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ガウディの最高傑作、世界遺産サグラダファミリア探訪とフラメンコの一日。@バルセロナ(南欧周遊記Day12/18)

前日は南仏アルルをさっと観光したのでこの日はバルセロナへと移動。
メインの目的だったサッカー観戦を翌日に控え、サグラダファミリアを観光、パエリアを夕食に食べ、フラメンコで締めるスペインらしい一日でした。では。
2017/2/18 バルセロナ(スペイン)

《移動》Arles/アルル駅→Barcelona Sants/バルセロナ・サンツ駅

アルル→バルセロナの電車乗り継ぎが一日3パターンしかなかったので、一番早い8:09発、乗り換え一回でBarcelona Sants/バルセロナ・サンツ駅(中央駅、長距離列車の発着は全てここ)12:38着の列車に。
まずは8:09Arles/アルル駅発のTER76512に乗車。
アルル駅のホーム
NIMES/ニンム駅に8:40に到着。
9:04発のRSC9731に乗り換え!
バルセロナ行きの特急
定刻の12:38にBarcelona Sants/バルセロナ・サンツ駅に到着です!
バルセロナサンツ駅
 

《宿》Buba house

今回宿泊したのはホステル。
友人の希望が強かったので、部屋はツインで浴室は共同利用。
簡単な朝食(パン、ジャム、ゆで卵、飲み物)込み、二泊一部屋で103.45€(1€=¥120→¥12414[以下同一レート])。 一人一泊25.9€(¥3108)。
浴槽共同のホステルにしては少し高めですが、少し遠いながらも中央駅とサグラダファミリアが徒歩圏内。世界遺産のカサバトリョ、カサミラは徒歩5分圏内と言う抜群の立地で、地下鉄駅も徒歩5分のところにありました!
部屋は2段ベッド一台で、清潔感はありました。
特に浴室(トイレ)は毎日清掃が入っているようで綺麗でしたが、換気が悪いようで、遅い時間に入ると床がびしょびしょだったりしました。。
あと、2つあるシャワーのうち一つは鍵が閉まらないので女性は注意。
バスタオルがベッドの上に置かれてますが、かなり毛羽立つので使用はオススメしません笑

いくらかある不満は「ホステルとしては」許容範囲のものばかりなので、立地が良い点で推せるホステルです!
早朝チェックアウトでしたが、フロントに鍵を置いて行けばOKとの事で問題ありませんでした。

 

《昼食》Bar Restaurant d’Aragó

サンツ駅から宿まで2㌔ほど歩いたんですが、その途中で見つけた中華料理店。
バルセロナの中華料理店
バルセロナの物価が安そうなことは後から分かったんですが、メインのお皿が4€(¥480)前後白米が1€(¥120)と言う、なかなか優秀なお店。
本当は宿にチェックインしてから昼食を食べに出るつもりだったんですが、あまりの安さに即決。
東南アジア人がやっている「中華風」ではなく、中国人がやっているザ・中華!
中華料理店の店内
僕は白米とキクラゲ炒めとコーラを注文。
これで5.5€(¥660)という、西ヨーロッパではなかなか考えられない安さ。
きくらげ炒め
味も、すごく美味しかったです!濃いめの味付けにご飯が進む進む!
パエリア食べたいけど高いからな〜ってなったら、これを挟むとお金も浮いて良いと思います笑
店内ではWi-Fiも飛んでます。

 

サグラダファミリア聖堂/La Sagrada Família

言わずと知れたバルセロナの観光名所、サグラダファミリア。
1800年代から製作が進められているガウディの作品で、未だに完成していません。
2026年完成予定との事でしたが、まあ、無理じゃないですかね。。笑
サグラダファミリアの完成図
常に工事中の、漠然とした外観イメージがあったサグラダファミリア。
サグラダ・ファミリア、裏側

前日の夜に入場と塔への登頂がセットになったチケットを1枚27€(¥3240)でネット購入。
入場は15:15〜15:30、エレベーターの時間は15:45のものを選択しました。
塔から降りた後も聖堂内の見学はできるので(聖堂内からエレベーターに乗り、聖堂内に下ってきます)、エレベーターの時間は入場15〜30分後に設定すれば問題無さそうだなと感じました。
オーディオガイドが無料でついてるんですが、15:15に入場し、ガイドの半分ほどを消費したところで15:45になりました。
オーディオガイドはかなり内容のしっかりした丁寧なもので、現在の建物入口面と出口面の彫刻の解説や、内部の構造をガウディの言葉と共に解説したりしてくれます(もちろん日本語)。

