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シベリア鉄道1日目|地球一周旅記DAY57

シベリア鉄道1日目。(2018/10/15)
前日寝たのが1:30だったので9:00ぐらいまでは寝るつもりだったんですが、明かりと音と振動とでそう上手くもいかず。7:40に起床。

のろのろと寝床を片付け、8:00頃トイレで洗顔。

朝食は取らずに昼と重ねようと思っていたら、隣のコンパートメントにいた青年がチョコのお菓子をくれました。
パッケージが可愛い。

朝の日差しも相まって、紅葉がとても綺麗でした。

霧もかかってきて幻想的に。

モスクワも最低気温が10℃を切らずとかなり暖かめだったんですが、ロシア西部はまだ比較的暖かめなのかもしれません。

厳冬を越せるのか?と疑問に思ってしまうようなあばら家が多かったのが車窓を見ていて抱いた感想。

9:30頃、ガリチという街。
紅葉の向こうに湖が見えてきてテンションが上がります。

ガリチ駅。

11:00頃朝食・昼食をとったんですが、その直後に車掌さんがピロシキを売りに来たので購入。50ルーブル。

揚げパンの中身がジャガイモペースト、みたいな感じ。

薄味ではありますが、寒い時期にはこの油が体に染みるんだろうなと。

午後になると曇りがちになり、樹々も枯れているものが増えてきます。


車内に外気温計があるんですが、途中5℃を示すことも。

ここで車掌のおばちゃんに”China?”と絡まれ、ジャパンだと返すと”Very good.”と。
無表情で無骨な感じのおばちゃん(もちろん英語は1ミリも通じない)なんですが、幾らか優しい面もあったりとギャップ持ち。

そのあと車内でバイオリンを弾いてる兄ちゃん(英語を話しているんでしょうが発音のせいで全く聞き取れない)と酔っ払ってるおっちゃん(ひたすらロシア語で話し掛けてくる)に絡まれ、その後は朝お菓子をくれた青年とも少し会話を。

青年はアルメニア人で、家族4人揃ってモスクワからどこぞの街(イルクーツク以東ウラジオストク以西)の叔母さんの所に越して行く所だと。
英語が少し出来て会話ができるのはありがたいですが、消灯後の車内でもスピーカーでクラブ音楽を流していたりと、お友達には到底なれなそうな性向持ち。

あと、酔っ払いおじさんとの絡みの中で、机の上に置いておいたみかんを5個もナチュラルに持っていかれました。英語を喋れないから止めることもできず。
ただでさえ食料は少ない上、みかんを食べるのは車内での数少ない楽しみなのにのに、許すまじ。

18:30、比較的大きなキーロフの街に。駅。

ここで遅延状況を確認するも、極めて定刻での運行でした。
「10時間越えの遅延も当然」とネットで書かれていましたが、ここまでは順調なよう。

19:00まで我慢して、購入してきたパンだけでは食糧が底をつきそうなので車掌室にてレトルトのマッシュポテトを購入。

かなり貧弱な食生活が続きますが、ロサンゼルスで購入したビタミン剤でバランスを取りつつ。

朝の長寝は叶わないことが判明したので、食が細い分を睡眠時間で補うために早めの21:00に就寝。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

7:40 起床
8:00 トイレで洗顔
8:30 青年にお菓子を貰う
11:00 朝食・昼食(パン)
11:25 昼食② ピロシキ(50ルーブル)
15:00 コーヒー・お菓子(40ルーブル)
18:30 夕飯(パン・ポテトスープ(70ルーブル)・ビタミン剤)
21:00 就寝

ヨーロッパ最大規模、モスクワ・プーシキン美術館を一日がかりで。|地球一周旅記DAY56

モスクワ2日目にして最終日。
深夜のシベリア鉄道乗車に向けてせかせかと観光するのは嫌だったので、ヨーロッパ最大規模の美術館、プーシキン美術館をのんびりと。
最大規模のくせに入場に2時間掛かったりと不満も幾らかありましたが、たくさん絵画を見られて満足の一日でした。

