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世界でも珍しい岩塩坑の世界遺産とポーランド旧都の街並み(旅行記Day3/5)

前日はワルシャワからクラクフへと移動し、アウシュビッツの記念館を訪問。
この日は予約していたヴィエリチカ岩塩坑を朝から訪れ、その後は列車の時間までクラクフの街を散策。
その後は4時間かけてワルシャワに移動し、夕食にポーランド料理を。
思いがけず公共交通のストップに見舞われましたが、どうにか宿に帰り着きました。
では。
2017/6/4 クラクフ(ポーランド)

ヴィエリチカ岩塩坑

ポーランドの世界遺産、ヴィエリチカ岩塩坑。
日本には海塩があるので、塩鉱山はあまりメジャーでないように思います。
このヴィエリチカ岩塩坑は、700年ほど前から1996年と比較的最近まで実際に使われていた岩塩坑。
いまでは世界遺産に登録され、すっかり観光地化しています。

ネット予約も可能で、必ずツアーへの参加が必要です。
日本語は無いので9:00スタートの英語のツアーを予約しました。

当日はホステルをチェックアウトして荷物があったので、中央駅でロッカー探し。
結構簡単に見つかりましたが、硬貨がない!という事で困っていると、荷物預け所が。
コインロッカーは8ズロチほどでしたが、こちらのほうが安い。笑
クラクフ中央駅のコインロッカー
支払いは荷物引取時でした。
街側から駅に入ると右手にチケットカウンターがあります。
チケットカウンターを見て左手の方に荷物預け所はありました!

そして7:40にクラクフ駅を出る列車に乗り、8:00過ぎには塩鉱の最寄り駅へ到着。
クラクフの鉄道
ヴィエリチカ岩塩坑の最寄り駅
駅から塩鉱までは徒歩5分なので、予約は9:00でしたが8:00過ぎには着いてしまいました。

入り口で予約番号を見せて入場券と引き換え。坑内で写真を撮りたければ追加料金が必要なので、10ズロチ(1ズロチ=¥30→¥300[以下同一レート])支払ってシールを貰います。
実際のところはこの制度は有名無実化しているようですが、気持ちよく撮影がしたければ支払い必須です。
荷物は預けた方が楽だと思ったので、歩いて1分のところにある荷物預かり所へ。
ヴィエリチカ岩塩坑の荷物預け所

9:00前にツアー開始の集合場所に行き、ツアー開始!
ツアーの集合場所
まずは階段をひたすら下ります。
地下へと続く狭い道
階段
そして、地下60mほどの踊り場へ。
地下60m
地下の小さな広場の様子

ガイドさんは地味な雰囲気でしたが、見かけによらずでジョークも面白かったです。 2時間退屈しませんでした笑
暗闇で自己紹介をするガイドさん。。
ヴィエリチカ岩塩坑のガイドさん

鉱山っていうと泥臭いイメージがあるかと思うんですが、この塩鉱が凄いのは、地下深くに教会があること。
この教会では、結婚式もあげられるそうです。
ヴィエリチカ岩塩坑内の教会
ヴィエリチカ岩塩坑
シャンデリアももちろん岩塩。
岩塩のシャンデリア
最後の晩餐の模作。
岩塩坑内にある最後の晩餐

そして坑内で面白いなと思ったのは、思ったより木がたくさん使われていること。
塩鉱においては木の持ちが良く、300年ぐらいは使い続けられるそうです。
坑内で使われている木材
坑内にあった巨大な木組み
木

それと、塩湖も3,4か所ほどありました!
こちらは水深6mとのこと。とても水が綺麗でした。
ヴィエリチカ岩塩坑内の塩湖

構内は自然のダンジョン(人工物ではありますが)のようで、とても楽しかったです!!
ヴィエリチカ岩塩坑内の階段
ヴィエリチカ岩塩坑

入場料は60ズロチ(¥1800)ほどですが、クラクフからも30分ほどでアクセスしやすいですし、訪れる価値ありです!!
ツアーの所要時間はちょうど2時間ほど、その後はショップやレストランで自由に過ごせるので、トータル滞在時間は3時間を見ておけば十分かと思います。

あとは、お昼ご飯も地下にあるレストランで食べました。
これで20ズロチ(¥600)。ポーランド料理のようでした!
ポーランド料理

 