外観のイメージしかなかったんですが、天井が高くて内装は、なんというか、雄大。
サグラダ・ファミリアの内装
ステンドグラスを通して紅い西日が差し込み、ガウディが森林をイメージして設計したという聖堂内部を煌びやかに照らしていました。
ステンドグラスから射し込む光
東側のステンドグラスは緑が基調のものだったので、午前中に行ったらまた雰囲気が違ったんだろうなと思います。
サグラダ・ファミリアのステンドグラス
塔は生誕の塔に上りましたが、それほど登る価値はないかな~と言う感じでした。
エレベーターで上がって、5mほどの長さの街を眺められる橋があり、あとは階段を下るだけ。
サグラダ・ファミリア、生誕の塔の上
生誕の塔の橋
せっかく行ったから上ろう!って言うのは十分アリだなと思いますが、お金が無いのに無理に上ることは無かったな〜と言うのが正直なところ。
そのお金を他のガウディ建設に使った方が充実度は高いと思います。
下りの螺旋階段。
サグラダ・ファミリアの螺旋階段
27€は高いなと言う気もしない事は無かったんですが、行ってよかったです!
ケルン大聖堂(ドイツ)、サン・ピエトロ大聖堂(バチカン市国)、ドゥオーモ(イタリア)等など大きな聖堂にはいくつか行きましたが、建築としてこれほどに優れているものは無かったなと断言できます。是非。
所要時間は、オーディオガイド全編、塔への登頂込みで1時間半ほどでした!
森林を意識したという柱。
サグラダ・ファミリアの天井

 

《夕食》Bosque Palermo

ローマで出会った卒業旅行中の大学院生の方々と、旅程が全く同じだからまたバルセロナで是非お会いしましょう〜と言うことで、夕食を。
夕食に関しては丸投げしてしまったんですが、19:00に宿の前で待ち合わせということで時間が微妙だったので、サグラダファミリアのあとは宿でのんびり。
ご飯どころは、宿のBuba Hauseから徒歩5分。
バルセロナのレストラン
ホステルで安くて美味しいと紹介されていたそうで、予約して下さってました。
パエリアは1人前10€(¥1200)、サングリアが1ℓで12€(¥1440)。
お肉のパエリアが2人前と魚介のパエリアが2人前の合計4人前。
お肉のパエリア
魚介のパエリア
オリーブ盛り合わせとベーコン。
オリーブ
ベーコン盛り合わせ
サングリア。
サングリア
これを5人でつついて60€(¥7200)ほど。
さすがは宿で紹介されているだけあって、とても美味しかったですし何より安かったです!素晴らし!
アクセス良く、安く、美味しく、口コミも良し。という、言うことなしのお店でした。
レストランの店内の様子

 

TARANTOS(フラメンコ鑑賞)

これまた先輩方が調べておいて下さったイベント、フラメンコ。
フラメンコ会場
場所は、ご飯を食べたレストランから徒歩で30分弱の場所。
バスに乗っても良かったんですが、腹ごなしにと言うことで。
21:30からショーが開始で、到着は21:30ジャスト。
割引券を用意して頂いていたので、10€(¥1200)で入場。
あまりにギリギリだったので座席は無く、立ち見で鑑賞。
言うてしまえばフラメンコに対する知識がほとんど無かったからなんですが、イメージ以上に力強く、迫力がありました!
フラメンコを踊る女性
ショーは3本立ての合計45分。
男女の踊り→ゲストを入れての演奏→男性の踊りといった流れ。
とても充実してました。
フラメンコを踊る男性
終演
思いがけず観たようなところもあったんですが、今思うと、これを観ずして日本に帰れるか!と。笑
スペインを訪れたならば、必見です。

 

帰宿・就寝

帰りも徒歩でトボトボ帰り、宿に着いたのは23:00頃。
翌朝は特に早く無かったですが、いかんせんここまで就寝が早めの生活が続いていたので眠気はピークに。
シャワーを浴びて即就寝です。12日目が終了。
 

おわりに

朝から移動し、午後はスペインらしい、バルセロナらしい時間を過ごすことができました。
スペインのイメージは、景気も悪くて軽犯罪も多い、なんとなく安っぽい、っていう失礼なものだったんですが、全然そんな事はありませんでした。
何より街中の様子。
道が広くて整然としていて、まるでニューヨークのよう。
バルセロナの大通り
それほど物乞いも多く無かったですし、イタリアには劣りますが、スタイリッシュな印象が僕の中にはつきました。
翌日は、丸一日ゆるめにバルセロナ観光。
夜はバルセロナvsバレンシアのリーガ第29節観戦です。
最後までご覧いただきありがとうございました。

