Taichi Miyade のすべての投稿

スペイン→ポルトガル寝台特急乗車録。 列車の内装と乗り心地を紹介!

こんにちは。
2017年3月にした南欧周遊旅行の際にスペイン・マドリード~ポルトガル・リスボン間の寝台列車に乗車したので、その際の様子を紹介しようと思います。
乗るにあたってネット上を探し回ったんですが、これといった情報が無かったので。笑
乗車したのは
2017/3/21 21:43Madrid Chamartín/マドリード・チャマルティン始発
2017/3/22 7:30Lisboa Santa Apolónia/リスボン・サンタアポロナ終着
のT.HOTEL 332便でした!
車内の写真も紹介しますので、下へとお進み下さい!

1. 乗車ルート スペインからポルトガルへ11時間かけて

先に紹介しましたように、乗車したのは
2017/3/21 21:43Madrid Chamartín/マドリード・チャマルティン始発
2017/3/22 7:30Lisboa Santa Apolónia/リスボン・サンタアポロナ終着
のT.HOTEL 332便!
ヨーロッパの寝台列車の切符
チケットは、手配ミスでLisbon Orienteまでの乗車になってます。笑
時差が1時間あるので、占めて10時間57分掛けての移動です。
ルートはこんな感じだったよう。
スペインポルトガルの寝台列車のルート
乗り換え等は無いので、だからどうってことは特にありません。笑

2. 切符の手配方法の紹介

切符の買い方情報を求めて見てくださってる方がいるのなら申し訳ないんですが、僕たちが採った方法は少し特殊かと思います。
2等席用のユーレイルパスを持っていたものの、当日駅に行って「満席で乗れません」はシャレにならないので早めに予約をしよう、と。
どんな座席があるのかもよくわからないまま、周遊初日、フランクフルト中央駅のチケットセンターへ。
フランクフルト中央駅のチケットセンター
まさかドイツでポルトガルの列車の予約なんて出来ないっしょwなんて友人に言われつつ、窓口へ強行。
ドイツがこの先の国々の中では一番英語が使える可能性が高そうだったのと、僕らがそこそこドイツ語が出来るということもあり。。
チケットセンターの内部
整理券を取り、待つこと5分。
ユーレイルパスは持ってるからマドリード→リスボンの座席の予約がしたいんだーと告げると、「いやー多分出来ないと思うけどなぁ…」と駅員さん弱気。
が、パソコンをポチポチすること3分、予約ができることが判明したようで、「座席はどこにするー?」と。
2等用のユーレイルパスでの選択肢は、座席(高速バスみたいな)かベッド(2人部屋)とのことで、友人は椅子は嫌だとのことだったので、問答無用に2人部屋のベッドを確保(室内設備はこの先で紹介します)。
椅子の座席だと予約料は一席5€(1€=¥120→¥600)だか10€(¥1200)だかだったんですが、ベッドの方は一部屋87€(¥10440)。
少し高い気もしますが、一人一泊5000円で移動もできてーと考えれば全然妥当だと思います。
そんな訳で、この寝台特急利用の際は、なるべく早い段階で、どこの国でも駅窓口に駆け込むといいかと思います!

3. 車内の様子

気になるのは車内の様子。
先頭車両はこんな。
ヨーロッパの寝台列車
車体横にはTrain Hotelの文字が。
トレインホテル
5€とかで座席予約可能な座席。
手前は荷物置き場のようでした。
寝台列車の座席
2等部屋車両の廊下。サスペンスドラマで見るような雰囲気!笑
寝台列車の廊下
二等車の部屋の様子!
右下の階段は収納式です。
2等の室内の様子

部屋に備え付けの水道。
飲用水ではないと書いてあったので、念のため歯磨きもミネラルウォーターでしました。
部屋に備え付けの水道
扉はカードキー式
ルームキー
ハンガーも備え付け
ハンガー
2等車両で共有のトイレ。
寝台列車内のトイレ