クラクフ市街地散策

クラクフの街に戻ったのは13:00過ぎ。
ワルシャワ行きの列車は15:20の予約だったので、少し散策。

旧市街が公園に囲まれているので、観光は容易。
クラクフ旧市街地の地図
日曜日な上にお祭りがあったようで人が多く、あまりのんびりとは観光できませんでした。
クラクフ市街のお祭りの様子
クラクフ市街のお祭りの様子

ですが街並みはとても綺麗。
クラクフ旧市街の街並み
取り立ててこの建物が!というのは無いんですが、散策して公園でのんびりするにはとてもいい場所だなと感じました。
写真で紹介。

旧市街の最も南に位置するヴァヴェル城。
クラクフのヴァヴェル城

旧市街のシンボルとも言える、教会。
日曜日だったのと、入り口にPrayers onlyと書いてあったので入場は避けました。
クラクフの聖マリア聖堂

中央広場の真ん中にある建物。中は土産店が軒を連ねるマーケット。
中央広場にあるマーケット

お土産店でポーランド代表のユニフォームも購入しました!クオリティーはそこそこですが、3000円ほど。
レヴァンドフスキのポーランド代表ユニフォーム表
レヴァンドフスキのポーランド代表ユニフォーム裏
ナイキの公式のものが買いたい方は、中央広場からヴァヴェル城に抜ける道にユニフォーム店がありました!!大抵はレヴァンドフスキのユニフォームでした。笑

↓クラクフの旧市街の地図

 

《移動》Kraków główny/クラクフ中央駅→Warszawa Centralna/ワルシャワ中央駅

昨日同様4時間の移動!!
クラクフ→ワルシャワ間のIC
往路ではWi-Fiに接続出来なかったんですが、今回はしっかり無料Wi-Fiを利用できました。
コンセントも席ごとについているので、バッチリ。

往路同様、学生チケットを買ってしまっていたので追加で料金を払いました。
今回は、新しい券を購入して払い戻しーではなく、差額分を払ってね!のタイプ。27ズロチ(¥810)ほど追加で支払い。

5分ほどの遅延のみで、19:00過ぎに無事ワルシャワに戻ってきました。

 

《宿》Noclegi Krokodyl

宿は、2日前と同じくの場所。
ワルシャワ、クロコダイルホステルの外観

宿については2日目の記事を。

ワルシャワ中央駅から表に出ると空模様が怪しかったので、旧市街で夕食を食べてからと思ってましたが宿へと直行しました。
このことがトラブルに巻き込まれる原因に。。

 

夕食 Zapiecek

2日前にも夕飯を食べたお店の別店舗。
ワルシャワにあるチェーン店で、5店舗ぐらいあるような様子でした。
この日は、幹線道路沿いのお店に。宿からは9番のトラムで10分ほど。
ワルシャワの幹線道路沿いにあるZapiecek

3組ほど前に並んでいましたが、15分も待たずに入れました。

店内はそこまで広くないですが、2日前に行った店舗よりも雰囲気が良かったです。
あと、ウェイトレスさんたちの年齢層も低めでした。(恐らく18〜23歳ぐらい)
Zapiecekの店内の様子

注文はPolish traditional sousage。
ポーランドの伝統的なソーセージってなんぞ?ということで。
ソーセージに、ザワークラウト、パン、2種類のソースが付いて26ズロチ(¥780)。
ポーランド料理のソーセージ
ソーセージは、皮が硬めで中は柔らか。
お肉が粗めで、なるほど確かに食べたことのないタイプのソーセージでした!
ボリュームもあるし栄養バランスもいいので(笑)、かなりオススメです。
あとは、まだポーランドでビールを飲んでいなかったので、大きくメニューに出ていたものを注文。ポーランドのビール
口当たりが柔らかく、透明感のある飲み口。
美味しかったですし、ソーセージにもぴったりでした。

2日前の記事にも書きましたが、このお店は観光客も多いものの現地の人も多く、ポーランド料理を食べるにはうってつけのお店だと思います!店舗数が多いので探すのも楽ですし、オススメです!!

