前日45km近く北風の中を歩き、徒歩への意欲を削がれたままに迎えたこの日。
脚の痛みはそこまで無く、前半はとぼとぼと。
中盤の岡崎以降は二宮で出会った東海道を京都へと歩いている青年と合流しふたり旅に。
なかなか体力を使った一日でした。
歩行ルートは以下のように。(2018/1/7)
1. 御油宿(35/豊川市)・赤坂宿(36/豊川市)
2. 藤川宿(37/岡崎市)
3. 岡崎宿(38/岡崎市)
4. 池鯉鮒宿(39/知立市)・知立泊
5. 総評
6. 行程詳細
7. 歩行データ
御油宿(35/豊川市)・赤坂宿(36/豊川市)
ナイトパックが10:00までだったこともあり自分に甘え、出発は9:05。
朝食も取らずに歩行開始。
松並木を抜けるとすぐに赤坂宿。
御油宿との間はほんの徒歩10分ほど。
宿を抜けると、なんの見どころも無いだだっ広い道に。
昔もこの畑があったかも知れないと思うと、それはそれで現実味があって○。
出発から1時間ほど。ずっと旧東海道を歩いていたので朝食どころに巡り会えておらず、白須賀宿で出会ったおじさんに「御油の先はなにもないからなぁ」と言われていたのを思い出し、「ここで飯を食わねば空腹で倒れる。」と国道一号沿いに見つけたファミマに飛び込み。
朝食を食べ、旧東海道に戻るのは億劫だったのでそのまま国道1号を進む。
藤川宿(37/岡崎市)
出発から3時間、12:00に藤川宿に到着。
宿手前にあった「名古屋牛乳」。
宿に関する説明や、本陣、高札場など宿場特有の施設に関する建物が集まっていた場所。
1号線沿いにある道の駅で一休み。
30分弱休んだら13:00頃岡崎へ向けて出発。
乙川。
の河川敷では馬が飼われていました。
初めて見る光景。
岡崎宿(38/岡崎市)
大きな宿場の入口は何度も道が曲げられているんですが、岡崎宿は27曲がり。
地図を見ても道に迷うので非常に鬱陶しいんですが、岡崎は丁寧に道案内が。
おばあさんに声を掛けられたので立ち寄った、延命地蔵尊。
「去年おじいさんが91歳で亡くなったんだけれど、これほど楽な人は居ないってお医者さんが。きっとあそこの地蔵さんに毎日お参りしてたからねえ」と。
27曲がり途中で、二宮のラーメン店で出会った東海道を京都へと歩いている青年と合流。
2日分ほど先行していたはずなんですが、気付いたら追い抜かれていました。
雑談しながら、お互いに知立の快活CLUBに宿泊予定だったのでそこに向けて。
そこから20分ほど旧東海道を歩いていくと、バンの運転席からおじさんに「東海道歩いてる人?」と声を掛けられる。
そうですーと近付くと、岡崎の南西にある碧南市の話を色々と。
「信長が初陣後に選んだすごい場所なんだよ!」と力説されました。
八丁味噌工場から2時間ほど歩いた17:15に道端でみかんを食べながら休憩。
池鯉鮒宿(39/知立市)・知立泊
暗くなっていたのでそれほど街道を味わうこともなく、看板をぱしゃぱしゃと。
19:00頃知立駅に到着し、せっかくの出会いということで飯を食おう!と駅近にあった九州酒場にて夕食(タンパク質摂取)を。
瓶ビール少しと芋焼酎を1杯だけ飲み、そこから歩いて20分ほどで快活クラブに到着。
歩行距離39kmのそこそこ長かった一日が終了しました。
総評
前半はとにかく徒歩に対する飽きから足の進みが遅く辛かったです。
が、後半からはふたり旅になったので気も紛れ、お酒も久しぶりに飲めたので良し。
あとは、味噌の煮玉子とソフトクリームの味がなかなか忘れがたいアクセントに。
宿場ごとの見どころは「そこそこ」といったところで、御油の松並木も、まあまあ、でした。
トータルとしては、ネカフェ到着即仮眠してしまうほどの、消耗の激しい一日でありました。
行程詳細
7:30 起床
9:05 出発
10:05 [朝食] ファミリーマート音羽蒲郡インター店(423円)
10:30 出発
12:25 [休憩]道の駅藤川宿(278円)
12:45 出発
15:00 [休憩]八丁味噌(500円)
15:15 出発
17:30 [休憩]道端
18:40 [夕食]笑かしや(2600円)
19:50 出発
20:10 快活CLUB知立店(2633円)
21:10 仮眠
22:55 起床
0:50 就寝
歩行データ
歩行距離(万歩計):39.76km
歩数:55,223歩
歩行時間:8時間10分
歩行速度:71m/分