空いていたので、1等の部屋も覗いてきました!
部屋内の配色が違いました。布団の質が違うかまでは確認しませんでしたが、少し広めの室内。
1等の部屋
1等部屋は、室内にシャワーとトイレも備え付けです!
寝台特急のシャワー

食堂車もあったので写真を撮ろうとしましたが、列車の出発前だったからか、追い出されました。
なので、写真は撮れず。。。

4. 乗車録

旅行記にも書いていますが、出発駅を勘違いしていた関係で駅についたのは20:30頃。
バーガーキングで夕飯。
バーガーキングで夕食
21:00過ぎには出発ホームも発表されるとの噂だったので掲示板の前で待ってましたが、一向に情報は出ず。
駅の出発列車一覧
21:20過ぎにホームが確定したのでホームへ!
駅の表示
行き先表示はLISBOA!
寝台列車の行き先表示

乗車したものの部屋番号が分からなかったんですが、ベッドの奥の方に番号が振ってありました。
ベッド番号
待つこと15分、定時に動き出して感動したのも束の間。
なぜか元来た駅へと引き返し、30分ほど停車。
これは厄介なトラブルに巻き込まれたか??と思いつつ、どうにか動き出したので就寝しました。Wi-Fiももちろん無いので。笑
車輪の真上でかなり揺れたので寝付けないかとも思いましたが、なんてことなく眠れました。
夜も目覚めることなく、快眠!!
部屋が狭く換気も十分には取れなそうだったので暑くなるかなとも思いましたが、特に問題ありませんでした。

朝は6:30の目覚ましで起床(時差があるので注意です!)。
寝台特急で迎えた朝
手違いで終点一つ手前のOrienteまでしか切符を取ってなかったんですが、まあ大丈夫だろーという事で特に何も告げずに終点Lisboa Santa Apolonia駅まで。
定刻の7:20分に到着しました!!

特に不快な思いをすることもなく、とても快適な寝台特急での旅でした!

5. おわりに

寝台列車には昔から乗ってみたかったものの、日本国内は学生に気軽に手が出せるようなものはあまりなく、思いは叶わずにいました。
そんなところで、まさかのヨーロッパでの初の寝台特急!!
本当に乗れてよかったです。
マドリード→リスボンの鉄道の便が乏しいので必要不可欠であったとはいえ、この値段(一人40€強)でこの経験が出来たのはとても良かったと思います。

なかなか乗る機会は無いかと思いますが、スペイン~ポルトガル間を移動する際はぜひ利用してみて下さい!!
ポルトガルはヨーロッパ周遊ではなかなか話題には上らないかと思いますが、とても良い場所でした。
旅行記もあるので、ぜひご覧ください!
世界遺産ポルトガル・シントラを巡るユーラシア大陸最西端の旅!リスボンから日帰りで行ける非日常空間(南欧周遊記Day16/18)
丸々1日リスボン観光。水族館にスイーツに世界遺産に…!!(南欧周遊記Day17/18)

マドリードの観光名所とは?? 仕方なく、美術館を巡った一日。(南欧周遊記Day14/18)

旅も14日目の終盤戦。先日はサッカー観戦で夜が遅くなりながらも、この日は朝一で駅の窓口へ。
どうにかマドリード行きの列車のチケットを確保し、マドリードに移動。
元々マドリードには丸一日しかいる予定はなかったので、苦肉の策(?)で美術館を2軒はしご。
夜はスペインバル風な、それほど観光者向け感のないお店でワインを飲み、1日が終了しました。
2017/3/20 マドリード(スペイン)