プーシキン美術館 別館

近代ヨーロッパの絵画が集められているこの別館。

フランス印象派のボリュームが一番大きく、個人的にはこのジャンルが観たいのでバッチリ。

手荷物検査を受け、館内へ。

チケットは前もってネットで購入し、展示へ。
本館別館共通のチケットは臨時展鑑賞不可とのこと。

ガイドを借りなかったので、画家について調べながらのんびり。
気に入った作品をいくつか。

羊。

グスタフ・クールベ。

ドガのバレエもの。

フリッツ・タウロウ。雪解け水。

ゴッホ。

新印象派、ポール・シニャック。

シャガール。

終わり。

1時間半ほど掛けて2フロア、のんびり観て回れました。

昼食@プーシキン美術館 別館カフェ

朝食を食べていなかったので、腹ペコで別館地下にあったカフェへ。

ロシアで何が書いてあるからさっぱり分かりませんでしたが、ランチセットを注文。

店員さんに「ボルシチ?野菜スープ? 鶏?牛?」と一問一答で質問を受け、どうにか注文。

結構寂しい感じになるかと思いきや、

しっかり健康的にボリューミー!

ボルシチがとても美味しかったです。

プーシキン美術館 本館

別館と本館のコンビチケットを購入してあったので、しっかり休んだのち本館へ。

11:30頃来た時も大行列だったんですが、相変わらずの大行列。

チケットの列かと思いきや、既に購入済みでもこの列に並ばねばならないとのことで、列へ。

ここでようやく半分。

購入待ちというよりは入場規制を行なっているようで、2時間並んでようやく入場。

あとからトリップアドバイザーを見たら「週末等の訪問はオススメしません」って書かれていました。笑

コンビチケットを使って入場。荷物を預け、展示に。

こちらは別館とは違い、「博物館」といった雰囲気。

絵画は宗教画が多かったですが、気に入ったものも少し。

そして、たまたま開催されていた特別展「江戸絵画名品展」に。

コンビチケットと別に500ルーブル(900円ぐらい)と言われて少し迷いましたが、海外からの目線で日本を見る良い機会なので。

屏風、浮世絵、巻物、掛け軸等、50点ほどの展示と書かれていました。

本館の他のセクションに比べ、圧倒的な人口密度。

これで日本ものの臨時展に遭遇するのは3度目(ハイデルベルク、コペンハーゲンぶり)なんですが、たまたまにしても頻度が高いので、それだけ日本の展示は海外で頻繁に行われているんだろうと思います。

食い入るように作品に見入り、カメラを向ける人たちを見ていると、やっばり日本の文化は誇るべきものだなとしみじみ。

今回感じたのは、日本から見た「西洋文化」との並列に、「アジア文化」でなく「日本文化」というものがあるんだな、ということ。

西洋の絵画に〇〇派はあっても画家のお国は様々。それに対して日本には浮世絵があったり、日本固有のものとして文化が確立されています(もちろん地理的特性が一番の理由ですが)。

もっと日本の文化を学ばなければいけないし、日本人として、この国独自のものを自分の中にもっと蓄積できたらいいなと考えさせられました。

入場2時間待ちでなかなか消耗してはいましたが、江戸展でテンションを取り戻し、満ち足りた気持ちで美術館を後に。

夕食@MyMy

美術館から荷物を預けていた宿までは徒歩10分ほど。
未だに伸びる入館列。

クレムリンの近くを通過し、

3日連続MyMyに!

ここからシベリア鉄道3泊で栄養バランスが崩れるのは避けられないので、最後にたらふく食べておこう!と。

サラダやらスープやら、ビタミンがたっぷり取れそうなものをたくさん注文。

これで590ルーブル(1000円)だから安いもの。
旅行の予算を考えれば贅沢ではありますが、心身共の健康のためには必要な出費!

