マドリードの高速鉄道駅構内

マドリードの観光名所とは?? 仕方なく、美術館を巡った一日。(南欧周遊記Day14/18)

旅も14日目の終盤戦。先日はサッカー観戦で夜が遅くなりながらも、この日は朝一で駅の窓口へ。
どうにかマドリード行きの列車のチケットを確保し、マドリードに移動。
元々マドリードには丸一日しかいる予定はなかったので、苦肉の策(?)で美術館を2軒はしご。
夜はスペインバル風な、それほど観光者向け感のないお店でワインを飲み、1日が終了しました。
2017/3/20 マドリード(スペイン)

《移動》Barcelona Sants/バルセロナ・サンツ駅→Madrid Atocha/マドリード・アトッチャ駅

朝一からの移動。
というのも、前日の記事に書きましたが、本当は15:00頃の列車に乗りたかったのですが予約が取れない可能性があるとのことだったので、朝6:00過ぎにはチケット窓口へ。
前日の話だと6:00から窓口は開くとのことで、実際に開いてはいたんですが、「マドリード行きの座席を予約したい」と告げると、「いまネットワークが不調で座席の情報が無いし予約も出来ないんだよ〜7:00頃にまた来てね〜」と。
んなわけあるかと思いつつ引き下がってベンチで待っていると、前に座っていた中国人2人組に声を掛けに来るスタッフ。
これは予約できるんじゃ?と思い窓口に行くと、予約が開始されてました。
どうにか7:40バルセロナ発の列車を確保し、一安心。
前々日に夕飯をご一緒した日本人の方達も同じ日にマドリードへ移動予定だったそうですが、チケットは確保できずバスで9時間掛けてマドリードまで移動したそう。
聞いた話だと、この月曜日がマドリードだけ祝日だったようで、その関係で予約が殺到していたそうです。
にしても、2大都市間の割に列車が少な過ぎ。予約はお早めに。。
スペインの高速鉄道
列車は10:10にMadrid Atocha駅に到着。2時間半の快適な旅でした。
マドリードの高速鉄道駅構内
朝食は、マクドナルドでした。
スペインの朝マック

《宿》Far Home Atocha

マドリードからの高速鉄道が発着するマドリード・アトッチャから徒歩10分ほどのこの宿。
ホステルですが、2人部屋もあります。一部屋1泊で40.5€、1人あたり20.25€(1€=¥120→¥2430[以下同一レート])。
Far home atotchaの室内の様子
ホステルというよりも雰囲気は、いまどきな、国内にあるカプセルホテルのような感じ。
何より施設が新しいのと、清潔感がありました。
Wi-Fiは全館に通じていて、共用スペースも広々しているのでチェックイン前後も時間を潰せます。
チェックイン前とチェックアウト後14:00までの荷物預けは無料。14:00を過ぎると2€(¥240)取られます。
メトロ駅まで徒歩2分で、大抵の観光地も徒歩圏内なのですごく便利でした。なかなかオススメの宿です!

Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia/ソフィア王妃芸術センター

本当は夕方に着くはずが10:30頃にはマドリードに着いてしまったので、想定外に暇。
何もしないのも苦しいので、比較的支出が抑えられそうな美術館を2つ巡ることに。
まず1ヶ所目はここ、ソフィア王妃芸術センター。
ソフィア芸術センターの外観
ピカソのゲルニカがあることで有名なこの美術館。
下手したら学生割引があるのでは…として期待して行ったわけですが、まさかの学生入場無料!ありがた!
展示は1600年あたりのものから始まり、戦後のものまであります。
写真撮影可能なので、気に入った作品をいくらか。

『Mujer en azul (Woman in Blue)』Pablo Picasso
Woman in blue
『Un mundo (A World)』Ángeles Santos
a world
『Composition』Wols (Alfred Otto Wolfgang Schulze)
composition

ガイド無しで全館回って、所要時間は1時間半ほどでした。

昼食 McDonald’s

この旅行記の中ではファストフード店での食事はあまり記録してこなかったんですが、マクドナルドを。
ヨーロッパ中色々な国でマクドナルドにはお世話になって来ましたが、恐らくスペインのマクドナルドが一番レベルが高いです。
と言うのも、
①無料Wi-Fiへの接続がワンクリックで簡単
②バーガー+お好み2点のセットが3.9€(¥468)
③ビールが飲める
の3点。
無料Wi-Fiの利用は国によっては登録が必要だったり電話番号が必要だったりするんですが、スペインのマクドナルドはワンクリック!
そして、簡単なセットが3.9€(¥468)ととても経済的。
極めつけにはビールとノンアルビールがラインナップ。
3点セットとノンアルビール2.2€(¥264)で6.1€(¥732)。
スペインのマクドナルドでのランチ
まあ安くは無いですが、レストランに入るよりは圧倒的に安上がりです。
しかも野菜もしっかり取れる、スペインのマクドナルドは本当に重宝しました。

Museo Nacional del Prado/プラド美術館

その後に向かったのは、ソフィア王妃芸術センターから徒歩5分ほどのところにあるプラド美術館。
プラド美術館の外観
こちらの美術館に所蔵されているのはほとんどが宗教画。
宗教画が多いとは調べがついてたんですが、ここまでとは思ってませんでした。
美術館2軒目で疲れがたまっていたのと、宗教画にそこまで興味が無いのとで、個人的な満足感はビミョー。
サーっと回って1時間ほどでした
夕方からは無料で入場できるらしく、沢山の人が。学生は入場無料です。
プラド美術館の行列

Puerta de Alcalá/アルカラ門

プラド美術館から徒歩15分、アルカラ門。
マドリードのアルカラ門
なんて事ないただの門ですが、アルカラという日本のバンドが好きなので、行くしかないだろうと。笑
調べたところ、この「アルカラ」がバンド名の由来というわけでも無さそうです。のでただの自己満足。
マドリードは観光地少ないからな〜程度のノリで行ってみるのはありだと思います。

夕食 BAR CAFETERIA Diego

疲労困憊の中宿に戻り、体力を回復させること19:00過ぎ。
何かしら腹に入れねばと宿の外へ。
スペインバル風の、地元の人が多そうなバーレストランへ。
宿から3分。
スペインバル
赤ワインと生ハムのサンドイッチ(?)を頂きました。
生ハムのサンドイッチ
ワインは適当に出て来たものを飲みましたが、そもそも普段ほとんどワインを飲むことが無いので、生まれて初めて「ぶどう」を感じられるワインを飲みました。
渋み酸味甘みがとてもバランスよく、芯がしっかりしていて美味しかったです。
スペインバルで飲んだワイン
料金は2点で12€(¥1440)。
観光地感、スペイン・バル感を求める方にはあまりオススメしませんが、とてもよい時間が過ごせました。

帰宿・就寝

宿に帰り、特に何をするでもなく即寝です。

おわりに

想定外に早い時間のマドリード着でしたが、美術館を回って、思ったよりも充実した時間を過ごせました。ピカソのゲルニカを見られたことがなによりの収穫。
朝早かったので疲れましたが、とても楽しかったです。
翌日は1日かけてだらだらと、マクドナルドで時間を潰したりしながらマドリード市街を観光。
夜行列車に乗ってリスボンへと移動します。

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