《移動》Barcelona Sants/バルセロナ・サンツ駅→Madrid Atocha/マドリード・アトッチャ駅

朝一からの移動。
というのも、前日の記事に書きましたが、本当は15:00頃の列車に乗りたかったのですが予約が取れない可能性があるとのことだったので、朝6:00過ぎにはチケット窓口へ。
前日の話だと6:00から窓口は開くとのことで、実際に開いてはいたんですが、「マドリード行きの座席を予約したい」と告げると、「いまネットワークが不調で座席の情報が無いし予約も出来ないんだよ〜7:00頃にまた来てね〜」と。
んなわけあるかと思いつつ引き下がってベンチで待っていると、前に座っていた中国人2人組に声を掛けに来るスタッフ。
これは予約できるんじゃ?と思い窓口に行くと、予約が開始されてました。
どうにか7:40バルセロナ発の列車を確保し、一安心。
前々日に夕飯をご一緒した日本人の方達も同じ日にマドリードへ移動予定だったそうですが、チケットは確保できずバスで9時間掛けてマドリードまで移動したそう。
聞いた話だと、この月曜日がマドリードだけ祝日だったようで、その関係で予約が殺到していたそうです。
にしても、2大都市間の割に列車が少な過ぎ。予約はお早めに。。
スペインの高速鉄道
列車は10:10にMadrid Atocha駅に到着。2時間半の快適な旅でした。
マドリードの高速鉄道駅構内
朝食は、マクドナルドでした。
スペインの朝マック

《宿》Far Home Atocha

マドリードからの高速鉄道が発着するマドリード・アトッチャから徒歩10分ほどのこの宿。
ホステルですが、2人部屋もあります。一部屋1泊で40.5€、1人あたり20.25€(1€=¥120→¥2430[以下同一レート])。
Far home atotchaの室内の様子
ホステルというよりも雰囲気は、いまどきな、国内にあるカプセルホテルのような感じ。
何より施設が新しいのと、清潔感がありました。
Wi-Fiは全館に通じていて、共用スペースも広々しているのでチェックイン前後も時間を潰せます。
チェックイン前とチェックアウト後14:00までの荷物預けは無料。14:00を過ぎると2€(¥240)取られます。
メトロ駅まで徒歩2分で、大抵の観光地も徒歩圏内なのですごく便利でした。なかなかオススメの宿です!

Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia/ソフィア王妃芸術センター

本当は夕方に着くはずが10:30頃にはマドリードに着いてしまったので、想定外に暇。
何もしないのも苦しいので、比較的支出が抑えられそうな美術館を2つ巡ることに。
まず1ヶ所目はここ、ソフィア王妃芸術センター。
ソフィア芸術センターの外観
ピカソのゲルニカがあることで有名なこの美術館。
下手したら学生割引があるのでは…として期待して行ったわけですが、まさかの学生入場無料!ありがた!
展示は1600年あたりのものから始まり、戦後のものまであります。
写真撮影可能なので、気に入った作品をいくらか。

『Mujer en azul (Woman in Blue)』Pablo Picasso
Woman in blue
『Un mundo (A World)』Ángeles Santos
a world
『Composition』Wols (Alfred Otto Wolfgang Schulze)
composition

ガイド無しで全館回って、所要時間は1時間半ほどでした。

昼食 McDonald’s

この旅行記の中ではファストフード店での食事はあまり記録してこなかったんですが、マクドナルドを。
ヨーロッパ中色々な国でマクドナルドにはお世話になって来ましたが、恐らくスペインのマクドナルドが一番レベルが高いです。
と言うのも、
①無料Wi-Fiへの接続がワンクリックで簡単
②バーガー+お好み2点のセットが3.9€(¥468)
③ビールが飲める
の3点。
無料Wi-Fiの利用は国によっては登録が必要だったり電話番号が必要だったりするんですが、スペインのマクドナルドはワンクリック!
そして、簡単なセットが3.9€(¥468)ととても経済的。
極めつけにはビールとノンアルビールがラインナップ。
3点セットとノンアルビール2.2€(¥264)で6.1€(¥732)。
スペインのマクドナルドでのランチ
まあ安くは無いですが、レストランに入るよりは圧倒的に安上がりです。
しかも野菜もしっかり取れる、スペインのマクドナルドは本当に重宝しました。