 

帰宿・就寝

そしてここからが問題。
21:00過ぎにお店を出たんですが、トラムを待っていても一向に来ない。
幹線道路沿いを走るトラムだったんですが、その幹線道路をサッカーファンがぞろぞろと横断。
地元チームがポーランドリーグで優勝したようで、たくさん人が溢れていたようです。
そのせいで1時間ほど車両も含め幹線道路が封鎖。ワルシャワの喧騒
封鎖が解けた後も、ダイヤがボロボロになったトラムは走る気配なし。
30分ほど待ってもさっぱりだったので、仕方なく徒歩でホステルに戻ることに。
とは言えトラムで15分の場所なので、歩いたら恐らく1時間強。
それはやってられないと言うことで、短パンにスポーツスニーカーだった事もあり、走りました。
走ったり歩いたりを繰り返しながら、40分ほどで宿へ到着。
思いがけず災難に遭いましたが、運動できたので良しとします笑

 

おわりに

朝から岩塩坑内を歩き回り、しまいに夜にはランニングというとても長い一日でした。
岩塩坑はなかなか面白かったですし、ポーランド料理も2食食べられたのでかなり充実した一日だったとは思います!
翌日はベルリンへ飛行機で移動。ラーメンを食べて、クラシック鑑賞です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
翌日はワルシャワからベルリンに戻り、ラーメンを食してクラシックコンサートを鑑賞します!
ドイツの首都ベルリンで楽しむラーメンとクラシック音楽(旅行記Day4/5)

アウシュビッツ強制収容所を訪問しました。(旅行記Day2/5)

ポーランド旅行記2日目。
前日の華やかな、ワルシャワ旧市街地の観光からは一転。
この日は、ワルシャワから200kmほど南にあるクラクフの街へと朝から移動。
そこからオスヴィエチムという街へさらに移動し、アウシュビッツ強制収容所の見学をして来ました。
では。
2017/6/3 オスヴィエチム(ポーランド)

1.《移動》Warszawa Central/ワルシャワ中央駅→Kraków Główny/クラクフ グロウニー駅

朝からの移動。
列車はワルシャワ中央駅発のIC(インターシティ)で8:20発。切符は一週間ほど前にネットで予約しておきました。料金は37.42ズロチ(1ズロチ=¥30→¥1122[以下同一レート])
7:30頃のトラムに乗り、出発30分前に駅に到着。
朝食を駅の売店で購入。
モッツァレラチーズのサンドイッチとクロワッサンを買いましたが、どちらもとても美味しかったです!!また食べたい!!笑
そして、7:05に列車はホームへと入線。
ワルシャワ クラクフ間のインターシティ(IC)
定刻に出発し、4時間の旅。。
本当はもっと速く移動できる新幹線的な(?)のも選択肢にあったんですが、1時間早くて料金が倍とかだったので、それならば遅くてもいいや、と。
購入の際に学割を選択したんですが、「この学割はポーランドの大学生のみが対象だ!」と言われ、別料金を66ズロチ(¥1980)支払いました。
ただ、払い戻しのチケットもくれたので、大損はせずに済みそうです。
学割(ポーランドの学生用)とユース割(もうちょっと幅広そうな)があったのでユース割を選んだつもりだったんですが、外ものには厳しいようです。。
定刻から15分ほど遅れて、13:00頃にKraków Główny/クラクフ中央駅に到着!!

 

《宿》DECO Hostel

今回宿泊したのはこのDECO Hostel。
クラクフ、DECOホステルの外観
Booking.comでの予約で、一泊30ズロチ(¥900)。
準備に時間がかかったとか何とかでチェックイン時間を過ぎても部屋に入れなかったりしましたが、それ以外は言うことなし!
部屋は広くて綺麗ですし、受付の対応もよし。
ベットごとにコンセントが無いのだけ残念でしたが、部屋前の共有スペースで充電は出来るので、大した問題ではありません。
中央駅も旧市街も徒歩圏内なので、クラクフに行くならばとてもオススメできるホステルです!
ロッカー用の南京錠は持参を!

 

昼食 Przystanek Pierogarnia – Stacja Krowoderska

すぐにはチェックイン出来なそうだったので、受付のスタッフさんに教えてもらったポーランド料理のお店。
ポーランド料理店の入口
2つ紹介してもらったんですが、こちらは学生向け(安い)との事でした。それに宿からもとても近くだったので。
ポーランド料理の餃子のような食べ物を注文。
レジに置いてあった謎のジュースも1ズロチ(¥30)で。美味しかったです。
ポーランドのジュース

そして問題の食事!
値段だけあってそれほど立派な見た目ではありませんでしたが、美味しかったです!
ポーランドの伝統料理、ダンプリング
注文したのは、キャベツときのこが入っているもの。上には玉ねぎを炒めたものが乗ります。
値段に見合った味で、とてもお得だなと感じました。
ダンプリングの中身
あまりレストラン風の外観では無いですが、英語のメニューもありますし安くポーランド料理を…という方にはとてもオススメできるお店です!
店内の様子はこんな感じでした。
店内の様子

