B747の機尾

フランクフルト空港、空港見学ツアーの内容を写真と共に紹介!

タイトルの通り、フランクフルト国際空港の空港ツアーに参加してきました!
カメラを構えているだけで警備員に取り囲まれると噂のイギリスとは違い、ドイツは航空機撮影にずいぶん寛容。ベルリン空港も展望デッキが開放されていたり、なかなか飛行機好きにはたまらない環境が整っています。

今回は、フランクフルト国際空港の空港ツアーについて、申し込み方法と共に紹介しようと思います。
ひとまず先に結論だけ言いますと、とてもオススメです!!時間があるならば(無くても参加する価値はあると思いますが)ぜひ!
2017/8/2参加

フランクフルト国際空港について

言わずと知れたヨーロッパの代表的国際空港、フランクフルト国際空港。何カ国から何航空会社が乗り入れ等の話もツアー中にありましたが、ドイツ語が良くわからなかったので割愛。
4本の滑走路と2つのターミナルを持つこの空港ですが、意外と飛行機好きに嬉しいイベントも多く、第2ターミナルには展望デッキもあったりと、とてもいい空港です。
フランクフルト国際空港の構内図

 

空港ツアーの種類一覧

フランクフルト空港のサイトを見ると色々な種類のツアーが用意されているんですが、個人が気軽に参加できそうなツアーは主に2種類。
Starter Tour
個人でも参加できる、当日飛び込みあり45分間のツアー。参加していないので詳細は不明ですが、バスでターミナル1、ターミナル2、貨物区域などを巡って飛行機を観察するツアーだと思われます。
参加料金は7€で、4歳以下の幼児や障がい者の方は無料で参加可能。
ツアーガイドの解説言語はドイツ語のみですが、飛行機を間近で見られるだけでも十分満足できると思います。それにドイツ人の英語水準は非常に高いので、何か問題があっても英語で対応してもらえるかと思うので心配は無用です。
開始時刻は午後1,2,3,4時、週末は午前11時、12時も追加されます。
先にも書いたようにチケットは当日に窓口でも購入可能ですが、オンラインショップでの予約も可能です。受付カウンターは、ターミナル1のフロア2(搭乗手続き窓口がある階)のホールC。
気軽に参加できるので、乗り継ぎで時間が余っちゃって〜なんていう方にオススメのツアーです!
Maxi Tour
Starter Tourの倍の時間、1時間半を掛けて空港の外周をぐるっとバスで一周できるツアーです。Starter Tourの内容に加えて、ターミナルと逆側の貨物区域(海外の貨物便が多い)やプライベートジェットのスポットを巡り、ツアーの最後には空港東側の25L滑走路の真下から、運用次第では着陸機を見上げることができます。
料金は15€で参加は12歳以上。(ターミナルからかなり離れるためだと思われますが、厳しく年齢確認をしているような様子はありませんでした)
当日の飛び込み参加は基本不可で(交渉の余地は無くもない雰囲気ではありました)、オンラインショップでの前もっての予約が必須です。
もしもフランクフルト空港で時間が出来ることが前もってわかっている場合は、日本の空港でもなかなか実施されていないようなツアーだと思うので、観光の一環として(暇つぶしにもなりますし)参加してみるといいかと思います!

 

当日の流れと、実際のツアー内容(写真紹介)

当日は、開始時刻の15分前に窓口に。窓口は、ターミナル1(SバーンやICEで到着して初めに降り立つターミナル)の2階(搭乗手続きカウンターのある階)、C区域にあります。
ツアーの受付窓口
15分前に集合して受付でチェックインを済ませ、チケットを受け取り。
空港ツアーのチケット
人が集まると、手荷物検査場に案内されます。周りを見ていると、飲み物は普通に持ち込めるようでした。最悪何か持ち込めないものがあっても、受付カウンターで預かっておいて貰うことも出来なくはないと思います。
ツアーの参加者たち

そして手荷物検査を抜け、地下の待合室に。
地下の待合室
ここでガイドの方から、皆さんどちらからいらっしゃいましたか〜?みたいな問いが。 Aus Japanと答えると、少し笑いが。何が面白い!ここは国際空港だろうに!と思いつつ、スルー。
この日の参加者は皆さんドイツ人の方でしたが、ガイドさんの反応が薄かったことを見ると、外国人もよく来るんだろうなという感じはしました。

バスに乗り込み、出発!
バスへ乗車
まずは、ルフトハンザを中心に、スターアライアンスが利用している第1ターミナルから。
トーイングされるカタール航空のA350-900。個人的にとても好きな機種。
カタール航空のA350
カタール航空A350-900を横から

