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海外サッカー観戦記! AudiCup2017 Day1の2試合をミュンヘン・アリアンツアレーナで。

前回のTelekom Cupに続き、バイエルンミュンヘンのプレシーズンマッチを観戦してきました。今回は半年ぶりのAllianz Arena/アリアンツアレーナ!

 

今回のサッカー観戦までの経緯

留学に来て半年ほどで欧州サッカーに目覚め、初めてのサッカー生観戦は2017年2月のブンデスリーガ、バイエルンvsシャルケ04。そんなこんなでバイエルンサポーターになったものの、ブンデスリーガのチケットを取るのは至難の技!(というか無理)
留学が終わるまでにどうにかバイエルンの試合を見て帰ろうとは思っていたんですが、CLの中継を見ていたら広告に出て来たこのAudi Cup。リバプールは知人にサポーターが多く、アトレティコはグリーズマンが好きで生で観てみたいなと思っていたので、こんないい機会はない!!と即チケットを購入。
かくして、帰国前に再びのバイエルン・ミュンヘン生観戦が決まったわけです。

 

AudiCupについて

AudiCupは、以前観に行ったTelekom Cupと同じようなもの。バイエルンの公式スポンサーであるAudiの名前を冠した、バイエルン主催のプレシーズンマッチ(カップ戦)です。
TelekomCupと違うのは、大会がミュンヘン・アリアンツアレーナで行われることと、ブンデスリーガ以外のリーグからトップチームが招待されるということ。
今年の参加チームは、
ブンデスリーガ→バイエルン・ミュンヘン
プレミアリーグ→リバプールFC
スペインリーガ→アトレティコ・マドリード
セリエA→ナポリ
の4チームでした。

 

スタジアムの様子

半年ぶり2度目のアリアンツアレーナ。前回はブンデスリーガの試合だったのでほとんどがバイエルンサポーターでしたが、この日はカップ戦で、バイエルン:リバプール:アトレティコ:ナポリ=6:3:0.7:0.3ぐらいのファン比率でした。
アリアンツ・アレーナの入口
Audicup 2017
取った座席がバイエルンのゴール裏とは逆側だったこともあり、周りは半分以上リバプールサポーター。まとまった応援が無かったこともあり、なんだかアウェー戦を観ているような気分でした。
あと、ブンデスリーガの試合はチケットがほとんど取れないこともあり観客のほとんどがドイツ人なんですが、この日の試合はフランス語だイタリア語だ英語だ、色んな言語が周りから聞こえてきました。
今度試合を観るときには、ぜひもっと、ホームらしい雰囲気で観戦をしたいものです。

 

準決勝第一試合 アトレティコvsナポリ

リーガとセリエAがぶつかったこの第一試合。アトレティコはグリーズマンが好きなので前々から観てみたく、とても楽しみにしていました。一方のナポリも、全く知識はなかったんですが、調べてみると戦術が面白いらしいと。
そんなこんなで、アトレティコの方が好きだけど個人的にはナポリの試合が楽しみ、というとてもワクワクした感じで試合を迎えました。
Audicupの試合前のセレモニー
アップ中の選手たち。
アップ中のアトレティコ・マドリードの選手たち

試合開始。
試合開始
序盤はナポリの支配率が高い展開。ナポリがハイポゼッションで試合を支配し、ボールを奪われても高い位置で奪い返してショートカウンター。
アトレティコ側が地に足が着いていなかったこともあり序盤ではかなりナポリのチャンスも多かったですが、前半30分頃からはアトレティコペースに。また後半の終わりからはナポリがペースを掴みましたが、1点差を返すことは出来ず2-1でアトレティコの勝利。
面白かったのはスタジアムの雰囲気。アトレティコとナポリのファンは殆どいなかったのでなんとも言えない空気感で試合は進んでいたんですが、後半30分頃からは会場もヒートアップ。
アトレティコの選手がイエローに対して抗議してる最中、リプレイ映像を見た観客から大ブーイングが浴びせられたり、ゴディンへのレッドにも会場全体からのブーイングが飛んでました。
レッドカードで退場するゴディン
バイエルンとリバプールのファンは取り立ててどちらの応援をしていたわけでも無いかとは思いますが、アトレティコは自分で自分の首を絞めていたなという印象です。(会場の他チームサポーターを相手側につけてしまった)

プレーはと言えば、グリーズマンが輝いてました。
2017ホームキットのグリーズマン
攻撃はもちろんですが献身的に守備にも参加(どこから出てきたんだ?と言うところから脚が出てくる)、これぞトッププレイヤーだなと生で観て改めて感じました。バイエルンに欲しかった。笑

失点後、しょぼしょぼとセンターサークルに戻るグリーズマン。
グリーズマン
フェルナンド・トーレスの得点シーンで、クロスを入れるグリーズマン。
クロスを入れるグリーズマン①
クロスを入れるグリーズマン②
クロスを入れるグリーズマン③
クロスを入れるグリーズマン④