 

Memorial and Museum Auschwitz-Birkenau/アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館

その後は15:00に予約していたバスに乗り込みアウシュビッツへ。
詳しくは別記事をご覧ください。
アウシュビッツ強制収容所を外道とも言える方法で訪れたら案外すんなり見学できた話
写真で簡単にご紹介。

施設の入り口。
‘ARBEIT MACHTS FREI’、英訳するならば’Working makes you free’とでも言うようなスローガン。
アウシュビッツ強制収容所の入口
収容者から取り上げられた身辺品。
取り上げられた食器収容者から取り上げた靴
この壁の前で銃殺が行われたという、’死の壁’。
ホロコースト、死の壁
ある展示棟には、ホロコーストの犠牲者が入所日、死亡日、前職などとともに展示されています。ここまで詳細が残っていると、とても心苦しいです。
収容者のプロフィールの展示
大量殺戮が行われたガス室内にも入れます。
ガス室

心が痛む展示が続きますが、機会があれば訪れてみることをオススメします。

 

夕食 Chata

アウシュビッツから19:30頃クラクフに戻り、夕飯。
こちらも、宿の受付の方が教えてくれた場所。
ポーランド料理店、chata
注文まで30分近く待たされたりとホールスタッフの粗が目立ちましたが、オススメされたからには食べねば…!!と。笑
ワインとロールキャベツのようなものを注文。
ワインはクリスマスマーケットのグリューワインのような、柑橘類を煮込んだホットワイン。ポーランドのワイン
ワインのアルコールがとても強く、半分しか飲めませんでした。笑

ロールキャベツは美味しかったです!!中のお肉に玉ねぎやおから(?)のようなものが混ざっていて、食感が面白かったです。
ポーランドの伝統料理、ロールキャベツ
これでトータル40ズロチ(¥1200)ほど。
雰囲気と味はとてもいいポーランド料理店なので、店員さんが別の方ならばとてもオススメできます。苦笑
ロールキャベツの中身

 

帰宿・就寝(CL決勝観戦)

本当は頭からCLを観たかったんですが、あまりにも夕食時の対応が遅かったので間に合わず。。
諦めて後半から、ホステルの地下のバーで放送を流していたので観戦しました!チャンピオンズリーグ、パブリックビューイング
そして、翌朝も早かったので24:00頃就寝。
2日目が終了です。

 

おわりに

この日は、トータル移動時間7時間、ポーランド料理×2、その上でアウシュビッツという一日でした。
アウシュビッツには行っておきたいなと日本に居たときから思っていたので、行くことができてよかったです。
ポーランド料理も、バラエティーが多くてとても素晴らしかったです!
翌日は世界遺産のヴィエリチカ塩鉱を訪ね、クラクフの街も少しく観光。その後は鉄道でワルシャワに戻ります。
最後までご覧いただきありがとうございました!

↓翌日の旅行記もよろしければご覧ください。
世界でも珍しい塩鉱の世界遺産とポーランド旧都の街並み(旅行記Day3/5)

「再生された街」ポーランドの首都ワルシャワを観光(旅行記1/5Days)

ついに始まりました。ポーランド2都市観光4泊6日。
概略は後でお話しするとして、この日の行程はこんな感じに。
目次をご覧ください。

2017/6/3 ワルシャワ(ポーランド)

このタイミングでポーランドを選んだ理由

ドイツの東に位置するポーランド。

そもそもポーランドには昨年末に行きたかったんですが、「ドイツからの列車の便があまり良くない(ベルリンからは6時間)」「冬場はめちゃくちゃ寒いらしい」等の情報から、一旦は延期していました。
で、出発前の火曜日、「金曜日の授業が休みで月曜日は祝日、これは4連休では!?」と気付き、前々から目をつけていたポーランドに白羽の矢が立ったわけです(あとは、物価が安そうだったのも大きかったです)。
メインの目的地はアウシュビッツ強制収容所ですが、あまりにも思い立ったのが急で、夕方遅くの時間を辛うじて抑えたのみで、しっかり見て回れるかも良くわかりませんでした。笑
そんな感じで、ポーランド4泊6日旅、スタート!!