麦っぽいものやらビーツと柑橘系の甘ーいサラダやら、日本では食べられなさそうなものも幾らか食べられました。

宿 暇つぶし

ここからが大変で、0:35のシベリア鉄道まで6時間ほどひたすら暇つぶし。
いま思えばサウナにでも入りに行ってしまえば良かったんですが、それも思い付かず。

ブログを書くやらゲームをするやら本を読むやらして、3時間ほど宿の共用スペースに滞在。

歯磨きと洗面を済ませ、ギリギリまで粘って21:45に出発。

シベリア鉄道に乗車

宿から地下鉄駅へ10分ほど歩いて移動。
さらばモスクワの街。

撮影すると(撮影禁止ではないが)怒られると噂のモスクワ地下鉄。

22:05頃シベリア鉄道に乗車する駅に到着。
最後ということで地下鉄駅構内をパシャリパシャリと。

駅に到着。

長距離列車は待ち合いターミナルがありますが、ひとまず近くのスーパーで買い出しを。

営業中にも関わらずガンガンに工事。

パン2袋、飴菓子、オレオ、みかん、水2本(計3.5ℓ)を購入し、500ルーブル(1000円弱ほど)。

買い出しを済ませたら再び駅へ。

荷物検査を抜け、ターミナル内へ。
ドラッグストア、ケータイショップ、カフェ、雑貨屋等々。
2階に上がると広い待合室。ここで時間を潰します。

1時間ほど経った23:45頃電光掲示板にホームの案内が出たので、ホームへ。

すでに列車は入線済みでしたが乗車は始まっておらず。

先頭に出向くも気動車はまだ。

入線。

撮影していいのやら分かりませんでしたが、「撮影×」の表示が無い以上は怒られてから対応しよう、という事に。

連結。

連結を見届けたら14両目の乗車車両へとひた戻り。

車両ごとに担当の車掌さんが居て、各々の手際次第で捌きのスピードが違うようで少し乗車待ち。

0:15に乗車!

(あとで「車内は一切撮っちゃダメ、車窓風景はOK」と純度100%ロシア語+ボディーランゲージで伝えられましたが、撮ったものを消すなとは言われなかったので残ってるものだけ…)

3泊お世話になる座席兼ベッド。
ベッドの下に荷物は収納。

個室化はされていない3等車。
ちびっ子も幾らか居たので少し安心感。

定刻の0:35にモスクワ・ヤロスラヴスキー駅を出発。

30分ほどしたら周りも寝支度を始めたので見よう見まねで。

ベット上段にあるマットを敷き、


配布されたシーツを。

毛布はなかなか厚めで快適に眠れました。

1:40に消灯したので、それに合わせて就寝。
長い旅路が始まりました。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

8:30 起床
11:20 チェックアウト
11:40 プーシキン美術館 別館
13:20 昼食@別館カフェ(300ルーブル)
13:40 プーシキン美術館 本館入場列最後尾に
15:30 本館入場(本館別館で600ルーブル)
17:25 本館退場
17:40 夕食@MyMy(590ルーブル)
18:00 宿 暇つぶし
21:45 宿出発
22:15 食料品買い出し(500ルーブル)
22:30 Yaroslavsky(ヤロスラヴスキー)駅着(ノート50、トイレ50ルーブル)
23:45 ホームへ
0:15 乗車
0:35 シベリア鉄道100号(¥16,811)
1:40 消灯・就寝

露式サウナ!学食!ボリジョイサーカス!|地球一周旅記DAY55

丸ごとモスクワを観光した一日。
一応観光名所の赤の広場には出向いたんですが、それよりもタイトルの通り、サウナ、モスクワ大学学食、サーカス鑑賞と、若干アウトロー気味な初めてのモスクワになりました。
2018/10/13

モスクワ市街地散策

朝はモスクワの市街地散策に。と言っても、行ったのは赤の広場と百貨店のみ。
観光名所のクレムリンは予約をしなければ入場が厳しそうだったので、チケット売り場までは行ったものの、列に並ぶのも面倒だったので断念しました。

起床は8:00。宿の出発は9:10です。

朝のモスクワ市街。

朝食@カフェ(ショコラドニツァ)

