マラケシュを歩き回れる唯一の日。
朝は2度寝に失敗(アラームかけ直す前に2度寝に落ちました)し、10:30と遅めの起床。
宿を出た後は、街歩きをしながら観光名所の王宮を2ヶ所ほど。
夕方には道案内詐欺に遭い、心中複雑な思いをしながらマラケシュ散策の一日を終えました。
2018/9/9
マラケシュ街歩き1
宿近くのケータイ店を目指しつつ、写真を撮りながら街歩き。
ケータイショップ。
ここで空港で貰ったSiMに2GB分ネット通信をチャージしてもらい、料金は20DH(200円ほど)。安い。
ネットで紹介されていたレストランを目指して街を散策。
30分ほどで到着。
地元のちょっと良いレストラン、って感じ。
モロッコ料理クスクスとオランジーナを注文。計510DH。
美味しい上にとても量が多い。
どうにかして食べ終え、観光名所バヒア宮殿へ。
バヒア宮殿
何も調べずにマラケシュ入りしたんですが、一応観光名所も押さえとかねばーという事で。
入場料は10DHだとネット上のどの記事にも書いてあったんですが、外国人は70DH、モロッコ人は10DHという足元の見られよう。
受付に座ってたおじさんによれば、つい最近外国人料金だけ値上げしたらしいです。
700円ぐらいなので高くは無いですけど、とは言え元値の7倍って。。
宮殿は綺麗に保存されていて、メインの広間はとても美しかったです。
ほかの小さな部屋にもアラビアンな装飾がたくさん。
とても綺麗でしたが、70DHのモヤモヤを若干引きずってしまったのが心残り。
30分ほどで次のエルバディ宮殿へ。
マラケシュ街歩き2(スパイス屋さん)
エルバディ宮殿に向かう途中で立ち寄ったスパイス屋さん。
色々試して見せてくれた店員のお兄さん。
モロッコ流のあまーいハーブティーが結構気に入っていたので購入。
キロ400DHで、0.5kg弱。2年は持つと言われたので、ドイツと日本に買っていくよ〜と言ったらたくさん詰められてしまいこの量に。
たくさん詰めてくれたのは問題は無いんですけどね、真空袋に入れても匂いの漏れるこのハーブティーと如何にこの先1ヶ月強を過ごして行くかが課題。
スパイスやら何やらの説明をたくさんしてくれました。
少量買いましたが、シャンプーらしい(未だに疑ってる)。
これは陶器に自然の染料が塗ってある口紅だそう。
自然の爪楊枝。
話を聞いてみたいと思っていたので、親切に教えてくれてとてもありがたかったです!
エルバディ宮殿の後に小分けの袋が欲しく再訪すると、3,4枚と言ったのに7枚もくれました。
大した話では無いですけど、こういう親切心を持った人が多いのがモロッコの良いところ。
エルバディ宮殿
こちらも「よく名前があがるし行っておくか〜」という事で。
バヒア宮殿同じく、以前は入場料は10DHだったそうですが現在は70DH。
同じようなローマ宮殿だったら€20とか取られそうなんで全然安いんですけどね。
こちらは祭事の時などに使われていた宮殿らしく、バヒア宮殿のような華美なものというよりは、岩肌がむき出しになったガランとした空間が特徴的。
地下にも入れます。
文字は読めませんが、恐らく牢獄だったのでは無いかと。
水道跡と思しき管。
ローマの史跡を思い出しながら、のんびり見て回りました。
バヒア宮殿よりも人気はないのか、人は若干少なめでした。
猫が敷地内に多かったです。
マラケシュ街歩き3
宮殿を出た後は、一旦カフェに入って休憩。
フルーツオレのようなものがあったので頼むと、いちごのスムージー。
健康第一。
周りには猫が沢山いました。
休憩していたらクッキー売りのおじさんがやってきて、いらない?と言うのでいらない、と言うと、どこ出身なの?と。
少し雑談するとこれは僕からのギフトだよ、とクッキーを一つ。
後からお金をせびられる奴だな〜と思っていたら案の定。
10DHあげました。
その後は宿に向かってフナ広場を中心に適当に街散策。
17:00頃宿に着き、一旦休憩。
マラケシュ街歩き4(道案内詐欺との遭遇)
ケータイにチャージをして貰ったものの、異常なまでにSMSでリチャージしろと案内が来るのでケータイショップへ。
宿を出るとすぐ、おっちゃんに話しかけられる。
スルーしようすると「ワンミニッツ」と言うので、この日は良心的な人にしか当たっていなかった事もあり、立ち止まる。
すると「今日だけのマーケットがあるんだ、写真撮るのに凄くいいよ!(連れて行ってあげる、とは言わない)」と。
僕はケータイショップに行きたいだけなんだ、と言っても聞かず、なぜか先導するかのように歩き始める。名前はムスタフ。
まあ詐欺でもいいやと思いながら歩くこと20分強(10分って言ってたからついて行ったのに)。
それが、ここ。
皮のマーケットとは言ってたんですが、これのどこが写真スポットだと…?