ブラジルの航空会社。
ブラジルのエアラインの機体
そして、ルフトハンザの大型機専用の駐機場へ。B747とA380しか並んでいない、大型機好きには夢のような場所。
フランクフルト空港のルフトハンザ機駐機場
搭載できる燃料の量や、座席数の解説なんかをしていました。
真下から見ると、やっぱり迫力がすごいです。(10mmレンズでどうにか収まります笑)
尾翼の下から見上げたB747
尾翼から観たベルーガA380
B747の機尾
レジ番についての解説もしていました。アルファベットのあと3文字が機種を示していて、頭の文字Aがルフトハンザでの初号機を表していて、以下新しい順にA,B,C…となっているとのこと。
ルフトハンザ航空のB747

管制塔。
フランクフルト空港の管制塔

ルフトハンザの格納庫。
フランクフルト空港のルフトハンザの格納庫

そのあとは貨物区域。
DHLとLufthansa cargoが停まっていました。
Lufthansa Cargoの機体を横から
DHLの機体を正面から
DHLの機体を横から

そして燃料タンクや生鮮食料品市場の近くを通り、空港敷地内を南へぐるっと。
貨物区域その2。こちらにはアジアやロシアの貨物機が停まっていました。
大韓航空貨物の機体
中華国際航空貨物の機体

整備中のルフトハンザ機。
尾翼のエンジンを修理する人

トーイングされるルフトハンザ・カーゴの機体。
トーイング中の機体

この辺あたりまで来ると25L滑走路が近いので、着陸も間近に見ることが出来ます。(望遠は300mmです。)
フランクフルト空港に着陸するアシアナ航空機
フランクフルト空港に着陸するルフトハンザB747

タキシング中の機体のコックピットにレンズを向けると、パイロットの方が手を振ってくださっていました。
ルフトハンザ機の機首
手を振るパイロット

そして25Lの滑走路端。
ここで15分弱停車して、ガイドさんがスマホで着陸便を確認しながらA380のランディングを待ちました。
その間にも小型機中型機が降りてきました、
アプローチ中のエア・ベルリンの機体
フランクフルト空港にアプローチ中
が、やはり超大型は迫力が違います。アシアナのA380でした。
アシアナ航空A380
アシアナ航空A380
ランディングするA380
ランディングしたA380

その後はターミナル2の前を通過し、ターミナル1に到着。
ターミナル2には、ワンワールドのJALやブリティッシュエアウェイズの機体が駐機していました。
ブリティッシュ・エアウェイズの小型機
フランクフルト空港に駐機するJALのB787

開始から45分経った頃には「まだこの倍もあるのか。」と思ったりもしましたが、なんやかんやあっという間に一時間半が過ぎました!

 

日本ではなかなか見ることの無さそうな機体たち

上では紹介しなかった機体を幾らか。。
ルフトハンザの、短距離専門子会社Lufthansa Regionalの機体。
ランディング中のルフトハンザ・リージョナルの機体
復刻塗装のルフトハンザ機
復刻塗装のルフトハンザ機
ナミビア航空のA330型機。
ナミビア航空のA330型機
ルフトハンザ・カーゴのMD-11F型機。
ルフトハンザ・カーゴのMD-11F型機
コンドル航空のB767型機。
コンドル航空のB767型機

 

おわりに

こんな感じで一時間半、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。普段こんなに隈なく空港の敷地内を見て回る機会もないので、とても面白かったです。
飛行機好きからすれば15€でこの内容は(ドイツ語が理解できるならより一層)安いかと思うんですが、それほど空港や飛行機に興味がない方でも楽しめる内容だと思います。ですので、1時間半のMaxi Tourと言わずとも、暇つぶしがてらにStarter Tourに参加するのはとてもオススメです。
では、最後までご覧いただきありがとうございました!

「フランクフルト空港、空港見学ツアーの内容を写真と共に紹介!」への3件のフィードバック

  1. タイチ ミヤデ様
    今月末から一人旅でフランス、ルクセンブルク、ドイツと2週間するのですがの欧州を出るのがフランクフルト空港でどこかから空港ツアーを知ったので、ウェブを見ていたら貴殿の記事が。
    とても分かりやすく抑えのきいた内容でとても良かったです。
    英仏語も堪能ではなく独語はダンケシェーンとグーテンモルゲンぐらいしか知らない私ですが、楽しんできます。
    (今、どのツアーにしようか思案中です)長く参加したいのですが時間割が難しい・・・。
    まずは御礼まで。

    1. コメントありがとうございます!
      記事がお役に立てたなら良かったです。ドイツは英語の出来る人が多いですし、ドイツ語が出来なくてもきっと大丈夫だと思います。
      ツアーもぜひ楽しんできてください!!

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