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フランクフルト市街地でドイツ風ラーメンを実食!

今回ラーメンを食べたのは、フランクフルト中央駅から徒歩5分ほどのところにあるアジア料理レストラン”urban kitchen”。
フランクフルト、Urban Kitchenの外観
本当は隣にあるステーキ店に入ろうと思っていたんですが、調べていたメニューがランチメニューだったことが判明。お値段も張るし〜と入ったのが、このお店。
注文したのは、Ramen with Samon(確か10€ほど)。日本風のラーメンが出て来るとは思えなかったので、いっそ振り切ってしまおうと言うことで具材にサーモンをチョイスしました。
ラーメン到着。思ったよりも、ラーメン!笑
ドイツ・フランクフルトで食べたラーメン
スープは味噌と醤油を選択可能で、サーモンなら醤油かなぁ…ということ醤油。
具材は、ナッツ、マッシュルーム(生)、ネギ、生しょうが(一かけら)。そして、ほうれん草ともやしの炒め物の上に焼き鮭が2片。その上にミツバでした。
日本らしさも出しつつヨーロッパらしくもある、いいバランス感。
麺は、太い乾麺のような、うどんを少しパサつかせたような食感でした。
麺とスープ
スープはというと、なかなか美味しかったです。ライプツィヒで食べたラーメンは異様に塩っぱかったんですが、こちらはしっかり味に深みがあって味の濃さもちょうど良かったです。
スープ

 

トータルとして、ラーメンを模倣したものとしてはかなり高いクオリティーでした! フランクフルトには本格的なラーメン店(らーめん潤)があるのでわざわざここにラーメンを食べに行くことはないかと思いますが、ピザやパスタを始め色々な料理が揃っているので、当たり障りのないレストランに行くついでに話のタネに。。と言うのはありだと思います。
店員さんも親切でしたし、とてもいいお店だったので、オススメです!
では、最後までご覧いただきありがとうございました!

Urban Kitchen
住所:Kaiserstraße 53, 60329 Frankfurt am Main, Germany
公式サイト:http://www.myurbankitchen.de/
電話番号:+49 69 27107999

 

パリでしか味わえないラーメン体験。本格鶏醤油の『こだわりラーメン』!

今回ラーメンを食べたのは、フランス・パリ!繊細なフランス料理に舌が肥えたパリジェンヌを日々相手にしているだけあって(?)、クオリティーの高いラーメンでした。
訪問したのは『こだわりラーメン』。ルーヴル美術館やノートルダム大聖堂から徒歩15分弱の、パリの中心地に店を構えています。
こだわりラーメンの店構え

『こだわりラーメン』の店舗内の様子

訪問したのは18:00頃だったんですが、開店は19:00という事で少し時間を潰して19:30頃再訪。
1階の席は既にずいぶん埋まっていました。
こだわりラーメンの店内の内装
テーブル席かバーカウンターかですとの事だったので、厨房が見えそうなバーカウンターを選択。
ラーメン店のバーカウンター
店内、「こだわり」が凄いです。日本風・昭和風のネオンや標識がたくさん店内に出ているんですが、それらもそれぞれお店用にアレンジ。
内装
店内BGMは、音楽ではなく日本の音声(駅のホーム音やスーパー店員の掛け声、学校の授業などなど)で、なんだかノスタルジーを感じました。日本のラーメン店では絶対に有り得ない演出だったので、とても面白かったです。

着席し、店員のお姉さん(フランス人)に「どのラーメンがオススメですか?」と聞くと、「(少し暑いので、)醤油ラーメンは、スープなし(恐らく油そばのようなこと)も出来ますよ!」と言われましたがラーメンが食べたかったので、「個人的に好きなラーメンはどれですか?」と質問を変更。
こだわりラーメンのメニュー
醤油ラーメンが好きとのことだったので、醤油ラーメン(12€=¥1440)とコーラ(3€=¥360)を注文。ドイツのように水は有料だと思っていたので飲み物も注文したんですが、日本同様お水は無料でした。
フランスの缶コーラ

注文してから着丼まで5分ほど、厨房を観察。
スープの種類が多いからか、大きな寸胴と小さな鍋を併用で使っていました。
こだわりラーメンの鍋
大寸胴では鶏を炊いてました!本格的!
スープを炊く店員さん
厨房内では、スープ管理の麺揚げ担当と盛り付け担当がきっちり分担されていて、麺揚げの方が盛り付けの方を指導もしていました。どちらの方も日本人ではありませんでしたが、麺揚げの方は発音の感じから、日本で実際にラーメン店で修行をされていたのではないかなという感じがしました。
麺揚げをする店員さん

 

地鶏醤油ラーメンを実食!