Museo Nacional del Prado/プラド美術館

その後に向かったのは、ソフィア王妃芸術センターから徒歩5分ほどのところにあるプラド美術館。
プラド美術館の外観
こちらの美術館に所蔵されているのはほとんどが宗教画。
宗教画が多いとは調べがついてたんですが、ここまでとは思ってませんでした。
美術館2軒目で疲れがたまっていたのと、宗教画にそこまで興味が無いのとで、個人的な満足感はビミョー。
サーっと回って1時間ほどでした
夕方からは無料で入場できるらしく、沢山の人が。学生は入場無料です。
プラド美術館の行列

Puerta de Alcalá/アルカラ門

プラド美術館から徒歩15分、アルカラ門。
マドリードのアルカラ門
なんて事ないただの門ですが、アルカラという日本のバンドが好きなので、行くしかないだろうと。笑
調べたところ、この「アルカラ」がバンド名の由来というわけでも無さそうです。のでただの自己満足。
マドリードは観光地少ないからな〜程度のノリで行ってみるのはありだと思います。

夕食 BAR CAFETERIA Diego

疲労困憊の中宿に戻り、体力を回復させること19:00過ぎ。
何かしら腹に入れねばと宿の外へ。
スペインバル風の、地元の人が多そうなバーレストランへ。
宿から3分。
スペインバル
赤ワインと生ハムのサンドイッチ(?)を頂きました。
生ハムのサンドイッチ
ワインは適当に出て来たものを飲みましたが、そもそも普段ほとんどワインを飲むことが無いので、生まれて初めて「ぶどう」を感じられるワインを飲みました。
渋み酸味甘みがとてもバランスよく、芯がしっかりしていて美味しかったです。
スペインバルで飲んだワイン
料金は2点で12€(¥1440)。
観光地感、スペイン・バル感を求める方にはあまりオススメしませんが、とてもよい時間が過ごせました。

帰宿・就寝

宿に帰り、特に何をするでもなく即寝です。

おわりに

想定外に早い時間のマドリード着でしたが、美術館を回って、思ったよりも充実した時間を過ごせました。ピカソのゲルニカを見られたことがなによりの収穫。
朝早かったので疲れましたが、とても楽しかったです。
翌日は1日かけてだらだらと、マクドナルドで時間を潰したりしながらマドリード市街を観光。
夜行列車に乗ってリスボンへと移動します。

バルセロナ半日観光とサッカー観戦!(南欧周遊記Day13/18)

前日はバルセロナに午後到着しサグラダファミリア探訪。
バルセロナは観光地の入場料がとても高いので、滞在時間も考慮しつつ、この日は朝からカサ・バトリョとピカソ美術館を訪れることに。
その後はこの旅のメインイベントの一つ、カンプ・ノウでのバルセロナvsバレンシア戦観戦です!
2017/2/19 バルセロナ(スペイン)