イタリア屈指の華やかな街並みを散策。 エスプレッソに浸った一日。(南欧周遊旅行記Day8/18)

前日の夕方ミラノ入りし、この日は丸一日ミラノを観光。
ドゥオーモ(大聖堂)、ガレリア、博物館を中心にミラノの街を巡りました。
2017/3/14 ミラノ(イタリア)

Duomo di Milano/ミラノ大聖堂

初めはドゥオーモへ!
宿を9:30頃出て、宿から1分の停留所から14番のトラムに乗車。
40分程でDuomo/ドゥオーモ停留場に到着。
停留所から見たドゥオーモ大聖堂
徒歩30秒でドゥオーモ広場に!!
でかい!白い!綺麗!
広場には観光客が沢山いて、活気のある雰囲気に満ち溢れてました。
ドゥオーモを正面から
ネットでの事前購入はしていなかったので、大聖堂すぐ脇のチケットデスクに並ぶこと20分ほど。
ドゥオーモのチケット売り場
Duomo PassBとやらを12€(1€=¥120→¥1440[以下同一レート])で購入。
ドゥオーモの内部、上のテラス、博物館に入れるチケットです。
パスAだとテラスまでエレベーターで登れますが、少し料金が高いです。

チケット購入後は手荷物検査を受け、内部へ。
外観は真っ白ですが、内装はそんな事もなく。
規模は凄いです、壮観。
ドゥオーモの内装
ステンドグラスが綺麗でした。
ドゥオーモのステンドグラス
その後はいったん外に出て、テラスへと登る階段に。。
また改めて手荷物検査を受け、階段で3分ほど。
テラスってのはどんなものかと思ってましたが、屋根上に登ってるような感覚。それに、なかなか広いです。
ドゥオーモの屋根上テラス
広場を見渡したりは出来ませんが、なかなか大聖堂の屋根上に乗れる機会も無いので、せっかくドゥオーモを訪れたならば登ってみるのをオススメします。
ドゥオーモのテラス
テラスを奥から

Galleria Vittorio Emanuele Ⅱ/エマニュエル二世ガレリア

ドゥオーモから徒歩1分。これまた改めてミラノの観光名所、ガレリア。
ガレリアを外から
一体なにものなのかはよく分かりませんが、とりあえずUSJっぽい笑
高級ブランドが軒を連ねていたり、観光スポット感満載の一角です。
ミラノのガレリア

昼食 Luini

ネットで探したら出て来たので行ってみたかったお店、を探していたらたまたま遭遇したお店。
Luiniの外観
こちらも人気店のようで、お店の中には観光客がたくさん。
店内の様子
ピザロールのようなものを皆まで揃って食べているので、モッツァレラ&トマトを注文。2.5€(¥300)。
生地もちもち中身ジューシーで美味しかったです!これが、2.5€は安い!!
ピザ!
ドゥオーモすぐ側なので、気軽に立ち寄ってみる価値ありだと思います!オススメ!

Castello Sforzesco/スフォルツェスコ城

次の目的地の教会に向かって歩いていたらたまたま発見したお城。
スフォルツェスコ城の前の広場
ドゥオーモからは徒歩5分強。
お堀があってお城なのは分かったんですが、中に守るもの(本丸?)が見当たら無いのが謎でした。
銃口を出すためと思しき穴が大量に。
銃撃用と思われる穴
お城を抜けると、公園に。

Parco Sempione/センピオーネ公園

お城の奥にある公園。
市街中心の活気と喧騒とは裏腹な、伸び伸びとした、明るい雰囲気の公園でした。
公園の様子
それほど歩き回りはしませんでしたが、芝生で昼寝をしている人なんかもちらほら居たり。
ほのぼのしていてとても良い雰囲気でした。
センピオーネ公園の桜

Chiesa di San Maurizio al Monastero Maggiore/サンマウリツィオ教会

ネットで「ミラノで行くべき観光地10選!」みたいなのに入っていた教会。
海外サイトで、ドゥオーモを抜いて観光スポットランキング1位になった事もある!とのタレコミだったので、それほど距離もないのでものは試しに行ってみることに。
公園から徒歩10分ほど。
外観は地味。
ミラノ、サンマウリツィオ教会の外観
内装はというと、宗教画がビッシリ。
サンマウリツィオ教会の内装
サンマウリツィオ教会の内装
なかなか観たことのない様式の教会でなかなか面白かったです。
サンマウリツィオ教会の奥の部屋
ドゥオーモの感動を超えるとは考えにくいですが、それでも行ってみる価値はあると思います。
ノアの箱舟の絵があったりするので、神話とかに詳しければ更に楽しめるかと思います。

