マラケシュから経済都市カサブランカへ鉄道移動、観光はモスクのみのなかなか余裕ある一日。
夕飯に食べたイカがとても美味しかったのもハイライトです。
2018/9/10
移動 宿〜マラケシュ駅
マラケシュからカサブランカへは鉄道にて移動。
列車は2時間ごとにあり、本当は8:20マラケシュ発のものに乗るつもりだったんですが、前日の寝つきが悪かったため睡眠の方が重要と判断し、8:00過ぎに起床。
宿を約1時間後に出て、タクシーを拾う。
現地人は初乗りに10DHも払わないそうなんですが、観光客は足元を見られているのでメーターも使ってもらえず。
タクシーを止めて駅まで幾らか聞くと、80DHだの50DHだの。
僕の後ろでタクシータクシー言ってた青年がタクシードライバーで、簡単な交渉の末に25DHで良いよと言ってくれたので乗車。
フランス語しか喋れないようでしたが英語は何となく聞けるようだったので、ボディーランゲージで会話。
カサブランカに行くと話すと、「カサブランカはとーーーても大きな街。それに、危ない。ケータイでマップを見ながらふらふらしてるとバイクが走ってきて取られるから、必ずポケットに。荷物はしっかり持って。」というようなアドバイスを。
お話も出来て楽しかったので30DHを渡してお別れ、駅に到着。
移動 マラケシュ〜カサブランカ
駅の券売機で切符を買おうとするも、カードが使えなかったので窓口へ。
500円ほど違う1等車と2等車の違いを尋ねると、座席が指定かどうかと快適さの違いだと。
迷わず2等車の切符を購入。95DH。
出発1時間前でしたが車両は到着していたので乗り込み。
日本の地方ローカル線を思わせる車内。
まだ気動車は到着しておらず。
10分ほどすると気動車が到着。
カフェ車両はあると言っていたので(多分英語が分からず適当に答えただけ)ホームに入ったものの朝食を買えなかったので、車内でぼーっと。
定刻になると発車。
砂漠地帯を抜け市街地も増え、3時間半ほどでCasa Voyageur(カサブランカ駅)に到着。
びっくりするぐらいに定刻での到着でした。
工事中のこれも中国資本か…?
移動 カサブランカ駅〜宿
宿までは距離にして2kmほど。
バスを使うのは不安だったので路面電車で宿から500mほどの所まで行こうかと思っていたんですが、結局タクシーを。
出口そばで声を掛けてきたおっちゃんは「80DHでどうだ?安いだろ?」と意味のわからないことを言ってきたので、「マラケシュでは同じ距離30DHだったわ〜」と追い払う。
次に声を掛けてきたおじちゃんが向こうからの言い値で30DHだと言うので有無を言わさず乗車。
本当はもう少し安く乗れるんだと思いますが、10DHと30DHでは200円しか変わらないので、そこを値切るのは馬鹿らしいなと。
なかなか年季の入った車。
右のサイドミラーはもげており、左のミラーも閉じたまま。
出発すると相乗りの乗客を2人乗せ、なるほどこっちのタクシーは相乗りが普通なんだなと知る。
20分ほどでホテルに到着。
ハッサンⅡ世モスク
ホテルでチェックインをすると、モスクは行くの?と。
前日の宿で
「カサブランカではモスクにさえ行けば大丈夫だ。中にはツアーでしか入れないから、時間を確認しておくと良いよ」
と言われていたので、ツアーは14:00で終了しているものと思い諦めていたモスク訪問。
受付のお姉さん曰く、今はサマータイムだから15:00が最後のツアーのはずよ!と。
その時点で14:30。歩いて25分ぐらいとのことだったので、荷物を置いて急いでモスクへ。
近づいてきました。
で、14:50頃到着。
チケットカウンターの場所が分からず彷徨い、スタッフのお兄さんに場所を聞いてどうにか15:00にツアーのチケットを購入。
先にモスクに向かっていたツアー団に追いつき、内部へ。
おじさんが言ってたように、確かに凄い。荘厳な空気。
ツアーの解説がすごく丁寧で良かったです。
モスクは週7日24時間体制3シフト制で建築され、シャンデリアと2本の柱を除いて素材は全てモロッコ産。
ムスリムではないフランス人建築家の手によって設計されたものだと。
そして地下へ。
地下には身体や衣服を清める噴水が。
とてもアーティスティック。
1時間弱でツアーは終了し解散。
中に入れて本当に良かったです。これに入れなかったら、カサブランカにフライトだけのために来たことになってしまっていたので。笑
チケットデスクは、モスクから正面(海と逆方向)に100mほど進んだ左手です。
夕食 La Sqala
帰り道にGoogle Mapで評価の良さげなモロッコ料理店があったので、特に価格帯も気にせず入店。
せっかく海のある街だし海鮮が食べたいなーと思っていたので、比較的値段の安めだったイカを120DH(1200円)で。
食前のオリーブ。
どこのレストランでも、地中海だけあってオリーブの実が出てくるんですよね。
しかもどれもジューシーでとても美味しい。
リンゴジュースはしぼりたてで濃い。200円。
で、イカ。思ってたよりも豪華で綺麗で分厚い!!
日本でこれをディナーに食べたら、お酒込みで5000円ぐらいはしそうだな〜という感じでした。
店を出ようとすると、店員のおじさんに呼ばれお店の正面へ。
「ここには大砲があって、海が見えるんだよ(的なフランス語)」
「上に登ってごらん(的なフランス語)」
いい見渡し!!
これはチップを要求するためのサービスかと思い硬貨を取り出すと
「いやいやいらんいらん(的なフランス語)」と。
カメラを持っていたので、本当にただの親切心で案内してくれたみたいでした。
マネーエクスチェンジを求め新市街を彷徨い
宿がクレジットカードを受け付けないとのことで、受付のお姉さんに物凄く申し訳なさそうにされながらATMへ。
デビットカードが使えなかったので、市街地に出て円をDHに交換。3000円出して、250DHぐらい。
レートは悪いけれど致し方なし。
宿に戻って宿泊費をお支払い。この日は香港以来の個室。
その後はエジプトでの旅程を確認したり何なりし、就寝。
この日も朝はそれほど遅くありませんでしたが1時間ほど寝付けず。
時差ボケで体が狂ってきているのか何なのか。困ったものです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
詳細
8:15 起床
9:15 宿出発
9:20 タクシー乗車(30DH)
9:35 Casa marrakech(マラケシュ駅)到着
10:23 列車出発(95DH)
《移↓動》
12:50 昼食 車内(菓子パン11DH)
《移↓動》
13:58 カサブランカ到着
14:05 タクシー乗車(30DH)
14:30宿着(Hotel Centrale 338DH)
15:00 ムハンマドⅡ世モスク(120DH)
15:55 モスクツアー終了
16:30 夕食@La Sqala(145DH)
17:20 宿着・マネーチェンジへ
18:00 宿着
23:00 就寝