CO2排出ゼロ目標

政府が、50年後の2070年を目途にCO2排出ゼロを目指す目標をまとめました。
「ゼロ」を掲げたのはG7各国の中でで初めてとのこと。6月に開催されるG20で取り組みをアピールし、CO2ゼロ排出の旗をを日本が先頭で振ることを世界へと示すことが目的と思われます。

CO2削減と言えば思い出されるのが昨年7月に策定された第5次エネルギー基本計画。
エネルギー基本計画について|エネルギー政策(全般)|資源エネルギー庁

ここでは再生エネルギーについて「経済的に自立し脱炭素化した “主力電源化”を目指す」と記されています。

再生エネルギーでの発電に限界がある現状では原発は日本に必要だと考えます。
しかし今回のCO2ゼロ排出の目標でも、50年後においても、原子力を活用すること明言されているとのこと。

もちろんエネルギーミックスに目を向けることは重要です。しかし領土領海は狭しといえど、自然に恵まれた日本には再生可能エネルギーは豊富に存在します。
より再生可能エネルギー利用のインセンティブを高め、再エネ利用技術の開発が加速されることを強く望みます。

そして遠くともいつの日にか、原子力発電に依存しない日本を。
日本、CO2排出ゼロ目標 70年ごろ、回収新技術や水素利用 革新頼み、実現未知数 :日本経済新聞


(2016/12 Frankrurt~Brussel)

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