Casa Batlló/カサ・バトリョ

グエル公園、サグラダファミリアなど、4,5ガウディの作品として有名な観光スポットはバルセロナに4,5ヶ所ほどあります。
が、サグラダファミリア、カサバトリョ、カサミラの3ヶ所はどれも入場料が20€(1€=¥120→¥2400[以下同一レート])程という観光客殺しな値段設定なので、カサバトリョとカサミラは1ヶ所に絞ろう。
ということになり、ぼくの独断と偏見でカサバトリョの訪問が決定。
カサ・バトリョ。
正面から見たカサ・バトリョの外観
前日に10:15分入場のチケットを購入し、当日は列に並ぶことなく入場。
拡張現実機能付きのオーディオガイドが全員に渡されますが、ヘッドホンしか渡されないので、イヤホンを持って行って良かったなと思います。
全体としての滞在時間は1時間半無いぐらい。
20€(¥2400)越えの入場料は高いなと感じましたが、それでも建築自体は凄いです。
テーマのベースはサグラダファミリア同様に自然や動物にあるんですが、海や水といったテーマが、造形や素材の選択によってより強く表現されてます。
圧巻と言うのかは分からないですが、「こんな建築技法があるのか!」というのがぼくが感じた一番の感想です。
20€に価値を感じるかは行く人次第かなと言うのが正直なところですが、ぼくはこの建築を見ることが出来て良かったと心から思います。(一緒に行った友人は、高すぎだと嘆いていました)
写真と一緒に少し紹介。
動物の脊椎をモチーフにしたという階段。
カサ・バトリョの階段
流線が美しい、2階(1階)のメインホール。
メインホール
ホール内の様子
拡張現実を利用した建物内部の紹介。
カサ・バトリョの全体像
魚のエラをモチーフにしたカサ・バトリョの通気口
滝をイメージしたといわれる、建物中央の吹き抜け階段。
階段
吹き抜け
流線型のオブジェが並ぶ屋上。
流線型の屋上
どれも、とても印象に残る技法と表現でした!!

場所はここです。

 

Museu Picasso de Barcelona/バルセロナピカソ美術館

カサバトリョからは地下鉄に乗っても良かったんですが、徒歩で20分ほど。
古い街並みの残る裏路地にあります。
ピカソ美術館近くのバルセロナの街並み
比較的入場料が安く済みそうだったのと、友人が思ったよりも興味を示していたので、じゃあ行こう!と。
一般14€(¥1680)割引券7.5€(¥900)との情報で、きっと学生は割引あるだろ〜と期待して行ったら、まさかの大学生は入場無料!!
オーディオガイドを5€(¥600)で借り、滞在時間は1時間半ほど。
入場口にあった案内だと、ガイド無しで40分ほど、音声ガイド有りで1時15分ほどの所要時間となってました。
ピカソ美術館のオーディオガイドについての案内
ガイドの日本語は常設展しかありませんが、機械に9999と入力すると言語設定を変更して特別展のガイドを英語で聞くこともできます(勝手に編み出した方法です)!
内容は、もちろんピカソの展示。
ゲルニカを始めとしたキュビズム作品ばかりが有名なピカソですが、彼が辿った様々なスタイルの作品が展示されているので、真新しさも含めてなかなか楽しめるかと思います。
館内作品の写真撮影は禁止です。
個人的に気に入った作品は、『科学と慈愛』。
ピカソ15歳児の大作です。
入場が無料だったことも含めて、なかなか充実度の高いピカソ美術館訪問でした!ピカソ美術館の内部

 

《昼食》Tasta Pa Form Degustació

美術館から宿に戻る途中、さすがに歩き疲れたので、簡単な食事の撮れる場所に。
大通り沿いのカフェ。
バルセロナのカフェに並ぶ軽食
夕食に中華を食べる予定だったので、あくまで軽いものを。
簡単なサンドイッチとエスプレッソ。2.5€(¥300)。
エスプレッソ
安くて美味しくて、とても良かったです。
 

帰宿・《夕食》Bar Restaurant d’Aragó

宿に帰った後は1時間ほど仮眠、この後のサッカー観戦に備えました。
で、夕食。
前日安さと美味しさに感動した中華店に再び。
バルセロナの中華料理店
宿から徒歩10分ほど。その後にバルセロナ→マドリード間の列車を予約したかったので、16:30頃に行きました。
この日は回鍋肉と白米を注文。
相変わらず美味しかったです。ザ・回鍋肉。
スペインで食べた回鍋肉
この2点5.5€(¥660)なのは驚愕です。

 