 

《移動》ゲッティンゲン→ベルリン・テーゲル空港 by Flixbus(高速バス)

飛行機は6/2(金)の8:45発だったんですが、バスを見ていたら、ゲッティンゲン木曜夜発で金曜の4:00に空港に着く高速バスがあったので、こちらを。15€(¥1800)。
少し無茶な行程にはなりますが、宿泊費もかからず済むので。
Filix Busの車両

19:40発でまずはハンブルクへと向かう予定でしたが、当然のごとく1時間の遅延。
これは想定内でしたが、まさかの「このバスはハノーファーで運行が終わるから、別のに乗り換えてね」と。笑
ハノーファーで乗り換え先として案内されたバスに乗り込もうとするも、運転手さんはそんなこと聞いていないの一点張り。
どうにか乗り込むことはできたのでよかったです。
そのあとはまたもや1時間遅れで、23:45頃ハンブルクのバスステーションに到着。
ハンブルク中央バス・ステーションZOB

24:45発のバスに乗り換え、3時間の旅。定刻で6/2(金)4:00にベルリン・テーゲル空港に到着です!朝のベルリンテーゲル空港

 

《移動》ベルリン・テーゲル空港→ワルシャワ・ショパン空港

4:00に空港に着いたものの、まだ保安ゲートも開いてませんでした。笑
Cターミナルはベルリン・エア専用の、掘建て小屋のような建物。ベルリン・テーゲル空港Cターミナル内部
1時間ほど時間を潰して保安区域内に入り、1時間半ほど睡眠。
その後は定刻で、プロペラ機での移動でした。
エアベルリンのプロペラ機
搭乗記は別記事にまとめていますのでこちらをご覧ください。
【搭乗記】エア・ベルリンAB8212便 ベルリン・テーゲル空港→ワルシャワ・ショパン空港 DHC-8 402

 

《宿》Noclegi Krokodyl

Booking.comで予約したこの宿。料金は一泊26PLN(1PLN=¥30→¥780[以下同一レート])。
他の国のホステルに比べたら、圧倒的に安いです。
設備も特に問題はなく、大きめのロッカーも部屋には完備されてました。
なによりこの宿のいいところはアクセスがいいこと。
ワルシャワ中央駅からは、9or22のトラムで15〜25分ほど(22は少し遠回りします)。観光名所の旧市街からも26のトラムで20分ほど。
9,22,26のトラムが止まるWIATRACZNAのトラム駅からは徒歩5分ほどなので、とても楽です。
24時間営業のスーパーも近くにあるので、食に飢えることもありません。
この宿を使うのであれば、市内交通乗り放題の24時間チケットを15PLN(¥450)で買うと便利で楽だと思います。

 

Pałac Kultury i Nauki/Palace of culture and science/文化科学宮殿

宿に大きな荷物を一旦預けて、初めに向かったのはこの建物。
旧ソ連からの贈り物と言うことで負の遺産なんて言われてるらしいですが、結構立派。
ワルシャワの文化科学宮殿
塔の上にも登れるらしいですが、他の方のブログの写真を見た感じ眺望は大したこと無さそうだったので、登りませんでした。
文化科学宮殿を横から

 

現地通貨換金 Kantor wymiany walut Tavex

宿の支払いが現金のみと言うことだったので、ユーロを現地通貨に換金。
ポーランドを紹介するブログで、オススメと書かれていた場所。
ワルシャワでオススメの通貨換金所
そんなに使わないだろうとは思いましたが、100ユーロを換金してポーランド・ズロチを入手。

 

昼食 Alibaba. Bar turecki

Money Excgangeのお店からショパン博物館に向かう途中にあったケバブ店。ワルシャワのケバブ店
チキンケバブ(?)を注文。11PLN(¥330)。ポーランドのケバブ
ドイツで食べるデュナーケバブとはずいぶん違った雰囲気でした。
生地はパリッとサクッとしていて、ソースもただ辛いだけではなくて酸味もありました。ケバブの具材
ノーマルサイズを注文しましたがそれでも結構な量があり、終盤はなかなかキツかったです。笑

 

