天候悪くとも百塔の街並みは美し・プラハ(チェコ)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day7>

〜7日目 Prague/プラハ(チェコ共和国) 2017/12/28〜

西欧の華やかさに隠れ、日本では知名度がそれほど高くないチェコ共和国、首都のプラハ。
場所はここ。

ドイツの東。プラハまでは、ベルリンから列車で5時間ほど。
この日は丸ごと、プラハの街をあっちへこっちへ歩き回りました。
夕方までは大雨が降っていたので一眼レフは封印し、ダイビング用に買った、雨天時用のサブ機AW130と共に。
カメラバッグにはレインカバーをかけて、傘はささずコートのフードのみで動きました。その方が身軽で写真も撮りやすいので。
ではスタート。

Pražský hrad/プラハ城

旧市街地の北西に位置するプラハ城。

宿の最寄駅の’I.P. Pavlova’駅から乗り換えを1度挟んで’Malostranská’駅へ。
切符は、24時間メトロ、トラム、バス乗り放題券を110Kč(26Kč=1€=120円→507円[以下同レート計算])で購入しました。安い。
プラハ城には敷地への入り口が2箇所あるんですが、この駅から10分弱坂を上ると城の裏側の入口に着きます。
プラハ城への階段
このあたり。

裏側の入口付近からの眺め。
プラハ城裏側からの眺め
曇ってたのが残念ですが、晴れてたら、それはそれは綺麗だったろうと思います。
手荷物検査を受けて、城の敷地内へ。
城とは言うものの、一番目を惹く建物は大聖堂。

プラハの大聖堂を下から

 

Katedrála svatého Víta/聖ヴィート大聖堂

お城の敷地内にあります大聖堂。
曇りのプラハ大聖堂
建物の中には無料で入れますが、奥の方に進むにはチケットが必要。
観光客でごった返してはいますが、絢爛で、圧倒されます。
プラハの大聖堂の内装
排水口にも凝ってたり、外観も造りが細かいです。
大聖堂の排水口
表側の入口(出口)に抜けると、そちらからも街を一望。
プラハの街の眺め
こちらには、スターバックスがあります。

プラハ城のスターバックス
内装は普通のスタバですが、眺めがいい事からネット上では’世界一美しい’なんて言われたりしてます。(少なくとも、富山県の’世界一美しい’店舗よりは感動があると個人的には思います。)
店内で一息。
スタバのクリスマスカップ
早めの時間だったので座れましたが、途中から混んできました。
世界各国からの訪問者の地図border=”0″ hspace=”5″ />

 

Lennon Wall/レノン・ウォール

プラハ移動の列車内で、「ビートルズ好きなんでハンブルク行きたいんですよね〜」なんて話をしていたらドイツ人のおじさんが教えてくれた、レノンウォール。
ジョン・レノンにゆかりのある土地でもなんでも無いらしいですが、彼をモチーフにペイントがされている壁があるとのこと。
プラハ城から中心街にに向かう途中を横道に少し入るとあります。

ジョン・レノンに関係するペイントと、人集り。
プラハ、レノンウォール
All you need is loveが書かれた壁
レノンウォールの前で写真を撮る外国人
これだけか、と思えばそれまでですが、結構人は集まってました。
レノンウォールの全体図
観光地の一角にあるので、ビートルズが好きなら行ってみて損はないと思います。それほど時間も取られません。

 

Charles Bridge/チャールズ橋

プラハ市内の観光名所で一番有名と言っても過言ではないこの橋。

夜のチャールズ橋

プラハ城のある西側地域と、旧市街の中心がある東側地域を結んでます。

細い橋で、歩行者のみ通行可能。

雨のプラハ
雨のチャールズ橋
橋のサイドには彫刻(?)が。
チャールズ橋脇の彫刻

 

Old town square/旧市街広場

僕が行ったタイミングではこの旧市街広場ではクリスマスマーケットが開かれてました。
昼間撮った写真が無かったので全て夜のものを…
夜のプラハの街並み
この広場にある観光名所は主だって3つ。
・Prague Orloj/天文時計
・Church of Our Lady before Tyn/ティーン教会
・Old Town Hall/旧市庁舎

 

天文時計は旧市庁舎塔の麓にあります。
プラハの天文時計
詳しいことはWikipediaで見ていただくとして、ともかくも、歴史のあるものだそうです。笑
人が多すぎてそんなにじっくりとは見ませんでした。
天文時計前の人集り
旧市庁舎の上から見た、天文時計前の人集り。
天文台前の人集りを上から見た様子
ティーン教会。
入り方が分からなかったので中には入りませんでしたが、外から見るだけでもすごく立派です。
クリスマスツリーと共に。
クリスマスツリーと、プラハ、ティーン教会
旧市庁舎。
この建物を外から撮った写真がないんですが、塔に上って撮った写真はありますので読み進めていって下さい。

 

昼食 Bageterie Boulevard

街中で見つけた、現地のチェーンらしきファストフード店に。

ファストフード店の外観
プラハのファストフード店の受付レジ
よくわからないサンドイッチみたいなのとジンジャーティー(?)を注文。168Kč(775円)。
チェコのサンドイッチ
雨で寒かったのもあって、温かい食事が身に沁みました。
美味しかったです。

 

