Taichi Miyade のすべての投稿

【搭乗記】エア・ベルリンAB8212便 ベルリン・テーゲル空港→ワルシャワ・ショパン空港 DHC-8 402

ポーランドに3泊4日の旅に行ってきたんですが、ベルリン〜ワルシャワでバスに乗るのは流石に遠い。。と言うことで、せっかくなので飛行機をチョイス。
ベルリンテーゲルからポーランドの首都ワルシャワへと、1時間20分の旅路です。
2017/3/3

搭乗ルート

今回搭乗したのはベルリン・テーゲル空港(GMT+2)8:35発→ワルシャワ・空港(GMT+3)10:05着の1時間20分間の空の旅。
Air BerlinのAB8212便でした。
ベルリン→ワルシャワの飛行ルート

 

機材 DASH8-Q400(D-ABQJ)

生まれて初めてのプロペラ機でした!
エアベルリンは5機種期待を所有してますが、唯一のプロペラ機。
エアベルリンのプロペラ機
座席は2×2で、主翼の下でした。
フラップの動きも見ることが出来て、楽しかったです。
プロペラ機の車輪
LGW Luftfahrtgesellschaft Walter D-ABQJ (Dash 8 – MSN 4274) | Airfleets aviation

 

ベルリン・テーゲル空港Cターミナル(TXL)

ベルリン・テーゲル空港へは、地元のゲッティンゲンから、ハンブルク経由で高速バスで直接乗り込み。
4:00頃に着いたらまだ保安ゲートも開いていなかったので、椅子に座って1時間ほど暇つぶし。朝のベルリン・テーゲル空港
保安ゲートを抜けたら、椅子にごろ寝で1時間半ほど仮眠。椅子は固かったですが、寝られないことはないです。笑
周りにいたのはほとんど6:00発の便の人々だったようで、目覚めたら空港内が閑散としてました。
そのあとはカフェ(?)でサンドイッチを購入し朝食。4.8€(1€=¥120→¥576[以下同一レート計算])サンドイッチ
時間が来たらゲート前へ。。

 

搭乗記

8:05搭乗開始8:35出発ということで8:05頃にゲート前に行ったんですが、全く人の動きがないので待つこと20分。
ずっと表示がPriolity Boardingなのはおかしい、と気付きゲートの人に話しかけると、「もうエコノミーの搭乗も始まってるよそのバスに乗って」と。ギリギリセーフ。笑
バスでも10分ほど待たされ、機体へ移動。
機体に搭乗したのが8:45頃、プッシュバックの開始は9:00頃でした。
機体に乗り込む様子

離陸は9:08。プロペラ機は初めてだったんですが、思ったよりもパワーがあってびっくりしました。ベルリン・テーゲルからのテイクオフ
機内でのドリンク等は有料(ソフトドリンクが3€ほどでした)だったので、注文せず。
CAさんはお二人で、1名は男性でした。
特にこれといったことも無い畑の風景が続き、定刻でワルシャワに到着。
ポーランド上空からの眺め

 

ワルシャワ・ショパン空港(WAW)

ボーディングブリッジが使えないので、ターミナルから離れたスポットに到着。
バスで5分ほどでターミナル。
到着ロビーはこじんまりとしていて、飲食物店やマクドナルドがありました。ワルシャワ・ショパン空港の掲示板
ポーランド・ズロチへの換金ももちろん可能です。

 

おわりに

思いがけずの初めてのプロペラ機、楽しかったです!!
機体自体がこじんまりしてるのもですし、機体が軽く、フワーッと上がっていくのも良かったです。
フラップをしまう際のふわっと感もジェット機より大きく楽しかったです。
次回の搭乗記は復路、ワルシャワ・ショパン空港→ベルリン・テーゲル空港です!