Muzeo Nazionale della Scienza e della Thcnologia Leonardo da Vinci/レオナルドダヴィンチ国立博物館

中心部で、乗り物等の展示もある博物館があるのを発見したので、博物館は好きなので行ってみることに。
ドゥオーモからは徒歩15分弱の場所。
レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館、入口
入場料は一般10€(¥1200)。24歳以下は7.5€(¥900)でした!
日本語のマップやハイライト紹介もあり。
所要時間は、サクッとめに回って1時間半ほど。
大昔の車。
オールドカーの展示
楽器の工房のジオラマ。
楽器工房のジオラマ
レオナルドダヴィンチの発明の模型展示。
ダヴィンチの発明の展示
機関車の展示。
イタリアの機関車の展示
乗り物塔には、実際に航海していた帆船や、戦闘機のレプリカなどなど盛りだくさん。
大砲台
ギャレット船の砲台部屋の再現
戦闘機のレプリカの展示
子どもや男子はなかなか楽しめると思います!笑

夕食 BACCO&TABACCO

博物館に向かう途中に見つけた簡単なレストラン。
レストランの入口
ミラノではミラノ風ドリアを食べたいね〜と話してたんですが、お店の前の看板に6.5€(¥780)と出ていたので即決。観光地での相場は10€前後なんじゃないかと思うので、比較的お安め。
下調べ通りではあったんですが、ビジュアルは、真っ黄色の雑炊と言ったところ。
ミラノ風ドリア
味はと言うと、チーズが効いてトロッとしていて、美味しかったです!
サイゼリアにあるミラノ風ドリアの、上に乗ってるものを取り除いてお米だけを取り出したようなイメージ。笑
粉チーズが一緒に出されたので、たっぷり掛けて食べました。
ネット記事で見たレポートだと「サイゼのミラノ風ドリアとは似ても似つかない」と言うような紹介だったので、思ったよりも味が似ていてビックリしました。
ミラノに行った際には是非お試しを。

帰宿・エスプレッソバー巡り・就寝

帰り道では、エスプレッソバーに一軒立ち寄り、スーパーで買い物をし、19番のトラムでCairoli停留所から30分ほど。
宿から徒歩1分の停留所に着きます。
ミラノにはとにかくたくさんエスプレッソバーがあるようで、市民生活に溶け込んでしまっているので、ネットで検索をかけてもオススメのお店等の情報は見つけられませんでした。
と言うことで、せっかくなので中心地と宿の近くで立ち寄ったエスプレッソバーを紹介。あくまでも自分が立ち寄った場所の紹介なので、良いエスプレッソバーを紹介する等のものではありませんご了承ください。。

店名不明

ミラノ風ドリアを食べて、停留所へ向かっている途中にあったエスプレッソバー。
本当にバーカウンターしかないこじんまりしたお店。
ミラノのエスプレッソバーの様子
友人を待たせていたので持ち帰りのカップにしましたが、3軒のうちでここのエスプレッソが一番美味しかったです。
クレマがトロッとしていて、豆の持っている甘みがすごく強く出てました。
とは言えボディとのどっしり感や酸味もしっかりあり、1杯で3度美味しいエスプレッソでした。
こんなのは初めてだったので、とても感動しました。
一杯1€です。

Rico’s BaR

宿から5分ほど西に歩いたところにあったお店。
ミラノの外れのエスプレッソバーの外観
店内にも座席はありましたが、バーカウンターで”Bongiorno. Un cafe, per favore.(ボンジョールノ。ウン エスプレッソ ペルファボーレ/こんにちは、エスプレッソ一つください)”と注文。
「おっ、このアジア人イタリア語出来るんか」みたいな表情をされ、すぐに提供。1€。
エスプレッソ
少し酸味が強かったですが、しっかりした味のエスプレッソでした。
小さなクッキーが付いていたのも良かったです!
エスプレッソを淹れる店員さん