しかも不気味だし。
もういい、ケータイ屋行くから。と伝えると、「じゃあ今度はフナ広場(マラケシュ観光の中心地、この場所から徒歩30分)に行こう!」とか支離滅裂なことを言ってくる。
いい加減頭に来たので語気強めに「おれはケータイ屋に行きたいんだ」と主張。
すると、「ケータイ屋はこの道を右行って左だ、じゃあ、金払ってな?」と。
本当に良い場所に10分で連れて行ってくれれば気持ち良く100DH(1000円)ぐらい払っても良かったんですが、やり口に腹が立ってたので20DHだけ渡して去ろうとするとワーワー言いだすムスタフ氏。
適当にあしらおうとすると、見ず知らずの原チャに乗ったおっさんが止まり「100DH払いなさい!ファミリー!」みたいな事をフランス語でまくし立ててくる。
ムスタフ氏以前にモロッコ人に腹が立ち、適当に小銭を加え、40DH支払って強引に立ち去りました。
イスラムの教義的には相対的に金持ちな外国人観光客が仕事の無い人に施しをするのはある意味当然なんでしょうが、こちらとしては知ったこっちゃ無い。
こんな30分のクソガイドに最低賃金丸々なんぞ払ってやるもんか、と。
向こうは当然のことと悪びれずにやってるんでしょうが、せめて対価を払いたくなるだけの努力をしてもらいたいものです。
外食しようと思ってたんですが、ここで畳み掛けるようにこれまで何度も通った道を「その道はムスリム専用だ、観光客は使っちゃダメだ」としつこく言ってくる青年に遭遇し、モロッコ・マラケシュに嫌気がさしたので宿へ。
夕食@リアド(ホステル)
宿でも幾らかモロッコ料理を食べられるのは分かっていたので、お肉とビールを。
イスラム教徒はお酒を飲めませんが、モロッコ国内にもビール会社はあるそう。
度数高めで味はそこそこでした。
一日終了です。
最後までお読み頂きありがとうございます。
詳細
10:30 起床
11:45 出発・街歩き
12:00 ケータイSiMチャージ(20DH)
12:40 昼食@Restaurant Oscar Progres(クスクス 51DH)
13:25 バヒア宮殿(70DH)
14:00 宮殿出る・街歩き
14:10 スパイス屋さん(240DH)
14:40 エルバディ宮殿(70DH)
15:20 休憩@カフェ(25DH)
15:40 街歩き
16:50 宿着
17:00 休憩(ジュース 20DH)
18:15 ケータイ店へ出発
18:45 道案内詐欺に遭う(40DH)
19:00 ケータイ店着
19:20 宿帰着
19:30 夕食@宿(105DH)
22:30 就寝(2時間ほど眠れず24:30頃就寝)