そして、着丼!地鶏醤油ラーメン。
とんこつ全盛の時代ですが、澄み切ったスープ。
パリの、こだわり醤油ラーメン
麺は醤油スープに合わせて中細麺。
醤油ラーメンの麺
トッピングは、チャーシュー、刻みたまねぎ、メンマ、水菜(多分)、のり。
こだわりラーメンの醤油ラーメン
取り立てて珍しいものはないんですが、バランス感がとても良かったです。個人的に刻みタマネギがとても好きなので、より一層そう感じました。笑

スープは、「こだわり」を自称するだけあって、本格さを感じる風味。もちろん旨味もあって美味しいんですが、鶏から出るほのかなえぐ味と、野菜の甘味もしっかり出ていてより深みを感じることが出来ました。
こだわりラーメンの醤油ラーメン
完飲です。
空のラーメン丼

 

お店へのアクセス

お店は一風堂なども店を構える活気のある飲食店街にあります。
最寄り駅はメトロ4,10の通るOdéon駅。
ルーヴルやノートルダム大聖堂などの観光スポットからも散歩がてらの訪問が可能ですので、長期滞在でフランス料理に飽きた際には是非訪問してみて下さい。
お店の雰囲気など、日本国内のラーメン店では経験できない、パリのラーメン店でこその経験ができるかと思います。
では、最後までご覧いただきありがとございました。

Kodawari Ramen Paris
住所:29 Rue Mazarine, 75006 Paris, France
公式サイト:http://www.kodawari-ramen.com/
電話番号:+33 9 70 91 12 41
営業時間:12:00~14:30 日月火水木 19:00~22:00 金土19:00~23:00

ライプツィヒの日本料理店、Umaii/うまいでラーメンを実食!!

先日のベルリンでのココロラーメンに引き続き、ドイツ東部の都市ライプツィヒでラーメンを食べてきました。

食べたのは、Umaii/うまい。
店名はライプツィヒに住んでいたという友人の彼女から聞いていたので、せっかくなのでという事で。
ライプツィヒ、うまいの外観

お店の外の席はほぼ埋まっていましたが、店内はガラガラ。
ライプツィヒうまいの店内
店員さんは、キッチンもホールの方も日本人ではなく現地の方のようでした。

メニューはこんな感じ。
うまいのメニュー
注文したのは、値段もそこそこお手頃だったので、「Chashu-Ramen」8.9€(1€=¥120→¥1068[以下同一レート])。
喉も渇いていたので、Japanese Limonadeとして紹介されていたCalpico Mangoを4€(¥480)で。
マンゴージュース自体の味がしっかりしていたので、ほとんどカルピスの味は感じませんでした笑
カルピス、マンゴージュース割り

そしてラーメン。
オペレーションがよく見える席だったんですが、店員さんが足りていないような様子で、完成して3,4分経ってから運ばれてきました。致し方なしといえど、ラーメン好きとしてはちょっと…。

チャーシューラーメン。
ドイツの、チャーシューラーメン
チャーシューというより、豚の角煮がドンっと入っているような感じ。

スープをすすってみると、日本で食べるラーメンでは無い…!!
なんと言うか、ラーメンというよりは、味の濃いラーメン風のスープといった感じ。これはこれ、と割り切ってしまえば美味しかったです。
個人的にはヨーロッパでこういうラーメンも食べてみたかったので、良かったです。

麺は中太で、特にスープとの相性等は考慮されていない様子。

煮玉子がカピカピで異様に塩辛かったりと、レシピの開発者は日本人じゃないなというのがよく分かりました。
後から友人に聞いた話だと昔は、「日本とは違うかもしれませんが大目に見て下さい」のような内容の掲示があったとのことです。笑

 