Tarola Fredda

宿の目の前にあったバー。
バーの外観
どちらかと言うと軽食店に近い雰囲気で、中華系の方がバーに立ってました。
店内にはおじ様方が多い印象。
肝心のエスプレッソはと言うと、そこまでのどっしり感はなく酸味も強め。
本場のエスプレッソ
前2つのエスプレッソが美味しかったこともあり、今ひとつだったなと言うのが個人的な感想です。
何だったらスタバのエスプレッソの方が質が高いのでは…?と言う印象でした。1€に対して2€出しましたが、君は1€ぴったり払ったよ?と言われ、1€ぼられました。
スリ未遂に始まりぼったくりに終わるミラノ。なんだか残念です。

おわりに

ミラノをざっと観光。
本当は最後の晩餐を見たりもしたかったんですが、予約が取れずで叶いませんでした。
ほとんどの観光スポットは徒歩圏内なので、観光は基本徒歩のみで事足りるかと思います。
エスプレッソバーもそこら中にあるので、せっかくの本場、是非入ってみることをオススメします!
滞在日数は、丸1日あれば主要な観光地を巡るには十分だと思います。
では、最後までご覧いただきありがとうございました。翌日は朝からフランスはニースへ移動、少し街中を散策します。

ローマから足を伸ばしてバチカン市国へ。世界最大級の大聖堂を探訪!(南欧周遊旅行記Day3/18)

ローマ観光2日目。
この日は徒歩でバチカン市国へ。
道端で声を掛けられたツアーに乗っかり、観光。
その後は前日同様聖地巡礼をし、夜は地元のレストランに。
運動量の多い、とても充実した一日でした。では。
2017/3/9 ローマ(イタリア)

1. ジェラート店 Venchi

朝9:00頃に起きだして10:00前に宿を出発。
徒歩で一路向かうはバチカン市国(と途中の聖地巡礼スポット)。
途中、前日になかなか賑わっていたジェラート店に寄りました。
Venchi。

建物は絶賛工事中。
ジェラート店、ベンチ
市街に何店舗かあるようです。
ベンチ、店内
チョコレートの販売もしていたりだったので、チョコレートを。
1フレーバーのみにしたので2.5€(1€=¥120→¥300[以下同一レート])。
チョコレートのジェラート
濃厚で美味しかったですが、前日に食べたジェラートには及ばないね、と言うのが僕と友人とで一致した感想。
美味しかったは美味しかったです!
 

2. 『風を着替えて』聖地巡礼②

友人を連れての2度目の聖地巡礼。
今回はオードリーヘップバーン衣装の場所を。
詳しくは別記事にまとめてます。
西野七瀬2nd写真集『風を着替えて』 聖地巡礼@ローマ!!
こんな感じの写真が取れました!
ローマの小道
路上花屋、横から
 

3. バチカン市国観光

特に何がある等詳しくは調べず、ひとまず行こうということで行ったバチカン市国。

Termini駅すぐそばの宿から、徒歩でも40分ほどだと思います。
それにローマの街の中を抜けていくので、それほど距離は感じませんでした。
バチカンに着いてから、どうしようか〜とフラついていると、綺麗なお姉さんに「Are you guys chinese?」と声を掛けられ、日本人だと答えると、「ワタシ、ニホンゴスコシ、シャベレマス」と。
何かと言えばツアー会社の社員さんだったんですけど、10分ほど諸々ツアーの有益さについて説明を受け、怪しそうな感じでもないので申し込むことに。美術館、チャペル(最後の審判)、大聖堂3つ込み+美術館のガイド付きで41€(¥4920)。
日本語のガイドツアーもあるとの話でしたが、少しお高めの50€(¥6000)で15:00からのみとの事だったので英語のツアーで承諾。
にしても、お姉さんの日本語が上手くて感心しました。姉の旦那が日本人で、綱島に
1年間住んでたとか何だとか。「なるほど(相槌)」の使い方を教えてあげました。笑
ツアーは12:30にスタートしました。
 

3-1. Vatican Museums/バチカン美術館

ツアーに丸ごと乗っかったので、始めの30分はガイドのおじさんによるバチカン市国についての解説。
ツアーの方の解説
解説員のおじさん
その後美術館に移動し入館。セキュリティーチェックがあるので刃物は持ち込めません。
美術館はそれほどじっくり観ることもなく、おじさんに付いてスーッと。
バチカン美術館内部
タペストリーの展示
美術館の終点でツアーは終了で、その後は自由。のコレクションを観るもよし、チャペルに進むもよし。
ツアーに参加しての感想は、参加しても参加しなくても良かったかなというのが正直なところ。
何も調べてなかったのでこのツアーに乗らなかったらどうなったやらとは思いますが、40€かぁ…少し高かったかなぁと言うのが正直なところです。
後述のように聖堂に行列に並ぶことなく入れたのはずいぶん楽だったなとは思います。
 