Frédéric Chopin Museum/フレデリック・ショパン博物館

ショパンの出生地ワルシャワ。
ということで、ショパンの博物館があります。
入場料は学生13PLN(¥390)。ショパン博物館の外観
展示は多岐に渡っていますが、いまひとつ展示に流れが見えなかったのが残念でした。
ショパンの楽曲が聴けるコーナーや、手紙や楽譜等々の展示。ショパン博物館の内部
最後には、ショパンの髪の毛の展示や、亡くなった際に床に生けてあった花のドライフラワーなるものがあったりしました。
ドライフラワーの展示
所要時間は1時間ほど。そこまで入場料は取られないので、時間がある方は行ってみるといいと思います。

 

Bazylika Świętego Krzyża/Holy cross church/聖十字架教会(ショパンの心臓)

これまたショパン繋がり。
博物館から旧市街地へ抜ける途中にある教会です。聖十字架教会の外観
教会の内装ももちろん綺麗なんですが、ここにはショパンの心臓が収められています。ワルシャワ、聖十字架教会の内装
亡くなった際にはパリにいたショパン。
死後は心臓だけがワルシャワへと戻ったそうです。ショパンの心臓が収められている碑

 

Kościół św. Anny/St. Anne’s Church/聖アンナ教会

世界一美しい教会(それは言い過ぎだと思う)と言われたりしているこの教会。
旧市街地の入り口あたりに位置しています。
外観は地味めですが内装は煌びやか!
ワルシャワ、聖アンナ教会の内装
聖アンナ教会内部、縦画像

 

ワルシャワ旧市街地散策

世界遺産にもなっているワルシャワの旧市街地を観光!
これまで一度もワルシャワの街並みについて耳にしたことはなかったんですが、とてもいい雰囲気の、ヨーロッパらしい街並みでした。
入り口付近の広場。
ワルシャワ旧市街地の入口の広場
その先の小道。
ワルシャワ旧市街地の小道
旧市街地の中心にある広場。旧市街地の中央広場
旧市街地の中央広場
そこそこ旧市街地は広く、全面石畳なので結構足が疲れました。笑旧市街地の街並み
モノクロの街並み城壁の外から見たワルシャワの旧市街

 

夕食 Zapiecek

夕食を食べたのは、これまたワルシャワのオススメとしてネットで紹介されていたお店。
店内の様子はこんな感じでしたが、気候も良かったのでお店の外で食べている人が多かったです。ポーランド料理店の内装
餃子のようなご当地料理が有名でオススメとの紹介だったんですが、それを無視してこちらの料理を。
きのこソースのポーランド料理
ニョッキに熱々のクリームソース(きのこベース)を掛けて食べるこの料理。
名前は不明ですが、これもポーランド料理とのことでした。
ミントの飲み物と合わせて、40PLN(¥1200)と、やはりお安め。グリーンミントの飲み物
安くはないんですけど、観光地で出てくるご当地料理としてはかなり安いと思います。
他国から来た友人を連れて来ているポーランドの方も居たりしたので、安心して入れるお店だと思います。
とても美味しかったです!
ニョッキときのこのクリームソース

 

帰宿・就寝

バスでの3時間と空港椅子での1時間半の4時間半睡眠だったので、体力もさすがにそろそろ限界。
26番のトラムを使って宿へと帰還。
疲れていたので22:00には床に着きました。
1日目が終了です!

 

おわりに

ポーランド・ワルシャワ1日目でした。
アウシュビッツに行く前に首都にも行っておこう!ぐらいのつもりで渡航を決めたんですが、行って良かったです。
何より、旧市街の街並みが綺麗!
中央駅付近の新しい街並みと旧市街のコントラストがあって、より一層旧市街地の街並みが映えていました。
個人的には、ここまで行ったヨーロッパ30ぐらいの都市の中で3本指には入る好みの街並みでした。
その上ショパン博物館もあったりして、とても楽しい一日を過ごせました。
物価も西ヨーロッパの1/3〜1/2ととても安いですし、日本での知名度は低いですがとてもオススメの観光地です!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。

↓翌日の旅行記もよろしければご覧ください。
アウシュビッツ強制収容所を訪問しました。(旅行記Day2/5)

丸々1日リスボン観光。水族館にスイーツに世界遺産に…!!(南欧周遊記Day17/18)

翌日のドイツへの移動を残し、長かった南欧旅行もついに最終日。
前日同様スコールに打たれたりしながらも、リスボンをまるっと観光しました。
水族館に始まり、教会、お城とリスボン市街の観光スポットを攻め、ポルトガルで食べてみたかったイワシの塩焼きで〆。
ではでは。
2017/3/23 リスボン(ポルトガル)

