シベリア鉄道1日目。(2018/10/15)
前日寝たのが1:30だったので9:00ぐらいまでは寝るつもりだったんですが、明かりと音と振動とでそう上手くもいかず。7:40に起床。
のろのろと寝床を片付け、8:00頃トイレで洗顔。
朝食は取らずに昼と重ねようと思っていたら、隣のコンパートメントにいた青年がチョコのお菓子をくれました。
パッケージが可愛い。
朝の日差しも相まって、紅葉がとても綺麗でした。
霧もかかってきて幻想的に。
モスクワも最低気温が10℃を切らずとかなり暖かめだったんですが、ロシア西部はまだ比較的暖かめなのかもしれません。
厳冬を越せるのか?と疑問に思ってしまうようなあばら家が多かったのが車窓を見ていて抱いた感想。
9:30頃、ガリチという街。
紅葉の向こうに湖が見えてきてテンションが上がります。
ガリチ駅。
11:00頃朝食・昼食をとったんですが、その直後に車掌さんがピロシキを売りに来たので購入。50ルーブル。
揚げパンの中身がジャガイモペースト、みたいな感じ。
薄味ではありますが、寒い時期にはこの油が体に染みるんだろうなと。
午後になると曇りがちになり、樹々も枯れているものが増えてきます。
車内に外気温計があるんですが、途中5℃を示すことも。
ここで車掌のおばちゃんに”China?”と絡まれ、ジャパンだと返すと”Very good.”と。
無表情で無骨な感じのおばちゃん(もちろん英語は1ミリも通じない)なんですが、幾らか優しい面もあったりとギャップ持ち。
そのあと車内でバイオリンを弾いてる兄ちゃん(英語を話しているんでしょうが発音のせいで全く聞き取れない)と酔っ払ってるおっちゃん(ひたすらロシア語で話し掛けてくる)に絡まれ、その後は朝お菓子をくれた青年とも少し会話を。
青年はアルメニア人で、家族4人揃ってモスクワからどこぞの街(イルクーツク以東ウラジオストク以西)の叔母さんの所に越して行く所だと。
英語が少し出来て会話ができるのはありがたいですが、消灯後の車内でもスピーカーでクラブ音楽を流していたりと、お友達には到底なれなそうな性向持ち。
あと、酔っ払いおじさんとの絡みの中で、机の上に置いておいたみかんを5個もナチュラルに持っていかれました。英語を喋れないから止めることもできず。
ただでさえ食料は少ない上、みかんを食べるのは車内での数少ない楽しみなのにのに、許すまじ。
18:30、比較的大きなキーロフの街に。駅。
ここで遅延状況を確認するも、極めて定刻での運行でした。
「10時間越えの遅延も当然」とネットで書かれていましたが、ここまでは順調なよう。
19:00まで我慢して、購入してきたパンだけでは食糧が底をつきそうなので車掌室にてレトルトのマッシュポテトを購入。
かなり貧弱な食生活が続きますが、ロサンゼルスで購入したビタミン剤でバランスを取りつつ。
朝の長寝は叶わないことが判明したので、食が細い分を睡眠時間で補うために早めの21:00に就寝。
最後までお読み頂きありがとうございます。
行程詳細
7:40 起床
8:00 トイレで洗顔
8:30 青年にお菓子を貰う
11:00 朝食・昼食(パン)
11:25 昼食② ピロシキ(50ルーブル)
15:00 コーヒー・お菓子(40ルーブル)
18:30 夕飯(パン・ポテトスープ(70ルーブル)・ビタミン剤)
21:00 就寝