「ダイビング記」カテゴリーアーカイブ

一年半ぶりのフィリピンダイブ!

No.40 2017年12月9日 晴れ
評価★★★★★★★☆☆☆
【スポット】太平洋 フィリピン パングラオ島◇ドナウウォール
【ショップ】Phillipine Fan Divers
~Memo~
一年半ぶりのフィリピンダイブ!深夜便からの乗り継ぎで昼前にホテルに着き、そのまま1本だけダイブ。
4ヶ月ぶりとそこまで期間は開いていないとは言え、到着直後のボートダイブは少し疲れました。
マルタは沈船ばかりでしたが、初回から、シャコ、ウミヘビ、カメ、ウミウシ等々盛り沢山に見られたのでとても満足な一本でした!

ボートの上から
フィリピンのダイビングボート

クマノミ
フィリピンのカクレクマノミ

ダイビングで初めて見ました、シャコ!2回も遭遇。
ボホールで見たシャコ

カメが有名なスポットではありませんが、深度25mほどのところに。
パングラオ島のポイントで見たウミガメ

ウミウシを一匹発見。
ウミウシ

浮上!!
ボートへの浮上

~Dive Datum~
コンディション:良い 凪
気温・水温:28℃・28℃
透明度:15m
IN OUT:14:15→15:06(51min)
最大深度:25.6m
平均深度:14.6m
装備:AW130 ウェイト5kg ロングウェットスーツ
ガイド:Alan(フィリピン人)
バディ:日本人のおば様

マルタ島ダイビング記。地中海ダイブの魅力と欠点は…?

ドイツでの留学の全日程を終え、ヨーロッパでの最終目的地、マルタへ。マルタに行った一番の理由は乃木坂46関連のあーだこーだなんですが(別記事に書いてます)、結果的に滞在した5日間中、丸4日をダイビングに消費しました。
マルタへわざわざ日本から潜りに行こうっていう方はなかなか少ないかとは思いますが、ダイビング記と共に、マルタダイブの良さ悪さ、利用したショップの紹介等しようかと思います。
2017/8/4~2017/8/8 マルタ共和国

1. マルタダイブの魅力

なによりも沈船です!1に沈船2に沈船、3に沈船。
マルタ島の周辺にはたくさんダイブスポットがありますが、特に沈没船が沈められているスポットが多くあります。多くは観光庁がダイビング用に沈めたものですが、中には実際に戦争中に沈んだものもあります。ですが戦時中の船はほとんど原型を留めていませんので、見ごたえがあるのは観光用の沈船です。
今回4日間潜った中で一番迫力があったのは、P29という沈没船。元々巡視船だったということで、かなり状態もいいです。ですので、ガイドさん次第では船の中にも入れます。
P29の船首
船内へ
P29沈没船の船内
ダイバー
横から見た沈没船の機関銃

p29

他にも3隻ほど沈没船を見ましたが、どれも似たようなものなので、よほど沈船に興味が無い限りは飽きるかと思います。
沈没船


あと感動したのは、ダイバーしか入れない洞窟のあるスポット。
洞窟の中にはホールのような空間があって、異世界にいるような、不思議な気分が味わえます。

マルタの洞窟の内部
洞窟の中から見た外の海が真っ青で、とても感動しました。
洞窟の出口

今回はアドバンスド・オープンウォーター取得のコースだったのでボートダイブは一切なかったんですが、ビーチエントリーも楽しかったです。砂浜からのエントリーもしましたが、高い堤防からの飛び込みだったり、岩場からエントリーしたり、ハシゴを下ってみたり。
いかんせんダイビング歴が浅いのであまり比較はできないんですが、マルタでのビーチエントリーは個人的にとても楽しかったです。
飛び込みでのエントリー

ポパイ村の対岸からエントリー

 

2. マルタダイブの欠点

一方での欠点。何よりも、魚が少ないです。
いくらなんでも海ですので、少しはは魚もいます。ですがダイバーの目を引くような、魅力のある魚や大きな群れなどはほとんど無し。
タコ、ウツボ、カニ、タツノオトシゴなどはちらほら見ましたが、それほど生物に期待をしている人はいないような雰囲気で、沈船目当てだったり、バカンスの合間にせっかくだから潜ろうか~といった雰囲気のダイバーが多かったような気がします。
タコ
マルタでのダイビングで見られるタコ
ウツボ
マルタのウツボ
マルタのウツボ
カニ
カニ
カニ

あとは、視程もあまり良くない日が多かったです。もちろん日によって状態は違うんでしょうが、島国とは言え観光地で人が多いのが一要因だと思います。

それと、ダイブスポットが島中を点々としているので車での移動が多いことも欠点の一つかと。セブでのダイビングだと、ダイブショップからボートで出発!っていう場合が多いので、これは少し体力的にキツかったです。
DIVE SYSTEMマルタのトラック
移動中の様子
マルタ島のダイビングスポット一覧