あとはトーレスを間近に見られたので良かったです!
フェルナンド・トーレス

総じてとても満足な第一試合でした!
アトレティコ・マドリードの得点後の円陣
コーナーキック時のアトレティコ・マドリードのディフェンス陣
フリーキックへの走り込み

 

準決勝第二試合 バイエルンvsリバプール

充足感に満ち溢れた中開始された第二試合。
バイエルンvsリバプール戦
結果としては0-3、バイエルンサポーターとしては、「クソ試合」以外にコメントはありません。笑
少し、生で観ていて感じたことを書きます。

 

なんで裏に走らないんだ!?孤軍奮闘のラフィニア その1

右サイドバックで先発だったラフィニア。守備もボロボロ攻撃もピリッとせずの中、独りで戦っていたような印象を受けました。
フリーキックを獲得したバイエルン・ミュンヘン

まず攻撃。ほとんど決定機さえも無かったこの試合ですが、前半30分ほど。2点目を取られどんよりした空気の中、攻撃陣も(ハメス、ミュラー、レヴァンドフスキ)動きがあまり良くありませんでした。
ラフィニアが中盤でボールをキープして、前線に出そうか出さないか考えあぐねているような場面がありました。結局は後ろにボールを戻してしまいましたが、そのあと前線の3人に「なんで誰も飛び出さないんだ!?スペースあっただろうが!」といったジェスチャー。
レヴァンドフスキ、ハメス、ミュラーの3人はかなり流動的にポジションを変えていたんですが、それぞれのポジションを把握するのに精一杯で、攻撃にまで頭を使えていないような印象を受けました。
この流動的なポジションチェンジがTelekom Cupの際には格下相手だったこともあり上手くハマっていた訳ですが、無理せず、しっかりとそれぞれのポジションでの仕事をする事に専念することも必要なのではないかなと感じます。
ボールを要求するレヴァンドフスキ
ドリブルするハメス・ロドリゲス

 

なんで誰も戻ってこないんだ!?孤軍奮闘のラフィニア その2

守備でもずいぶんと良く走っていたラフィニア。
この日はフンメルスの調子があまり良くなさそうで、動きにキレがありませんでした。それでいて序盤に2点取られてしまったものだから、センターバックの2人も積極的に攻撃参加。特にポストプレーでは、2人とも敵陣ゴール前まで出ていってしまう場面もありました。
ですがカウンターの速いリバプール。バイエルンのポストプレーからボールを奪うと、マネやらサラーやらにスッとボールが入ります。
アップ中のモハメド・サラー
すると、センターバックは不在。ラフィニア一人でカウンターに対応しなければならない訳です。(こんな場面が2,3回はありました。)
それでいてボランチの2人は…。 レナトは脚が遅いですし、トリッソは、守備に参加しようとするも単純に寄せが下手。
そりゃ3点も取られますわ、と言った戦術、選手起用でした。
ボアテングが戻れば…とか、ベルナトがいればアラバをCBに…なんて話ですが、たらればではどうしようもないので、アンチェロッティがどうこの問題に対処するのか、見ものです。

 

去年とは総取っ替え。守備のできないボランチ2人。

先にも書いたように、良くも悪くもボランチの良し悪しで、このプレシーズンの弱さを説明できるなと思います。
この試合はチアゴが怪我で即交代し、レナトとトリッソがボランチに入っていました。去年はアロンソ、ラーム、チアゴがいた訳ですから、ある意味総とっかえ状態。上手く試合を回さないのも頷けます。
まずはレナト・サンチェスですが、あまりにもミスが多すぎ。プロサッカーのその中でも一流チームに所属してるんですから、もう少しはまともなプレーをしてもらいたい。パス精度も低いですし、ドリブルに安定感もなく、守備も出来ません。一体なにが出来るのやら。
そしてトリッソ。Telekom Cupの記事にも書きましたが、やはりパスは一級品です。この日もいいロングパスが何本も出ていましたし、右サイドのラフィニアとの連携も良くなっていました。
ただ、守備が出来ない。TelekomCupでは「なんでそこを取りに行かないんだ!?」という場面が多かったんですが、そこは改善。守備への意識は見られるんですが、球への寄せ方が単純に下手。もう少し守備にも貢献できれば安心して見ていられるんですが、少し不安要素です。

 

他にもいくらかメモしてあった内容はあったんですが、試合後の怒りに任せて書いてあったものがほとんどだったので(2点目のオーバーラップなんて猿でも予想できる等)、この辺で。
最後の現地サッカー観戦がこの結果で少し残念です。

 

最後にいくらか写真を。
チリ代表としてコンフェデに出ていたため、プレシーズンマッチ初出場だったビダル。
アップ中のビダル
ボールキープするビダル
ハメスとミュラーとアラバ。雨が凄かったです。
フリーキックを蹴るハメス・ロドリゲス
リバプールの攻撃とディフェンス陣。
フンメルスとアラバのディフェンス
バルサへの移籍がとりだたされていたコウチーニョ。
コーナーキック前のコウチーニョ
自陣で座り込んだアラバ。
バイエルンのディフェンス陣
フリーキックを蹴るレヴァンドフスキ!
フリーキックを蹴るレヴァンドフスキ①
フリーキックを蹴るレヴァンドフスキ②