「再生された街」ポーランドの首都ワルシャワを観光(旅行記1/5Days)

ついに始まりました。ポーランド2都市観光4泊6日。
概略は後でお話しするとして、この日の行程はこんな感じに。
目次をご覧ください。

2017/6/3 ワルシャワ(ポーランド)

このタイミングでポーランドを選んだ理由

ドイツの東に位置するポーランド。

そもそもポーランドには昨年末に行きたかったんですが、「ドイツからの列車の便があまり良くない(ベルリンからは6時間)」「冬場はめちゃくちゃ寒いらしい」等の情報から、一旦は延期していました。
で、出発前の火曜日、「金曜日の授業が休みで月曜日は祝日、これは4連休では!?」と気付き、前々から目をつけていたポーランドに白羽の矢が立ったわけです(あとは、物価が安そうだったのも大きかったです)。
メインの目的地はアウシュビッツ強制収容所ですが、あまりにも思い立ったのが急で、夕方遅くの時間を辛うじて抑えたのみで、しっかり見て回れるかも良くわかりませんでした。笑
そんな感じで、ポーランド4泊6日旅、スタート!!

 

《移動》ゲッティンゲン→ベルリン・テーゲル空港 by Flixbus(高速バス)

飛行機は6/2(金)の8:45発だったんですが、バスを見ていたら、ゲッティンゲン木曜夜発で金曜の4:00に空港に着く高速バスがあったので、こちらを。15€(¥1800)。
少し無茶な行程にはなりますが、宿泊費もかからず済むので。
Filix Busの車両

19:40発でまずはハンブルクへと向かう予定でしたが、当然のごとく1時間の遅延。
これは想定内でしたが、まさかの「このバスはハノーファーで運行が終わるから、別のに乗り換えてね」と。笑
ハノーファーで乗り換え先として案内されたバスに乗り込もうとするも、運転手さんはそんなこと聞いていないの一点張り。
どうにか乗り込むことはできたのでよかったです。
そのあとはまたもや1時間遅れで、23:45頃ハンブルクのバスステーションに到着。
ハンブルク中央バス・ステーションZOB

24:45発のバスに乗り換え、3時間の旅。定刻で6/2(金)4:00にベルリン・テーゲル空港に到着です!朝のベルリンテーゲル空港

 

《移動》ベルリン・テーゲル空港→ワルシャワ・ショパン空港

4:00に空港に着いたものの、まだ保安ゲートも開いてませんでした。笑
Cターミナルはベルリン・エア専用の、掘建て小屋のような建物。ベルリン・テーゲル空港Cターミナル内部
1時間ほど時間を潰して保安区域内に入り、1時間半ほど睡眠。
その後は定刻で、プロペラ機での移動でした。
エアベルリンのプロペラ機
搭乗記は別記事にまとめていますのでこちらをご覧ください。
【搭乗記】エア・ベルリンAB8212便 ベルリン・テーゲル空港→ワルシャワ・ショパン空港 DHC-8 402

 

《宿》Noclegi Krokodyl

Booking.comで予約したこの宿。料金は一泊26PLN(1PLN=¥30→¥780[以下同一レート])。
他の国のホステルに比べたら、圧倒的に安いです。
設備も特に問題はなく、大きめのロッカーも部屋には完備されてました。
なによりこの宿のいいところはアクセスがいいこと。
ワルシャワ中央駅からは、9or22のトラムで15〜25分ほど(22は少し遠回りします)。観光名所の旧市街からも26のトラムで20分ほど。
9,22,26のトラムが止まるWIATRACZNAのトラム駅からは徒歩5分ほどなので、とても楽です。
24時間営業のスーパーも近くにあるので、食に飢えることもありません。
この宿を使うのであれば、市内交通乗り放題の24時間チケットを15PLN(¥450)で買うと便利で楽だと思います。

 

Pałac Kultury i Nauki/Palace of culture and science/文化科学宮殿

宿に大きな荷物を一旦預けて、初めに向かったのはこの建物。
旧ソ連からの贈り物と言うことで負の遺産なんて言われてるらしいですが、結構立派。
ワルシャワの文化科学宮殿
塔の上にも登れるらしいですが、他の方のブログの写真を見た感じ眺望は大したこと無さそうだったので、登りませんでした。
文化科学宮殿を横から

 

現地通貨換金 Kantor wymiany walut Tavex

宿の支払いが現金のみと言うことだったので、ユーロを現地通貨に換金。
ポーランドを紹介するブログで、オススメと書かれていた場所。
ワルシャワでオススメの通貨換金所
そんなに使わないだろうとは思いましたが、100ユーロを換金してポーランド・ズロチを入手。

 

