に熱湯消毒。

促されるままに砂に寝転がり、2人掛かりで砂を全身にかけてもらい、友人の持ち込んだスマホにて写真を幾らか。

10分が目安とは言われますが、言われたとおりに上がるのももったいないので15分強砂に蒸され、内湯へ。
かなり汗をかくほど温まりましたが、汗のせいで内湯への帰り道はなかなか寒く。。

内湯に入る前にかけ湯でしっかりと砂を流し、そのまま湯船へざぶんと。
お湯はほど良い熱さ。

源泉掛け流しの塩化物泉で、肌に何か感じるということは無いんですが、どことなくトロッとしたような印象を感じる湯です。

砂楽訪問前には宿で朝風呂、この後も山川温泉を訪れる予定だったので、5分もせずにお湯の外へ。

浴場内の壁に書かれている旅行人の言葉「湯に浸かれば、誰もが心安らぎ、等しい存在になる(というようなニュアンスの言葉)」がとても好きです。
写真を撮れないので、次回行ったときに暗唱でもしようかと思います。

湯から上がり、のんびり出てきた友人を待つこと10分弱。これにて3度目の砂蒸し会館訪問が終了。

湯から出たあとに見つけた、1800年代に行われていた砂蒸しの様子を標した写真。

ぜひとも必ず4度目に。

総合評価

【泉質(塩化物泉)】
★★★★☆ 5.0/5.0
一般的な塩化物泉。
湯あたりは柔らかく、湯上りの保温効果も抜群。
【湯質(掛け流し有無)】
★★★★☆ 4.0/5.0
源泉掛け流しも、施設の性質上非常に若干の砂気。
【温泉設備】
★★★★★ 5.0/5.0
国内でも希少な天然砂蒸し温泉。
内湯にもサウナが完備されていたりと砂蒸し以外の設備も充実。
【施設の雰囲気】
★★☆☆☆
観光地感が強く、雰囲気が特段良いということは無い。特殊な施設なので、仕方なしかとも。
【総合評価】
★★★★★ (絶対また行きたい)