3-2. Sistine Chapel/システィーナ礼拝堂(最後の審判)

チャペルには最後の審判があります。撮影は全面禁止。
その後、美術館のみ入場している人は左の出口へ抜けるんですが、ツアーに参加していた人は右手の、「ツアー参加者限定」と書いてある出口の方へ。
ヘッドセットの機器は解散時に返却するんですが、イヤホンは貰うことができるので、お前はツアー参加者か?と聞かれた時にはそれを見せれば良いんだと思われます。
 

3-3. St. Peters Basillica/サン・ピエトロ大聖堂

ツアーの特典の大きな点は、チャペルから美術館の入り口に戻ることなく直接大聖堂に入場できること。
つまり、大聖堂入場のセキュリティーチェックに並び直さなくていいわけです。
と言うことで、大聖堂。
凄いとは聞いてましたが、凄いです。
人の数は物凄いはずなのに全くゴミゴミしません。とにかく規模が凄いです、柱が太いです。
ピーター教会内部
大聖堂内部
大聖堂内部を横から
大聖堂の構内を出て左手の方に行くと、大聖堂の上部への入場口があります。
8€(¥960)払うと途中までエレベーターが使え、6€(¥720)だと階段のみでの登頂になります。エレベーターで上れるのは実質半分ぐらいなので、結局はなかなかの運動量になります。こんな狭いところをひたすら上へ。
教会登山道
上からの眺めは格別です!
バチカン市国俯瞰
せっかくバチカンに行くなら上る価値ありです!!
展望台の様子
 

4. 『風を着替えて』聖地巡礼③

結構な距離を歩いたものの僕はまだ聖地巡礼の続きがしたかったので、友人とは別れて一人で聖地巡礼へ。。
バチカン市国の最寄のOttaviano駅から3駅のSpagna駅で下車。
スペイン広場の最寄駅です。

詳しくは別記事ですが、この3回目の聖地巡礼ではなんの地理的ヒントもなく、ひたすら撮影があったのではと思われる地域をひたすらに歩き潰しました。
西野七瀬2nd写真集『風を着替えて』 聖地巡礼@ローマ!!
前日出会った日本人の方々との約束があったので、19:00頃には宿に。
途中で気付いたら出てしまったトレビの泉。
コインを投げ込んだものの、また来れる日は来るのやら来ないのやら。。(泉に向かって後ろ向きにコインを、1枚投げ入れると再びローマに来ることができ、2枚だと大切な人と永遠に一緒にいられ、3枚だと恋人やパートナーと別れられる。という言われです。)
夜のトレビの泉
 

5. 夕食 Il Brigantino

日本人のお二方(卒業旅行でヨーロッパに来ていた都内の院生)がホステルの受付で聞いておいてくれたレストランへ、5人連れ立ってぞろぞろと。
ローマのレストラン
目だだない路地にあることもあり、高過ぎず美味しそうなラインナップ。
ピザだけでも3ページ項目があってついつい目移り。。
食事との相性表付きのビールメニューがあったので注文しようとしたら目当てのものは終了してしまっているとの事だったので、店員さんが似たビールを教えてくれました。
ローマで飲んだビール
食事はカプリチョーザを注文。8.5€(¥1020)。
プロシュートや卵をはじめ、たくさん具材が乗ってこの値段ならば大満足!
カプリチョーザ
ビールとの相性も良く、美味しくいただけました。
前日のラ・カルボナーラに比べて日本人は少なかったので、イタリアらしい雰囲気という点でも◎でした。
店内の様子
アクセスも良いのでとてもオススメです!!
店員さんも気さくで良い人たちでした!

レストラン入口
 

6. 帰宿・就寝

誰かが飲み足りないと言い出したのか何なのか、隣のバーに入ったもののカクテルが無い、と。宿の前のカクテルバーに行くも、1杯10€が相場なのでやめよう、と。 なり、Co-opに駆け込んでお酒を買って宿へ。
僕は翌朝が早かったので0:00過ぎには寝ましたが、宴は3:00近くまで続いたようです。。
 

7. おわりに

この日もずいぶん歩きました!
バチカン、出費はかさみましたが、とても印象的でした! お金を出さずとも、行列に並べば大聖堂には入れるので、ローマに行ったならば大聖堂だけでも是非行くべきだと思います。
聖地巡礼も、適当に勘で歩いて撮影スポットを見つけられたので充実してました。