バルセロナ→マドリード座席予約失敗

翌日にバルセロナからマドリードへと移動予定だったので、17:15分頃に駅の予約窓口へと向かいました。
すると、「窓口は今日はもう閉まってるから、明日の6:00以降にまた来てね。明日はかなり予約が埋まってるから、早めに来た方がいいよ。」と。
17:00に窓口がもう閉まってるって何事?と思いつつ、(翌日同じ窓口に行ったら「ここはチケットカウンターじゃないから他の場所へ行け」と言われました。もしかしたら、チケットカウンターは空いていたにも関わらず間違った案内をされた可能性もあり)引き下がり。
翌日のマドリード行きチケットを確保できないまま、サッカー観戦へと向かいました。
 

サッカー観戦@Camp Nou/カンプ・ノウ

この旅のメインイベントの一つ、サッカー観戦!
この日にバルセロナに滞在出来るよう前後の日程は組みました。
詳しくは観戦記に書いてますのでそちらをご覧下さい。
海外サッカー観戦記!世界トップクラスのクラブ、FCバルセロナの試合をホームスタジアムで観戦!
チケットは事前に公式サイトで92€(¥11040)で購入してありました。
スタジアムの様子を写真で。
カンプ・ノウのメインゲート
カンプ・ノウ19番ゲート前
カンプノウのスタンドからの眺め
バルセロナの試合中の様子

 

帰宿・就寝

試合後は地下鉄に乗り、22:45頃の試合終了でしたが、バーガーキングで夜食を購入し、23:30前には宿に帰り着いてました。
翌日はマドリード行き列車を確保できるかが不明だったので、5:30起きで6:00には宿を出発。
と言うことで、24:00過ぎには就寝しました。
 

おわりに

建築→美術館→サッカーの充実した1日でした!
翌日の列車を確定できず試合後の余韻を楽しめなかったのが悔やまれますが、どのアクティビティーもそれぞれに内容が濃く、とても面白かったです。
翌日は早起きしてバルセロナ・サンツ(中央)駅へ。どうにかこうにか座席を確保してマドリードへ移動、美術館巡りの1日です。
最後までご覧頂きありがとうございました!

海外サッカー観戦記! ブンデス2部からの昇格が掛かるハノーファー96の試合を観戦!

今回は、16/17 ブンデスリーガ2部 第31節 Hannover96/ハノーファー・ゼクスウントノインツィヒ vs Fortuna Düsseldorfer/フォルトゥナ・デュッセルドルフ@AWD-Arena/アーヴェーデー・アレーナを観戦してきました!
観戦の経緯を含め、順番に紹介します。
のんびりと、ご覧ください。

今回のサッカー観戦までの経緯

ヨーロッパでのサッカー観戦は6度目。
ここまでは大抵メジャーどころの試合を観てきたんですが、ここに来ての2部リーグ。
と言うのも、ぼくが住んですゲッティンゲンにはサッカーチームがないんですが、ハノーファーは住まいから地域鉄道で1時間半ほど。
同州内なので、学生証を使えば無料で往復できるんです!
という事で、ハノーファーは、半ば地元チームのようなもの。
来シーズンはぜひとも日本から応援したいので、1部リーグ昇格を果たして貰うべく、今回は応援に行ってきました。
サッカー好きの現地の友達もいないので、寂しく一人観戦です。

チケット購入・受け取り

チケットは公式ホームページで購入。
印刷チケットは不可で郵送のみなので、試合2,3日前だと購入が出来ないようでした。
購入すると、4,5日ほどで届きました。
座席は、バックスタンドの9列目。
それでもチケットは35€(1€=¥120→¥4200)でした。

ADI Arenaへのアクセス

ハノーファー96の本拠地、ADI Arena。
アクセスは比較的容易で、ハノーファー中央駅/Hanover Hbfからも徒歩で30分ほどです。
また、ハノーファー中央駅からU-Bahn(地下鉄)の利用も可能。
U3,U7,U9,U17のいずれかに乗車し、北側スタンドの場合はWaterloo駅が最寄駅。
南側スタンドの場合はStadionBrücke駅が最寄りです。
ただ、Waterloo駅から近いスタジアム北側のほうが活気があるのと(ストアもこちら側にあります)、中央駅から3駅以内ということで短距離チケットが使えるので、Waterloo駅の利用がオススメです。
Zone1は片道2.6€なんですが、短距離チケットは1€ほど安かったはずです。
下の路線図、黒いのが中央駅。少し左下の赤下線が最寄り駅です。
ハノーファー路線図北側スタンドの場合はWaterloo