1. Oceanário de Lisboa/リスボン水族館

トリップアドバイザーで世界2位を取った事があるという口コミに惹かれて一気に優先順位が急上昇したこの水族館。
宿からは、地下鉄を使ってLisboa Oriente駅まで30分ほど。そこから徒歩5分。
結果から言うと、「なんなら八景島水族館の方がレベル高い」が感想ですが、外観の小ささの割にはのんびり楽しめました。
外の様子。
水族館の外観
リスボン水族館の入口看板
ネットでチケットは購入してあったので、ロッカーに荷物を預け、そのまま中へ。
ワンフロア上がって別棟に移ると、チケットチェックがあります。
初めは大水槽をぐるっと回るように、2階フロアを一周。
大水槽を泳ぐエイ
大水槽をマンボウが泳いでました。なかなか珍しいです。
大水槽を泳ぐマンボウ
大水槽を周る途中途中には温室があって、熱帯域だったりペンギンが居たりラッコが居たり、それぞれに小さな展示が4ヶ所ほど。
ペンギンに餌をあげる飼育員
ラッコ。可愛かったです。
リスボン水族館のラッコ
リスボン水族館のラッコ
リスボン水族館のラッコ
温室とサンゴ。
インド洋の展示の説明
サンゴの展示を上から
温室の展示
社会見学(?)のちびっこが沢山いました。
リスボン水族館にいた社会見学の子どもたち
その後は1階フロアへと下り、大水槽を囲うようにして小さな水槽がぽつぽつと。
大水槽にいたクエ
水族館にいたコウイカの展示
薄いカエル
躍動感のあるペンギン
タカアシガニ
南国の魚たち
これでメインの展示塔は終了。
随分とあっさり書きましたが、所要時間は1時間ほどでした。
その後はメイン塔に戻り、3階の特別展に。
日本人の水景クリエイター天野尚さんが手掛けたというこの水槽。
淡水の特別展の入口
ワンフロアの三面を覆う淡水水槽があり、音楽も含め、雰囲気づくりがされてます。
淡水の三面水槽
淡水なのでそこまでの迫力はないんですが、空気感が良くて、ずっと座って水槽を眺めていられそうな雰囲気でした。
なかなか無い展示手法なので、見ることができてよかったです。
リスボン水族館特別展の様子
水族館のトータルでの所要時間は1時間半ほど。

その後はメトロと地域鉄道を使って2件の世界遺産があるBelém地区へと向かいました。
立ち寄ったスーパーでは、サメが売られてました。笑
リスボンのスーパーで売られるサメ

 

2. 昼食・スイーツ Pasteis de Belem

Belém地区へは、メトロでCais do Sodré駅に出て、そこから地域鉄道で10分ほど。
ブログで紹介されていて外観だけはなんとなく覚えていたお店だったんですが、人だかりが出来ていたので即発見。
ベレム地区の人気カフェの外観
スイーツが有名なお店で、持ち帰り用に1つ購入。1.1€。
ただ、豪雨が降ったり止んだりの不安定な天気だったので、店内奥に入って腰を据えることに。
店内の様子
待機列に10分ほど並んで、着席。
メニューを貰って、ミルクティーと一番安かったサンドイッチを注文。
3点トータルで4.15€(¥498)。
カフェで食べたサンドイッチ
とにかく昼ごはんが安く上がってありがたかったのと、スイーツの美味しさ!
リスボンの地スイーツ
購入から1時間近くして食べたので冷めてはいましたが、それでも外サクサク中フワッとで味もよし。とても美味しかったです!
リスボンに行ったら是非、なお店です!オススメ!

 

3. Padrão dos Descobrimentos/発見のモニュメント

お店から海へ向かうとあるモニュメント。
Padrão dos Descobrimentos
あまり取り上げているサイトはありませんでしたが、結構迫力があります。
船首を象ったようなモニュメントで、海に向かって舳先が伸びてます。

中にも入れるような様子でしたが、入りませんでした。

 

4. Torre de Belém/ベレンの塔

ベレム地区の世界遺産2つ目。
海辺に佇むお城。
ベレム城の外観
世界遺産だからと行って意気込んで行くと、それほどの迫力はありません。笑
入場料を払うのもちょっとなぁ…という話になり、外観だけ見て退散しました。。
川辺にこういう形で佇むお城は珍しいと思うので、お城好きの方は、是非。

 