翌日は朝から一人ロンドンへ移動。All Time Lowのライブを観ました!!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。
夜の、石畳のローマ

北欧の港町コペンハーゲンを巡る旅(旅行記Day1)

この度は、コペンハーゲン(デンマーク)→マンチェスター・リバプール・バース・ロンドン(イギリス)と巡る旅を、前半は大学の友人と、後半ロンドンは高校の友人として来ました。
そもそもは北欧を巡ろうと思ってたんですが、物価も高いし旅行シーズンでもないので、北欧自体は大幅に縮小して、その代わりにイギリスを。
The Beatlesが好きなのでLiverpoolは行くつもりだったのと、バースは温泉都市なので絶対に行きたい。それにサッカーも観れるし〜という事で。
では、初日のコペンハーゲンから、スタートです!
2017/2/17,18 コペンハーゲン(デンマーク)

 

《移動》Hannover/ハノーファー→Copenhagen/コペンハーゲン

まずはコペンハーゲンへ移動。
あまり安いのが見つからなかったものの、バスがまあ安いだろうという事で。
ハノーファーまではセメスターチケット(大学から支給される鉄道無料券)で行き、そこからバス。
Flixbusの、L73。44.5€(1€=¥120→¥5340[以下同一レート計算]
21:40発の予定でしたが、遅延の連絡が入り23:00発に。
ハノーファー中央駅のマクドナルドで時間を潰してたので特に問題ありませんでしたが、23:00前に乗り場に出向くも全くバスは来ず。
結局、23:45頃の出発でした。2時間遅れ。
コペンハーゲン行きFlix Bus
3:00頃、ドイツデンマーク間の国境でパスポートチェックがありました。
シェンゲン協定域内ですが、全車に検問を行なってるようでした。
到着は、予定より1時40分遅延の18日8:30頃。
 

《宿》Sleep in heaven

バス乗り場から徒歩5分の、コペンハーゲン中央駅内にあるスターバックスで同じくドイツに留学している友人に合流。
中央駅構内。
コペンハーゲン中央駅構内
宿までは徒歩で向かいます。
宿の場所はここ。2㎞近く。

それほど距離は感じず、20分強で着いたかと思います。
宿の近くには、大型スーパーや24h営業のセブンイレブンがあるので便利。
コペンハーゲンの24hセブンイレブン
最寄りの地下鉄駅から2駅でコペンハーゲンの中心地にアクセスできるので、とても便利でした。
受付スタッフも愛想よく、とてもいい宿でした。一泊170DKK(1€=0.134DKK=¥120→¥2733[以下同一レート計算])
スリープインヘブン、共用スペース
夕方20時までは、1杯分の値段で2杯ビールが飲めます。ハッピーアワー。
空のビールグラス
ひとまずは、チェックイン時間前だったので大きな荷物を預けて観光へ。もちろん荷物預けは無料です。
 

Kongens Have/ローゼンボル・パレス・ガーデン

まずは国立美術館へ徒歩で向かったんですが、開館は11:00で到着は10:50。
暇だし、ひとまず目の前の庭園らしきところに入ってみようという事で。

庭園入口
よくある庭園です。
お城のある庭園
中にあるお城は、こじんまりしていて良かったです。(内部の訪問は翌日)
11:00からある衛兵の交代式も遠くからながらに見れたので、ラッキーでした。
コペンハーゲンの衛兵交代式
庭園としての評価は、どことなく、閑散としてるなと。冬だったんで当たり前ですが。笑
枯れ木が並ぶ様子。壮観。
 

Statens Museum for Kunst/デンマーク国立美術館

無料との触れ込みと、思いのほかの高評価に導かれやって来たこの国立美術館。

コペンハーゲン国立美術館外観
全館見て回るにはチケットの購入が必要で、85DKK(¥1366)。
常設展は4ブロック。
ヨーロッパ絵画、フランス現代芸術、デンマーク近代美術、デンマーク現代芸術。

気に入ったものを。
『Fire at Amsterdam by night/アムステルダムの夜火事』 Aert van der Neer/アールト・ファン・デル・ネール
Fire at Amsterdam by night
『Bridge over a Stream in Assens, Funen』 Dankvart Dreyer
Bridge over a Stream in Assens, Funen
『Winter Landscape near Vordingborg』 Johan Christian Dahl/ヨハン・クリスチャン・ダール
Winter Landscape near Vordingborg
たまたま、特設展では日本の絵画にスポットが当たってました。
日本絵画の特別展
日本文化に触れる
『The misses Saloman』 Anders Leonard Zorn/アンデシュ・ソーン
The misses Saloman
なかなかボリュームがあり、2時間ほど滞在しました。
 