National memorial on vítkov

ここも、レノンウォール同じくおじさんに教えて貰った場所。

「小高い丘になっていて眺めがいいよ〜人が少ないし。」との事だったので、時間もあるので行ってみることに。

メトロの’Křižíkova’駅から15分弱。トンネルを抜け、山を坂を上ってようやくたどり着いたものの、施設は営業してないし人の影は皆無。
広場

あったのは、カフカの銅像と、これまた’晴れてたらよかったんだろうな’な景色。
プラハにあるカフカの銅像
チェコの街の見晴らし
人がいないのは良かったですが、雨の中わざわざ行くこともなかったかな、と言うのが正直なところ。
帰りはメトロの’Florec’駅に向かって丘を下り、再び中心街へ。

途中、電車がよく見える場所がありました。
プラハの電車を眺められるスポット
プラハの鉄道トンネル

 

休憩@マクドナルド

夕方になれば雨が上がるとの予報だったので、15:00から2時間半ほど、マクドナルドで時間潰し。
カプチーノとチーズケーキ。100Kč(461円)。
マクドナルドのカプチーノとチーズケーキ

 

プラハ城(夜)

17:00過ぎにマクドナルドを出発、徒歩で再びプラハ城に向かいます。
今度は表側から登頂。
夜景に期待してた部分もあったんですが、そこまで、でした。
プラハの街の夜景

大聖堂は、建物には入れませんでしたが、ライトアップされて綺麗。

夜の、プラハの大聖堂
来た道を徒歩で下山。
街へと降りる階段

 

夕食 チェコ料理(店名不明)

夕食は、プラハ城から坂を下るとレストラン街(5軒ぐらい)があったので、一番値段が適当そうなお店に。
チェコ料理店
食べ物に関しては何も調べてなかったんですが、何軒か見たところ’Beef goulash/ビーフグーラッシュ’が有名そうだったのでそれを注文。
ビーフグーラッシュ

付け合わせは、チェコの地のものとのことだったので’Bread dumplings’を。
ビールも注文。
プラハのビール
合計で236Kć(1089円)。
言うたら、ハヤシライスの牛肉版具材少なめ!みたいな感じ。
凄く美味しかったですし、香味で付いていた生たまねぎの刺激が良かったです!
英語メニューはあったものの、観光客向けと言うよりは、地元の人が多そうなこじんまりしたお店でした。テーブルが3つとカウンターの計20席ほど。

 

旧市庁舎(夜)

チャールズ橋を抜け、中心街へ。
天文時計のある旧市庁舎前まで来ると、19:45(着いたのは19:20ぐらい)から塔の上層が開放されるということで、チケットの列が。
昼間見たときの半分ぐらいの長さだったので、並んでみることに。
チケット列は19:40ぐらいからずるずる進み、80Kč(26Kč=1€=120円→369円)でチケットを購入。
「待ち時間40分」の札が出てたので少し怖気づきましたが、チケット購入後は待ち時間なく塔の上部へ。
上からの眺め。
プラハ旧市庁舎から見た市庁舎前広場
ここには、プラハ市内にある観光名所の概説があったり、最上部への道中には、プラハの街が辿ってきた歴史についての説明があります。(全て英語)
市庁舎に関する説明文
ナチ軍侵攻時の様子
なので、本当だったら、ここで街に対する基礎知識をつけた上でほかの名所を回ると良かったのかなと思います。
最上階へのエレベーター。めちゃカッコいい。

旧市庁舎にあるエレベーター

 

SEX MACHINE MUSEUM

旧市庁舎塔の出口から徒歩1分。

アムステルダム同様、これまた人目につく位置に鎮座。
セックスマシーンミュージアムの入口
アムステルダムでも’SEX MUSEUM’に入ったし、やめておこうかなーとも思ったんですが、どうせだからと思い入場。
学生は入場料150Kč(26Kč=1€=120円→692円)
国際学生証を入り口で見せると、受付のお姉さんに「オー、ワセダァ〜。。 アリガトウ〜。」と言われました。
写真いっぱい撮ってってね~と言われたのでたくさん撮りましたが、自主規制。笑
ポルノ映画の上映
The比較級,The比較級.の面白い文章があったので載せますw
アダルトグッズの説明文

いろんな展示があって面白かったです!
その後は徒歩で宿へ帰還。
翌朝は早めだったので、23:00前には床に着きました。

 

おわりに

プラハ。
お天気には恵まれませんでしたが、それでも凄く充実してました。
旧市街はほぼ全面が石畳。
観光地化していて、凄く活気があります。
目に付いて面白かったのは、タイマッサージのお店がたくさんある事。
あと、些細なことではあるんですけど、トイレの芳香だとか雰囲気が、日本に似てるなと思いました。
伝統料理も日本の家庭料理に雰囲気近かったですし、感性はどこか日本人と通じ合うものがあるんじゃないかなと言うのが、プラハを訪れてみての感想。
物価は、観光してる限りでは、「少し安いかな」程度の感覚でした。
今度は、晴れた日に2〜3泊ぐらいで行けたらいいなと思います。

では、ありがとうございました。
旅行記はDay8に続きます↓
東欧随一の温泉の街・ブダペスト(ハンガリー)<年末年始ヨーロッパ周遊の旅Day8>

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