“温泉”よりもスーパー銭湯の香りが強いですが、沖縄本島は那覇のど真ん中、国際通り徒歩3分の湯ということでぜひともご紹介を。
「ゆんたく」はおしゃべり、「あしび」はあそび。
おしゃべりしたり、のんびりしたり。沖縄ならではの朗らかさを感じられる施設のお名前です。
「りっかりっか」は、”Let’s go”の意。
湯に浸かる習慣は南国だけに薄いのかなとも思っていたものの、平日の夜ながらうちなーんちゅの皆様で盛況。
サウナが3種類、塩サウナ、ドライサウナ、ミストサウナとあったので、よもやサウナブームの波が沖縄にまで届いているということなのかも知れませんが。
このサウナ構成だと本土では真っ先にドライサウナが埋まりそうなものですが、思いの外ミストサウナも賑わっておりました。
水風呂はじんと冷たい低温仕様で、シャワーからおもむろ飛び込む漢の姿が印象的。
湯は、循環ながらやや琥珀掛かった塩泉。安宿で長らく湯に使っていなかったので、全身に染みわたることなんのその。
屋内はスーパー銭湯風情たっぷりではあるものの、温泉浴槽は屋外にこじんまりと据え付けられているのがとても好印象。一年前、道後は飛鳥乃湯に頭をぐるぐるさせながら浸かっていたのを思い出させるサイズ感、屋外浴。
閉店の音楽は、蛍の光ではなくBEGIN。
「帰ろう きみのふるさとへ 君が歌ってくれた島の唄 帰ろう 僕のふるさとへ 波音はいつまでも おかえり おかえり」