Nyhavn/ニューハウン

コペンハーゲンの顔。
国立美術館からは徒歩5分強。

コペンハーゲンの写真と言えばまずここが取り上げられます。
コペンハーゲンニューハウンニューハウンを引きで
すごくざっくりしたイメージは(個人的感想です)、函館の倉庫街を見栄え良く、規模を大きくした感じ。
港町
曇ってたのが残念でしたが、観光客がたくさんいて、雰囲気はとても良かったです。
 

Den Lille Havfrue/人魚像

世界三大がっかりの一角を占めるこの人魚像。

日本人からすると、他の二者、小便小僧(ブリュッセル・ベルギー)とマーライオン(シンガポール)よりも印象が薄いかとは思います。
僕らは、ニューハウンを海沿いへ出て徒歩で向かいました。
コペンハーゲンの海
所要時間は20分ほど。気温は5℃前後ながらも、北風がなかなか応えました。。
人は集ってますが、まあ、なるほど三大がっかりだなと。
人魚姫に集まる人々
人魚像ピン
年末にブリュッセルで小便小僧を見ていた関係から「世界三大がっかりだ」という点では興味があったので、訪れられて良かったです。
ニューハウンから出るカナルクルーズに乗ると、船でここまで来られるようでした。
 

Frederiks Kirche/フレデリック教会・Amalienborg/王宮広場

ニューハウンと人魚像のほぼ中間ほどに位置するこの教会。
かなり大きく、迫力のある外観。
コペンハーゲンの教会
内装はというと、華美さはありませんが、荘重でとても趣がありました。
荘重な、教会の内装
時間の関係か分かりませんが、観光客が異様に少なく、足音さえもうるさく感じるような雰囲気でした。素晴らしかったです。
かなり歩き疲れていたので、20分程休憩を。。

人魚像からここまでの道中にあった住宅群。
オレンジのアパート群
左右対称
と、街中の様子。
石畳を下から仰ぐ
壁を十字に伝う蔦
そして、教会から出て真っ直ぐ進むとある王宮広場。
王宮広場を広角レンズで
とにかく広々してます。
カメラを構えても、どこが撮影ポイントか判断が難しいのが難点。。
 

夕食 Wok On

コペンハーゲンはどこも物価が高いので、少しでも安く現地らしい晩飯をと思い、ネットで「リーズナブルで、美味しい」と紹介されていたレストランへ。
着いてみてメニューを見ると簡単なコースでも150DKK(¥2412)強したので、学生2人、断念。
で、ひとまず観光の中心地に戻ってみようと歩き始めると見つけたのがこのお店。

アジアンフード店の外観
以前にブダペストでも同様の業態のお店で食べたことがあったんですが、麺類のお店。
自分で麺を選び、追加のトッピングを選び、好みのソースを選び、の3ステップ。
注文表
注文したのは米麺に、豆腐とキノコ追加、ソースはベトナムのピリ辛ソース。
リーズナブで、美味しいです。笑
コペンハーゲンで食べるアジア麺料理
もちろん現地の有名な料理ではありませんが、懐に優しくお腹いっぱい食べるとしたら、ここはとてもオススメです。
 

帰路・就寝

最寄りのKongens Nytorv駅に戻り、市内交通の24hチケットを80DKK(¥1286)で購入。
公共交通24hチケット
宿の最寄のForum駅までは2駅5分。
メトロ駅
宿に戻ると20時まで実施のハッピーアワーをやっていたので、ビールを1杯25DKK(¥402)で、と思いましたが、友人は飲まないとのことだったので、25DKKで2杯頂きました。
適当にダラダラして、就寝。
長かった1日が終了しました。
 

おわりに

初めての北欧。コペンハーゲン。
ドイツと接している事もあり、そこまで他のヨーロッパ都市との大きな相違は感じませんでした。
物価は高いですが、まあ許容範囲内。
ただ、海の街ということで、アムステルダムと似た雰囲気はどことなく感じました。
あとは、気温はドイツの内部とそれほど変わりませんでしたが、北風が冷たかったです。身に染みると言うのはこの事だなと。
翌日2日目は、1日丸ごとコペンハーゲン観光。
夜はLCCでイギリスはマンチェスターへと移動します。
最後までご覧頂きありかまとうございました。