そこそこの時間に出発し、そこそこの時間に到着した13日目。
途中で旧東海道を離れ、お伊勢参りに訪れた人は十中八九通ったであろう旧伊勢街道に。
脚の痛みもそれほど出ず、長めの距離を刻んだリズムの良い一日でした。
歩行ルートは以下のように。(2019/1/11)
1. 桑名宿(42/三重県桑名市)
2. 富田町
3. 四日市宿(43/四日市市)
4. 日永の追分(四日市市)
5. 神戸(かんべ)宿(伊勢街道/鈴鹿市)
6. 白子宿(伊勢街道/鈴鹿市)
7. 総評
8. 行程詳細
9. 歩行データ
桑名宿(42/三重県桑名市)
朝9:20頃出発。
東海道から2kmほど外れた場所に泊まったので、まずは旧東海道を目指して30分ほど。
七里の渡を中心とした桑名宿のど真ん中からはすでに外れていますが、道案内はしっかりと。
富田町
写真を撮っているとおばさまに声を掛けられ、近くの見どころ2点ほどについて。
一つめは富田駅近くの郵便局跡の建物。
この郵便局跡の建物の鬼瓦に「〒」のマークが入っているんですが、他ではなかなか見られないものだそうで。
郵便局跡なこともぱっと見わからないので、地の人もほとんど知らんよ、とのこと。
もう一つはJR富田駅。
かつて富田の町では捕鯨が盛んだったそうで、この駅の天屋根は捕鯨船の屋根なのよ!との事でした。
川沿いにあった三ツ谷の一里塚。
川の拡幅に呑まれてしまいここに碑のみがあるそう。
四日市宿(43/四日市市)
どこからが宿内なのかイマイチ分かりませんでしたが、12:30前後に入ったのかなとは。
12:20、旧東海道沿いにあったお団子屋さんで休憩。
江戸には団子が似合うとは思っているもののまだ食べていなかったので、遂に。
なんとなく、茶屋や菓子屋で小休憩をすると当時の旅人と同じように振舞っている気がして心地よいです。
団子を頼むと「お茶もご用意しましたよ」と茶が出てくる感じ。江戸時代の茶屋もこんな感じだったのかなあ、としみじみ。
団子自体も塩気が絶妙で美味しかったです!
また行きたいぐらいに!
爪を切ってるおじいさん、壁に向かってヤンキー座りで酒を飲むおじいさんなど、怪しい人の多い不思議な空間でした。
ここから先は、まずは東海道と伊勢街道の分岐点である日永の追分を目指して。
日永の追分
団子屋での休憩から1時間半ほど、13:40に遂に東海道と伊勢街道の分岐点、日永の追分(にちえいのおいわけ)に到着。
一息しようかとも考えましたが、鳥居の麓にあった湧水(?)に大量の人がいたので長居せずに出発。
神戸(かんべ)宿(伊勢街道/鈴鹿市)
追分で東海道に別れを告げ、そこから歩くこと1時間半。15:10。
伊勢街道初めの宿場、神戸宿に到着。
恐らく宿場の出口跡でしょうか、東海道も含めて一番立派だった常夜灯。
アパートの3回近くまで高さが。
現伊勢街道にあたる23号線にぶつかると、標識にも伊勢の文字が!
ただ、この近辺500mほど歩道橋も地下道もなく、対岸へ一向渡れず。
まだ16:00でしたが、CoCo壱があったので夕食。
思いがけず地のものを食べられました。
ここからこの日の宿まで1時間ほどの道のり。
白子宿(伊勢街道/鈴鹿市)
CoCo壱を出て1時間ほど、17:35にこの日のお宿「魚要」に到着!
お酒一杯、お通し、馬刺し、川海老の唐揚げ、で1600円ほど。
良い夜になりました。
総評
遂に伊勢街道に突入。
東海道に比べるとやや寂れている感もありますが、それはそれで味があって良いものです。
距離も30km少々とそこまでは消耗せず。
先に痛んでいた場所とは違う場所にガタが来たりもしていますが、伊勢までは持ちそうです。
行程詳細
8:00 起床
9:20 出発
10:30 [朝食] ミニストップ四日市蒔田2丁目店(645円)
11:00 出発
12:15 [休憩] 嶋小の団子(180円)
14:00 [休憩] ファミリーマート四日市おごそ東店(21円)
16:00 [夕食] CoCo壱番屋 鈴鹿玉垣店(1058円)
16:35 出発
17:35 民宿 魚要(3500円)
20:00 [夕食]魚要(1600円)
23:00 就寝
歩行データ
歩行距離(万歩計):32.42km
歩数:45,029歩
歩行時間:6h24m
歩行速度:68m/分