最後は、これは文化かな~と思ったんですが、機材の運搬や洗ったりをこちらがやらねばならない部分が多いことですかね。賃金の安い現地の人がいる土地では肉体労働(ボンベ運びとか)やら雑用やらをやってくれる方々がいますが、マルタはほぼ全スタッフがヨーロッパの他国から来ている方々。現地の人もいますがそれでも給与水準は高いので、どのスタッフも待遇は同じ。
という事もあって、我々が働く部分が多いのかなと感じました。

 

3. 利用したダイブショップの紹介’DIVE SYSTEM MALTA’

今回利用したショップはこちら、’DIVE SYSTEM MALTA(ダイブシステムマルタ)’!
DIVE SYSTEM MALTAの外観

アドバンスドのライセンス講習を受けるつもりだったので、利用したショップはこちらの一件だけ。ネットでショップを探したんですが、ここが一番サイトの作りがしっかりしていたので、信頼できそうだなと思い予約しました。
メールの返信が遅めでヤキモキしたりもしましたが、現地を訪れてみると受付のスタッフさんも皆さんフレンドリーで温和な方たちでしたし、ガイドの方々も悪い人には一切当たらず皆さんいい人たちでした(無骨そうな方は一人居ましたが、どこかおちゃめな感じがあって面白かったです笑)。

お店があるのは、首都バレッタからは車で30分ほどの場所にあるスリーマ地区。スリマの中心からは徒歩10分ほど外れてるんですが、スリマの海沿いを走るバスはどれもダイブショップの前を通るので、アクセスはとても良いです。
DIVE SYSTEM MALTAの前の海

2階(1階)が受付とダイビンググッズのお店。受付には常に2,3人は人がいて、大きなショップだな~と。
DIVE SYSTEM MALTAのショップ
DIVE SYSTEM MALTAのショップ

1階(GF)にシャワーやロッカー(鍵付き)があり、車への荷物の積み込みなどはここでします。トイレは2つありますが、朝行けば綺麗かな…という印象でした。シャワーは、たまに水しか出なかったりしますがそこは忍耐。。
DIVE SYSTEM MALTAの1階の様子

今回このショップで8本潜りましたが、選んでよかったなと思います!
とても大きなショップだったので、色々な国籍のガイドさんと潜れたのが個人的にはとても楽しかったです。あとは受付の方もとてもいい人たちで、お別れする時は4日しか通っていなかったもののなんだか名残惜しかったです。

 

4. マルタで潜ってみたトータルでの感想

とても楽しかったです!!
そもそもフィリピンの数か所と小田原(笑)でしか潜ったことが無いのでどこで潜っても新鮮な事だらけではあると思うんですが、ともかくも新鮮なことが多かったです。まず、白人だらけの環境で潜るのが初めて。ガイドの人も全く日本語の分からない方々。沈没船の多さ。ポイントまでの車移動の多さなどなど。
全体として面白い部分のほうが多かったですが、いつも潜る時は生き物の写真を撮っているので、魚が少ない(ウミウシはゼロ)のは少し残念でした。欧州圏で魚が見たい方は、マルタよりもエジプトで紅海に潜ると良いと思います。

最後にダイビングの記録を載せますので、よろしければ参考にして下さい!
最後までご覧いただきありがとうございました。

 

5. ダイブ記一覧

【ダイビング記】1941年に沈没した戦艦へとダイブ!初地中海 マルタ共和国 1日目(2017/8/4)
【ダイビング記】マルタで一番の見所?巡視船P29で船内探索や記念撮影も マルタ共和国 2日目(2017/8/5)
【ダイビング記】静寂の洞窟へとダイブ マルタ共和国 3日目(2017/8/6)
【ダイビング記】久しぶりの一日3本。AOWを取得!! マルタ共和国 4日目(2017/8/7)

【ダイビング記】久しぶりの一日3本。AOWを取得!! マルタ共和国 4日目(2017/8/7)

マルタ島でのダイビング記、4日目。この日は2日目と同じポイントで沈船2箇所を潜り、その後はショップ近くのスポットでAdvanced Open Waterの5本目、ナビゲーションダイブをこなしました。