そんな訳で、Umaii/うまい。
上記したように現地風のラーメンを食べられたという意味ではとても良かったですが、オペレーションの雑さやラーメン自体のクオリティを考えると、合格点と言ったところでしょうか。
他のメニューを食べてはいないのであまりお店自体についてのコメントはできませんが、店員さんは忙しいながらも愛想が良かったですし、雰囲気はいいお店でした。
オススメするかと言われれば、「試しに行ってみるのもアリかもね」と言ったところです笑
では、最後までご覧いただきありがとうございました。

Umaii Leipzig
住所:Klostergasse 7–9 04109 Leipzig
電話: (0341) 22 22 575
開店時間: 毎日 11.30 ~ 22.30 金曜・土曜 11.30 ~ 24.00

ベルリンでラーメンを食べるなら断然ココ!ココロラーメン!

ヨーロッパでのラーメン行脚もついに(ようやく?)5都市め。
デュッセルドルフ、ロンドン(一風堂)、フランクフルト、ミュンヘンと回ってきましたが、今回はドイツの首都ベルリン!
前から目をつけてはいたんですがタイミングがなかなか無く、ついにこの時がきました。

今回はポーランド旅行の帰りに立ち寄ったんですが、不運にも祝日(ホワイトマンデー)。
ドイツには祝日にお店を閉めなければならない法律があるので(ケバブ店や中華店は開いているので、適用はドイツ人が働いている店なんだと思われます)、少しビクビクしながらもお店へ。

伺ったのはこちらのこころラーメン。

本店は18:00からの営業なんですが、恐らくこちらは分店でお昼から開いてます。
ということで、今回の訪問は14:00過ぎ。

最寄駅は、Sバーンと、UバーンのU1、U8が停まるKottbusser Tor駅。

駅から川沿いに出るとすぐ、5分ぐらいです。

お店の前に来ると、営業してました!一安心!
ベルリン・ココロらーめんを外から見た様子

ドイツ人はテラス席が大好きなので(いつも学食もテラス席が大繁盛してます)、外の席は人でいっぱい。
ココロラーメンのテラス席
中に入るとそこまで人はおらず、広々してのんびりした雰囲気でした。
オープンキッチンの厨房。
店内の様子
ラーメンを作っている方は日本人でしたが、ホールに出ている店員さんは現地の方が多いようでした。
アジア系の方に注文を聞かれたので、「あの、日本語…?」と言うも伝わらず、結局ドイツ語で注文しました笑

注文したのは、味噌ラーメン8€(1€=¥120→¥960[以下同一レート])、替え玉2€(¥240)、水0.25L2€(¥240)。
味噌ラーメン。美味しそうです!
コーンが追加トッピング等無く入ってるのはとても好印象ですね。
ココロラーメンの味噌ラーメン
味はというと、美味しい!!
麺は細麺縮れ麺で、湯通りも、硬すぎず柔らかすぎずのいい塩梅。ココロらーめんの麺

スープは、ドロっとしたような濃さはないですが、それでも芯がしっかりしていて力があります。
とはいえ味は繊細で、とても美味しかったです。
日本のその辺の味噌ラーメンより断然美味しいですし、これで960円なら、ドイツという立地を考えたら安すぎるぐらい!

替え玉を注文時に頼みましたが出てこなかったので店員さんに催促。
卓上にあったごまを加えて食べました。
替え玉をいれた様子
元々スープにごまは入ってるんですが、すりゴマが後から入るとまた風味が変わります。
お酢らしきものもあったので入れたんたんですが、ただの油のようでした。
卓上には他に、ブラックペッパーやラー油の用意もありました。

こんな感じでココロラーメン。とても美味しかったです!
空になったラーメン丼
ミュンヘンやデュッセルドルフのラーメン店美味しかったんですが、1杯のラーメンだけで1000円は必ず超えていたので、このクオリティでこの値段はとても安いです!!

ラーメンの種類ももちろんですが、つまみやサイドメニューもとても充実していました。
断言はできませんが、日本風の居酒屋的な使い方もできるお店としてはドイツ一だと思います!(値段の安さも含めて)
というわけで、日本からの観光の際にはあまり需要はないかと思いますが、是非訪れてみて欲しい一店です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

↓他のドイツのラーメン店のレポートはこちらにありますので、是非!↓
カテゴリー:【ラーメン店行脚(海外)】 – TRAVEL PHOTOS