昼食 Alibaba. Bar turecki

Money Excgangeのお店からショパン博物館に向かう途中にあったケバブ店。ワルシャワのケバブ店
チキンケバブ(?)を注文。11PLN(¥330)。ポーランドのケバブ
ドイツで食べるデュナーケバブとはずいぶん違った雰囲気でした。
生地はパリッとサクッとしていて、ソースもただ辛いだけではなくて酸味もありました。ケバブの具材
ノーマルサイズを注文しましたがそれでも結構な量があり、終盤はなかなかキツかったです。笑

 

Frédéric Chopin Museum/フレデリック・ショパン博物館

ショパンの出生地ワルシャワ。
ということで、ショパンの博物館があります。
入場料は学生13PLN(¥390)。ショパン博物館の外観
展示は多岐に渡っていますが、いまひとつ展示に流れが見えなかったのが残念でした。
ショパンの楽曲が聴けるコーナーや、手紙や楽譜等々の展示。ショパン博物館の内部
最後には、ショパンの髪の毛の展示や、亡くなった際に床に生けてあった花のドライフラワーなるものがあったりしました。
ドライフラワーの展示
所要時間は1時間ほど。そこまで入場料は取られないので、時間がある方は行ってみるといいと思います。

 

Bazylika Świętego Krzyża/Holy cross church/聖十字架教会(ショパンの心臓)

これまたショパン繋がり。
博物館から旧市街地へ抜ける途中にある教会です。聖十字架教会の外観
教会の内装ももちろん綺麗なんですが、ここにはショパンの心臓が収められています。ワルシャワ、聖十字架教会の内装
亡くなった際にはパリにいたショパン。
死後は心臓だけがワルシャワへと戻ったそうです。ショパンの心臓が収められている碑

 

Kościół św. Anny/St. Anne’s Church/聖アンナ教会

世界一美しい教会(それは言い過ぎだと思う)と言われたりしているこの教会。
旧市街地の入り口あたりに位置しています。
外観は地味めですが内装は煌びやか!
ワルシャワ、聖アンナ教会の内装
聖アンナ教会内部、縦画像

 

ワルシャワ旧市街地散策

世界遺産にもなっているワルシャワの旧市街地を観光!
これまで一度もワルシャワの街並みについて耳にしたことはなかったんですが、とてもいい雰囲気の、ヨーロッパらしい街並みでした。
入り口付近の広場。
ワルシャワ旧市街地の入口の広場
その先の小道。
ワルシャワ旧市街地の小道
旧市街地の中心にある広場。旧市街地の中央広場
旧市街地の中央広場
そこそこ旧市街地は広く、全面石畳なので結構足が疲れました。笑旧市街地の街並み
モノクロの街並み城壁の外から見たワルシャワの旧市街

 

夕食 Zapiecek

夕食を食べたのは、これまたワルシャワのオススメとしてネットで紹介されていたお店。
店内の様子はこんな感じでしたが、気候も良かったのでお店の外で食べている人が多かったです。ポーランド料理店の内装
餃子のようなご当地料理が有名でオススメとの紹介だったんですが、それを無視してこちらの料理を。
きのこソースのポーランド料理
ニョッキに熱々のクリームソース(きのこベース)を掛けて食べるこの料理。
名前は不明ですが、これもポーランド料理とのことでした。
ミントの飲み物と合わせて、40PLN(¥1200)と、やはりお安め。グリーンミントの飲み物
安くはないんですけど、観光地で出てくるご当地料理としてはかなり安いと思います。
他国から来た友人を連れて来ているポーランドの方も居たりしたので、安心して入れるお店だと思います。
とても美味しかったです!
ニョッキときのこのクリームソース

 

帰宿・就寝

バスでの3時間と空港椅子での1時間半の4時間半睡眠だったので、体力もさすがにそろそろ限界。
26番のトラムを使って宿へと帰還。
疲れていたので22:00には床に着きました。
1日目が終了です!