雨も降っていたので、試合終了前にスタジアムを後にしました。
アリアンツアリーナ、バックスタンド1階コンコースからの眺め
夜のアリアンツ・アレーナのライトアップ

 

アリアンツアレーナへのアクセス

アリアンツ・アレーナへのアクセス方法はほぼ一択。Uバーン6番のFröttmaning駅が最寄駅なので、そこから徒歩で10分ほど。スタジアムしかないので、駅に着けば絶対に道には迷いません。
U6はMarienplatzを経由しているため、ミュンヘン中央駅からはSバーン(方向を間違えなければ何番に乗っても大丈夫です。)でMarienplatz駅に出て乗り換えるといいかと思います。

当日はHostel House Internationalという宿に泊まっていたので、バスでMünchener Freiheit駅までバスで出てU6に乗り換えました。
この宿ですが、朝食付き、シャワー別の個室で36€とミュンヘンの中ではかなりお得な価格設定なので、サッカー観戦にもとてもオススメです!

 

Allizanz Arena/アリアンツ・アレーナ
住所:Werner-Heisenberg-Allee 25, 80939 München, Germany
公式サイト:http://allianz-arena.com/de
電話番号:+49 89 69931222

 

 

チケット購入・受け取り

チケットは、バイエルンの公式サイトで試合の2ヶ月ほど前に購入しました!
ドイツ国内在住でしたので、記念にでもと思いチケットは郵送。
空席がかなり多かったので、当日ギリギリでもチケットは買えるだろうと思います!

チケット購入はバイエルン・ミュンヘン公式サイトから!
https://fcbayern.com/de/tickets

 

おわりに

これで留学最後のサッカー観戦が終了しました。この1年の留学で(サッカーを見始めたのは半年前ですが)ずいぶんたくさんの試合を見ることができました。
これからは時差に苦しめられながら中継を見ることになるんでしょうが、またドイツでサッカーを観る機会があればなぁと思います。
では、最後までご覧いただきありがとうございました!
フリーキック前のバイエルン・ミュンヘン

海外サッカー観戦記! Telekom Cup2017 バイエルン・ミュンヘン/ホッフェンハイム/ブレーメン/ボルシアMG

前回のドイツ代表選ぶりの観戦記。今回は、留学終了までにバイエルン・ミュンヘンの試合が観たいということでカップ戦を観てきました!
ドイツ西部の都市、Mönchengladbach/メンヒェングラートバッハで開かれた、Telekom Cupの観戦記です。
バイエルンの試合内容について色々書いてますが、サッカーを見始めて半年のサッカーど素人の身ですので、話半分でお付き合いいただければ幸いです。
2017/7/15

■目次
1. 今回のサッカー観戦の経緯
2. Telekom Cupとは
3. 観戦記・試合結果
3-1. 1試合目 ブレーメンvsボルシアMG
3-2. 2試合目 バイエルン・ミュンヘンvsホッフェンハイム
3-2-1. 折り紙つきの、トリッソのパス能力
3-2-2. 熟練の技 レヴィ、ミュラー、リベリの流動的ポジションチェンジ
3-2-3. 闘将リベリとサブSBベルナトの、高みを目指すコンビネーション
3-3. 3位決定戦 ホッフェンハイム vs ボルシアMG
3-4. 決勝戦 バイエルン・ミュンヘンvsブレーメン
3-4-1. カルロ・アンチェロッティの持つバランス感
3-4-2. 祝バイエルンデビュー!ハメス・ロドリゲスの初戦での様子。
3-4-3. ドグラス・コスタを失った新シーズン。左WGは、リベリ、コマン、ベルナトの三枚で?
3-4-4. パスにシュートにドリブルに。伏兵、 CBダビド・アラバ
4. チケット購入・受け取り
5. Borussia Park/ボルシア・パークへのアクセス
6. おわりに

 

今回のサッカー観戦の経緯

Mönchengladbach/メンヒェングラートバッハは僕の住んでいるGöttingen/ゲッティンゲンからICE(高速鉄道)を利用しても片道4時間という遠さだったんですが、わざわざ訪れた理由はただ一つ。先にも書きましたが、帰国までにバイエルン・ミュンヘンの試合が観たい!という事で、今回はわざわざメンヒェングラートバッハまで遠征。(しかもテスト期間)

よくサッカーを観に行く友人にもどうせ試験期間だろうしと声を掛けなかったんですが、Leipzig/ライプツィヒに留学している友人が乗ってきたので同行。

 

Telekom Cupとは

日本語のサイトが(当然ながら)無かったので、TelekomCup(テレコムカップ)について少し。 Telekomはドイツの通信会社で、バイエルンの胸ロゴで知っている方も多いかと思います。
なので日本の感覚だと、Softbankだのauだのdocomoだのがカップ戦を主催してるような感じ。
参加チームは4チームで、基本はブンデスリーガ1部から。今年の参加チームは、Bayern München/バイエルンミュンヘン、Werder Bremen/ヴェルダー・ブレーメン、Hoffenheim/ホッフェンハイム、Borussia Mönchengladbach/ボルシア・メンヒェングラートバッハの4チームでした。
試合は合計4試合で、1回戦2試合、3位決定戦、決勝戦の4試合。1日に4試合をこなすという事で時間はそれぞれ45分ハーフのみ、同点の場合はPK戦で勝者を決定します。今回の大会では、1回戦1試合目と3位決定戦がPK戦でした。