ADI Arena/アーデーイーアレーナ(観戦記)

当日は13:30キックオフだったので、10:00過ぎにゲッティンゲンを出る列車に乗車。
11:30頃ハノーファー中央駅に到着、駅構内にある行きつけの中華料理屋さんで昼食を。
ハノーファー駅での中華料理
駅構内には警察が沢山いました。
ドイツの警察
ひとまず地下鉄に乗ればファンの流れで着くだろ~とタカをくくり、U-Bahnに乗車。
Stadionbrucke駅で下車。
ハノーファースタジアムの最寄り駅
歩いて5分ほどでスタジアム南側に着いたのですが、ショップが見当たらないのでスタジアムをぐるっと見て回ってみることに。
北側にショップはありました!
ハノーファー96のショップ
試合の開催日は、手荷物検査を抜けた先からしかお店には入れないようでした。
Tシャツが欲しかったんですが、どのデザインもXL以上しかサイズが残っておらず、断念。
少し残念でした。

入場口。
入場時の手荷物検査
荷物は基本持ち込み禁止とは書いてあったんですが、バイエルン戦の時より小さければ問題ないだろ~と、小さなショルダーバックを強行。
監督者みたいな人が呼ばれて中身を見られ、これ(カメラのレンズ)はちょっとダメね~と言われかけましたが、カメラのレンズだからと説明するとオッケーとのこと。
以前充電バッテリーが持ち込めなかったことがあったので、この日は持っていきませんでした。
基本は、中央駅のコインロッカーに預けたりするのがベターだと思われます。

そして、スタジアム!
HDIアリーナの外観
メインゴール裏の様子
ゴール裏から観たハノーファースタジアム
座席はバックスタンドだったので、そちらへ移動。
バックスタンドの座席からの眺め
試合開始前の合唱。
応援歌を歌うサポーター
そして試合開始。
試合開始前の様子

今回2部リーグの試合を見て感じたのは、他のリーグの試合に比べて、自チームへのブーイングが多いなということ。
前に出せるタイミングでキーパーに戻したり、攻撃中にミスがあったりすると、容赦なくブーイングが飛んでました。
2部で他リーグよりもレベルが低いからというのもあるかも知れませんが、プレー一つ一つに対するリアクションはすごく大きかったように思います。
サポーターの応援も、さすがはブンデスリーガで、熱かったです。
ゴール裏サポーターの応援の様子

出口が少ないので退場には時間がかかるかと思いましたが、20 分もかからずに試合後はスタジアムから出ることが出来ました。
退場後のまたお会いしましょうの看板

試合結果

試合自体は、前半10分ほどに取った1点をハノーファー96が守り切り、1-0で勝利!!
1部リーグ昇格圏内で負けられないゲームが続いていますが、この試合もしっかりと取り切りました。
得点はニアサイドからのクロスに飛び込みヘッドで合わせての1点。
かなり綺麗に決まったのでもっと点が入るかなとも思いましたが、この1点止まりでした。

おわりに

初めての2部リーグ観戦、楽しかったです!
日本ではブンデス2部リーグなんてほとんど話題にも上りませんが、それでも熱気はとてもありましたし、観ていて楽しかったです。
チケットははけ切っていませんでしたし、ふらっと見に行くことも可能だと思います。
なかなかハノーファーに観光で行くことも無いかとは思いますが、機会がありましたら、是非。
来シーズンは、きっと1部リーグで観られると思います(と願っています)!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。