 

おわりに

ポーランド・ワルシャワ1日目でした。
アウシュビッツに行く前に首都にも行っておこう!ぐらいのつもりで渡航を決めたんですが、行って良かったです。
何より、旧市街の街並みが綺麗!
中央駅付近の新しい街並みと旧市街のコントラストがあって、より一層旧市街地の街並みが映えていました。
個人的には、ここまで行ったヨーロッパ30ぐらいの都市の中で3本指には入る好みの街並みでした。
その上ショパン博物館もあったりして、とても楽しい一日を過ごせました。
物価も西ヨーロッパの1/3〜1/2ととても安いですし、日本での知名度は低いですがとてもオススメの観光地です!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。

↓翌日の旅行記もよろしければご覧ください。
アウシュビッツ強制収容所を訪問しました。(旅行記Day2/5)

ドイツ語学習にも使える!おすすめドイツ人アーティスト3選!!

こんにちは。
1年間のドイツ留学も終盤。
この1年間こちらでドイツ語の勉強をぼちぼちして来たわけですが、音楽好きとしては、音楽を通して現地語に触れるのはいちばん身近な方法!
こちらに来てからバンドを探してはいたんですが、メタルが隆盛なドイツ。なかなかいいロックバンドやアーティストは見つかりませんでした。。
ですが今回は、この1年間で見つけたバンドとミュージシャンを3つ選りすぐって紹介!!
好みのジャンルのアーティストをYouTubeで聴いていけば、オススメ欄から同じようなジャンルのバンドやミュージシャンにもたどり着けると思います。
では!

Max Giesinger/マックス・ギーズィンガー(ポップ音楽)

はじめに紹介するのはMax Giesinger!!
2012年デビューの若手のソロシンガーです。
有名な楽曲は、”80 millionen”や”Wenn sie tanzt”などなど。
ポップ音楽なので、耳馴染みがとてもいいです。
どちらの楽曲も再生回数3000万回ほどというのを見ても、人気がよくわかります。
“80 millionen”

“Wenn sie tantzt”

 

Alex Mofa Gang/アレックス・モーファガング(ポップ・パンクロック)

こちらはポップ・パンクバンド。
特に有名では無さそうな、新星バンド。
個人的にはこのジャンルの音楽が好きなので、YouTubeで見つけ出してライブにも行きました!
ポップな楽曲もありますし、発音がハッキリしているのでドイツ語学習にもうってつけかと思います。
紹介するのは、彼らの代表曲”Unser Haus”、ポップ寄りな”Paris! Berlin! Schwerin!”。
ライブのチケットもまだまだ安いので、行ってみるのも良いかもしれません。
↓ライブレポートとバンドに関してはこちらに。
ドイツポップパンク界の新星、”Alex Mofa Gang”!!
“Unser Haus”

“Paris! Berlin! Schwerin!”

 

Rammstein/ラムシュタイン(メタルロック)

ドイツといえばメタル!メタルといえばラムシュタイン!と言っても過言ではないこのバンド。
思いがけない友人から名前が出ることも多いので、かなりバンド名は国民に浸透しているんだろうと思います。
それに、YouTubeの再生回数もこの1年で6000万回を記録している楽曲も。。
メタルだからと敬遠するなかれ。歌詞も単純で分かりやすいので、ドイツ語初学者にはぴったりです。
どうしてもメタルは、、、という方もいるかとは思いますが、ドイツのメタル文化に触れる意味でもとてもオススメのバンドです!

“Du Hast”

“Keine Lust”

 

最後に

今回は、個人的にオススメなドイツ人ミュージシャン・バンドを3組紹介しました!
ドイツ語は英語のように単語を繋げて発音したりすることが少ないので、初学者でも歌詞がとても聴き取りやすいと思います。
意味が理解できるかはまた別の話ですが、耳を慣らす意味ではとても効果的です。
日本にいるとドイツ人ミュージシャンに接することはまず無いですが、是非ここで紹介したミュージシャン以外にもお気に入りを探してみて下さい!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。

【読書録】『牛肉と馬鈴薯』(1901) 国木田独歩著

読書録も、はや3本目。
今回もKindleの青空文庫で、国木田独歩の『牛肉と馬鈴薯』。
1時間ほどで読み切れる短編小説で、あらすじもさっぱり知らないままに読み始めました。

 

物語の展開される場所は、明治後期の、「ハイソサエティー?」な男性の集まり(飲み会)の場。
6,7人ほどの男が酒を飲みながら会話をしているわけですが、中上流階級を標榜しているせいか、どうも言い回しが鼻につきます笑
続きを読む 【読書録】『牛肉と馬鈴薯』(1901) 国木田独歩著