 

観戦記・試合結果

1試合目の開始が14:00という事で、ゲッティンゲン7:43発、乗り換え2回を挟んでメンヒェングラートバッハ中央駅11:41着の切符をネットで前もって購入。一つ先のライト中央駅が最寄りの宿を取ってしまったので、宿には12:20頃到着しました。
詳しいアクセスは5. Borussia Park/ボルシア・パークへのアクセスを見て頂くとして、13:20分頃Rheydt/ライト中央駅を出るシャトルバスに乗り、13:45過ぎにスタジアムに到着!
ボルシアパークの正面ゲート

 

1試合目 ブレーメンvsメンヒェングラートバッハ

どうにか試合開始前に座席に滑り込み、試合開始! バックスタンドで、初めての最前列での観戦。
ボルシアパーク、一列目の座席からの眺め
どちらの選手も全く分からないんですが、ボルシアMGの8番の選手と23番の選手、ブレーメンのキーパーが印象に残りました。
試合自体はほぼ拮抗で0-0でしたが、PKの末にブレーメンが勝利。GBのホームという事で、バイエルンサポーターが歓声をあげてはGBサポーターがブーイングで応酬するっていうやり取りがあって、面白かったです。笑
バイエルンの応援席
PKの様子
試合全体の印象としては、GBのパス攻撃が観ていて楽しかったなというのと、一方でホッフェンハイムは全体的に運動量が少なく、攻めあぐねている場面が多かったなというところです。

 

2試合目 バイエルン・ミュンヘンvsホッフェンハイム

半年ぶりのバイエルン!!この試合の注目は何と言ってもレアル・マドリードから移籍したハメスロドリゲスでしたが、この試合はベンチ。
スタメンはこんな感じ。
2017テレコムカップ、バイエルン一試合目のスタメン
バイエルンのスターティングメンバー
特筆すべきは、ベストメンバーに加えての新加入トリッソのテスト起用、3列目でのチアゴとのコンビネーションの確認、ディフェンスラインのサブメンバー起用と言ったところ。
得点を決めたレヴァンドフスキが目立っていたのは間違いないですが、個人的にはトリッソのパス、ミュラーとレヴァンドフスキのコンビネーション、ベルナトとリベリーの左サイドのコンビネーションが印象に残りました。
バイエルン・ミュンヘンのオフィシャルマスコット

 

折り紙つき、トリッソのパス能力

まず新加入のトリッソですが、パスが上手い。もちろんそれが評判で取ってきたわけですが、前評判通りの能力で今シーズンは活躍が期待できそうだなと。
2,3本、サイドチェンジで左の前線にトリッソからのロングボールが飛んできたんですが、どれも受け手の選手が気づいていないようなところにポーンと入ってくるイメージ。
その上で、少し反応が遅れた受け手が走り込んでギリギリ届くような絶妙なパスがほとんどでした。チアゴのパス能力も超一級品ですが、アロンソの後釜に十分なり得るなと強く感じました。

 

熟練の技 レヴィ、ミュラー、リベリの流動的ポジションチェンジ

そしてミュラーとレヴァンドフスキのコンビネーション。画面越しだとそこまで鮮明な印象は残らないかと思うんですが、ミュラーが一つ位置をあげてレヴィが左へ流れる。その上でリベリは中に寄せて一段後ろの空いたスペースに、という流動的なポジションチェンジ。この3人の連携はすごく自然で、熟練されているなと感じました(特に指示を出すこともなく、アイコンタクトも感じませんでした)。
試合中のリベリとレバンドフスキ
自然とそれぞれの判断で行われるポジションチェンジ。こちらサイドに流れて来ることが多かったからというのもあるんですが、レヴァンドフスキの状況判断力(というより、情報収集量)の多さと、ミュラーがトップに立った際に出しゃばらないバランス感の良さが生で観てよく分かりました。
それと、若手が3トップだった2試合目で特に感じましたが、トップ下のミュラーから3トップへの指示が沢山飛んでいて、とても頼もしかったです。

 

闘将リベリとサブSBベルナトの、高みを目指すコンビネーション

この試合は、リベリが左WGでベルナトが左SBの先発。サブメンバーと言えどベルナトはしっかりと仕事をこなしていて、一方のリベリは少し調子が悪そうな様子でした。
もちろんリベリにボールが流れてそこをベルナトがオーバーラップして…の様なやり取りは当然のように決まるんですが、リベリがお怒りになったのは30/45分頃。ベルナトが自陣でボールを持っていたんですが、レベリは前線の空白を見つけ猛ダッシュ。 ボールが来ていると思って振り返ると終盤へと戻されているボール。それを見てリベリは激怒。一流だからこそのやり取りですが、目の前でリベリがキレていた(体を震わせて叫んでました笑)ので、とても印象に残ったワンシーンです。
プレー中のリベリ
試合自体は、クロスからのレヴィの1得点で勝利。誰もいないところに球が上がって、あー流れるなーと思ったら、何処からともなく脚が現れました笑 さすがはレヴァンドフスキ。クロスが上がった側から見ていたので、より感動が強かったです!

