旭町防波堤灯台

福山雅治ゆかりの地めぐり(長崎 GOTO ワーク⑨ 1213-1227)

3度目の長崎。

1度目は中学の修学旅行。路面電車の街、坂だらけの街というのは生まれて初めての体験だった。

2度目は大学1年の夏。長崎→鹿児島縦断の起点に選び、カステラちゃんぽん角煮まんとそれなりに長崎の街を堪能した。

3度目はまるっきり趣向を変えて、2週間の滞在。主眼にあるのは、福山雅治の足跡を追うこと、幕末の空気を感じること(『竜馬がゆく』を長崎で読み始めたかった)、辺境県の一つとしての長崎を見つめること。

書き疲れるので、福山ゆかりの地行脚の記録だけ、比較的ネット情報が薄目の部分だけをざーっと。

目次

1.福山ゆかりの地行脚
1-1.福山ゆかりの地一覧(googlemap)
1-2.長崎港旭町防波堤灯台
1-3.原楽器店

福山ゆかりの地行脚


昔から福山雅治の楽曲は好きだったし、中学生の頃には「vs.知覚と快楽の螺旋」をギターでコピーしたり、「HELLO」を弾き語りもしたりしていた。

ただここ5年ほど、野郎夜に通うようになってからその傾倒は強まり、今年は、アルバムをすべてかき集め、アルバム未収録曲も買い漁り、徹底的に福山を聴き込んだ。

せっかくだし、その足跡を訪ねる意味でも長崎に出向いてみようではないか、と。

足を運んだのは、以下9か所。ネットで調べた3次情報しかないので真偽不明な部分もあるものの、そんなもんは思い込んだもの勝ちの世界である。

[稲佐]
・淵神社
・宝珠幼稚園
・稲佐小学校
・共楽園
・キャンティ
・長崎港旭町防波堤灯台(「18-eighteen-」)
[思案橋]
・思案橋ラーメン
・原楽器店
[その他]
・山王神社(「クスノキ」)
([行きたかった])
・大草(「道標」「昭和やったね」「蜜柑色の夏休み」)

福山ゆかりの地一覧(googlemap)

稲佐側のルート(徒歩)はgoogleに残したので、ご参考程度に。(その他の調べ得たゆかりの地もマッピング済)

長崎港旭町防波堤灯台

福山青年が自転車で通い、釣りをしていたとの3次情報アリ。
周辺に灯台も無さそうだし、調べると釣りがうんぬんと情報が出てくるし、稲佐からは自転車ならば10分弱。

稲佐から歩くこと20分ほど。マップが海上を示していたものの、きちんと防波堤があったので安心。

灯台まで足を延ばすと、釣り人がいたため、ソーシャルディスタンス的にも灯台への接近は断念。

ただ、

外国船汽笛響く
灯台にもたれひとり
「遠く」へと想い馳せた18の夏

「18-eighteen-(アルバム『残響』)」

の歌詞に唄われたのはこの地であろうと勝手に確信。
大型船が汽笛をあげると長崎の山々に反響し、得もいわれぬ響きを醸すのである。

旭町防波堤灯台
福山青年が釣りに励んだ(との情報がある)灯台

この灯台にたたずむ福山青年の姿とその心境を心に思い描いていた10分間が、長崎探訪で最も実りある時間であったかも知れない。

旭町防波堤灯台
旭町防波堤灯台

原楽器店

気さくな店主(原さん、2代目)が営む楽器店兼貸スタジオ貸ホール店。

長崎原楽器
原楽器

Googleの情報だけを見ると「楽器店というより貸しスタジオ」との記述があったので、外観だけでも見に行くかあぐらいの軽い気持ちで訪問。

すると、軒先にかような文言が。

福山ファン限定レンタルスタジオ
“ファン限定”と謳うが、30分を1時間の半額で貸しますよ、という店主の計らい

店内も「スタジオというより楽器店」の風采だったので、そろりと入店。

「福山さんのファンで、表の貼り紙見たんですけど…」と告げると、あれやこれやと気づけばスタジオに入室している自分。

スピーカーを繋いで、在りし日の福山青年の姿を想いながら楽曲を聴くこともできる。

このビルは2020年で築40年で、スタジオもホールもほぼ当時のままの姿を留めているとのことだった。

1時間700円(一人の場合。二人以上で入室の場合倍額。あくまで「音楽練習スタジオ」ですので…)。

たっぷり堪能し部屋から出たのち、あれやこれやと1時間近く、店主と雑談をさせていただきました。

福山青年人生初ライブは中3のこのホールだったとのことで、ライブ中の映像にも登場したことから稲佐でのライブの際にはファン訪問が絶えず、「対応しきれんからもう開けっ放しよ!『勝手に見てけ!』って」と笑顔で語る店主。

手書きのメッセージが店内に飾られているものの、撮影は事務所NG。
アポなし訪問をいつぞや受けた際に撮ったという写真はひっそりと。

以下二次情報。どこまでネットに書いていいのやら自分の常識が問われるところ…。

店主の弟さんは福山と同学年だそうであるが、「当時はドラマーをしていたお兄さんは有名だったけれど、”雅治”は知らんかったなあ」と語っていたとのこと。
また、福山青年が原楽器店を使っていたのは、現店主のおじが淵中学校吹奏楽部で顧問をしていた関係だそう。

中古楽器を買いにまた足を運びたい。「新品はネットで買って。その方が安いから」とあっさり言い切る潔さ、コロナ禍でも温かく対応いただいた店主の人柄が素敵でした。お母さんも現役。どうぞ末永くお元気で。

蛇足、当然ながら福山グッズの販売はありませんが、ファンに是非にと言われ作成したという「(有)原楽器店ボールペン」、裏面に「福」の字の入った大正琴のピックが買えます。(二つ目は単なるこじつけ…)

原楽器グッズ
全くもって福山とは関係のないグッズ

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