クレムリンへ歩いて行く途中にあった、前日夜にも入ろうか少し迷ったカフェ。
「この時間にやっているということは朝食メニューもあるだろう」という邪推のもと入店。

カフェっぽさがあったので先に注文するのやら席に着けばいいのやら少し迷いましたが、後から入店してきたお兄さんを真似て着席。
メニューが運ばれてきたので、写真が掲載されていた食べ物(何ものかは不明)とコーヒーを注文。

パン生地に鶏肉と野菜の具材が入っていたんですが、思った以上のボリューム感。生地はピチピチ。しかもほんのり甘みがあり、美味。

コーヒーも甘みと酸味がしっかりあって、とても美味しかったです。

これで500ルーブル弱、800円ぐらいといったところでしょうか。少し贅沢。

クレムリン(入場せず)

旧ロシア皇帝がお坐(ましま)していたクレムリン。
観光名所なのは知っていたんですが、何ものかはよく分からないままに再び現地へ向け出発。

街中にこのマップがあってとても便利。

工事中。

現地に着いてみるとすごい人で、チケットの仕組みもよく分からなかったので日本語にて検索。
結果「面倒くさい」ということになり、「またいつか観光に来た時には立ち寄りましょ」という事に。

武器庫に保存された宝物やら何やらが凄いらしいですが、そこまで「観光地」に興味はなく、時間をわざわざ費やす気もないので。

赤の広場へ向かう途中にあった火と警備兵。

モニュメントの雰囲気からして戦争の何かしらだろうと思ったら、やはり。

そして赤の広場に。

赤の広場

名前やら写真やら、モスクワでいちばん有名な観光名所と言っても過言ではないこの赤の広場。

広場に面した建物を裏で撮っていたら、「一緒に記念写真を撮ってチップを稼ぐ人たち」に絡まれました。

「ヤクザ~カブキ~」とノリノリで来るも、いやいや写真は撮らんよ、と伝えるとあっさり退散。さすがはヨーロッパで、思いの外押しが弱い。

赤の広場へ。

広場!逆光でよく分からない!!

レーニンの墓(?)があります。

写真でよく見る玉ねぎ屋根の教会。

教会側から見た赤の広場。

軍事パレードがあったりすると壮観なんでしょうが、あくまで石畳のだーっと広い広場。
どことなく赤く高い壁やらだだっ広さやらに天安門広場を連想しました。

ここから、ロシア式サウナ、バーニャに向けて徒歩移動。

グム百貨店

広場のすぐ隣に百貨店があったので、どうせタダだし入ってみよう、と中へ。

流れている音楽といい雰囲気といい、テーマパーク(ディズニー)感が凄い。


中央では小さなマーケットが。

ピロシキをまだ食べていなかったので、小銭を作るついでに購入。

パサッとしたパンの中に、パサッとしたひき肉炒めが。あまり、美味しくない。。

少し椅子で休憩し、再びモスクワの街へ。

モスクワの街並/日本の展示を発見

モスクワの街並をゆく。

するとたまたま、観光庁が設置していると思われる日本のパネル展が。

気になった写真を幾つか。

その後もサウナへと10分ほどの旅路。
途中で明らかに日本のものと思われる自販機を発見しました。

そして、ロシア式サウナ(バーニャ)「サンドゥニ」に到着。

露式サウナ(バーニャ)「サンドゥニ」

温泉好きとしては外せないローカル入浴施設。
トルコでのハマームに続き、ここロシアでもバーニャを初体験。

充実の(?)入浴内容は入浴記で別に書きますのでそちらをぜひ御覧ください。

3000ルーブル(5000円強)となかなかのお値段を支払いましたが、それでも行ってよかったと思える充実の体験でした。

こんな豪華なロビーがあるんですが、

これは最上級クラスなので僕は最低クラスに。
というのも、「ベテラン向け」「このクラスのサウナこそ真のサウナだ」等の記述がパンフレットにあったので喜々として選択しました。