1/3本目 沈没船『ロージー』

2日目に潜ったポイントと全く同じ。ガイドはイギリス人のリチャードさん。「名前はリッチ(略称)だけど、すぐ使っちまうから手元には残らねぇんだハハハ」と言ってました。ハハハハ、としか返すことができず。笑 ノリの良い楽しい人でした。
ダイブインストラクターの、リチャードさん。
ダイブインストラクターの、リチャードさん。
メンバーは、オーストラリアからバカンスに来てるおじさんと、マルタ人の青年2人(うち一人は恐らくマスターかレスキュー)。
写真は休憩中、オーストラリア人のおじさんと、奥に青年2人。あとリチャードさん。

なんて事ないダイビングでしたが、おじさんの技術が低いためか、潜水時間は30分少々でした。おじさんはいい人そうだったので、まあ、よし。

「ロージー」の写真。







2/3本目 沈没船P29②

2度目のP29。
ほとんど2日目と変わらずの行程でしたが、おじさんのエアーが少なかったためか、沈没船(P29)の内部に入ったり機関銃で記念撮影をしたりといったイベントは無し。
ただ潜行ルートが少し違ったので、また違った写真が撮れました。






肉眼では捉えていたP29の影を背にロックンロール感を出してくるリチャード(ガイド)。
ダイブインストラクターの、リチャードさん。
楽しいダイブでした!

3/3本目 AOW5本目 ナビゲーションダイブ

遂にAOWも最後の5本目。ナビゲーションダイブと言って、コンパスを頼りに、同じ場所に戻ってくる訓練(?)をします。担当のインストラクタが無骨そうな人だったので、ビビってしまいカメラは持ち込めず。。
ダイブショップで装備を整えて、目の前の海に潜ります。視程はかなり悪いですが、ファンダイブではないので問題無し。初めはコンパスを持って、フィン15往復分の距離を往復。
その後はコンパスを頼りに、正方形を描いて元の場所まで戻ります。
どちらも一人ずつ確認するので、待っている間はひたすら暇。バブルリング作りの練習をしていました。
そんなこんなで、マルタでの合計8本のダイビングが終了しました!

【ダイビング記】静寂の洞窟へとダイブ マルタ共和国 3日目(2017/8/6)

マルタ共和国でのダイビング記3日目。Advanced Open Water講習2日目です。

1/2本目 ポパイ村そばのポイントから、洞窟へとダイビング

この日のインストラクターは、訛りの強い英語を喋るロシア人のおじさん。愉快でとても面白い人でした。
メンバーは、パキスタン人の学生(バディ)と、ドイツ人の男子2人組、スペイン人の女子2人組、国籍不明のカップル(1人はダイブマスター)。
AOW3本目だったわけですが、Naturalist(日本語訳は分からないです)のダイビングだったので、特に講習らしいことは一切無く。
いかにもリゾート感の溢れるポパイ村(もともとは映画のセットだったらしい)の対岸から水中へ。
ポパイ村の対岸からエントリー
しばらく進んでいくと、暗くなったのでライトを点灯。
インストラクターさん
洞窟の入口
周りは真っ暗の、洞窟の中へ入りました。洞窟の最深部は小さな小部屋程度のスペース。 ここで記念撮影を。


少し入り口側に戻ると、そこは広大なドーム。 いい例えが思いつきませんが、広々していて、静寂に包まれた空間。
マルタの洞窟の内部
ライトを消すように指示があり、BCに空気を入れ、ぷかぷか浮かんでみます。

ライセンスを取ってこれまで潜ってきた中で(40本ほどですが)、一番印象的なポイントでした。
出口も海の青がはっきり見えて、とても綺麗でした。こんなに海って青かったのかーと、改めて。
洞窟の出口
帰りがけにタコを見つけましたが、上手い写真は撮れませんでした。
マルタでのダイビングで見られるタコ

休日で人が多かった関係もあり、一旦ダイブショップへ帰還。
マルタの海

2/2本目 なんてことない沈船へ

一旦ダイブショップに戻って、また車で30分ほど。今度のポイントは、ショップのある都心部から空港を越えた島の西側。沈船もあって一応ダイブポイントのようでしたが、他にダイバーはおらず、海水浴客の方が多かったです。
マルタの西側のダイブポイント
DSCN1810

インストラクターは変わらずで、面子はドイツ人男子2人組とスペイン人女子2人組は変わらず、ハンガリー人とフィンランド人のおじさん2人が追加(この2人が足引っ張り)。
ここの沈船は1隻じゃない、2隻あるんだ!とイントラのおじさんがドヤ顔で言ってましたが、追加で入ってきたおじさんたちが自分勝手+泳ぎが下手で、1隻しか見ることは出来ず。
マルタの沈没船
他の人の装備中に海にのんびり浮かんでいられたのが楽しかったので、まあ良かったです。笑
DSCN1811
あとは、カニやウツボも見ることが出来ました!
カニ
カニ
マルタのウツボ
マルタのウツボ
マルタのウツボ
これにて3日目が終了。