 

3位決定戦 ホッフェンハイム vs ボルシアMG

この日の3試合目。
試合前に昼ごはんを食べていたり、売店でカップが足りて無いからと飲み物が買えなかったので売り子さんのビールを買って飲んでいたりで、眠かったので、あまりしっかり観てません。笑
昼ごはん。
魚の揚げ物のサンドイッチ
ビール片手に観戦
相変わらずですが、ホッフェンハイムは前線にボールがなかなか出ないなと、それぐらい。 終盤にGKからのフリーキックが1本あったんですが、出しどころが見つけられず30秒近くホールド、会場からはブーイングっていうのがありました。もっと選手が動いてかき回さないとーと思った一幕です。
2戦ともPKで敗れ最下位のボルシアMG。攻撃は悪くなかっただけに、なんだか可哀想でした。

 

決勝戦 バイエルン・ミュンヘンvsブレーメン

決勝戦!1試合目の前には練習を行わなかったバイエルンですが、決勝の前はしっかりと。
1試合目出場した2試合目欠場メンバーは練習参加無し。特筆すべきは、この2試合目では守備的ミッドフィルダーだったハビ・マルティネスが、別メニューでパスの練習をしていたことぐらいです。
バイエルンの試合前の練習の様子
そして試合開始。
スタメンとポジションはこのような感じでした。
テレコムカップ決勝でのバイエルンのスタメン
テレコムカップ2試合目の先発メンバー
メンバーチェンジ後のフォーメーションは、こちら。
若手を起用したフォーメーション
この試合で印象的だったのは、アンチェロッティの選手起用のバランス感の良さと、選手テストの上手さ。個人のプレーでは、バイエルンデビューを飾ったハメス・ロドリゲス、ウイングでの起用だったベルナト、2試合目からの出場だったアラバが印象に残りました(個人的に好きだからっていうのもありますが)。

 

カルロ・アンチェロッティの持つバランス感

メンバーを見てもわかるように、よりTest Spiel(練習試合って言うとしっくり来ないので、ドイツ語で。笑)性の強かったこの2試合目。ただでさえ45分×2試合という構成な上、かと言って負けることは許されないバイエルン。そんな難しい中で、アンチェロッティの選手起用のバランス感はズバ抜けているなと改めて感じました。
もちろんぱっと見のメンバーチェンジは分かりやすいですが、そんな中で印象的だったのは、サブ選手の出場の幅を広げることを目指すテスト起用。
分かりやすかったのは、CBが中心のハビ・マルティネスの守備的ミッドフィルダーでの起用。それと、後述しますが、SBでの出場が中心だったベルナトのウイングでの起用。結果的に、ベルナトの左WG起用は大当たりでした。
点を取ったという意味でも最高だったわけですが、選手交代後のこの試合でのポジションは、左WGベルナト、左SBアラバ、左CB 若手、右CBフンメルス、右SB 若手。
ベルナトから順番に選手をスライドさせてフンメルスを右に寄せ、若手を起用した右サイドのケアも強めることが出来る、とても安定感のあるフォーメーション。 新旧選手のバランス感を見ても、さすがアンチェロッティと唸らされました。

 

祝バイエルンデビュー!ハメス・ロドリゲスの初戦での様子。

レアル・マドリードから電撃移籍のハメス・ロドリゲス。期待が大きいのは当然のことで、フリーキックの際には「ハメースロドリーゲース」コール。ボールを触っただけでも湧くスタンド。けれど当の本人は、何も無いかのように淡々とプレーをこなしていました。
コーナーキックに向かうハメス・ロドリゲス
淡々と、というのはつまりはチームへのハマりが良かったという意味で、すごく自然にチームに溶け込んでいました。ロッペンとはタイプが違いますが、周りを広く見て正確なパスを出せるという点では、攻撃の幅が広がる右WGになるなと思います。
本人は左でも右でも真ん中でもどこでも出来るという事を言っているので、シーズンでの活躍が楽しみです。
コーナーキックを蹴るハメス・ロドリゲス

 

ドグラス・コスタを失った新シーズン。左WGは、リベリ、コマン、ベルナトの三枚で?