結果選択は大正解で、とても熱いサウナととても冷たい水風呂をひたすら行き来する楽しい2時間。笑

こんな感じで椅子を一つ与えられ、ここで休んだり飲み食いしたり、サウナに入ったり自由に過ごせます。

サウナ内はとても熱いので、こんな帽子を購入し、かぶって入浴。

サウナ内の人たちが各々の持参した帽子をかぶっている姿が可愛らしくもありました。

制限時間2時間たっぷり滞在し、退場。

お勘定。読めない。

昼食@モスクワ大学 学食

一旦宿に戻り、購入した帽子とサンダルをロッカーに。ちなみにカプセル内はこんな感じ。

宿にてシベリア鉄道とサーカスのチケットを印刷してもらい、出発!

友人にモスクワ大学に行くのを勧められていたんですが、ちょうどボリジョイサーカスの会場の最寄り駅もメトロのUniversity駅だったので、「それなら学食で昼食(夕食)を取ってからサーカスに行こう!」と。

宿から10分歩いて地下鉄に乗り、揺られること20分ほど。
大学駅前。

駅前からも大学の校舎は見えますが、徒歩で10分ほど。

こんな感じの銀杏並木、どこかで見たことがあるような。

そして15:35にモスクワ大学に到着!
大学とは思えない建物、規模感、重量感。

荷物検査を抜けて校舎内に入るも、学食がどこかさっぱり分からず。

諦めようかとも思いましたが警備員さんに「Excuse me?」と声を掛けると、この時点で怪訝そうな表情をされる(ロシア語じゃなかったからだと思われます)。
「Are there any cafeteria? Restaurant?」と訊ねると、「あーレストランね!」と明るい表情に。
「ここ真っすぐ行って、右曲がって、下よ(ロシア語は理解不能も、ボディーランゲージのおかげで理解)」と。
「スパシーバ!」と返し笑顔でお別れ。強面だったので不安でしたが、どうにかなった。。

で、1つ目の地下行きの階段は間違えましたが、どうにか学食に到着。

ネットで日本語の情報が無かったので念のため書いておくと、
正面入口から入って真っ直ぐ進むと建物の中央にエレベーターがあるので、その手前をエレベーターの裏側に回り込むように左手へ。

地下に降りる階段を下り、更に左右に伸びる階段のどちらかを下ればモスクワ大学の学食に到着です!他に学食があるのかは、不明。

土曜日の夕方近くということで学食内は閑散としており、メニューもそれほど豊富には無く。

値段はそこそこ味もそこそこ(友人に言われていた通り)でしたが、ボルシチを食べられたので満足でした。

その後は、行きとは違うルートを通ってボリジョイサーカスへ。

ボリジョイサーカス

前日にネットを見ていたらモスクワにはボリジョイサーカスがあると!
サーカスに興味を持ったことが全くなかったので、その名前は知っていたもののモスクワの物だとは知りませんでした。

