屋外浴槽の様子

ヨーロッパ最大級の温浴施設で本格鉄泉を|ハンガリー|セーチェニ温泉|温泉のすゝめ2

No.2 2016年12月29日(木) 評価★★★★★★☆☆☆☆
【温泉名】Széchenyi Gyógyfürdő/セーチェニ温泉(ブダペスト・ハンガリー)

Széchenyi Gyógyfürdő/セーチェニ温泉(ブダペスト・ハンガリー)

半年ほど前に「温泉のすゝめ」という企画を立ち上げたものの、ようやくの2件目です。
2016-2017年末年始。15日間のヨーロッパ周遊旅行をしたわけですが、わざわざハンガリーはブダペストまで出向いた一番の理由はこれ、

Széchenyi Gyógyfürdő/セーチェニ温泉!!

ちなみに、ハンガリーの首都ブダペストはここ。

温泉が頗る好きなので、海外の温泉はどんなもんか覗いてやろうと日本にいる時からヨーロッパで行こうと決めていた数少ない場所。笑

宿の最寄り駅だった’Bajcsy-Zsilinszky út’駅から、メトロで7駅10分強。
片道切符は350Ft(310Ft=1€=120円→135円[以下同レート計算])。
特に検札は無いんですが、温泉の最寄りの’Széchenyi fürdő’駅で降りると、「チケットコントロールです〜止まって〜」みたいなのに遭遇しました。
切符は買っておくに越したことはないです。

駅から地上に上がって、振り返ってすぐに目に付く建物がセーチェーニ温泉。セーチェニ温泉横入口
駅近の入口はものすごく混雑してましたが、入口は3つあるようなので、ぐるっと様子を見る手前、全ての入口をチェックすると良いかもしれないです。
他の入り口はこんな感じ。
裏側入口
正面入口
で、20分ほど並んで、入場券(リストバンド式)を購入。4700Ft(1819円)。
朝の安い券とか夜の安い券とか色々ありましたが、「とにかく僕は温泉に入りたいんだ」と主張するとこの券が。
ビジターチケット(1700Ft(¥658))なるものもありましたが、これは、屋外温泉の様子を外から眺めるだけのチケットのようでした。セーチェニ温泉料金表
中に入るとまたもやちょっとした列がありましたが、これはレンタルをしたい人の列だったようなので、スルー。
更衣室に男子も女子もいるのが凄く異様。
海外の温泉の更衣室
ロッカーは鍵付きのもの(上写真右手)があって、着替えは個室(上写真左手)の中で、との事。
500Ft(193円)を追加で払うと、荷物を置いたりもできる、着替え用の個室を借りることが出来るようでした。
こんな感じ。
更衣用個人部屋
水着に着替えたら、温泉ゾーン(?)へ。
大抵の人がサンダルを履いてますが、裸足でズカズカと。
海外の温泉前に放置されるビーチサンダル
写真撮影は全面オーケーとのこと(節度を持っての上ですが)。
入ってまずあったのは、テルマエロマエに出て来そうな浴槽(プール)。
温泉、浴槽の様子
浴槽内からの様子
まあまあ温かく、鉄泉の匂いが。お湯も濁ってます。
湯の華なのか垢なのか分からないものが漂ってますが、気にせず入浴。35℃とのこと。
温泉の温度表示、35℃
次はお隣。
こちらは温かい!38℃!
温泉の温度標示、38℃。
ゆっくり入ってれば温まれそうな温度でした。
屋内には、こんな感じの浴槽がざっと10〜15個ぐらいあったかと思います。(とにかく施設が広い)

次は屋外へ。屋外への出口は2つ。
出口のところに泉質についての表示がありました。
なにが書いてあるのか全く分からないですが。笑
セーチェニ温泉成分分析表
出口を出るとこんな感じ!
屋外浴槽の様子
温泉というよりはプール。
寒かったので、小走りで浴槽へドボン。
空気が冷たかったからか分かりませんが、凄く温かく感じました。
表示は38℃となってましたが、感覚的には39〜40℃ぐらいはあるかなという感じ。
露天風呂の水温表示
チェスを打つおじさんたち、居ました。
湯に浸かりチェスを打つおじさん達
カップルも。
こちらはカップル
この浴槽の隣には25mプール(温水)があり、その向こうにはまた、先のものと同様の浴槽があります。
温泉付属の25m野外プール
こちらは若干ぬるめ。流れるプールコーナーもあります。
流れる露天温泉
これら屋外の浴槽は全て温泉でなく、ただの温水でした。

次はサウナへ。サウナも、たくさん種類がありました。
ミストサウナの標示 アロマサウナの標示 低温サウナの標示
入ったのは、屋外へ出る階段をそのまま地下に下るとあるサウナ。
サウナ。すごく熱かったです。
海外のサウナの内部
水風呂。
海外の水風呂
氷。
サウナ後用の製氷マシン
水飲み場(あまり美味しくなかったですが)と休憩スペースも付いてました。
ペットボトルの持ち込みは出来そうだったので(風呂に浸かりながら缶ビール飲んでるおじさんも居ました)、がっつりサウナを楽しみたい人は、水を持ち込むと良いかと思います。

サウナの前に簡単な棚(鍵は無し)があったので、そこに荷物は置いておけます。

ここでサウナと水風呂を2往復し、意識朦朧としながら再び屋内スペースへ。
エクササイズスペース。
温泉内のエクササイズコーナー
天井を見上げひたすら回る女の子。
温泉で遊ぶ女の子
温泉でビール。
浴槽でビールの飲める温泉

飲みたかったですが、時間が遅かったので閉まってました。
閉店のお知らせ

19時閉館との事だったので、2時間ほどの滞在で退場。

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日本の温泉とは全く別物だろうと、半ば諦念(?)を持って臨んだので、想像してたよりも温かいお湯に浸かったり、サウナに入れたりしたのは凄く嬉しかったです。
浮き輪を持ちこんだりしている子やゴーグルを付けた少年がいたりと、言うてしまえばユネッサンのような感じ。
海外には(も)こうした、温泉を軸にしたテーマパークがあるということをを肌で体感できて、とても嬉しかったし楽しかったです。

ブダペスト、街並みもとても綺麗なので、温泉だけでなくとも、東欧旅行の機会には立ち寄ってみるととても楽しめると思います!ぜひ!

最後までご覧いただきありがとうございました。