リベリ、コスタ、コマンと層の厚かった左WG。コスタがユベントスへと移籍したため、サブがコマンだけになるところ。という事でこの試合では途中から、普段左SBのサブをこなすベルナトが起用されました。
サイドバックからのオーバーラップ時にはゴール前に切り込むことも多いベルナト。この試合では、トップ下から繰り上がっていたミュラーとのコンビネーションで得点しました。
身長が低く体も小さめなので、ポストプレーでは攻守ともに劣りがどうしても目立ちます。ですが、細かいタッチでゴール前へ切り込む能力も高く、ゴール前にボールを上げることも出来るベルナト。 より得点に絡む機会の多い左WGでの起用。多くはないとは思いますが、今シーズンは幾らか見られるかもしれません。

 

パスにシュートにドリブルに。伏兵、 CBダビド・アラバ

伏兵っていう割には目立ってるわけですが、オーストリア代表のダビド・アラバ。
もともとプレースタイルは好きなんですが、この日はCBもSBもどちらもこなし、意外性のあるミドルシュートも2本ほどあったりとよく目立っていました。 SBを出来るほどの駆け上がる能力がありながらCBもこなせるので、アラバがCBに入ると攻撃力がぐっと底上げされるので試合を観ていてとても楽しいです。 それに、持ち上がったまま攻撃に参加してシュートまで持ち込むことも出来るので、攻撃にバリエーションも増えます。
というわけでアラバ、毎年活躍はしていますが、今シーズンも楽しみです。
ダビド・アラバ

試合自体はベルナト、ミュラーの得点で2-0の勝利。見事に優勝しました!!
優勝セレモニーの様子
優勝セレモニー(?)の後は選手が目の前に来たりして、とてもいい席を取ったな〜と(これで30€)。
シャンパン吹かしているミュラーとそれを浴びるリベリー。幸福感たっぷりの一枚が撮れました。笑
リベリにシャンパンをかけるミュラー
優勝セレモニー後のミュラー

 

チケット購入・受け取り

Telekom Cupのチケットは、(今回はで毎度かは分かりません)ホストチームの公式ホームページにて。ということで今回は、ボルシアMGの公式ページで購入しました。バックスタンドの1列目というとてもいい席でしたが、料金は30€(1€=¥120で3600円)。
テレコムカップのチケット
チケットの販売は、試合の約3ヶ月前の4/21にスタートでした。当日券も出ていたので、出遅れても十分購入のチャンスはあります。

 

Borussia Park/ボルシア・パークへのアクセス

ボルシアパークへのアクセスで一番メジャーなのは、シャトルバスの利用。シャトルバスはMönchengladbach Hbfか、隣駅のRheydt Hbfから。
ドイツのどこからアクセスするかでどちらの駅がいいかの利便性は変わるので、そこはDeutche Bahnのサイトでお調べください。
Deutsche Bahn: bahn.de
どちらの駅からも試合の日にはシャトルバスが大量に運行されますし、所要時間もどちらも15〜20分ほどと変わらないので、スタジアムへのアクセスという点でどちらが優れている劣っているは特にありません。
今回利用した感じだと、Mönchengladbachの方が街も大きいので必然的にバスの利用者も多いのかなと感じました。
スタジアムからももちろん、両方の駅へシャトルバスが出ます。
シャトルバスの乗り場

今回実際に利用したのはRheydt Hbfから出るシャトルバス。駅に着いてホテルにチェックインし、また駅に。駅前のバス停からはシャトルバスが出ている様子ではないので運転手のおじさんに聞いてみると、メンヒェングラートバッハ中央駅に出ないとダメだね~と言われ、そんなはず無いんだけどな…と。
駅に入っていくサポーターに付いていくと、バス停がある正面出口とは逆側へ。
ライト中央駅のシャトルバス乗り場
ライト中央駅のシャトルバス乗り場
大量にシャトルバスが停まっていました!
シャトルバスの列
これでもかと言うほど停まっていましたが、試合開始までほとんど時間はないということで、利用者はかなり少なかったです。前のバスが目の前で出てしまいましたが、5分ほどで出発しました。
バスの車内の様子
15分強でスタジアムに到着です!!

 

おわりに

そういう訳で、Telekom Cupでした!かなり住まいのあるゲッティンゲンからはアクセスが悪かったですが、それでも行って良かったです。なによりハメスのデビュー戦が観れましたし、17/18プレシーズンの初戦だったので、そういう意味でもレアな試合が観られたなと。座席もいい位置で値段も安かったので、興味がある方にはとてもおすすめできます。
試験期間を挟んで投稿がずいぶん遅れたのでけが人が出たりしていますが、記事の内容は変更していません。
次の海外サッカー観戦記は、留学中最後、アリアンツ・アレーナでのAudi Cup観戦です!!
では、最後までご覧いただきありがとうございました!

海外サッカー観戦記! ドイツvsサンマリノ W杯最終予選欧州グループ3 第6ラウンド

ドイツ代表の試合を観てきました!
とはいえ対戦相手はサンマリノ共和国。メンバーも若手中心で、ドイツのベストメンバーではありませんでした。
それでも、せっかくチャンスがあるなら代表選を現地で観てみたい!!と言うことで。
ワールドカップ欧州予選、グループ3の第6ラウンドでした。

 

