激レアバイトの選考に通過するためには!? 選考通過した実体験を紹介。

普段は旅行記ばかり書いてますが、自分にしか書け無そうなネタが転がってきたので、これは!!!と言うことでつらつらと書いていこうと思います。

今回取り上げるのはこちら。
乃木坂46の舞台裏に潜入。白熱のライブを伝える激レアバイトが登場!
日本に居たらば絶対に応募したでしょうが、いかんせんドイツに居るので断念。

で、なぜこれを取り上げるかと言えば、そう!
以前に同じような激レアバイトの選考に見事通過し、実際にバイトをしたことがあるんです!
これ↓
【激レア 体験レポ】アーティストの素顔に迫る、人気ロックバンド「flumpool」へのインタビューバイト!│タウンワークマガジン
デビュー以来ファンをしてきた僕の為に成されたかのような企画。ラフな感じに応募総数を聞いたら「選考に関する情報は一切お伝えできないんですよ」との事でしたが、ともかくも、何千何百あったか分からない応募の中から、2つしか無い枠を見事勝ち取ったわけです。

という訳で、「バイトで知り得た機密事項を漏洩することは禁止されております」てのは当然の事ですが、選考に通過するまでに自分が辿った道のりを明かす分には問題ないと思うので、通過した上で考えた、選考通過のために必要そうな事項をまとめようと思います。

一次選考過程について

今回の乃木坂のバイトも、僕が応募したflumpoolのバイトも、応募方法はほとんど同じ。
まず一次選考があって、通過した方には二次選考の連絡をしますよ、と。
一次選考応募に当たっての記入事項は全く一緒。
こんな感じ。
入力フォーム
と安心するなかれで、スクロールすると任意項目入力の選択ボタンが。
入力フォーム2
任意入力項目はこんな感じ。
任意入力項目一覧
任意とは言いますけど、この項目が空だったらまず一次選考で落ちると思います。
必須項目で優劣の付きようがないのと、個人情報を開示してくる人間の方が信頼が置けるので。
学校学部名の入力欄がありますが、さすがに大学名での足切り等は無いかと思います。いくらでもこの欄は嘘八百書けますし。
あくまでこの任意記入事項欄は、その存在に気付かなかった人たちを足切りする為と、どれくらい受かる気があるのか(受かる気があるなら住所を記入しない理由がない)等を見る為にあるものだと思います。
僕は、住所と大学学部名を入力して応募しました。最後の2欄は空欄。

二次選考過程について

一次選考の段階では一切説明がない二次選考。
まあ履歴書だろうなーとは思ってましたが、やはり、いかにも普通な履歴書での選考。
一次選考に通過すると、二次選考についての説明と、それに添えて、Wordファイルで履歴書のテンプレートが送信されてきます。
履歴書の左半面は、コンビニで買える履歴書と全く一緒。
右半面には2欄。僕が応募した際のテーマは、「今回のバイトに対する意気込み」と「あなたが好きなもの・ことに関して説明して下さい。(音楽に関係なくても採用に影響はございません)」。
これらをポチポチ記入し、そのままファイルを専用のアドレスへ送信します。

形式

内容如何の前に、まずは形式について。
注意事項は主に2つ。
①履歴書の送付先
履歴書は、正しいメールアドレスに送信しましょう。
履歴書の下方にこんなのが書いてありましたが、これを無視して撃沈した人も幾らかいるはず。
②メールの内容は正しく入力しましょう。
二次選考に関するメールの一部

「※メールには必ずアルバイト名、氏名(フルネーム)を記載して下さい。
※アルバイト名、氏名が記載されていないメールは選考対象となりません。」
この2文をを読み落として撃沈した人も多いはず。
二次選考にどれほど人が残るのか知りませんが、選考者側が、大量の履歴書を短時間で捌かなければならないことは容易に想像できます。
もしも指定された通りにメールが送れないようであれば、実際にバイトを行う際にも、連絡の齟齬など何かしら支障が出る可能性が大きいです(きちんと指定された形式でメールを送ってきた人に比べて)。
全国からの募集という事で面接が実施できない都合から、少しでもリスクがありそうな人は不採用にしているのではないかと思います。
ですので、募集要項、メールをしっかり読んで、言われた通りの対応をすることが肝要です。