一人でサーカスかぁ…とも思いましたが、旅の恥はかき捨て。サーカスを見たこともなかったので、せっかくなら本場で初体験を!と。

2000ルーブルの席を取ろうかとも思ったんですが、一番ランクの低い1000ルーブルの座席に。

撮影禁止だったのでたくさんは写真を撮りませんでしたが(周りはみんなバシバシ動画なんかも撮ってました)、座席からの眺めはこんな感じ。

サーカスって360度だからどこも一緒でしょ!と思ってたんですが、メイン出入口のすぐ脇で、ステージの1/3ほどは見えず。

上演時間は、17:00〜18:30 休憩 18:50〜20:10 の合計3時間ほど。

初めてサーカスを観たわけですが、こんなにも芸術的な見世物だとは思っていませんでした。感動。

チケットにも「0+(0歳以上)」と書いてあるように分かりやすく面白いパートもあるんですが、パフォーマンスはとにかく芸術性が高い。

緩急もあって観ていて飽きないですし、ドーム内全て360°がステージになるのが凄い。監督やら演出家やらは本当に凄いなと脱帽。

あとは音楽も、半分ぐらいは生演奏。

総合芸術としてのレベルの高さに、本当に驚かされました。

ワールドカップ熱を若干引きずっていてストーリーやパフォーマンスも国ごとにフィーチャーされていたんですが、日本が出て来たので記録用に写真を。


妖艶な雰囲気と太鼓が全面に押し出されたパフォーマンスでした。

会場上部のモニターには「愛」。コスチュームには「希望…(鶴の絵)」。

日本を抽象化するとこうなるんだなぁというのも見れたので、その点でも面白かったです。

フィナーレ。

公演終了。

地下鉄に乗って宿へ。

夕食@MyMy

この日は朝昼食を食べたし夕食は抜きでもいいかなぁと思っていたんですが、前日行ったMyMyならば好きなだけ食べられるから、少しだけお腹には入れよう、と。

ピロシキ、ボルシチ、豆サラダ、ブルーベリー飲料(?)とで280ルーブル。やはり、メイン料理を抜くと幾らか安上がりに。

宿に戻り、溜まったブログを書いて就寝。
サーカスでコーラを飲んでしまって寝付きは悪いかと思いましたが、特に問題なくスッと就寝しました。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

8:00 起床
9:10 出発
9:20 朝食@チェーンカフェ(レストラン 494ルーブル)
9:50 クレムリン(入場せず)
10:10 赤の広場
10:30 グム百貨店
11:15 サンドゥーニ(バーニャ/露式サウナ)
13:40 退場
13:50 公共交通乗り放題券(415ルーブル)
14:05 宿着
14:30 宿発
15:35 モスクワ大学
15:40 昼食@モスクワ大学学食(251ルーブル)
16:30 ボリジョイサーカス到着
17:00 ボリジョイサーカス(1000ルーブル)
20:10 終演
20:45 夕食@MyMy(280ルーブル)
21:05 宿着
25:00 就寝

かけ足国会議事堂見学と初のロシア入国|地球一周旅記DAY54

ドイツ・ベルリンからロシア・モスクワへの移動日。
フライトが12:10だったものの国会議事堂上にあるドームの入場予約を8:00から入れてしまっていたので駆け足にて。
その後は空港へ移動しフライト、初のロシア上陸!!
2018/10/12

Bundestag/ドイツ共和国国会議事堂 上ドーム

国会議事堂内を見学できるのか?と思いきや、議事堂の上に乗っているドーム状の展望台に入れるだけ。
とは言え入場料は無料とのことで、前日に予約所に行ったらこの日の朝の枠が空いていたので予約をしました。