今回のサッカー観戦までの経緯/ニュルンベルク1泊2日旅行記

今回の観戦をすることにしたのは、ひとえに「ドイツ代表選がせっかくなら観てみたい!」というただそれだけの動機から。

地元のゲッティンゲンからはニュルンベルクまでICE(新幹線)で3時間前後、試合開始は土曜日の20:45だったのでニュルンベルクで一泊しました。
宿泊したのは個人経営らしきアパートメント。Booking.comで一部屋54€(¥6000ほど)。
スタジアムまで30分強でアクセス出来そうで安かったのでここにしたんですが、キッチンも付いていたりして、清潔。
ニュルンベルクのアパートメント
時間があったので試合当日の夕飯は友人と自炊をしました。
自炊したスパゲティ
自炊したベーコン炒め

行きの土曜日は12:02ゲッティンゲン発のICE787に乗り込み、14:51にニュルンベルクに到着。
座席はガラガラでした。
帰りの日曜日は10:58ニュルンベルク発13:54ゲッティンゲン着のICE880に乗車。なかなか混んでいましたが座席はどうにか確保。
チケットは2ヶ月ほど前に公式サイトで購入し、往復58€(¥6000ほど)でした!

 

チケット購入・受け取り

代表戦があるか調べていたら、DFB(ドイツサッカー協会)の公式サイトで販売しているのを発見しました!
購入したのは試合の2ヶ月ほど前、4月半ばごろ。
対サンマリノという事で、あまり試合自体の人気は無さそうでした。
チケットの料金は、上から2番目のクラスの席で47€(¥5500弱)。
ドイツ代表戦のチケット

スタジアムが競技場を兼ねているのでピッチまでは少し遠かったです。
それにゴール裏に近い位置だったので、ドイツ代表が逆サイドで攻撃していた後半はほとんど試合の様子は分からず。。笑
チケットは郵送で、一枚2€郵送料が掛かりました。
購入後4日ほどで自宅には到着。

 

ニュルンベルク・フランケンシュタディオーンへのアクセス

ドイツ・ニュルンベルクにあるこのスタジアム。FCニュルンベルクの本拠地です。
ニュルンベルクの観光スポットであるAlt Stadt/旧市街やニュルンベルク中央駅からは距離にすると4kmほど。

アクセスは、中央駅からRE(地域鉄道)を利用するか、Uバーン(地下鉄)のU1を利用するのが良さそうでした。
スタジアムの最寄駅はREの”Nürnberg Frankenstadion”駅。
中央駅からはREで10分ほど、駅からもスタジアムまでは徒歩10分ほどです。

上記のようにREを利用するのが最もメジャーそうですが、僕らは宿の関係でUバーンのU1を利用しました。
ニュルンベルクのUバーン
Uバーンを利用する場合の最寄駅は”Messe”駅。
Messeはその名の通りで、幕張メッセみたいな建物。
中は通り抜けできないので、建物のわきを歩くこと20分ほどでスタジアムの南ゲートに着きます。
スタジアムに向かうドイツサポーター
フランケンシュタディオンの南ゲート

 

Frankenstadion/フランケン・シュタディオーンの様子

着いたのは南ゲートでしたが、メインは北側ゲート。
先に手荷物検査を抜けてしまったので、ゲート内を北上。
正面。
ニュルンベルク・フランケンシュタディオンの外観
グッズは少ししかありませんでした。
ドイツ代表の物販
飲食のショップはこんな感じ。
フランケンシュタディオンの飲食店
他にもニュルンベルクの特産ソーセージの出店もありました!

スタジアム内部はこんな感じ。
座席から見たピッチの様子
国歌斉唱時には国旗がたくさん。
代表戦の国歌斉唱の様子
バックスタンドはこんな感じでした。
フランケンシュタディオンのバックスタンド

 

試合結果(7-0)

試合は大方の予想通りでワンサイドゲーム。7-0でドイツが勝利しました!
チームは若手中心の編成でしたが、それはそれで今後のドイツ代表をより楽しめるのでありだったかなと思います。

ただ、ワンサイドゲームを観ているのはゲームとしてはあまり面白くないな、と。
後半は特にドイツの攻撃が遠かったので何がなんだか分かりませんでした。笑

 

おわりに

ワンサイドゲームといえど、ドイツの代表戦、観ることができてよかったです!
それに、これからのドイツ代表を担う若手の選手もたくさん生で見ることができたのでよかったです。(PSGのドラクスラーやリバプールのジャンなどなど)
もう代表戦を生で見ることは無いでしょうが、テレビ越しにドイツ代表を応援していこうと思います。

では、最後までご覧いただきありがとうございました!
ドイツサポーターの兄弟

海外サッカー観戦記! ブンデス2部からの昇格が掛かるハノーファー96の試合を観戦!