5. Igreja de São Roque/サン・ロッケ教会

ベレム地区からリスボンの中心へと電車で戻り、Cais do Sodré駅から徒歩で坂道を登ること10分ほど。
サン・ロッケ教会の外観
外観はなんてことない教会なんですが、内部にはたくさんの宗教画が展示されていて、すごい迫力。
サン・ロッケ教会の内部
天井にも絵が描かれてます。
サン・ロッケ教会の天井の絵画
併設の美術館は有料ですが、教会はもちろん入場無料です。

 

6. Castello de S.Jorge/サン・ジョルジェ城

この日二度目のスコールに見舞われましたが、いつ止むか分からないので観光を強行することに。
本当はお城まで歩くつもりだったんですがあまりにも雨が酷かったので、トラムの発着場所に当たりをつけて出発。
お城へと向かう17Eのトラムに乗車し、15分ほど。
Google Mapを見ながら、お城の近くの停留所で下車。
リスボン城近くの階段
雨は一時的に上がっていたので、入城。入場料は5€(¥600)。
入城後すぐにリスボン市街が開けて見える場所に出るんですが、スコールの様子が見えて、すごく良かったです。興奮。
スコールに遭うリスボンの街の様子
スコールに遭うリスボンの街の様子
するとまた土砂降りになったんですが、雨宿りができる場所もないので、駆け足で場内巡り。
サン・ジョルジェ城
サン・ジョルジェ城
その後も雲の動きを見て、30分ぐらいリスボンの街を見下ろしてました。
お城にある大砲とリスボンの街並み
リスボンの街に射し込む光
スコール後の晴れ間
敷地はなかなか広くて、学生5ユーロ(¥600)の元は余裕で取れます。
そんなに興味がないと元々言っていた友人も、入ってよかったと言ってました。
サン・ジョルジェ城の展望スペース

 

7. 夕食 Restaurante Cesteiro

お城の周辺でも少しレストランを探したんですが、まあ市街地の方がいい店は多いだろうということで街へ。
スコール後のリスボンの街並み
日本語のメニューも出ていたこのお店に入りました。
リスボンのレストラン
表でメニューを見ていると爽やかなお兄さんに声をかけられ、あれやこれやメニューの解説をしてくれました。
値段もそこそこで、何より良い人そうだったので、お店の中へ。
立派なレストラン感は無く、どちらかというと食堂のような雰囲気。
店内の様子
ウェルカムドリンクで、ポルトワインをタダで出してくれました。
ポルトワイン
家族経営との事で、店員さんのやり取りもフレンドリーな感じ。
ポルトガルの料理との事だったのでキャベツ(?)のスープと、前から食べたかったイワシの塩焼きを注文。
キャベツを使ったポルトガル料理のスープ
後からグリーンワイン(白のスパークリングをそう呼ぶようです)と、スープにつけるパンを注文。
ポルトガルの、グリーンワイン
パンとスープでも十分満足感がありましたが、イワシの塩焼きのプレート。
4尾はなかなかボリュームがありました。
ポルトガル料理、イワシの塩焼き
ナイフとスプーンで、ワインを片手に焼き魚だなんてなかなか無い経験。
味も美味しかったです!!
久しぶりの焼き魚だったので、なんだかとても感動しました笑
イワシを完食
たっぷり飲み食いして、チップも少し渡して20€(¥2400)。とても良いお店でした。日本語のメニューもあって分かりやすいので、とてもオススメです!

 

8. 帰宿・就寝

宿への帰り道でワイナリーに寄り、レストランでも出してもらったポルトワインをお土産に。
ポルトワインはポルトガルの名産で、ワインをより濃く甘くしたような味。
ショットで飲むのが定番のようでした。

かなり若いものも店頭には出ていましたが、お店のおじさんは10年ぐらいからのものをオススメすると言ってました。
戦前産のものもありました。
ポルトガルのワイン店
宿に戻ったあとは、ファンレターやら親戚への手紙をしたため、帰路につく用意をして就寝しました。

 

9. おわりに

とても充実した最終日でした。
雨にも随分打たれましたが、それはそれで楽しかったのと、雨と太陽とのコントラストでとても美しい景色が見られたので大満足。
夕飯も、たくさん飲み食いしたので20€(¥2400)になりましたが、かなりリーズナブルに美味しいものが食べられました!
総じて、ポルトガル最高でした。また機会があれば行きたいです!
では、最後までご覧頂きありがとうございました。
翌日は最終日、ドイツへと帰ります。