7:00過ぎに起床し、8:15の集合時間に向けて宿を出発。

朝焼け。

Sバーンを利用して宿から20分ほど。
途中でブランデンブルク門も。

8:10頃議事堂に着き、予約票を見せ、荷物検査を受け、議事堂内へ。

とは言え入ったのは一瞬で、すぐにエレベーターにて屋上階へ。

どーんとドームが。

無料のオーディをガイドを借り、螺旋状の坂道を上り、下ります。

色々と説明がありましたが、さっと。

戦後利用されていた旧議事堂。

中央駅はW杯の前後に作られたものとのこと。

ブランデンブルク門も。

朝一の時間だったので、とにかく清々しかったです。

頂上。

この上の円は空洞になっていて、雨風が吹き込むんだそう。

下へ。

オーディオガイドは自動再生式のものだったんですが、時間も無かったので内容は所々無視しつつ。笑

下り切り。

帰りのエレベーターは一人だけでした。

外へ。

足早に立ち去り、再びSバーンを利用して宿に。

宿に着いたのは9:00頃でした。

朝食@ケバブ店

宿でチェックインを済ませ、空港行きの列車に乗るべく最寄駅へ。

ドネルケバブはベルリンの発祥という噂を聞き「これは何処でもいいからケバブを食べておかねば」と考えたものの時間が無く、この朝のタイミングに。

議事堂からの帰りにも立ち寄ったんですが、9:00からとの事だったのでチェックアウトを済ませ大荷物を抱えて。

デュナーケバブ。

10分ほどでさーっと食べ終えましたが、乗るつもりだった列車にはギリギリ間に合わず。

味はもちろん美味しかったですが、ゲッティンゲンのデュナーも美味しかったなと改めて思いました。

移動 ベルリン〜モスクワ

ベルリンからモスクワへ。
詳しくは搭乗記に書いているので、簡単に。

列車に乗り空港へ。

初めてのアエロフロート。

ガラガラの機内。

出発、昼食、到着。

ほぼ定刻で到着し、厳しいかと思っていた入国審査も大したことありませんでした。

列車に30分強揺られれば、モスクワ市街に到着!!

初めてのモスクワ-宿への道のりと夕食と-

その前に、SiMカードを500ルーブル(1000円弱)で購入したんですが、利用制限なしのLTE +国内通話付きで2週間この値段。

ケータイインフラが安い国と高い国って異様にギャップがあるんですが、これは何なんでしょうか。。(もちろん日本は異様に高い)

空港特急から降り、モスクワの街に到着。

ここからは歩いても30〜40分ほどで宿までは行かれたんですが、いまいち街の雰囲気も分からないから地下鉄に乗ることに。

地下鉄は1乗車55ルーブル。
現金を持っていなったので切符が買えないかと危惧していましたが、大きな駅には窓口があるようでそこでカードにて購入。

地下鉄の乗車案内板。ロシア語が読めなくてもビジュアルで分かりやすい案内で素晴らしい。

そして一度の乗り換えを挟んで宿の最寄駅に到着。

発電機を持ち込んでいるバンドも多いモスクワの路上ライブ事情。宿までの5分の道のりでも4バンドいたので、路上ライブをめぐるだけでも一晩潰せそう。

そしてホステルに。
大通りから怪しい道に入らなければいかず、全く見つけられませんでしたがBooking.com上にあったコメントを頼りに到着。

夕食@MyMy(ムム)

ロシア料理チェーンのムム。
学食のようにお盆を持ってセルフで注文して行き、最後にお会計をするシステム。

注文は、ラザニア、ロールキャベツ、ポテト、謎のジュース。

これで値段は500ルーブルほど。

どれも美味しく、宿からも徒歩3分なのでリピート決定。

食後はまっすぐ宿へ。

夜 宿

今回宿泊した宿はなんとカプセルホテル!!
海外でカプセルってなかなか無いので、これは偵察しなければ、と。

カプセルは日本で一般的なプラスチックの箱でなく、独自の木組みのもの。
箱内のサイズ感は日本とそこまで変わらず。


相違点はカプセルの下に貴重品ロッカーが付いていること、大きな荷物は共用スペースにある棚に入れるだけ。
シャワーは2機のみ、トイレは男女共用で3つ、洗面台も3つ。

清潔で快適でしたが、日本のカプセル(ウェルビー)には敵わないなとは(当然ですが)。

宿には比較的早く戻りましたが、疲れていたので動きたくは無く、ブログは溜まっていたのでザーッとひたすらに。

そして24:00頃就寝しました。

最後までお読み頂きありがとうございます。

行程詳細

7:15 起床
7:50 宿出発
8:10 国会議事堂
8:40 見学終了
9:00 宿
9:10 チェックアウト
9:15 朝食@ケバブ店(€4)
9:30 Friedlich Straße駅
9:49 RE7 Airport Express
《移↓動》
10:20 シェーネフェルト空港駅
10:25 シェーネフェルト空港
10:45 チェックイン
11:00 保安区域へ
11:35 搭乗開始
12:10 エアロフロート・ロシア航空SU2313便
現地時間16:25 モスクワ・シェレメーチェヴォ空港着
16:45 SiMカード購入(500ルーブル)
17:00 空港エクスプレス乗車(500ルーブル)
17:30 宿 Hostel Boxtel(1泊 1000ルーブル ×2泊)
18:00 夕食@MyMy(500ルーブル)
18:30 宿
24:00 就寝