今回は、16/17 ブンデスリーガ2部 第31節 Hannover96/ハノーファー・ゼクスウントノインツィヒ vs Fortuna Düsseldorfer/フォルトゥナ・デュッセルドルフ@AWD-Arena/アーヴェーデー・アレーナを観戦してきました!
観戦の経緯を含め、順番に紹介します。
のんびりと、ご覧ください。

今回のサッカー観戦までの経緯

ヨーロッパでのサッカー観戦は6度目。
ここまでは大抵メジャーどころの試合を観てきたんですが、ここに来ての2部リーグ。
と言うのも、ぼくが住んですゲッティンゲンにはサッカーチームがないんですが、ハノーファーは住まいから地域鉄道で1時間半ほど。
同州内なので、学生証を使えば無料で往復できるんです!
という事で、ハノーファーは、半ば地元チームのようなもの。
来シーズンはぜひとも日本から応援したいので、1部リーグ昇格を果たして貰うべく、今回は応援に行ってきました。
サッカー好きの現地の友達もいないので、寂しく一人観戦です。

チケット購入・受け取り

チケットは公式ホームページで購入。
印刷チケットは不可で郵送のみなので、試合2,3日前だと購入が出来ないようでした。
購入すると、4,5日ほどで届きました。
座席は、バックスタンドの9列目。
それでもチケットは35€(1€=¥120→¥4200)でした。

ADI Arenaへのアクセス

ハノーファー96の本拠地、ADI Arena。
アクセスは比較的容易で、ハノーファー中央駅/Hanover Hbfからも徒歩で30分ほどです。
また、ハノーファー中央駅からU-Bahn(地下鉄)の利用も可能。
U3,U7,U9,U17のいずれかに乗車し、北側スタンドの場合はWaterloo駅が最寄駅。
南側スタンドの場合はStadionBrücke駅が最寄りです。
ただ、Waterloo駅から近いスタジアム北側のほうが活気があるのと(ストアもこちら側にあります)、中央駅から3駅以内ということで短距離チケットが使えるので、Waterloo駅の利用がオススメです。
Zone1は片道2.6€なんですが、短距離チケットは1€ほど安かったはずです。
下の路線図、黒いのが中央駅。少し左下の赤下線が最寄り駅です。
ハノーファー路線図北側スタンドの場合はWaterloo

ADI Arena/アーデーイーアレーナ(観戦記)

当日は13:30キックオフだったので、10:00過ぎにゲッティンゲンを出る列車に乗車。
11:30頃ハノーファー中央駅に到着、駅構内にある行きつけの中華料理屋さんで昼食を。
ハノーファー駅での中華料理
駅構内には警察が沢山いました。
ドイツの警察
ひとまず地下鉄に乗ればファンの流れで着くだろ~とタカをくくり、U-Bahnに乗車。
Stadionbrucke駅で下車。
ハノーファースタジアムの最寄り駅
歩いて5分ほどでスタジアム南側に着いたのですが、ショップが見当たらないのでスタジアムをぐるっと見て回ってみることに。
北側にショップはありました!
ハノーファー96のショップ
試合の開催日は、手荷物検査を抜けた先からしかお店には入れないようでした。
Tシャツが欲しかったんですが、どのデザインもXL以上しかサイズが残っておらず、断念。
少し残念でした。

入場口。
入場時の手荷物検査
荷物は基本持ち込み禁止とは書いてあったんですが、バイエルン戦の時より小さければ問題ないだろ~と、小さなショルダーバックを強行。
監督者みたいな人が呼ばれて中身を見られ、これ(カメラのレンズ)はちょっとダメね~と言われかけましたが、カメラのレンズだからと説明するとオッケーとのこと。
以前充電バッテリーが持ち込めなかったことがあったので、この日は持っていきませんでした。
基本は、中央駅のコインロッカーに預けたりするのがベターだと思われます。

そして、スタジアム!
HDIアリーナの外観
メインゴール裏の様子
ゴール裏から観たハノーファースタジアム
座席はバックスタンドだったので、そちらへ移動。
バックスタンドの座席からの眺め
試合開始前の合唱。
応援歌を歌うサポーター
そして試合開始。
試合開始前の様子

今回2部リーグの試合を見て感じたのは、他のリーグの試合に比べて、自チームへのブーイングが多いなということ。
前に出せるタイミングでキーパーに戻したり、攻撃中にミスがあったりすると、容赦なくブーイングが飛んでました。
2部で他リーグよりもレベルが低いからというのもあるかも知れませんが、プレー一つ一つに対するリアクションはすごく大きかったように思います。
サポーターの応援も、さすがはブンデスリーガで、熱かったです。
ゴール裏サポーターの応援の様子

出口が少ないので退場には時間がかかるかと思いましたが、20 分もかからずに試合後はスタジアムから出ることが出来ました。
退場後のまたお会いしましょうの看板

試合結果

試合自体は、前半10分ほどに取った1点をハノーファー96が守り切り、1-0で勝利!!
1部リーグ昇格圏内で負けられないゲームが続いていますが、この試合もしっかりと取り切りました。
得点はニアサイドからのクロスに飛び込みヘッドで合わせての1点。
かなり綺麗に決まったのでもっと点が入るかなとも思いましたが、この1点止まりでした。

おわりに

初めての2部リーグ観戦、楽しかったです!
日本ではブンデス2部リーグなんてほとんど話題にも上りませんが、それでも熱気はとてもありましたし、観ていて楽しかったです。
チケットははけ切っていませんでしたし、ふらっと見に行くことも可能だと思います。
なかなかハノーファーに観光で行くことも無いかとは思いますが、機会がありましたら、是非。
来シーズンは、きっと1部リーグで観られると思います(と願っています)!
では、最後までご覧いただきありがとうございました。