内容

そして次の問題は記入内容。
何を書けば選考に通るのかはさっぱり分かりませんが、ぼくの書いた履歴書は辛くも選考を通過したので、参考にして頂ければと思います。


一つ目の項目で意識したことは、とにかく、自分にしか出せないものをアピールすること。
flumpoolファンはもちろん沢山いますが、
①CD/DVDをコンプリートしていて
②実際にflumpoolのコピーバンドまで組んでいた
というファンはそう居ないだろうと思い、この2点を押しました。
ただファンなのではなく、自分は一体どういう特徴のあるファンなのか。
どういった、他のファンとは違ったアプローチでバイトに取り組むことが出来るのか、ということを書けると印象的になると思います。

そして、二つ目の項目で意識したのは、「どれだけそれらしい文章を書くか」ということ。
今回の乃木坂のバイトもですが、メインの仕事は何と言っても、ライブレポートを「書く」こと。
文才とまでは言わないまでも、ある程度の文章力がある人間を採用しないと、実際にレポートを書く段になって問題が生じるわけです。
という訳で、
①とにかく誤字脱字は絶対にしないこと
②整合性のある(主語述語に乱れがない)文を書くこと
③短い文章の中にテーマ(軸)を据え、それに対する流れを作ること(ライブレポートも、流れが大切だと思ったので)
の3点を意識して書きました。
「欄が小さいから改行はせず情報を詰め込もう!」という方もいるかも知れませんが、文章は読みやすさが命。
公に向けて文章を書く仕事をするとなれば、読みやすい文章をしっかりと書けることもアピールすべきだと考えたので、 改行は思い切って入れました。(実際にライブレポートとして書いた内容は、体験レポートに若干反映された程度でしたが)

と、記入内容についてはざっとこんな感じです。
これを期日までにメールに添付して送付。電話が掛かってくれば合格、音沙汰がなければ不合格です。

おわりに

激レアバイトに応募するにあたって、まず最低限に意識すべきだと僕が思うのは「選考者側の要求に忠実に答えること」です。
例えば、言われたとおりにメールを返すだとか、求められたテーマに対しての答えを返すだとか、その程度のこと。
当たり前な話ですが、意外と出来ない人がいるのでは無いかと思います。例えば論点をずらして、「このバイトへの意気込み」に対して、ひたすらそのアーティストに対する愛を書いて満足してしまうだとか。
そしてその最低限をクリアした上で大事なのは、自分だけにしか無いものを何か見つけること。
二次選考の最後まで残ったとしたら、そこで合否を分けるのは魅力的な何かを持っているか否かです。
先に書いたように、自分だけしか持ってないものは何なのか、他のファンとは違ったどういう切り口でバイトに取り組みたいのか等々、内省してみて下さい。
あと最後は、こればっかりは応募者側はどうしようもないんですが、選考者が合格させたいと思う人物像に当てはまっているかどうか。
僕がやらせて頂いたflumpoolのインタビューバイトは、定員は2人。僕(大学生男子・flumpoolの大ファン)ともうひと方(社会人女子(文章関係)・特にflumpoolファンではない)でした。
flumpoolは女子ファンが多いので、男女やら学生社会人やらファンか否か等々のバランスを取る上で、男子の熱心な学生ファン、というのも都合がよかったのではないかなと自分では思ってます。


ライブを無料で観て、(僕の場合は)メンバーに直接インタビューをして、文章を書いて、3万円貰う。
夢のようなバイトです。
応募はタダで出来るので、一次選考だけでも出してみるのをオススメします。一次の応募はそんなに時間も食われないですし、自分のプロフィールを記入するだけなので。
そして、そこに通って二次選考。二次選考を勝ち抜けば、バイトの権利獲得です。思ったよりもイージーゲーム。
もちろん応募者は多いとは思いますが、思いの丈をぶつけてみて下さい!!